平成28年度 医療経営情報学科シラバス(2・3・4

平 成 28 年 度 ( 2016 )
シラバス
医療経営情報学科編
(2・3・4年生用)
シラバス(Syllabus)の活用について
このシラバスでは、各 学 科 の授 業 科 目 について、その概 要 、 到 達 目 標 、学 習 内
容 ・方 法 、評 価 の方 法 とオフィスアワー(学 生 が教 員 を訪 問 して質 問 できる曜 日 ・時
間 帯 など)、教 材 ・テキスト・参 考 書 、準 備 学 習 ・履 修 上 の注 意 点 などが記 載 されて
います。学 生 諸 君 はこれを よく閲 覧 して効 率 的 にまた主 体 的 に学 習 する道 標 としてく
ださい。
シラバスの目 的 は学 生 のためだけでなく教 員 のためでもあり、授 業 計 画 の進 捗 状
況 と、設 定 された目 標 を学 生 が達 成 し、学 習 効 果 をあげているかを総 括 できます。学
生 と教 員 お互 いのコミュニケーションのツールとして是 非 活 用 してください。
大 学 で は、高 等 学 校 まで 学 生 諸 君 が受 けていた受 身 の与 え られ る姿 勢 で の学 習
ではなく、自 分 で問 題 点 ・重 要 点 を探 し、調 べ、学 び取 っていく能 動 的 な学 習 が求
められ ます。逆 に言 えば大 学 教 員 は必 要 な学 習 情 報 が何 かを 示 しますが、それ を直
接 細 か く 情 報 伝 達 す るこ と を 主 目 的 と は せ ず 、あ く ま で 、 学 生 諸 君 が 効 率 的 に 将 来
有 効 な重 要 な情 報 や技 術 を 会 得 す る こ とを 支 援 する こ とを 目 的 とし ま す 。 こ の シ ラバ
スを自 己 の学 習 の羅 針 盤 に見 立 て効 率 よい学 習 に役 立 ててください。
では、医 療 科 学 部 での 4 年 間 の学 習 で、将 来 の各 医 療 職 のエキスパートとして成
長 する、その基 礎 固 めがで きるよう、充 実 した学 生 生 活 を送 れるよう願 っています。私
達 、教 職 員 はそのための支 援 の向 上 を今 後 も図 っていきます。
平成 28 年 4 月
医療科学部長
-i-
金田
嘉清
医療経営情報学科の3方針
1.入学者受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)
藤田保健衛生大学の建学の理念、医療科学部の教育理念及び教育目標に基づき、医療経
営情報学科では次のような資質を持った人に入学して欲しいと考えています。
1)我が国の医療の仕組みに対して関心を持ち、医療を必要とする人たちのため医学・
医療の発展に貢献したい気持ちを持っている人
2)医学・医療、経営・管理、情報通信技術に関する幅広い知識・技能を自ら積極的に
学習する意欲を持ち、自分の能力を伸ばす努力を継続できる人
3)医療に携わる多くの仲間たちと協調性をもってチームを組むためのコミュニケー
ション能力を発揮できる人
2.教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
療経営情報学科では医療の質向上のためチームの一員となって活躍できる人材を育成す
るため、以下のような指針に基づいて教育課程(カリキュラム)を編成しています。
1)医療人として必要な倫理観や態度を身につけ、チーム医療に必須のコミュニケーシ
ョン能力とプレゼンテーション能力を高める教育を行う
2)診療報酬請求業務、診療情報管理業務、医師支援業務に対応できる医学・医療の知
識・技能を教育する
3)医療情報システムの構築や管理に必要となる幅広い情報通信技術および医療情報
管理の知識と技能を教育する
4)病院がより質の高い医療を提供できるよう発展するために必要となる経営・管理の
知識と技能を教育する
5)卒業研究では問題解決のため自ら学習する態度を身につけ、4 年間の学習を総合し
て情報分析能力とマネジメント能力を高める教育を行う
- ii -
3.学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
医療経営情報学科に 4 年以上在学し、授業科目より卒業要件を満たす単位を修得したう
え、卒業試験を合格した者に『学士(医療経営情報学)』の学位を授与します。
卒業試験は下記の能力が身についているかを総合的に判断するものです。よって、医療
経営情報学科を卒業し、
学位を授与された者は以下の能力を修得していることになります。
1)医療の質向上に貢献するための情報分析能力やマネジメント能力を身につけてい
る
2)医療人として相応しい高い倫理観を身につけ、チーム医療の一員として問題解決に
あたるためのコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力を身につけてい
る
3)社会の変化や医療の進歩に対応して自らの専門性を発揮できるよう生涯学習を続
ける態度を身につけている
4)診療報酬請求事務に関する知識と基礎的能力を身につけている
5)診療情報管理士認定試験に合格できる知識と技能の水準に達している
6)医療情報技師能力検定試験に合格できる知識と技能の水準に達している
- iii -
医療経営情報学科の教育理念・教育目標について
1.教育理念
医療科学部は、医療を支えるメディカルスタッフとしての専門知識と技術を修得し、か
つ人間の生命と尊厳を尊重し、各職種が謙遜な気持で助け合うチームの一員として自覚を
培い、心豊かで幅広い人間性を持った人材の育成を目標としている。
医療経営情報学科は、医学・医療の基礎を学んだ上に、経営・管理、情報処理等の高度
な専門的知識と実践的な技術を身につけ、常に独創的な考えを持って IT(Information
technology:情報技術)プロジェクトの推進やシステム設計に参画でき、医学・医療の進
歩・発展に貢献できる人材を育成する。
2.教育目標
医療経営情報学科では「獨創一理」の精神のもと、以下のような人材を育成する教育を
行う。
① 高い倫理観と豊かな人間性を培い、医学・医療、情報処理・分析、及び経営・管理
について専門的知識と実践的技術を練成して、情報の活用やマネジメントの面で医
療を支え、貢献できる人材を育成する。
② 正確かつ適正な診療情報の管理と分析を行うことができる診療情報管理士を育成す
る。
③ 診療情報の処理・分析及び医師支援業務に貢献できる医療秘書を育成する。
④ 医療情報のシステム化に対応できる専門的知識と技術を修得した医療情報技師を育
成する。
⑤ 経営・管理を担う病院マネジメントの専門職を育成する。
医療経営情報学科では、医学・医療と、経営・管理の専門的知識を有して、医療経営企
画部門にあって医療の新たな展開に対する経営方針や経営戦略の立案ができる人材を育成
する。同時に、幅広いコンピュータ技能を備え、医療情報管理の手法を修得して、医療情
報システムや病院情報システムの構築を担える人材を育成する。
- iv -
3.教育目標達成のための取り組み
1)基礎教育課程の取り組み
基礎科目は講義形式を基本とする。1年次には「人間と生活」の領域で、生命倫理学、
心理学、文章表現学、文化人類学、教育学、文学、哲学、法学、社会学、経済学、スポー
ツ・健康科学等を配置し、「良き医療人」に必要な人間的素養をつちかう。また、「コミュ
ニケーション技法の基盤」では、1年次から英語を中心に学習するが、3年次には近年増
大しつつある外国人患者との意思疎通を図る語学教育を行うため、ハングル、中国語を設
定した。さらに、患者との円滑かつ積極的な意思疎通がとれるよう対人コミュニケーショ
ンを配置し接遇の基本を身に付ける。
2)医学・医療系科目の取り組み
当学科が医療と保健に立脚するという観点から、1年次から2年次早期にかけて「人体
の構造と機能」について理解し、3年次には「疾病と傷害の成り立ち」を診療情報管理論
や分類法総論と同時に学べるように設定した。また、
「救急医療」の重要性が認識されてい
る現状に鑑み、わが国における救急医療の現状と課題を把握し、施術者とは異なった観点
から医療従事者に必要な救急医療の概要および医療の消費物資と必要経費との関係を理解
する教育内容とした。
3)医療経営系科目の取り組み
「医療の経営・管理と運営」の分野では、1年次から経営学の学習として経営学総論、
経営組織論を開講し、医事法制概論や医療保障制度概論を組み合わせることにより医療経
営学への導入とした。
「診療情報の管理」の教育にあたっては、医療管理学や医療評価論で
病院、診療所及び福祉施設の組織や業務の実態を把握し、次いで現場を疑似体験する模擬
病院等実習科目や診療情報管理実習で病院全体が理解できる能力を身に付け、病院経営・
管理及び診療情報管理を円滑に遂行できる教科内容とした。
2年次の診療報酬請求論実習では、1年次で学んだ基礎的な知識を基に、診療報酬算定
の実際を詳しい症例を用いて専門的に学ぶ。また、病院を模した「模擬病院実習室」を利
用した実習・講義も行う。学生に現場の緊張感を持たせつつ、業務の流れや技術を、ロー
ルプレイ実習などを通して実践的に体得させるとともに、窓口会計、患者接遇等を身に付
ける。
3年次の診療情報管理実習では診療情報管理士として必要な事項、すなわち病院の機能、
病院内の情報流通経路とその仕組み、各部門間の連携、病院情報システム等を理解できる
ようにする。診療情報管理の実務体験と関連科目を修得することで、診療情報の価値や情
報管理の意義及び管理方法などの理解を深め、医療従事者との交流を図りながら、コミュ
-v-
ニケーション能力や接遇マナーも同時に修得する。
4年次でさらに高度な経営管理論、経営戦略論やプロジェクト管理論、そして医療組織
管理論、人的資源管理論で医療機関の管理・運営方法の基本を修得できるようにする。ま
た、高齢化が進行するわが国における社会保障のあり方の変化に追従し、介護福祉と医療
が地域連携する状況下で事務系医療専門職としての能力を発揮できるよう、地域医療福祉
連携論、介護保険制度概論、介護報酬請求論を配した。
4)医療情報システム系科目の取り組み
「医療情報システムの構築」の分野においては、医学・医療に対する基礎的な知識をも
ち、日々の診療業務に携わる医療・保健・福祉情報システムの企画・開発及び管理運用・
保守の担当者として活躍できる医療情報処理技術者を育成する。
1年次には、情報処理学、情報リテラシー演習、医療情報ネットワーク論Ⅰ等の基礎知
識・技能を十分な時間をかけて教育する。
2年次には、医療情報システムの構築に必要な条件、問題点等を理解し、自発的に問題
を解決できる能力を養うため、データベース、アルゴリズム、ネットワーク等のキーワー
ドのもとに、システム工学、情報処理応用、アルゴリズム論、医療データベース論、医療
データベース演習、情報セキュリティ論Ⅰ、医療情報ネットワーク論Ⅱ、情報メディア演
習、医療情報学Ⅰ、医療情報学Ⅰ演習を配置した。
3年次には、総仕上げとして医療情報システムの構築の一端を担える、あるいは要求に
応じて一部の改良ができる能力を育成するために、プログラミング演習、情報セキュリテ
ィ論Ⅱ、病院情報システム学、病院情報システム学実習、医療情報学Ⅱを配置した。
5)病院管理・運営の総合的能力を修得する取り組み
3年次の診療情報管理総合実習では、診療情報管理士として専門性を発揮できるための
知識及び技能を総合的に、科目横断的に学習する。学生間での自己学習を促進するためチ
ュートリアル制による協働学習も実施する。
4年次の臨地実習では、病院システムを構成する施設的、人材的、財務的資源の3要素
を中心に病院管理・運営の総合的能力を修得する。さらに、実際の医療現場において医療、
保健、福祉サービスを提供する病院システムの各部門の機能と管理を総合的に体得する。
本学に併設する大学病院を主たる臨地実習の場とし、医療経営部門から看護部、臨床検査
部及び放射線部などの臨床の現場まで、様々な業務に関する実習を行う。現場における実
務を体験することにより、必要な基礎的実務能力、経営・管理に必要な諸指標の算出、分
析及び応用能力をつちかう。医療経営情報学総合演習では、3年次までに学習した診療報
- vi -
酬請求に関する技能、医療情報技師として必要な知識と技能を中心に、ゼミ形式や協働学
習による総合的な学習強化を行う。
卒業研究では、学生の希望と関心に応じて個別に研究テーマを決め、医療経営・管理や
医療情報システムの構築など独創性に富む卒業研究を各教員の指導下で行い、論文として
まとめ、その成果を卒業研究発表会において発表し、プレゼンテーション能力の向上を図
る。
平成 28 年 4 月
医療経営情報学科
- vii -
学科長
濵子 二治
CAP制について
(平成 27 年度入学者から適用)
医 療 科 学 部 では、学 生が1年 間 に履 修 科 目として登 録 することができる単 位 数の上 限 を
定 め、学 修 すべき授 業 科 目 を精 選 することで各 授 業 科 目 について十 分 な学 修 時 間 (1単
位当たり必要 な 45 時間 )を確 保し単 位の実 質化 を図ることを目 的に平 成 27 年度 よりCAP
(キャップ)制 を導 入 します。
医 療 科 学 部 に お け る 上 限 単 位 は 、 年 間 49 単 位 ( た だ し 、 自 由 科 目 を 除 く ) で す 。
これを超 えて履修 登 録することはできませんので注 意してください。
GPAについて
(平成 27 年度入学者から適用)
1.GPAとは
GPA(ジー・ピー・エー)は Grade Point Average(グレード・ポイント・アベレージ)の略称であり、
成績評価を GP(グレード・ポイント)で置き換え、単位数を掛けたものの総和を総履修登録単位数
で割った値です。数値が高いほど良い成績を得ていると言えます。
2.目的
GPA の活用により、学生の学習意欲を高めるとともに、本学における教育の質の保証について
一層の具体化を進め、適切な修学指導に資することを目的とします。
3.利用方法
クラス担任による修学指導に利用します。
4.通知方法
保護者への成績発送時(10 月、3 月)に当該時点の GPA を記載し、通知します。
- viii -
5.評価およびGPA
成績の評語および GP は、次表のとおりとします。
GP
(評価点)
100 点満点での評点範囲
評価基準
AⅠ
4
100 ~ 90 点
到達目標を達成し、極めて優秀な成績を
おさめている
AⅡ
3
89 ~ 80 点
到達目標を達成し、優秀な成績をおさめて
いる
B
2
79 ~ 70 点
到達目標を達成している
C
1
69 ~ 60 点
到達目標を最低限達成している
D
0
60 点未満
到達目標を達成していない
F
0
無資格科目
科目授業時間数の 3 分の 1 以上を欠席し
た科目
N
-
認定科目
他大学等で修得した単位を本学において
修得したものとみなすと判断された科目
評語
A
A評価の 100 点~80 点をAⅠ(100~90 点)、AⅡ(89~80 点)の2つに分け、
100~90 点の GP を4、89~80 点の GP を3で付与します。
6.GPAの算出式
(AⅠの修得単位数×4)+(AⅡの修得単位数×3)+(B の修得単位数×2)
GPA =
+(C の修得単位数×1)+(D,F の単位数×0)
総履修登録単位数 ※
※
・小数点第2位までの数値で表記
・小数点第3位は四捨五入
7.GPAに含まれない科目
・卒業要件に含まれない自由選択科目
・本学において修得したものとみなすと判断された認定科目
- ix -
D,F の単位数も含む
医療経営情報学科・教育課程
平成 25 年~27 年の入学生 (4~2 学年) には、平成 25 年度の教育課程に従った授業が行わ
れます。
医療科学部 医療経営情報学科 教育課程
系列分野
基
科
学
的
思
考
の
基
盤
数
学
1
1
学
Ⅰ
1
1
生
物
学
Ⅱ
1
学
1
1
1
1
化
物
理
学
統
計
学
1
習
1
統
計
学
演
計
命
倫
心
分
理
野
3年
4年
備
学
考
卒業要件
1
必
修
4単位
選
択
2単位
計
6単位
1
1
3
1
7
卒業要件
6単位
1
卒業要件
学
1
1
必
修
4単位
1
選
択
3単位
文
章
表
現
学
1
文
化
人
類
学
1
1
学
1
1
文
学
1
1
人文 (心理学、文章表現学、
哲
学
1
1
文化人類学、教育学、
文学、哲学)
教
育
法
学
1
社
会
学
1
経
済
学
1
ス ポ ー ツ ・ 健 康 科 学
2
小
コ
ミ
ュ
ニ
ケ
ー
シ
ョ
ン
技
法
の
基
盤
4
理
2年
必修 選択 前期 後期 前期 後期 前期 後期 前期 後期
物
生
人
間
と
生
活
1年
生
小
礎
単位数
授 業 科 目
その-1
計
4
計
選択科目について
1
2単位以上
社会 (法学、社会学)
1単位以上
1
1
1
8
スポーツ・健康科学には
実技を含む
1
12
卒業要件
英
語
Ⅰ
2
英
語
Ⅱ
2
英
語
Ⅲ
1
1
ル
1
1
語
1
ハ
ン
中
グ
国
臨
床
医
英
学
英
会
語
1
ア
セ
ン
ブ
リ
Ⅰ
1
セ
ン
ブ
リ
Ⅱ
1
小
合
計
計
1
1
1
9
7単位
卒業要件
必
修
9単位
選
択
2単位
計
11単位
1
1
1
1
対人コミュニケーション
ア
1
2
話
7単位
1
1
1
1
4
5
7
1
卒業要件
11単位
17 15
24
7
1
卒業要件
24単位
-x-
医療科学部 医療経営情報学科 教育課程
系列分野
医
公
専
人
体
の
構
造
と
機
能
学
衆
概
衛
1
学
2
1
学
1
1
学
1
救
命
生
理
理
学
1
病
理
学
1
生
化
学
1
生
物
微
生
物
3年
4年
備
学
1
学
1
計
8
考
卒業要件
1
必
修
1
選
択
計
8単位
2単位
10単位
1
薬
床
2年
1
理
1
1
1
1
1
3
8
3
卒業要件
10単位
内
科
疾
患
学
2
1
1
卒業要件
外
科
疾
患
学
2
1
1
必
修
6単位
産
科
疾
患
学
1
1
選
択
2単位
学
1
1
小
児
科
疾
患
整 形 外 科 疾 患 学
1
1
脳 神 経 外 科 疾 患 学
1
1
精
学
1
1
学
1
放
神
射
救
医
線
急
医
医
小
療
計
営
学
総
論
1
経
営
管
理
論
1
経
営
組
織
論
1
経
営
戦
略
論
1
プ ロ ジ ェ ク ト 管 理 論
1
会
計
計
学
Ⅰ
1
学
1
5
10
1
1
1
論
1
社
会
福
祉
論
2
医
療
経
営
論
1
医 療 組 織 管 理 論
1
診 療 報 酬 請 求 論 Ⅰ
2
診 療 報 酬 請 求 論 Ⅱ
2
1
1
診療報酬請求論実習
2
1
1
人 的 資 源 管 理 論 Ⅰ
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
概
1
地域医療福祉連携論
1
1
介 護 保 険 制 度 概 論
1
1
介 護 報 酬 請 求 論
1
1
災 害 ボ ラ ン テ ィ ア
1
小
計
22
2単位
24単位
1
1
論
制
択
計
1
医 療 保 障 制 度 概 論
法
選
22単位
1
1
事
修
1
論
医
必
1
Ⅱ
障
8単位
1
理
保
卒業要件
卒業要件
1
管
会
1
1
務
人 的 資 源 管 理 論 Ⅱ
8単位
1
財
社
計
1
6
経
会
野
1
学
剖
小
医
療
の
経
営
・
管
理
と
運
営
論
生
臨
分
生
1年
必修 選択 前期 後期 前期 後期 前期 後期 前期 後期
解
微
疾
病
及と
び障
救害
門 急の
医成
療り
立
ち
単位数
授 業 科 目
その-2
5
1
6
- xi -
6
6
9
卒業要件
24単位
医療科学部 医療経営情報学科 教育課程
系列分野
看
専
診
療
情
報
の
管
理
護
学
概
管
理
学
Ⅰ
医
療
管
理
学
1
1
医
療
評
価
論
1
検
査
情
報
学
1
診 療 情 報 管 理 論 Ⅰ
2
診 療 情 報 管 理 論 Ⅱ
2
診 療 情 報 管 理 実 習
2
分
類
法
総
論
Ⅰ
2
分
類
法
総
論
Ⅱ
2
法
実
習
計
報
処
学
2
シ ス テ ム 工 学 Ⅰ
1
シ ス テ ム 工 学 Ⅱ
医
療
情
報
シ
ス
テ
ム
の
構
築
2
情報リテラシー演習Ⅱ
2
情
用
2
ア ル ゴ リ ズ ム 論 Ⅰ
1
理
プログラミング演習Ⅰ
医療データベース演習
2
医療情報ネットワーク論Ⅰ
1
医療情報ネットワーク論Ⅱ
1
情 報 メ デ ィ ア 演 習
1
1
1
1
1
1
1
1
1
5
7
1
1
1
2
1
2
2
1
1
1
1
1
1
1
1
1
医
Ⅰ
2
1
1
医 療 情 報 学 Ⅰ 実 習
2
1
1
2
医療経営情報学総合演習
2
臨
2
地
実
卒
計
業
研
小
計
合
総
習
合
1
1
1
診療情報管理総合実習
6
1
7
17
10
卒業要件
32単位
卒業要件
6単位
4単位
2
2
2
6
究
4単位
32単位
1
1
28
択
1
1
Ⅱ
選
28単位
1
1
学
修
2
2
計
必
計
2
報
16単位
卒業要件
1
病院情報システム学実習
情
卒業要件
1
病院情報システム学
療
2単位
16単位
1
1
学
択
計
11
1
報
選
14単位
1
情報セキュリティ論Ⅱ
情
修
1
情報セキュリティ論Ⅰ
療
必
1
2
2
考
1
2
医療データベース論
小
卒業研究
1
1
プログラミング演習Ⅱ
小
総合
学習
応
ア ル ゴ リ ズ ム 論 Ⅱ
医
野
処
備
卒業要件
1
1
情報リテラシー演習Ⅰ
報
4年
1
2
14
理
3年
1
1
Ⅱ
類
2年
1
2
医 療 安 全 管 理 論
情
分
論
療
小
1年
必修 選択 前期 後期 前期 後期 前期 後期 前期 後期
医
分
門
単位数
授 業 科 目
その-3
2
4
4
4
4
卒業要件
計
88 24
4
21
33
39
19
卒業要件 100単位
計
105 39
45
40
40
19
卒業要件 124単位
(注)必要がある場合、授業科目の配置は教授会の議を経て変更することができる。
- xii -
医療科学部 医療経営情報学科 教育課程
系列分野
授 業 科 目
単位数
1年
2年
3年
4年
その-4
備 考
必修 選択 前期 後期 前期 後期 前期 後期 前期 後期
労
学
1
学
2
2
健 康 食 品 概 論
2
2
食
学
2
2
食品衛生関係 法規
1
労働衛生及び衛生工学
2
労 働 安 全 衛 生 法
3
3
労
法
1
1
置
1
1
医 療 事 務 概 論
1
日
法
2 *2
*2
*2
*2
情 報 機 器 の 操 作
2 *2
*2
*2
*2
体
1 *1
*1
*1
*1
産
自
由
科
目
救
働
生
業
品
働
衛
基
急
本
理
医
生
準
処
国
憲
育
インターンシ ップ
2
1
1
2
1
*2
*2
*2
*2
*:いずれかの学年で受講する。また、インターンシップを除き1~4年までの合同講義とする。
(注)必要がある場合、授業科目の配置は教授会の議を経て変更することができる。
(注)自由科目の修得単位は卒業資格必要単位に含めない。
- xiii -
医療科学部 医療経営情報学科 履修系統図
1年生
2年生
前期
後期
数学
科学的思考
の基盤
3年
前期
後期
前期
統計学
統計学演習
生物学Ⅰ
生物学Ⅱ
化学
物理学
基
礎
科
目
生命倫理学
人間と生活
経済学
心理学
教育学
文章表現学
文化人類学
文学
法学
哲学
社会学
スポーツ・健康科学
英語Ⅰ
コミュニケーション
技法の基盤
英語Ⅲ
対人コミュニケーション
英会話
アセンブリⅠ
ハングル
中国語
アセンブリⅡ
インターンシップ
インターンシップ
医学概論
人体の
構造と機能
臨床医学英語
英語Ⅱ
アセンブリⅢ
インター
公衆衛生学
生理学
救命生理学
病理学
薬理学
微生物学
臨床微生物学
解剖学
生化学
内科疾
外科疾
疾病と障害の
成り立ち
及び
救急医療
産科疾患学
小児疾患学
整形外科疾患学
脳神経外科疾患学
精神医学
経営学総論
会計学Ⅰ
会計学Ⅱ
経営組織論
専
門
科
目
医療の
経営・管理
と運営
医事法制概論
医療保障制度概論
診療報酬請求論Ⅰ
社会保障論
診療報酬請求論Ⅱ
社会福
診療報酬請求論実習
検査情報学
医療管理学Ⅰ
診療情報管理論Ⅰ
診療情報の
管理
看護学概論
医療評価論
診療情報
診療情報管
分類法総論Ⅰ
分類法
分類法
情報リテラシー演習Ⅰ
アルゴリズム論Ⅰ
情報リテラシー演習Ⅱ
情報処理学
医療情報ネットワーク論Ⅰ
医療情報
システム
の構築
アルゴリズム論Ⅱ
プログラミング演習Ⅰ
システム工学Ⅰ
システム工学Ⅱ
情報処理応用
医療情報ネットワーク論Ⅱ
情報メディア演習
情報セキュリティ論Ⅰ
医療データベース論
医療データベース論演習
病院情報シ
病院情報シス
医療情報学Ⅰ
医療情報学Ⅰ実習
総合学習
卒業研究
診療情報管
早期臨地体験実習
- xiv -
凡
例
必修科目
自由科目
選択科目
特別教育活動
年生
4年生
後期
前期
医療経営情報学科
ディプロマ・ポリシー
後期
DP1
医療の質向上に貢
献することができる
情報分析能力やマ
ネジメント能力を身
につけている。
ンシップ
DP2
医療人としてふさ
わしい高い倫理観
を身につけ、チー
ム医療の一員とし
て問題解決にあた
るためのコミュニ
ケーション能力やプ
レゼンテーション能
力を身につけてい
る。
インターンシップ
疾患学
疾患学
救急医療
財務管理論
経営管理論
人的資源管理論Ⅰ
人的資源管理論Ⅱ
DP4
医療経営情報学を
修めた者としての
以下の専門性を身
につけている。
経営戦略論
プロジェクト管理論
医療経営論
福祉論
医療組織管理論
地域医療福祉連携論
介護保険制度概論
診
能
療
力
報
認
酬
定
請
試
求
験
事
DP4-1
診療報酬請求事務
に関する知識と基
礎的能力を身につ
けている。
診
療
認
情
定
報
試
管
験
理
士
DP4-2
診療情報管理士認
定試験に合格でき
る知識と技能の水
準に達している。
介護報酬請求論
災害ボランティア
医療安全管理論
管理論Ⅱ
医療管理学Ⅱ
管理論実習
総論Ⅱ
法実習
卒
業
試
医能
療力
情検
報定
技試
師験
プログラミング演習Ⅱ
験
DP4-3
医療情報技師能力
検定試験に合格で
きる知 識と技能 の
水準に達している。
情報セキュリティ論Ⅱ
システム学
ステム学実習
DP4-4
経営・管理に関す
る知識を医療に応
用する基礎的能力
を身につけている。
医療情報学Ⅱ
理総合実習
医療経営情報学総合演習
臨地実習
卒業研究
- xv -
士
医
療
経
営
情
報
学
)
放射線医学
学
(
DP3
社会の変化や医療
の進歩に対応して
自らの専門性を発
揮できるよう生涯
学習を続ける意欲
を身につけている。
シラバスを読むにあたって
1.シラバスのページ構成について
シラバスは授業科目の学習内容を示した学習のためのガイドである。
1ページに半期分の情報を掲載することを原則として構成してある。通年科目は2ページに渡り
掲載される。臨地実習や卒業研究は通年であるが1ページで記載される場合がある。また、授業
科目によっては2ページ以上に渡る場合がある。
定員数が多い学科では、学年を2~4グループに分けて授業を実施することがある。その際、グ
ループ毎に異なるシラバスを掲載する場合がある。また実習/実験科目では班毎にローテーショ
ンで授業を実施することがあるため、シラバスの記載に注意すること。
2.シラバスの各項目について
シラバスの各項目の意味、「凡例」について示す。
 科目名
授業科目の名称をページの左上に示す。
 科目名(英語)
科目名の下に授業科目の英語名称を示す。
 合同授業
授業科目が複数の学科により合同で開講される「合同授業」である場合、ページ右上にその旨
を示す。
 学年
授業科目の開講対象の学年。複数学年に渡って受講し、評価する科目もある。
 分野
授業科目は「基礎」、「専門基礎」、「専門」の分野に大別される。
 専攻
「理学療法士専攻」、「作業療法士専攻」、共通の「理学/作業療法専攻」の分類。リハビリテー
ション学科のみ。
 必選
「必修」科目は卒業のために履修が必須の科目で全員が履修する。「選択」科目は卒業のため
に一定数以上の履修が必要となる科目で、受講には履修届が必要となる。「自由選択」科目は
卒業要件に関係しない選択科目である。
なお、選択科目において受講人数が一定数より少ない場合には開講しないことがある。
 単位数
該当科目の単位数。卒業には一定数以上の単位を修得する必要がある。ただし、学年ごとに
- xvi -
一定の合計単位数より多く選択科目を履修することはできない(CAP 制)。
 時間数
該当科目を学習するために必要となる最低限の学習時間。原則として1回の学習あたり 2 時間
(講義等の授業 1.5 時間、予習復習 0.5 時間)と換算する。時間数以上に授業の実施予定が組
まれている科目もある。
 開講
「前期」科目、「後期」科目はそれぞれ前期、後期に開講される半期の科目である。「通年」科目
は前期・後期を通して開講される。通年科目で前期に実施されるものは「通年(前期)」、後期に
実施されるものは「通年(後期)」と記載してある。
授業科目の開講曜日・時限も記載してある。科目によっては一定期間毎日開講する、あるいは
不定期に開講する場合がある。
授業日程については、新入生/在学生ガイダンスで配布される時間割、各学科・学年の掲示
板を必ず確認すること。

評価担当/担当教員
授業を担当する全教員の氏名を列挙している。評価担当は科目の最終的な成績評価の責任
者である。担当教員欄が空欄の場合は評価担当1名で授業が行われる。
....
教員氏名にはふりがなを付け、右には「(所属・職位)」または「(所属・部門)」を略称で記載して
ある。
略称
検
看
放
リ
工
経
基
医
専
総
共
疾
七
病1
病2
病3
地
研
本
図
客
所属
略称
職位
臨床検査学科
看護学科
放射線学科
リハビリテーション学科
臨床工学科
医療経営情報学科
基礎教育
医学部
看護専門学校
総合医科学研究所
共同利用研究施設
誉
教
准
講
助
手
兼教
兼准
兼講
兼助
特教
特准
特講
非講
職
名誉教授
教授
准教授
講師
助教
助手
兼任教授
兼任准教授
兼任講師
兼任助教
特任教授
特任准教授
特任講師
非常勤講師
一般職員
略称
部門
疾患モデル教育研究センター
藤田記念七栗研究所
第一教育病院
第二教育病院
第三教育病院
地域包括ケア中核センター
研究支援推進センター
藤田学園法人本部
学事部・図書館
客員教員(外部講師)
看
検
リ
放
薬
相
事
録
訪
人
学
- xvii -
看護部
臨床検査部
リハビリテーション部
放射線部
薬剤部
医療連携福祉相談部
医事課
診療録管理室
訪問看護ステーション
人事部
学術研究支援課
 科目概要
授業科目の概要を説明する。授業科目で何を学ぶのか、その意義、関連する科目について担
当教員から学生へのメッセージとして記載してある。
 到達目標
授業科目を学生が学習することにより成果として得られる知識・理解、思考・判断、関心・意
欲、技能・表現などの面での到達目標を記載してある。
 テーマ
各授業の学習テーマを示す。
 授業内容
各授業の学習内容の概要を示す。到達目標に至るための授業内容である。
 形式
「講 義 」 、「演 習 」 、「実 習 」 、「 実 験 」 、「 SDG 」( 小グ ルー プ討論 ) 、「 PBL」 (Problem-based
Learning)、「GW」(グループ・ワーク)、「VTR」(映像資料学習)、「RP」(ロールプレイ)など、授
業の実施形式を示す。
 担当教員
当該回の授業を担当する教員の氏名を示す。
 評価法・基準
授業科目の成績(評価点)は到達目標に対する達成の度合いを示している。その度合をどのよ
うな手法で測定するのかを表す評価手法・種別(定期試験、実技試験、受講態度、小テスト、レ
ポートなど)と、それぞれが最終評価に占める割合(%)を『評価法』として記載してある。複数の
教員が評価する場合は、教員間の配分も示す。通年科目では、前期と後期の評価配分を記載
する場合もある。
さらに、評価法ごとに到達目標に対する達成の度合いを測定するポイント、何を評価するのか
などを『基準』として記載してある。
授業科目によっては評価に関する特別な注意点、ルール等が記載される場合があるので留意
すること。
 教科書
授業科目で使用する教科書を記載してある。授業に臨む前に必ず購入すること。
 教材、参考書
授業で用いる教材、参考書を記載してある。予習復習のため、より学習を深めるためには参考
書の利用を薦める。

オフィスアワー
授業科目について担当教員が質問等を受付ける時間帯を記載してある。居室の場所は「建物
-階数-部屋名」と略称で記載する場合がある。問い合わせ方法等を記載してある場合がある
ので、連絡前に必ず確認すること。
場所
書式
医療科学部○号館×階△△△室
情報教育棟センター棟×階△△△室
基礎科学実験センター×階△△△室
合同校舎×階△△△室
生涯教育研修センター◯号館×階△△△室
医学部○号館×階△△△室
- xviii -
医科○-×F-△△△
情教棟-×F-△△△
基科セ-×F-△△△
合同-×F-△△△
生涯◯-×F-△△△
医○-×F-△△△
 連絡先
質問や問い合わせ等で電子メールや内線の利用を許可する場合は、電子メールアドレスと内
線番号を記載してある。
 準備学習及
授業を受ける上で必要とされる準備学習(予習・復習等)に必要な時間、あるいはそれに準じる
程度の具体的な学習内容が記載されるので、履修にあたっては遵守すること。
 準備学習及び履修上の注意点
授業を受ける上での指示(持参する文房具、ノートに関する指示など)が記載される場合がある
ので、よく確認すること。
その他には、学習の心構えや私語に関する注意、資格試験に関する事項等、様々な注意点が
記載される。
3.注意事項
 『開講』に掲載される「曜日・時限」はシラバス編集時点の実施予定のため、実際の曜日・時限
は変更される場合がある。
 指定された教科書以外に図書、教材の購入が必要な場合がある。担当教員の指示に従うこと。
- xix -
目
次
シラバス(Syllabus)の活用について -----------------------------------------------
i
医療経営情報学科の3方針 ---------------------------------------------------
ⅱ
医療経営情報学科の教育理念・教育目標について ---------------------------------
ⅳ
CAP 制・GPA について
ⅷ
---------------------------------------------------------
医療経営情報学科・教育課程
---------------------------------------------------
ⅹ
医療経営情報学科 履修系統図 ----------------------------------------------- ⅹⅳ
シラバスを読むにあたって ----------------------------------------------------- ⅹⅵ
医療経営情報学科 シラバス
(注) 科目は学年ごとに『教育課程』の順で配列してある。
科 目
必選 単位
期
担当教員
ページ
■2年生
英語Ⅲ
選
1
後
Steeve Plante(医・兼教) ---------------- 2
ハングル
選
1
前
金沢 正一(客・講) --------------------- 3
中国語
選
1
後
金平 蓮(工・教) ---------------------- 4
臨床医学英語
必
2
通
村井 はるか(経・准) 他 ---------------- 5
英会話
選
1
前
Steeve Plante(医・兼教) ---------------- 7
アセンブリⅡ
必
1
通
アセンブリ活動便覧参照 ---------------- 8
薬理学
選
1
後
野村 裕子(検・特准) 他 --------------- 10
病理学
選
1
前
新里 昌功(経・准) -------------------- 11
臨床微生物学
必
1
前
内藤 守啓(検・准) -------------------- 12
会計学Ⅰ
必
1
後
福永 肇(経・教) ---------------------- 13
診療報酬請求論Ⅱ
必
2
通
石川 澄江(客・講) -------------------- 14
診療報酬請求論実習
必
2
通
石川 澄江(客・講) 他 ----------------- 16
社会保障論
必
1
後
米本 倉基(経・教) -------------------- 19
医療管理学Ⅰ
必
2
通
村田 幸則(経・助) -------------------- 20
検査情報学
選
1
後
濵子 二治 (経・教) ------------------- 22
診療情報管理論Ⅰ
必
2
通
村井 はるか(経・准) ------------------ 23
分類法総論Ⅰ
必
2
通
村井 はるか(経・准) ------------------ 25
システム工学Ⅰ
必
1
前
奥原 俊(経・助) --------------------- 27
- xx -
科 目
必選 単位
期
担当教員
ページ
システム工学Ⅱ
選
1
後
奥原 俊(経・助) ---------------------- 28
情報処理応用
必
2
通
奥原 俊(経・助) ---------------------- 29
アルゴリズム論Ⅰ
必
1
前
奥原 俊(経・助) ---------------------- 31
アルゴリズム論Ⅱ
選
1
後
奥原 俊(経・助) ---------------------- 32
医療データベース論
必
2
通
武藤 晃一(経・准) -------------------- 33
医療データベース演習
必
2
通
武藤 晃一(経・准) -------------------- 35
医療情報ネットワーク論Ⅱ 必
1
前
武藤 晃一(経・准) -------------------- 37
情報メディア演習
選
1
後
武藤 晃一(経・准) 他 ----------------- 38
情報セキュリティ論Ⅰ
必
1
前
武藤 晃一(経・准) -------------------- 39
医療情報学Ⅰ
必
2
通
亀井 哲也(経・准) 他 ----------------- 40
医療情報学Ⅰ実習
必
2
通
亀井 哲也(経・准) 他 ----------------- 42
対人コミュニケーション
必
1
前
戸田 エミ(客・講) --------------------- 46
内科疾患学
必
2
通
高田 佳代子(経・講) ------------------ 47
外科疾患学
必
2
通
高味 良行(看・教) 他 ----------------- 49
産科疾患学
必
1
前
市川 亮子(医・兼講) 他 --------------- 51
小児科疾患学
必
1
前
帽田 仁子(医・兼講) 他 ---------------- 52
整形外科疾患学
選
1
前
伊達 秀樹(医・兼准) 他 ---------------- 53
脳神経外科疾患学
選
1
前
安倍 雅人(検・教) -------------------- 54
精神医学
選
1
前
岸 太郎(医・兼准) -------------------- 55
放射線医学
選
1
後
加藤 良一(放・教) 他 ----------------- 56
会計学Ⅱ
必
1
前
福永 肇(経・教) ---------------------- 57
財務管理論
必
1
後
福永 肇(経・教) ---------------------- 58
社会福祉論
必
2
通
黒野 伸子(客・准) -------------------- 59
医療経営論
必
1
後
米本 倉基(経・教) -------------------- 61
人的資源管理論Ⅰ
必
1
後
米本 倉基(経・教) -------------------- 62
看護学概論
選
1
前
近藤 彰(看・助) 他 ------------------- 63
医療安全管理論
選
1
後
濵子 二治 (経・教) 他 ---------------- 64
医療評価論
選
1
前
山内 一信 (客・誉) ------------------- 65
診療情報管理論Ⅱ
必
2
通
村井 はるか(経・准) 他 ---------------- 66
診療情報管理実習
必
2
通
村井 はるか(経・准) 他 ---------------- 68
分類法総論Ⅱ
必
2
通
村井 はるか(経・准) ------------------- 69
分類法実習
必
2
通
村井 はるか(経・准) 他 ---------------- 71
プログラミング演習Ⅰ
必
2
前
武藤 晃一(経・准) 他 ----------------- 74
プログラミング演習Ⅱ
選
2
後
武藤 晃一(経・准) 他 ----------------- 75
情報セキュリティ論Ⅱ
必
1
後
武藤 晃一(経・准) -------------------- 76
病院情報システム学
必
2
通
内藤 道夫(客・教) 他 ----------------- 77
病院情報システム学実習
必
2
通
内藤 道夫(客・教) 他 ----------------- 79
医療情報学Ⅱ
選
1
後
武藤 晃一(経・准) -------------------- 81
■3年生
- xxi -
科 目
診療情報管理総合実習
必選 単位
期
担当教員
ページ
必
2
通
村井 はるか(経・准) 他 --------------- 82
救急医療
選
1
前
加藤 良一(放・教) 他 ----------------- 88
経営管理論
必
1
前
村田 幸則(経・助) -------------------- 89
経営戦略論
必
1
前
米本 倉基(経・教) 他 ----------------- 90
プロジェクト管理論
必
1
前
米本 倉基(経・教) -------------------- 91
医療組織管理論
必
1
前
米本 倉基(経・教) -------------------- 92
人的資源管理論Ⅱ
必
1
前
福永 肇(経・教) ---------------------- 93
地域医療福祉連携論
選
1
前
米本 倉基(経・教) 他 ----------------- 94
介護保険制度概論
選
1
前
米本 倉基(経・教) 他 ----------------- 95
介護報酬請求論
選
1
前
米本 倉基(経・教) 他 ----------------- 96
災害ボランティア論
選
1
前
福本 由美子(看・講) 他 --------------- 97
医療管理学Ⅱ
選
1
前
村田 幸則(経・助) -------------------- 98
医療経営情報学総合演習
必
2
前
濵子 二治(経・教) 他 ----------------- 99
臨地実習
必
2
後
濵子 二治(経・教) 他 ---------------- 100
卒業研究
必
4
通
医療経営情報学科卒業研究担当教員 他 --- 101
-
-
前
アセンブリ活動便覧参照 -------------- 104
選
2
通
濵子 二治(経・教) 他 ---------------- 106
■4年生
■特別教育活動
アセンブリⅢ
■自由科目
インターンシップ
必 : 必修科目
選 : 選択科目
前 : 前期科目(半期)
後 : 後期科目(半期)
通 : 通年科目
- xxii -
2年生
英語Ⅲ
English Ⅲ
2学年
学年
分野
Steeve Plante
(医・兼教)
評価
担当
基礎
必選
選択
単位数
1単位
時間数
22.5時間
後期
火・4時限
開講
担当
教員
科目
概要
Students will learn the functional uses of a variety of grammatical and lexical constructions and engage in speaking activities in a
facilitating atmosphere. Students will speak as much English as possible by using prompts and structures found in their textbook and
will develop fluency through practice. This course is conducted entirely in English.
到達
目標
1.
2.
3.
4.
No.
Feel confident and motivated when talking in everyday situations in English with an emphasis on personal learning goals.
Develop a richer vocabulary level using a mix of structured and teacher-led free discourse.
Reach a pre-intermediate level of spoken proficiency by the end of the course.
Develop general communication skills.
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
Hello everybody and Unit 1/2 - verb to be with possessive adjectives. Questions and negatives with
meeting people
short answers as well as possessive 's
演習
SteevePlante
2
The world of work
Unit 3 - Present simple - questions and negatives
演習
SteevePlante
3
Take it easy
Unit 4 - Present simple part 2 - Leisure activities
演習
SteevePlante
4
Where do you live?
Unit 5 - There is/are - How many. Prepositions of place with some and any.
This/That/These/Those
演習
SteevePlante
5
Can you speak
English?
Unit 6 - Can/Can't - Was/Were - Could. Pronunciation activities
演習
SteevePlante
6
Then and Now
Unit 7 - Past simple - Regular verbs/ Irregular verbs/Time expressions
演習
SteevePlante
7
How long ago?
Unit 8 - Past simple 2 - Negatives and ago with time expressions
演習
SteevePlante
8
Food you like!
Unit 9 - Count and non-count nouns. Do you like?/'a' and 'some'/much and many
演習
SteevePlante
9
Bigger and better!
Unit 10 - comparative and superlatives
演習
SteevePlante
10
Looking good!
Unit 11 - Present continuous/Whose/Possessive pronouns
演習
SteevePlante
11
Life is an adventure! Unit 12 - Going to/Infinitive of purpose
演習
SteevePlante
12
Review unit
演習
SteevePlante
Units 1 to 12 Review - Communication activities - Pronunciation exersices
評価法 試験:Listening test and vocabulary/written test worth 100%. (Goals 1, 2, 3, 4)
基準 Final Evaluation: 受講態度を加味して総合的に行う。
教科書
Liz and John Soars 『American Headway 1』 Oxford.
オフィス
質問等は授業前後10分ほど教室で受け付ける。
アワー
準備
学習
Students' preparation and study time is
1 hour per week.
教材
参考書
連絡先
履修上
の
英語の習得に非常に意欲のある者の履修を望む。
注意点
-2-
ハングル
Hangul
学年
評価
担当
2学年
基礎
分野
か な ざ わ し ょ ういち
金沢 正一(客・講)
必選
選択
単位数
1単位
時間数
22.5時間
前期
金・4時限
開講
担当
教員
科目
概要
ハングルは文法と語順が似ている言語である。簡単な日常会話と医療現場での会話を習得させると同時に、韓国・朝鮮の文化につい
て理解させることを目標に講義する。
到達
目標
1.学生の質問に答えながらよく使う日常会話を中心に文化などを習得することを目標とする。
テーマ
No.
授業内容
形式
担当教員
1
ハングルとは
ハングルの説明と授業の進め方
講義
金沢正一
2
日常会話①
よく使う日常会話と質問に答える①
講義
金沢正一
3
日常会話②
よく使う日常会話と質問に答える②
講義
金沢正一
4
日常会話③
よく使う日常会話と質問に答える③
講義
金沢正一
5
日常会話④
よく使う日常会話と質問に答える④
講義
金沢正一
6
日常会話⑤
よく使う日常会話と質問に答える⑤
講義
金沢正一
7
日常会話⑥
よく使う日常会話と質問に答える⑥
講義
金沢正一
8
日常会話⑦
よく使う日常会話と質問に答える⑦
講義
金沢正一
9
日常会話⑧
よく使う日常会話と質問に答える⑧
講義
金沢正一
10
日常会話⑨
よく使う日常会話と質問に答える⑨
講義
金沢正一
11
日常会話⑩
よく使う日常会話と質問に答える⑩
講義
金沢正一
12
まとめ
上記内容の総まとめ
講義
演習
金沢正一
評価法 毎回講義で行ったことのまとめを提出させる。
基準 到達目標の達成度を計るための講義のまとめの提出物(80%)、受講態度(20%)を合わせて評価する。
教科書 資料を配布する。
教材
参考書
オフィス
質問は、講義前後に受付ける。
アワー
連絡先
準備
学習
毎回、授業後には配布資料の該当範囲
を30分程度復習すること。
履修上 卒業後、役に立つように講義日毎に提出する授業内容は、大きな文字で濃く書い
の
て提出すること。声に出して発音すること。
注意点 私語など、授業の進行に邪魔となる行為をしないこと。
-3-
中国語
※臨床工学科との合同授業
Chinese
学年
評価
担当
科目
概要
到達
目標
No.
2学年
かねひら
基礎
分野
れん
金平 蓮(工・教)
必選
選択
単位数
1単位
時間数
22.5時間
後期
水・2時限
開講
担当
教員
中国語の基本的な文型を使って、会話をしたり、文を書いたりできるようになることを目指す。中国語の発音、漢字、文の構成規則など
の全体の特徴を把握し、簡単な日常会話及び医療現場で使われる用語を習得すると同時に、これを通じて中国の文化や社会につい
て理解する。
1.中国語の発音をマスターする。
2.簡単な日常会話を聞き取れ、話せるようにする。
3.中国語の簡単な文法を理解することができる。
4.中国の文化、社会、医療の一端を理解する。
5.日中の異文化について、興味を持ち、学び続ける姿勢を身につける。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
中国語について
発音(1)
①ピンインの表記 ②声調 ③単母音 ④挨拶言葉
講義
金平蓮
2
発音(2)
①複母音 ②子音 ③声母表 ④教室用語
講義
金平蓮
3
発音(3)
①鼻音を伴う母音 ②声調の組合せ ③発音のまとめ ④自分の名前の読み方
講義
金平蓮
4
你好!
①動詞“是” ②名前の言い方 ③自己紹介 ④数字の数え方
講義
金平蓮
5
学校
①助詞“的” ②疑問詞“哪个”、 “什么” ③語気助詞“呢”
講義
金平蓮
6
新宿
①動詞述語文 ②副詞“也” ③連動文 ④指示代名詞
講義
金平蓮
7
買物
①助動詞の“想” ②反復疑問文 ③形容詞述語文
講義
金平蓮
8
家族
①年齢の言い方 ②動詞“有” ③比較の言い方
講義
金平蓮
9
富士山
①経験を表す“过” ②動詞“喜欢” ③助動詞の“要”
講義
金平蓮
10
喫茶店
①年月日・曜日・時刻の言い方 ②前置詞の“在” ③文末の“了”
講義
金平蓮
11
街上
①前置詞“从” “往” ②動詞につく“了” ③時間量の言い方 ④量詞
講義
金平蓮
12
まとめ
上記内容の復習、応用、総まとめ
講義
演習
金平蓮
評価法 成績は授業への参加度(20%)、授業期間中の演習・発表など(20%)、学期末の課題レポート(60%)を総合して評価する。
基準 到達目標1~5の理解度を計るため、修得した内容を表現することができるように課題レポートを作成する。
教科書
相原茂ら著 『日中いぶこみ広場 <初級テキスト>(CD付)』 朝 教材 配布資料。
参考書 中日辞典、日中辞典
日出版社
オフィス
授業前後。(在室の際にも応対する) 医科8-6F-601
アワー
準備
学習
教科書のドリルを練習したり、付録CDを
聴いたりなど予習・復習に時間をかけて
積極的に取り込むこと(30分程度)。
連絡先
(1) 1課につき授業1回分、講義形式を中心に行い、随時に関連VTRなども用いる。
履修上
講義で要点などをノートにまとめること。
の
(2) 講義において毎回復習と練習問題を行う。授業中に声を出して積極的に発音と
注意点
会話を練習すること。
-4-
臨床医学英語
Medical Terminology
2学年
学年
基礎
分野
単位数
2単位
時間数
45時間
通年(前期)
金・3時限
開講
評価
担当
村井 はるか(経・准)
科目
概要
一般に学習する英語とは異なる医療・医学分野の専門用語について、その構成(複合語)を理解し、分析できるようなプログラムに従っ
て自主的な学習を進める。そのために有用な情報および頻出する略語についても学習する。
到達
目標
1)
2)
3)
4)
No.
む ら い
担当
教員
必修
必選
たかだ
か
よ
こ
高田 佳代子(経・講)
医学用語の構成が理解できる。
医学用語の構成要素を識別し分析できる。
医療分野で必須の略語を理解できる。
医療従事者として専門分野でのコミュニケーションにも対応できるような語彙と知識を習得する。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
医学用語の基本
専門用語、略語の必要性と課題学習の進め方
講義
村井はるか
2
用語の構成
用語構成要素と複合語の組立て、主な接頭語とその使用例
講義
村井はるか
3
用語の構成
主な接尾語とその使用例
講義
村井はるか
4
用語の構成
主な接頭語とその使用例
講義
村井はるか
5
呼吸器系
解剖・生理、症状、検査の用語
講義
村井はるか
6
呼吸器系
診断、治療の用語および略語
講義
村井はるか
7
消化器系
解剖・生理、症状、検査の用語
講義
村井はるか
8
消化器系
診断、治療の用語および略語
講義
村井はるか
9
泌尿器生殖器系
解剖・生理、症状、検査の用語
講義
村井はるか
10
泌尿器生殖器系
診断、治療の用語および略語
講義
村井はるか
11
代謝・内分泌系
解剖・生理、症状、検査の用語
講義
村井はるか
12
代謝・内分泌系
診断、治療の用語および略語
講義
村井はるか
中間試験(40%)、定期試験(40%)、小テストの結果および提出課題の達成度(20%)により総合的に評価する。
評価法
到達目標の理解度を計るための包括的な設問を中間・定期試験に出題する。小テストは中間試験結果により補習が必要な分野につ
基準
いて出題する。
教科書
大井利夫 監 『診療情報管理士テキスト 診療情報管理Ⅱ 基
礎・医学用語編』 日本病院会
教材 佐藤登志郎 監 『スタンダード医学英和辞典』 南山堂
裏田武夫 訳 『プログラム学習による医学用語の学びかた』 医 参考書 牛場大蔵 監 『最新医学略語辞典』 中央法規出版
学書院
オフィス
村井:昼休みや放課後、医科-9-5F-511にて
アワー
準備
学習
連絡先
準備学習として、自己学習教材『プログラ 履修上
他の科目で学ぶ医学用語や意味と関連付けて学習してください。また、日常生活
の
ム学習』を30分程度進めることにより、体
では、自然に出会う外国語、外来語に興味を持ち調べる習慣を身につけましょう。
注意点
系的に医学用語が整理されます。
-5-
臨床医学英語
Medical Terminology
2学年
学年
基礎
分野
単位数
2単位
時間数
45時間
通年(後期)
金・3時限
開講
評価
担当
村井 はるか(経・准)
科目
概要
一般に学習する英語とは異なる医療・医学分野の専門用語について、その構成(複合語)を理解し、分析できるようなプログラムに従っ
て自主的な学習を進める。そのために有用な情報および頻出する略語についても学習する。
到達
目標
1)
2)
3)
4)
No.
む ら い
担当
教員
必修
必選
たかだ
か
よ
こ
高田 佳代子(経・講)
医学用語の構成が理解できる。
医学用語の構成要素を識別し分析できる。
医療分野で必須の略語を理解できる。
医療従事者として専門分野でのコミュニケーションにも対応できるような語彙と知識を習得する。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
13
エポニムと略語
人名、地名に由来する医学英語と略語
講義
村井はるか
14
循環器系
解剖・生理、症状、検査、診断、治療の用語
講義
高田佳代子
15
神経系
解剖・生理、症状、検査の用語
講義
村井はるか
16
神経系
診断、治療の用語および略語
講義
村井はるか
17
感覚器系
解剖・生理、症状、検査の用語
講義
村井はるか
18
感覚器系
診断、治療の用語および略語
講義
村井はるか
19
骨格系
解剖・生理、症状、診断、治療の用語および略語
講義
村井はるか
20
皮膚・感染・寄生虫
解剖・生理、症状、診断、治療の用語および略語
講義
村井はるか
21
精神医学系
解剖・生理、症状、診断、治療の用語および略語
講義
村井はるか
22
乳腺系
解剖・生理、症状、診断、治療の用語および略語
講義
村井はるか
23
妊娠・分娩・周産期
系
解剖・生理、症状、診断、治療の用語および略語
講義
村井はるか
中間試験(40%)、定期試験(40%)、小テストの結果および提出課題の達成度(20%)により総合的に評価する。
評価法
到達目標の理解度を計るための包括的な設問を中間・定期試験に出題する。小テストは中間試験結果により補習が必要な分野につ
基準
いて出題する。
教科書
大井利夫 監 『診療情報管理士テキスト 診療情報管理Ⅱ 基
礎・医学用語編』 日本病院会
教材 佐藤登志郎 監 『スタンダード医学英和辞典』 南山堂
裏田武夫 訳 『プログラム学習による医学用語の学びかた』 医 参考書 牛場大蔵 監 『最新医学略語辞典』 中央法規出版
学書院
オフィス
村井:昼休みや放課後、医科-9-5F-511にて
アワー
準備
学習
連絡先
準備学習として、自己学習教材『プログラ 履修上 辞書、辞書アプリなど、調べられるものを持参してください。
の
ム学習』を30分程度進めることにより、体
他の科目で学ぶ医学用語や意味と関連付けて学習してください。また、日常生活
注意点 では、自然に出会う外国語、外来語に興味を持ち調べる習慣を身につけましょう。
系的に医学用語が整理されます。
-6-
英会話
English Conversation
2学年
学年
分野
Steeve Plante
(医・兼教)
評価
担当
基礎
必選
選択
単位数
1単位
時間数
22.5時間
前期
火・4時限
開講
担当
教員
科目
概要
Students will learn the functional uses of a variety of grammatical and lexical constructions and engage in speaking activities in a
facilitating atmosphere. Students will speak as much English as possible by using prompts and structures found in their textbook and
will develop fluency through practice. This course is conducted entirely in English.
到達
目標
1.
2.
3.
4.
No.
Feel confident and motivated when talking in everyday situations in English with an emphasis on personal learning goals.
Develop a richer vocabulary level using a mix of structured and teacher-led free discourse.
Reach a pre-intermediate level of spoken proficiency by the end of the course.
Develop general communication skills.
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
Introductions /
People's job
Chapters 1A/1B - Ways to give self-introductions and jobs and places where
people work
演習
SteevePlante
2
Daily routines /
Free-time activities
Chapters 2A/2B - Simple present/Adverbs of frequency/Free-time activities
演習
SteevePlante
3
Free-time activities
Chapters 3A/3B - Can/Can't - Ability - Sports and exercise activities
演習
SteevePlante
4
Hobbies and In-terests
Personalities and
Chapters 4A/4B - Like + Infinitives/Nouns - Adjectives to describe personalities
Dating
演習
SteevePlante
5
Telephone Talk
Weather
Chapters 5A/5B - Adjectives to describe personalities and Present continuous
tense
演習
SteevePlante
6
Directions At the
Station
Chapters 6A/6B - Asking for and giving directions/Facilities and places in a
station + prepositions
演習
SteevePlante
7
Making Dates /Excuses ppointments
Chapters 7A/7B Present continuous tense/Chores and activities
演習
SteevePlante
8
Money / Shopping
Chapters 8A/8B - How much/many/Common electronics goods
演習
SteevePlante
9
Future Plans / Predictions / Vacation
Chapters 9A/9B ? Future with going to/Types of vacation/Vacation activities
演習
SteevePlante
10
Rules/Cooking
Chapters 10A/10B -Imperatives/Cooking Instructions and ingredients
演習
SteevePlante
11
Bad Day/Health
Chapters 11A/11B - Simple past (regular and irregular verbs)/Common health
problems
演習
SteevePlante
12
Life Changes/ Stories
About Vacations
Chapters 12A/12B - Simple past tense (questions and answers)/Adjectives for
vacations
演習
SteevePlante
評価法 試験:Listening test and vocabulary/written test worth 100%. (Goals 1, 2, 3, 4)
基準 Final Evaluation: 受講態度を加味して総合的に行う。
教科書
Angela Buckingham, Miles Craven and David Williamson
『Get Real 1 New Edition』 Macmillan.
オフィス
質問等は授業前後10分に受け付ける。
アワー
準備
学習
Students' preparation and study time is
1 hour per week.
教材
参考書
連絡先
履修上
の
英語の習得に非常に意欲のある者の履修を望む。
注意点
-7-
アセンブリⅡ
Assembly Ⅱ
学年
評価
担当
科目
概要
到達
目標
No.
1
2学年
基礎
分野
アセンブリ活動便覧
参照
必選
担当
教員
必修
単位数
1単位
時間数
30時間
開講
通年(前期)
月・4時限ほか
「アセンブリ活動便覧」 に掲載
アセンブリは、学部及び学校間の壁を乗り越え、学生・教員が共通の目的に向かって一緒に活動することを通して、心身を錬磨し、責
任感と奉仕の精神にあふれた人間形成を目指す。これにより将来、医療の専門職として社会に貢献するのに必要な専門職連携の基
盤を涵養する。アセンブリⅡはアクティブラーニングであり、プロジェクト活動を行う。プロジェクトはアセンブリⅠ支援プロジェクト、学内・
院内プロジェクト、学外プロジェクトに大別される。5~10名の複数学科の学生による混成チームが作られ、各チームはそれぞれのプロ
ジェクト活動を行う。詳細は「アセンブリ活動便覧」参照。
卒業時到達目標(アセンブリ活動便覧参照)を達成するために、アセンブリⅡ終了時の到達目標は以下のとおりとする。
1. チームとして明確な目標を定めることができる。
2. 主体的に考え、目標に向かって一歩踏み出すことができる。
3. 将来直面する課題の問題点を発見し、問題解決を行うなど考え抜く力を発揮できる。
4. チーム活動を円滑に行うことができる。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
アセンブリ活動便覧
「アセンブリ活動
全体オリエンテーション:活動の目的と内容、提出書類と評価、活動ルール
演習
参照
便覧」に記載
2
アセンブリ活動便覧
参照
オリエンテーション:ポータルサイト説明、Moodleの利用について
演習
「アセンブリ活動
便覧」に記載
3
アセンブリ活動便覧
参照
チーム活動1:チームにてリーダー等の役割分担、連絡方法の決定
演習
「アセンブリ活動
便覧」に記載
4
アセンブリ活動便覧
参照
チーム活動2:プロジェクト活動の計画・立案
演習
「アセンブリ活動
便覧」に記載
5
アセンブリ活動便覧
参照
チーム活動3:プロジェクト申請書ならびに予算申請書の作成
演習
「アセンブリ活動
便覧」に記載
6
アセンブリ活動便覧
参照
プロジェクト活動1
演習
「アセンブリ活動
便覧」に記載
7
アセンブリ活動便覧
参照
プロジェクト活動2
演習
「アセンブリ活動
便覧」に記載
8
アセンブリ活動便覧
参照
プロジェクト活動3
演習
「アセンブリ活動
便覧」に記載
9
アセンブリ活動便覧
参照
プロジェクト活動4
演習
「アセンブリ活動
便覧」に記載
10
アセンブリ活動便覧
参照
プロジェクト活動5
演習
「アセンブリ活動
便覧」に記載
11
アセンブリ活動便覧
参照
プロジェクト活動6
演習
「アセンブリ活動
便覧」に記載
12
アセンブリ活動便覧
参照
プロジェクト活動7
演習
「アセンブリ活動
便覧」に記載
13
アセンブリ活動便覧
参照
プロジェクト活動8
演習
「アセンブリ活動
便覧」に記載
14
アセンブリ活動便覧
参照
プロジェクト活動9
演習
「アセンブリ活動
便覧」に記載
アセンブリ活動便覧
「アセンブリ活動
アセンブリ講演会3
演習
参照
便覧」に記載
評価は、プロジェクト活動(70%)とオリエンテーションやチーム活動ならびにアセンブリ講演会や活動発表会(30%)を総合的に評価
評価法 する。プロジェクト活動の評価は活動計画、予算計画、会計報告、活動状況、活動報告書、自己評価と相互評価などを含め総合的に
基準 評価する。オリエンテーションやチーム活動ならびにアセンブリ講演会や活動発表会の評価は、その参加度やレポートなどを総合的に
評価する。
15
教科書
「アセンブリ活動便覧」参照
なお、アセンブリ活動便覧は「藤田保健衛生大学 アセンブリ・ 教材
「アセンブリ活動便覧」参照
ポータルサイト http://assembly.fujita-hu.ac.jp/」にて閲覧お 参考書
よびダウンロードすることができる。
オフィス
「アセンブリ活動便覧」参照
アワー
連絡先
・活動時間はチームで主体的に決める(授業後、土・日曜日、夏休みなどでも可)。
準備
学習
アセンブリ精神を理解しておくこと。
履修上
・活動は基本的にチームで動き、活動スケジュールなどは学生が決定する。
の
・活動目標として地域連携、ボランティア、医療人としての基盤形成などを盛り込
注意点
む。
-8-
アセンブリⅡ
Assembly Ⅱ
学年
評価
担当
科目
概要
到達
目標
No.
2学年
基礎
分野
アセンブリ活動便覧
参照
必選
担当
教員
必修
単位数
1単位
時間数
30時間
開講
通年(後期)
月・4時限ほか
「アセンブリ活動便覧」 に掲載
アセンブリは、学部及び学校間の壁を乗り越え、学生・教員が共通の目的に向かって一緒に活動することを通して、心身を錬磨し、責
任感と奉仕の精神にあふれた人間形成を目指す。これにより将来、医療の専門職として社会に貢献するのに必要な専門職連携の基
盤を涵養する。アセンブリⅡはアクティブラーニングであり、プロジェクト活動を行う。プロジェクトはアセンブリⅠ支援プロジェクト、学内・
院内プロジェクト、学外プロジェクトに大別される。5~10名の複数学科の学生による混成チームが作られ、各チームはそれぞれのプロ
ジェクト活動を行う。詳細は「アセンブリ活動便覧」参照。
卒業時到達目標(アセンブリ活動便覧参照)を達成するために、アセンブリⅡ終了時の到達目標は以下のとおりとする。
1. チームとして明確な目標を定めることができる。
2. 主体的に考え、目標に向かって一歩踏み出すことができる。
3. 将来直面する課題の問題点を発見し、問題解決を行うなど考え抜く力を発揮できる。
4. チーム活動を円滑に行うことができる。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
16
アセンブリ活動便覧
参照
プロジェクト活動10
演習
「アセンブリ活動
便覧」に記載
17
アセンブリ活動便覧
参照
プロジェクト活動11
演習
「アセンブリ活動
便覧」に記載
18
アセンブリ活動便覧
参照
プロジェクト活動12
演習
「アセンブリ活動
便覧」に記載
19
アセンブリ活動便覧
参照
プロジェクト活動13
演習
「アセンブリ活動
便覧」に記載
20
アセンブリ活動便覧
参照
プロジェクト活動14
演習
「アセンブリ活動
便覧」に記載
21
アセンブリ活動便覧
参照
プロジェクト活動15
演習
「アセンブリ活動
便覧」に記載
22
アセンブリ活動便覧
参照
アセンブリⅡ活動報告会1
演習
「アセンブリ活動
便覧」に記載
23
アセンブリ活動便覧
参照
アセンブリⅡ活動報告会2
演習
「アセンブリ活動
便覧」に記載
評価は、プロジェクト活動(70%)とオリエンテーションやチーム活動ならびにアセンブリ講演会や活動発表会(30%)を総合的に評価
評価法 する。プロジェクト活動の評価は活動計画、予算計画、会計報告、活動状況、活動報告書、自己評価と相互評価などを含め総合的に
基準 評価する。オリエンテーションやチーム活動ならびにアセンブリ講演会や活動発表会の評価は、その参加度やレポートなどを総合的に
評価する。
教科書
「アセンブリ活動便覧」参照
なお、アセンブリ活動便覧は「藤田保健衛生大学 アセンブリ・ 教材
「アセンブリ活動便覧」参照
ポータルサイト http://assembly.fujita-hu.ac.jp/」にて閲覧お 参考書
よびダウンロードすることができる。
オフィス
「アセンブリ活動便覧」参照
アワー
連絡先
・活動時間はチームで主体的に決める(授業後、土・日曜日、夏休みなどでも可)。
準備
学習
アセンブリ精神を理解しておくこと。
履修上
・活動は基本的にチームで動き、活動スケジュールなどは学生が決定する。
の
・活動目標として地域連携、ボランティア、医療人としての基盤形成などを盛り込
注意点
む。
-9-
薬理学
※臨床工学科との合同授業
Pharmacology 学年
2学年
分野
専門
選択
1単位
単位数
時間数
22.5時間
後期
水・1時限
開講
評価
担当
野村 裕子(検・特准) 教員
科目
概要
薬物による治療は、病気あるいは症状を改善する効果が十分に得られ、かつ有害な作用が現れないようにしなければならない。薬理
学では、薬物の生体への作用、薬理効果、代謝経路、副作用など、薬物治療の基礎知識について講義する。
到達
目標
1.薬理学の基礎理論である投与された薬物の生体内運命と薬効、薬の作用点の薬物受容体を理解できるようになる。
2.医薬品の法律による規制を理解できる。
3.各医薬品の作用機序、薬理効果、副作用を理解し説明できる。
4.医療従事者として必要な薬物の知識を身に付けることができる。
No.
の む ら
担当
必選
ゆ う こ
いけ も と かずひさ
池本 和久(医・兼准)
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
総論①
薬と法律、薬理作用、作用機序
講義
野村裕子
2
総論②
薬の生体内運命と薬効、薬物治療に影響する因子、新薬の開発
講義
野村裕子
3
末梢神経作用薬①
自律神経系の基礎知識、コリン作動薬と遮断薬
講義
野村裕子
4
末梢神経作用薬②
アドレナリン作動薬と遮断薬、筋弛緩薬、局所麻酔薬
講義
野村裕子
5
中枢神経作用薬①
各種全身麻酔薬、鎮静睡眠薬、麻薬性鎮痛薬
講義
野村裕子
6
中枢神経作用薬②
抗てんかん薬、向精神薬、抗パーキンソン病薬
講義
野村裕子
7
心・血管系作用薬① 心不全治療薬、狭心症治療薬、抗不整脈薬
講義
野村裕子
8
心・血管系作用薬② 降圧薬、脂質異常症治療薬
講義
野村裕子
9
消毒・抗感染症薬
消毒薬、抗菌薬、抗ウイルス薬、抗真菌薬
講義
野村裕子
10
抗悪性腫瘍薬
アルキル化薬、代謝拮抗薬、分子標的薬、上記内容の総まとめと復習
講義
野村裕子
11
抗血栓・炎症・免疫
治療薬
抗血栓治療薬、解熱鎮痛薬と抗炎症薬、免疫調節薬と免疫療法薬
講義
池本和久
12
呼吸器・消化器・内
分泌作用薬
気管支喘息治療薬、消化性潰瘍治療薬、糖尿病治療薬
講義
池本和久
評価法 定期試験の成績(野村:70%と池本:25%)と授業への参加度(5%)を総合して評価する。
基準 定期試験は、到達目標1~4の理解度を計るための設問を出題する。
教材: 講義資料を配付し、それに添って行う(野村、池本)
教科書
教材 参考書:吉岡充弘ら編
参考書 『系統看護学講座:疾病のなりたちと回復の促進[3] 薬理学』
野村隆英ら 『シンプル薬理学 [改訂第5版]』 南江堂
医学書院、 田中千賀子ら編 『NEW薬理学』 南江堂
池本:質問等は随時(医1-5F-505)
オフィス
野村:授業終了時(16:10~17:00)と昼休み時間(12:10~
アワー
連絡先
13:00)(生涯セ2-2F-204)
準備
学習
講義前に講義予定の教科書範囲を30分
程度予習し、その内容を或る程度把握し 履修上
講義資料を配布するので、授業中に加筆して自分のノートを作る。
の
ておくこと。
講義中の私語は他の学生に迷惑なので慎む。
注意点
15分ほど講義の復習をし、次回授業が
理解できるようにする。
-10-
病理学
Pathology
2学年
学年
評価
担当
専門
分野
しんざと まさのり
新里 昌功(経・准)
必選
選択
単位数
1単位
時間数
22.5時間
前期
水・1時限
開講
担当
教員
科目
概要
病理学は、病気の原因をさぐり、患者の疾病診断に直接的に関与する学問である。解剖学や組織学、生理学、生化学的などの基礎医
学の知識を踏まえて、多くの症例を示しながら種々の疾患の発症原因について講義する。
到達
目標
1.
2.
3.
4.
No.
正常な人体構造と病的状態を比較できる。
疾病の病因や病態を理解して説明できる。
カルテに記載されている病理学用語の知識を習得する。
多角的な知識を集約し、医療の高度化・細分化に伴う診療情報管理の変化に対応できるようにする。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
病理学総論①
病理学とは何か、先天異常、代謝障害について理解する。
講義
新里昌功
2
病理学総論②
進行性病変、循環障害、炎症について理解する。
講義
新里昌功
3
病理学総論③
免疫病理と感染症、腫瘍について理解する。
講義
新里昌功
4
循環器疾患①
動脈硬化症、高血圧症、動・静脈瘤、血栓について理解する。
講義
新里昌功
5
循環器疾患②
心疾患について理解する。
講義
新里昌功
6
血液・リンパ系疾患
貧血、白血病、悪性リンパ腫について理解する。
講義
新里昌功
7
呼吸器疾患
急性・慢性肺炎および肺腫瘍について理解する。
講義
新里昌功
8
消化器疾患①
消化管の炎症および腫瘍について理解する。
講義
新里昌功
9
消化器疾患②
肝・胆・膵の炎症および腫瘍について理解する。
講義
新里昌功
10
泌尿器疾患
腎臓と尿路系の炎症および腫瘍について理解する。
講義
新里昌功
11
生殖器・内分泌・運
動器疾患
男性・女性生殖器と乳腺の炎症および腫瘍、ホルモン異常、筋疾患について理解す
る。
講義
新里昌功
12
骨・皮膚・神経疾患
骨腫瘍、皮膚疾患、脳腫瘍について理解する。
講義
新里昌功
評価法 受講態度(10%)、定期試験(90%)を総合して評価する。
基準 到達目標1~3の理解度を計るための設問を定期試験に出題する。
大橋健一 『系統看護学講座 専門基礎分野 病理学 疾病
のなりたちと回復の促進①』 医学書院
教科書 大井利夫(監) 『診療情報管理士テキスト 診療情報管理Ⅰ
基礎・医学編』 (社)日本病院会
プリントを配布
教材
特になし。
参考書
オフィス
昼休憩時間に、医科9-4F-406にて。
アワー
連絡先
準備
学習
授業前に講義予定の教科書の範囲を30 履修上
説明には配布プリントを用いる。
の
分程度予習すること。講義で用いたプリ
病理学とは疾病の病因や病態を理解する学問であることを認識して欲しい。
注意点
ントについて15分ほど復習すること。
-11-
臨床微生物学
Clinical Microbiology
2学年
学年
評価
担当
専門
分野
ないとう もりひろ
内藤 守啓(検・准)
必修
必選
単位数
1単位
時間数
22.5時間
前期
火・2時限
開講
担当
教員
科目
概要
病院には医師、看護師、医療技術職など多くの医療従事者が勤務しており、医療事務を担当する職員もその一員である。事務職員は
事務室内での業務だけでなく、患者と接する業務を担当することも多い。医療従事者は、ほかの業種よりも病原微生物に接する頻度と
被曝量が何倍にもなり、感染するリスクの高い職場で働いている。そのような環境の中で、自分自身が感染しないための知識を身につ
け、また、患者への媒介者とならないようにしなければならない。臨床微生物学では、病原微生物と感染防御の基礎知識について講
義する。
到達
目標
1.
2.
3.
4.
No.
病原微生物について理解し説明できる。
感染症の特徴を理解し説明できる。
滅菌と消毒について理解し説明できる。
感染防御について理解し説明できる。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
細菌感染症 ①
グラム陽性球菌の特徴と病原性 (ブドウ球菌など)
講義
内藤守啓
2
細菌感染症 ②
グラム陽性桿菌の特徴と病原性 (炭疽菌など)
講義
内藤守啓
3
細菌感染症 ③
グラム陰性菌の特徴と病原性 (りん菌など)
講義
内藤守啓
4
細菌感染症 ④
グラム陰性菌の特徴と病原性 (赤痢菌など)
講義
内藤守啓
5
細菌感染症 ⑤
その他の細菌の特徴と病原性 (クラミジアなど)
講義
内藤守啓
6
ウイルス感染症 ①
DNAウイルスの特徴と病原性 (ヘルペスウイルスなど)
講義
内藤守啓
7
ウイルス感染症 ②
RNAウイルスの特徴と病原性 (インフルエンザウイルスなど)
講義
内藤守啓
8
真菌感染症
カンジダ、アスペルギルスなどの特徴と病原性
講義
内藤守啓
9
原虫・寄生虫感染症 回虫、マラリアなどの特徴と病原性
講義
内藤守啓
10
感染症対策 ①
滅菌と消毒、抗微生物薬
講義
内藤守啓
11
感染症対策 ②
常在細菌叢、日和見感染、病院(院内)感染対策
講義
内藤守啓
12
感染症対策 ③
標準予防策、感染経路別予防策
講義
内藤守啓
到達目標の達成度を評価するために定期試験を実施する。
評価法
基準:講義資料の練習問題の範囲から出題する。
基準
評価法:定期試験90%、授業態度10%で評価する。
配布資料
教科書 藤本秀士ほか 『病原体・感染・免疫 改訂2版』 南山堂
教材
田爪正氣ほか 『新・感染と微生物の教科書』 研成社
参考書
森尾友宏(監)ほか 『病気がみえるvol.6』 メディックメディア
授業後10分間。
オフィス
随時対応する。
アワー
連絡先
あらかじめメールで連絡していただくのが望ましい。
準備
学習
配布資料に記されている教科書の関連
ページを30分程度予習・復習すること。
履修上 1. 配布資料に添って講義する。教科書は平行して読み進めること。
の
2. 講義中の私語は慎むこと。目に余るときには退室を求めることがある。
注意点 3. 簡単な質問にはメールでも応ずるが、質問にはぜひ部屋を訪ねてほしい。
-12-
会計学Ⅰ
Accounting Ⅰ
学年
2学年
評価
担当
福永 肇(経・教)
科目
概要
分野
専門
必選
必修
単位数
1単位
時間数
22.5時間
後期
金・4時限
開講
担当
教員
ふ く な が はじめ
病院や企業では毎期ごとに企画が立案され、事業計画が決まり、事業活動が行われ、期末に業績結果と評価がなされます。これらの
作業は会計の考え方に従って行われ、会計用語と金額によって表現されます。したがって「会計の言葉」を使用して話をしたり、「会計
の言葉」を理解することは、現代社会で仕事を行う際の必須条件といえます。
本講座は初めて会計学を学ぶ学生を対象にする会計学入門講座と位置づけます。
到達
目標
No.
会計学の入門講座とし、会計の体系や決算書を学ぶ。
①会計・財務の基礎的知識、用語、考え方を理解できるようにする(財務会計)。
②病院の貸借対照表・損益計算書の基礎を理解できるようにする。
③3年生での「会計学Ⅱ」「財務管理論」(財務分析、経営分析、資金調達など)に繋げる基礎講座として位置づける。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
会計学の鳥瞰図
簿記、財務会計、税務会計、管理会計(戦略会計)
講義
福永肇
2
会計・財務入門
簿記・会計・財務の専門用語、手形決済条件
講義
福永肇
3
決算書
決算書(財務諸表)を“読む”ということ
講義
福永肇
4
複式簿記のしくみ
取引、仕訳、借方、貸方、勘定科目、記帳原則
講義
福永肇
5
簿記一巡と期末決
算
伝票⇒仕訳帳⇒総勘定元帳⇒試算表⇒P/L、B/S
講義
福永肇
6
医療法人の会計
病院会計準則、病院の財務諸表、決算作業
講義
福永肇
7
損益計算書(P/L)① 収益と5つの利益(粗利、営業、経常、税前、当期)
講義
福永肇
8
損益計算書(P/L)② 損益計算書の構造
講義
福永肇
9
損益計算書(P/L)③ 病院の損益計算書(売上総利益の概念なし)
講義
福永肇
10
貸借対照表(B/S)① 資産=負債+純資産。 B/Sの勘定科目の説明
講義
福永肇
11
貸借対照表(B/S)② B/Sの構造。資金の調達(貸方)と運用(借方)
講義
福永肇
12
貸借対照表(B/S)③ 病院の貸借対照表
講義
福永肇
評価法 定期試験(100%)にて評価する予定。詳細は授業にて説明する。
基準 到達目標1~3の理解度を計るための設問を定期試験に出題する。
<参考書> 山内一信/ 藤田保健衛生大学医療経営情報学
教科書 都度プリントを配布します。
教材
科 編著 『入門 医療経営情報学』 同友館、第7章
参考書
オフィス 質問は講義の後に、研究室(9号館508号室)で受け付けま
アワー す。
連絡先
準備
学習
講義で教わったことは教科書、配布プリ
ントで毎回30分程度復讐して、理解して
ください。
皆さんにとって会計学は初めて学ぶ分野です。最初は専門用語も学問の体系も把
履修上
握できなくて、戸惑うと思います。講義を通じて会計の考え方を理解し、会計用語に
の
慣れてください。講義で教わったことは教科書、配布プリントで毎回30分程度復讐
注意点
して、理解してください。・電卓(できれば12桁)を準備してください。
-13-
診療報酬請求論Ⅱ
Theory of Medical Fee Reimbursement Ⅱ
学年
評価
担当
2学年
専門
分野
いしかわ す み え
石川 澄江(客・講)
必選
必修
単位数
2単位
時間数
45時間
通年(前期)
木・3時限
開講
担当
教員
科目
概要
医療を取り巻く環境は様々な部分で変化しつつあり、とりわけ医療の質的向上と患者への情報提供が強く望まれるようになってきた。
診療報酬請求論Ⅱでは、診療情報の価値を十分に発揮させるための診療情報管理部門の効率的な管理運用を理解し、診療情報を
有効かつ迅速に活用するために必要な基本的・具体的な管理方法と業務内容についての知識を講義する。
到達
目標
1)1年次で理解した診療報酬体系について、理解を深める。
2)点数表の解釈法を学び、高度な算定技術も併せて身に着けることにより、各種検定の習得を合併せて目指す。
No.
テーマ
授業内容
形式
担当教員
講義
石川澄江
1
投薬・注射・処置(応
投薬・注射・処置の算定ポイントについて学ぶ。
用)
2
処置・検査(応用)
検体検査・生体検査・病理診断の算定を通して、点数表の解釈法を理解する。点数
表を使いこなす能力を身に着ける。
講義
石川澄江
3
手術(応用)
複数手術の実施について理解する。
手術の施設基準について理解し、高度な算定技能を身に着ける。
講義
石川澄江
4
画像診断(応用)
画像診断に関連する各種加算の算定法を理解する。
講義
石川澄江
5
新点数の説明・解釈
診療報酬改定のため平成27年度の算定の違いを学ぶ。
1
講義
石川澄江
6
新点数の説明・解釈
新点数の変更を基にテキスト・資料等の内容を確認・変更する。
2
講義
石川澄江
7
入院-1
診療報酬解釈
入院基本料の区分、入院日数による加算を学ぶ。
講義
石川澄江
8
入院-2
診療報酬解釈
入院基本料等加算の算定のルールを学ぶ。
講義
石川澄江
9
入院-3
診療報酬解釈
入院時食事療養費の算定(区分・加算・標準負担額)を学ぶ。
講義
石川澄江
10
入院-4
診療報酬解釈
入院料以外の点数算定。
外来と入院の診療項目算定の違いを理解する。
講義
石川澄江
11
入院-5
診療報酬解釈
入院レセプトの書き方を学び、簡単な内容のカルテからレセプト作成し、診療報酬の
理解を深める。
講義
石川澄江
12
学習のまとめ
まとめの小テスト(外来)
講義
石川澄江
評価法 中間試験および定期試験(60%)、受講態度(10%)、提出物(レセプト・プリント)・小テスト(30%)を総合して評価する。
基準 到達目標1~2の理解度を計るための設問を定期試験に出題する。
教科書
『サポートブック2016』 ソラスト
『診療点数早見表2016』 医学通信社
『医事関連法の完全知識2016』 医学通信社
『受験対策と予想問題集2016前期版』 医学通信社
オフィス
講義後30分
アワー
教材 教材: 自作プリント
参考書 参考書: 講義時に指示する。
連絡先
学習内容は、必ず見直し、プリントおよびノートの整理をすること。
準備
学習
本科目は、予習よりも復習に重きを置い
てください。課題等は随時指示するの
で、必ず提出すること(30分程度)。
履修上 電卓、付箋紙、蛍光ペン、のり(スティックのり等でよい)、はさみを準備すること。
の
この科目は暗記よりも、正解を引き出す力(探し出す力)が重要である。資料整理の
注意点 仕方、必要な資料の見分け方、添付の仕方なども紹介していくので、上記の物品
は必ず携行すること。
-14-
診療報酬請求論Ⅱ
Theory of Medical Fee Reimbursement Ⅱ
学年
評価
担当
2学年
専門
分野
いしかわ す み え
石川 澄江(客・講)
必選
必修
単位数
2単位
時間数
45時間
通年(後期)
木・3時限
開講
担当
教員
科目
概要
医療を取り巻く環境は様々な部分で変化しつつあり、とりわけ医療の質的向上と患者への情報提供が強く望まれるようになってきた。
診療報酬請求論Ⅱでは、診療情報の価値を十分に発揮させるための診療情報管理部門の効率的な管理運用を理解し、診療情報を
有効かつ迅速に活用するために必要な基本的・具体的な管理方法と業務内容についての知識を講義する。
到達
目標
1)1年次で理解した診療報酬体系について、理解を深める。
2)点数表の解釈法を学び、高度な算定技術も併せて身に着けることにより、各種検定の習得を合併せて目指す。
No.
テーマ
授業内容
形式
担当教員
13
初・再診
診療報酬解釈
複雑な内容のカルテからレセプトを作成し、診療報酬の理解を深める。(入院)
診療点数早見表の解釈(応用)-初・再診(学科)
講義
石川澄江
14
入院
診療報酬解釈
複雑な内容のカルテからレセプトを作成し、診療報酬の理解を深める。(外来)
診療点数早見表の解釈(応用)-入院(学科)
講義
石川澄江
15
医学管理
診療報酬解釈
複雑な内容のカルテからレセプトを作成し、診療報酬の理解を深める。(入院)
診療点数早見表の解釈(応用)-医学管理
講義
石川澄江
16
在宅
診療報酬解釈
複雑な内容のカルテからレセプトを作成し、診療報酬の理解を深める。(外来)
診療点数早見表の解釈(応用)-在宅
講義
石川澄江
17
投薬・注射
診療報酬解釈
複雑な内容のカルテからレセプトを作成し、診療報酬の理解を深める。(入院)
診療点数早見表の解釈(応用)-投薬・注射
講義
石川澄江
18
処置・リハビリ
診療報酬解釈
複雑な内容のカルテからレセプトを作成し、診療報酬の理解を深める。(外来)
診療点数早見表の解釈(応用)-処置・リハビリ
講義
石川澄江
19
検査
診療報酬解釈
複雑な内容のカルテからレセプトを作成し、診療報酬の理解を深める。(入院)
診療点数早見表の解釈(応用)-検査
講義
石川澄江
20
手術・輸血・麻酔
診療報酬解釈
複雑な内容のカルテからレセプトを作成し、診療報酬の理解を深める。(外来)
診療点数早見表の解釈(応用)-手術・輸血・麻酔
講義
石川澄江
21
画像診断
診療報酬解釈
複雑な内容のカルテからレセプトを作成し、診療報酬の理解を深める。(入院)
診療点数早見表の解釈(応用)-画像診断
講義
石川澄江
22
メディカルクラーク-
メディカルクラーク ガイダンス・レセプト作成・学科算定方法
1
講義
石川澄江
23
メディカルクラーク-
メディカルクラーク レセプト作成・学科算定方法
2
講義
石川澄江
評価法 中間試験および定期試験(60%)、受講態度(10%)、提出物(レセプト・プリント)・小テスト(30%)を総合して評価する。
基準 到達目標1~2の理解度を計るための設問を定期試験に出題する。
教科書
『サポートブック』ソラスト
『診療点数早見表2016』 医学通信社
『医事関連法の完全知識2016』 医学通信社
『受験対策と予想問題集2016前期版』 医学通信社
オフィス
講義後30分
アワー
準備
学習
教材 教材: 自作プリント
参考書 参考書: 講義時に指示する。
連絡先
学習内容は必ず見直し、プリントおよびノートの整理をすること。
本科目は予習よりも復習に重きを置いて 履修上 電卓、付箋紙、蛍光ペン、のり(スティックのり等でよい)、はさみを準備すること。こ
の
ください。課題等は随時指示するので必
の科目は暗記よりも、正解を引き出す力(探し出す力)が重要である。資料整理の
注意点 仕方、必要な資料の見分け方、添付の仕方なども紹介していくので、上記の物品
ず提出すること(30分程度)。
は必ず携行すること。
-15-
診療報酬請求論実習
Theory of Medical Fee Reimbursement, Practice
学年
2学年
専門
分野
必修
必選
ふくなが はじめ
評価
担当
いしかわ す み え
石川 澄江(客・講)
担当
教員
2単位
単位数
よねもと く ら も と
時間数
90時間
しんざと まさ の り
通年(前期1)
木・4,5時限
開講
む と う こういち
福永 肇 (経・教)、米本 倉基 (経・教)、新里 昌功(経・准)、武藤 晃一(経・准)、
むらい
かめい てつや
む ら た ゆき の り
お く はら
しゅん
村井 はるか(経・准)、亀井 哲也(経・准)、 村田 幸則(経・助)、奥原 俊(経・助)、
い の う
け
い こ
稲生 圭伊子(経・手)
科目
概要
本科目では、診療録に記載されている内容をレセプトに展開していく過程を、実習を通して理解する。正確な請求ができるよう、より多
くの症例を経験し、実務に役立てる。レセプト作成のみならず、医事全般の管理者となりうる技能の習得を目指す。併せて、診療報酬
請求事務能力認定試験対策を実施する。
到達
目標
1)病院経営の中核となる診療報酬を実務レベルで理解するために病院実習を実施し、医療人となるための基本的事項を理解する。
2)病院での診療報酬請求業務の即戦力になるための資格取得と多くの算定症例での実践力を身につける。
3)病院の各部署を班ごとに見学し、仕事内容を理解する。さらに、請求に役立つ症例を実際に見学し、実践力を身に付ける。
形式
担当教員
実習における心得、基礎知識を理解する。
実習
石川, 稲生
点数表の解釈-1
診療報酬請求-1
【解釈】実例に基づいた診療点数の解釈-診察
【請求】初・再診~検査の算定法(加算)
実習
石川, 稲生
5
病院見学①
病院の各部署を班ごとに見学し、仕事内容を理解する。さらに、請求に役立つ症例
を実際に見学し、実践力を身に付ける。
実習
福永,米本,新里、
武藤,村井,亀井,
村田,奥原、稲生
6
7
点数表の解釈-2
診療報酬請求-2
【解釈】実例に基づいた診療点数の解釈-医学管理①
【請求】手術・麻酔の算定とレセプト記載法
実習
石川, 稲生
8
病院見学②
病院の各部署を班ごとに見学し、仕事内容を理解する。さらに、請求に役立つ症例
を実際に見学し、実践力を身に付ける。
実習
福永,米本,新里、
武藤,村井,亀井,
村田,奥原、稲生
9
レセIT試験①
診療報酬請求事務能力認定試験の模擬試験を実施。
実習
稲生
10
11
点数表の解釈-3
診療報酬請求-3
【解釈】実例に基づいた診療点数の解釈-医学管理②
【請求】点数改正による算定とレセプト記載法
実習
石川, 稲生
12
13
点数表の解釈-4
診療報酬請求-4
【解釈】実例に基づいた診療点数の解釈-医学管理②
【請求】点数改正による算定とレセプト記載法
実習
石川, 稲生
14
15
点数表の解釈-5
診療報酬請求-5
【解釈】実例に基づいた診療点数の解釈-投薬①
【請求】入院の算定法とレセプト記載法
実習
石川, 稲生
16
病院見学③
病院の各部署を班ごとに見学し、仕事内容を理解する。さらに、請求に役立つ症例
を実際に見学し、実践力を身に付ける。
実習
福永,米本,新里、
武藤,村井,亀井,
村田,奥原、稲生
17
レセIT試験②
診療報酬請求事務能力認定試験の模擬試験を実施。
実習
稲生
18
19
点数表の解釈-6
診療報酬請求-6
【解釈】実例に基づいた診療点数の解釈-投薬②
【請求】入院の算定法とレセプト記載法
実習
石川, 稲生
20
21
入院症例の算定と検 【解釈】実例に基づいた診療点数の解釈-注射①
討-1
【請求】入院症例の検討
実習
石川, 稲生
22
病院見学④
実習
福永,米本,新里、
武藤,村井,亀井,
村田,奥原、稲生
No.
テーマ
1
2
ガイダンス
3
4
授業内容
病院の各部署を班ごとに見学し、仕事内容を理解する。さらに、請求に役立つ症例
を実際に見学し、実践力を身に付ける。
中間試験および定期試験の成績(60%)、受講態度(10%)、レセプト・プリント・レポート(30%)で総合的に評価する。
評価法
到達目標1~3の理解度を計るための設問を中間・定期試験に出題する。
基準
※授業コマ数の1/3以上を欠席した場合、それ以降の補講は原則として認めない。
『サポートブック』ソラスト
『診療点数早見表2016』 医学通信社
教科書 『受験対策と予想問題2016(前期版)』 医学通信社
『医事関連法規の完全知識2016』 医学通信社
『公費負担医療の実際知識2015』 医学通信社
教材 教材: 自作プリント
参考書 参考書: 実習時に指示する。
オフィス 石川:実習後30分
アワー 稲生:昼休みや放課後、医科-9-5F-511にて
連絡先
準備
学習
この科目は、正確なレセプトを作成するこ
レセプトはファイリングして保存し、いつでも重要ポイントを確認できるように工夫す
とが重要です。次回の実習内容を指示
履修上 ること。 実習時は常に電卓、付箋紙、蛍光ペン(2色)、のり(スティックのり等でよ
の
するので、必ず予習しておいてください。
い)、はさみ、ステープル(ホッチキス)を携行すること。
作成したレセプトは、見直し、間違えた箇 注意点 レセプト作成は、単元ごとに学習内容が異なります。わからない部分があると次に進
所の復習をしておくこと(30分程度)。
めませんので、疑問点については、その都度、講師に質問し解決しておくこと。
-16-
診療報酬請求論実習
Theory of Medical Fee Reimbursement, Practice
学年
評価
担当
2学年
専門
分野
いしかわ す み え
石川 澄江(客・講)
担当
教員
必修
必選
い の う
け
単位数
2単位
時間数
90時間
開講
通年(前期2)
木・1~4時限
い こ
稲生 圭伊子(経・手)
科目
概要
本科目では、診療録に記載されている内容をレセプトに展開していく過程を、実習を通して理解する。正確な請求ができるよう、より多
くの症例を経験し、実務に役立てる。レセプト作成のみならず、医事全般の管理者となりうる技能の習得を目指す。併せて、診療報酬
請求事務能力認定試験対策を実施する。
到達
目標
1)病院経営の中核となる診療報酬を実務レベルで理解するために病院実習を実施し、医療人となるための基本的事項を理解する。
2)病院での診療報酬請求業務の即戦力になるための資格取得と多くの算定症例での実践力を身につける。
No.
テーマ
授業内容
形式
担当教員
23
24
入院症例の算定と検 【解釈】実例に基づいた診療点数の解釈-注射②
討-2
【請求】入院症例の検討
実習
石川・稲生
25
26
点数表の解釈-7
診療報酬請求-7
【解釈】実例に基づいた診療点数の解釈-処置①
【請求】外来症例の検討
実習
石川・稲生
27
28
点数表の解釈-8
診療報酬請求-8
【解釈】実例に基づいた診療点数の解釈-検査①
【請求】外来症例の検討
実習
石川・稲生
29
30
点数表の解釈-9
診療報酬請求-9
【解釈】実例に基づいた診療点数の解釈-検査②
【請求】外来症例の検討
実習
石川・稲生
31
32
点数表の解釈-10
診療報酬請求-10
【解釈】実例に基づいた診療点数の解釈-画像診断①・②
【請求】外来症例の検討
実習
石川・稲生
33
34
点数表の解釈-11
診療報酬請求-11
【解釈】実例に基づいた診療点数の解釈-手術・麻酔①・②
【請求】外来症例の検討
実習
石川・稲生
35
36
点数表の解釈-12
診療報酬請求-12
【解釈】診療報酬と医療保険との関わりを理解する。
【請求】外来症例の検討
実習
石川・稲生
37
38
点数表の解釈-13
診療報酬請求-13
【解釈】診療報酬と公費負担医療制度との関わりを理解する。
【請求】外来症例の検討
実習
石川・稲生
評価法 中間試験および定期試験の成績(60%)、受講態度(10%)、レセプト・プリント・レポート(30%)で総合的に評価する。
基準 到達目標1~3の理解度を計るための設問を中間・定期試験に出題する。
『サポートブック』ソラスト
『診療点数早見表2016』 医学通信社
教科書 『受験対策と予想問題集2016(前期版)』 医学通信社
『医事関連法規の完全知識2016』 医学通信社
『公費負担医療の実際知識2015』 医学通信社
教材 教材: 自作プリント
参考書 参考書: 実習時に指示する。
オフィス 石川:実習後30分
アワー 稲生:昼休みや放課後、医科-9-5F-511にて
連絡先
準備
学習
この科目は、正確なレセプトを作成するこ
レセプトはファイリングして保存し、いつでも重要ポイントを確認できるように工夫す
とが重要です。次回の実習内容を指示
履修上 ること。 実習時は常に電卓、付箋紙、蛍光ペン(2色)、のり(スティックのり等でよ
の
するので、必ず予習しておいてください。
い)、はさみ、ステープル(ホッチキス)を携行すること。
作成したレセプトは、見直し、間違えた箇 注意点 レセプト作成は、単元ごとに学習内容が異なります。わからない部分があると次に進
所の復習をしておくこと(30分程度)。
めませんので、疑問点については、その都度、講師に質問し解決しておくこと。
-17-
診療報酬請求論実習
Theory of Medical Fee Reimbursement, Practice
学年
2学年
専門
分野
必修
必選
ふくなが はじめ
評価
担当
いしかわ す み え
石川 澄江(客・講)
担当
教員
2単位
単位数
よねもと く ら も と
時間数
90時間
しんざと まさ の り
通年(後期)
木・4,5時限
開講
む と う こういち
福永 肇 (経・教)、米本 倉基 (経・教)、新里 昌功(経・准)、武藤 晃一(経・准)、
むらい
かめい てつや
む ら た ゆき の り
お く はら
しゅん
村井 はるか(経・准)、亀井 哲也(経・准)、 村田 幸則(経・助)、奥原 俊(経・助)、
い の う
け
い こ
さ か い かずよし
稲生 圭伊子(経・手)、酒井 一由(工・准)
科目
概要
本科目では、診療録に記載されている内容をレセプトに展開していく過程を、実習を通して理解する。正確な請求ができるよう、より多
くの症例を経験し、実務に役立てる。レセプト作成のみならず、医事全般の管理者となりうる技能の習得を目指す。併せて、診療報酬
請求事務能力認定試験対策を実施する。
到達
目標
1)病院経営の中核となる診療報酬を実務レベルで理解するために病院実習を実施し、医療人となるための基本的事項を理解する。
2)病院での診療報酬請求業務の即戦力になるための資格取得と多くの算定症例での実践力を身につける。
3)病院の各部署を班ごとに見学し、仕事内容を理解する。さらに、請求に役立つ症例を実際に見学し、実践力を身に付ける。
No.
テーマ
授業内容
形式
担当教員
実習
福永,米本,新里、
武藤,村井,亀井,
村田,奥原、稲生
39
病院見学⑤
病院の各部署を班ごとに見学し、仕事内容を理解する。さらに、請求に役立つ症例
を実際に見学し、実践力を身に付ける。
40
レセIT試験③
診療報酬請求事務能力認定試験の模擬試験を実施。
実習
稲生
41
42
点数表の解釈-14
診療報酬請求-14
【解釈】実例に基づいた診療点数の解釈-入院①
【請求】入院症例の検討
実習
石川,稲生,酒井
43
44
点数表の解釈-15
診療報酬請求-15
【解釈】実例に基づいた診療点数の解釈-入院②
【請求】入院症例の検討
実習
石川,稲生,酒井
45~
50
高度な診療報酬の
算定-1, 2, 3
より高度で複雑な内容のカルテ症例を算定し、診療報酬請求の実践知識を養う。
実習
石川,稲生,酒井
51
病院見学⑥
病院の各部署を班ごとに見学し、仕事内容を理解する。さらに、請求に役立つ症例
を実際に見学し、実践力を身に付ける。
実習
福永,米本,新里、
武藤,村井,亀井,
村田,奥原、稲生
52
レセIT試験④
診療報酬請求事務能力認定試験の模擬試験を実施。
実習
稲生
53
54
レセIT試験⑤
診療報酬請求事務能力認定試験の模擬試験を実施。
実習
稲生
55
56
高度な診療報酬の
算定-4
より高度で複雑な内容のカルテ症例を算定し、診療報酬請求の実践知識を養う。
実習
石川,稲生,酒井
レセIT試験⑥
診療報酬請求事務能力認定試験の模擬試験を実施。
実習
稲生
実習
石川,稲生,酒井
実習
福永,米本,新里、
武藤,村井,亀井,
村田,奥原、稲生
実習
石川,稲生,酒井
実習
福永,米本,新里、
武藤,村井,亀井,
村田,奥原、稲生
57~
59
60
61
資格試験対策(模擬
過去問等を使い、模擬試験を実施する。
試験)
62
病院見学⑦
63
64
メディカルクラーク実
過去問等を使い、試験形式等を理解する。
習
65
病院見学⑧
病院の各部署を班ごとに見学し、仕事内容を理解する。さらに、請求に役立つ症例
を実際に見学し、実践力を身に付ける。
病院の各部署を班ごとに見学し、仕事内容を理解する。さらに、請求に役立つ症例
を実際に見学し、実践力を身に付ける。
評価法 中間試験および定期試験の成績(60%)、講義態度(10%)レセプト・プリント・レポート(30%)で総合的に評価する。
基準 到達目標1~3の理解度を計るための設問を中間・定期試験に出題する。
『サポートブック』ソラスト
『診療点数早見表2016』 医学通信社
教科書 『受験対策と予想問題集2016(前期版)』 医学通信社
『医事関連法規の完全知識2016』 医学通信社
『公費負担医療の実際知識2015』 医学通信社
教材 教材: 自作プリント
参考書 参考書: 実習時に指示する。
オフィス 石川:実習後30分
アワー 稲生:昼休みや放課後、医科-9-5F-511にて
連絡先
準備
学習
この科目は、正確なレセプトを作成するこ
レセプトはファイリングして保存し、いつでも重要ポイントを確認できるように工夫す
とが重要です。次回の実習内容を指示
履修上 ること。 実習時は常に電卓、付箋紙、蛍光ペン(2色)、のり(スティックのり等でよ
の
するので、必ず予習しておいてください。
い)、はさみ、ステープル(ホッチキス)を携行すること。
作成したレセプトは、見直し、間違えた箇 注意点 レセプト作成は、単元ごとに学習内容が異なります。わからない部分があると次に進
所の復習をしておくこと(30分程度)。
めませんので、疑問点については、その都度、講師に質問し解決しておくこと。
-18-
社会保障論
Socail Security
学年
評価
担当
2学年
専門
分野
よねもと く らも と
米本 倉基(経・教)
必選
必修
1単位
単位数
時間数
22.5時間
後期
月・1時限
開講
担当
教員
科目
概要
医療人をめざす学生には、社会保障の知識・理解が求められる。本科目では、複雑な社会保障体系を医療経営を専門とする学生の
視点で講義する。講義は、現代日本の社会保障制度の成り立ち、仕組みについて概説し、理解した仕組みに基づいて、その問題点
についても検討したい。内容は、医療保険、介護保険を中心に雇用保険、公的扶助、年金保険についても言及する。
到達
目標
1)社会保障の仕組みを理解し、正しい運用ができるようにする
2)特に診療報酬制度等の医療制度での実務的取り扱いについて学ぶ
3)福祉、医療、介護の3分野の制度の関連性を理解し、制度の連続性を提供できるようになる
4)政策的な方向性を理解し、マネジメントに活かせるようになる
No.
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
ガイダンス
社会保障を学ぶために必要な基礎知識
講義
米本倉基
2
社会保障の体系
我が国の社会保証を「社会保険」と「社会扶助」に分けておおまかに理解する
講義
米本倉基
3
社会保険の構造
社会保険と社会扶助について、成り立ちを理解する
講義
米本倉基
4
医療保険制度①
医療保険制度の全体像を理解する
講義
米本倉基
5
医療保険制度②
健康保険と共済制度について、その仕組みと特徴を理解する
講義
米本倉基
6
医療保険制度③
医療保険制度の運用、給付について理解し、問題点を考える
講義
米本倉基
7
介護保険制度①
介護保険の概要と特徴、成り立ちの歴史について理解する
講義
米本倉基
8
介護保険制度②
居宅、施設についての詳しい内容を理解し、医療保険との関わりを考える
講義
米本倉基
9
社会福祉制度
我が国の社会福祉制度の概要を理解すると共に、その問題点を検討する
講義
米本倉基
10
労働保険制度
雇用保険、労働者災害補償保険について、その概要と給付内容を理解する
講義
米本倉基
11
年金保険制度
国民年金、厚生年金、共済保険について、その概要を給付内容を理解する
講義
米本倉基
12
各制度のまとめと総
括
各種制度の持つ問題点をまとめ、整理する
講義
米本倉基
評価法 定期試験の成績(60%)、提出物・小テスト(30%)、授業態度(10%)で総合的に評価する。 定期テストは、選択マークシート方式を用い
基準 て、50問程度出題する。試験では到達目標1~4の理解度を測る設問を出題する。
教科書 『医事関連法の完全知識 2015年版』 医学通信社
教材
参考書
オフィス 授業の前後、或いは電子メールで受け付ける
アワー 医療科学部9号館510
連絡先
準備
学習
授業前に講義予定の教科書の範囲を30
分程度予習すること。かつ、授業後は30 履修上
診療情報管理士試験、および診療報酬請求事務能力認定試験にも出題される分
の
分程度、授業内で示した要点について
野なので、医療関連事務職としては不可欠な知識と言える。
ノートに記載するなどしてまとめて復習す 注意点
ること。
-19-
医療管理学Ⅰ
Medical Management Ⅰ
学年
評価
担当
2学年
む ら た
専門
分野
ゆきのり
村田 幸則(経・助)
必選
必修
2単位
単位数
時間数
45時間
通年(前期)
火・3時限
開講
担当
教員
科目
概要
医療・福祉機関の運営は、人の生命にかかわる医療の提供、医療保障制度など企業経営にはない特殊な要因を加味して考えていく
必要がある。
医療管理学Ⅰでは、医療・福祉機関と様々な医療保障制度との関連、安心・安全の医療を提供するための取り組みなどを理解し、医
療・福祉機関の管理・運営の基本を講義する。
到達
目標
1)医療サービスの特徴について理解できる。
2)医療・福祉機関(組織)の仕組みと運営の概要が理解できる。
3)医療法人と病院の種類と役割が理解できる。
4)リスクマネジメント、品質管理の歴史と手法を理解できる。
No.
テーマ
1
医療サービスと倫理
2
5)社会的責任について説明ができる。
6)知財・資材管理が理解できる。
7)業務改善の手法が説明できる。
8)財務管理が理解できる。
授業内容
形式
担当教員
講義
村田幸則
医療管理学とは何か 学際的な領域である医療管理学とは何か理解する。
講義
村田幸則
3
医療機関の状況
日本の医療機関の状況を数値にて理解する。
講義
村田幸則
4
医療の国際比較
諸外国における医療制度の違いを比較し理解する。
講義
村田幸則
5
医療法人
法人と医療法人の違いを理解する。
講義
村田幸則
6
病院の形態と分類
病院(診療所)の種類と分類、機能を理解する。
講義
村田幸則
7
病院の業務管理
病院各部門の機能と役割を理解する。
講義
村田幸則
8
医療機能評価
医療の質、医療機能評価を理解する。
講義
村田幸則
9
感染管理
院内感染の管理について理解する。
講義
村田幸則
10
診療科動向
医療機関の診療科の種類と特徴を理解する。
講義
村田幸則
11
品質管理
医療における品質管理の必要性を理解する。
講義
村田幸則
12
リスクマネジメント
組織のリスクマネジメントの基礎を理解する。
講義
村田幸則
医療サービスと医療倫理について理解する。
評価法 中間試験および定期試験の結果(70%)、レポート・課題提出状況(20%)、授業態度(10%)を総合して評価する。
基準 到達目標1~8の理解度を計るための設問を中間・定期試験に出題する。
小坂亮子ほか(編) 『改定 医療管理概説』 樹村房
医療秘書教育全国協議会(編) 『改定 病院管理学』 建帛社
教科書 特に指定はしない。必要時に資料を配布する。
教材
『病院会計準則とその手引』 社会保険研究所
参考書
藤田保健衛生大学医療経営情報学科(著) 『入門 医療経営
情報学』 同友館
オフィス 4時限目終了後、事前連絡をして下さい。
アワー 医科9-5F-510室にて
準備
学習
講義終了後、30分程度の復習をするこ
と。
連絡先
履修上
講義や文献等で得た知識は重要であるが、自分の意見を持つことも大切である。
の
意見を求められた場合の積極的な発言・質問を期待している。
注意点
-20-
医療管理学Ⅰ
Medical Management Ⅰ
学年
評価
担当
2学年
む ら た
専門
分野
ゆきのり
村田 幸則(経・助)
必選
必修
2単位
単位数
時間数
45時間
通年(後期)
木・2時限
開講
担当
教員
科目
概要
医療・福祉機関の運営は、人の生命にかかわる医療の提供、医療保障制度など企業経営にはない特殊な要因を加味して考えていく
必要がある。
医療管理学Ⅰでは、医療・福祉機関と様々な医療保障制度との関連、安心・安全の医療を提供するための取り組みなどを理解し、医
療・福祉機関の管理・運営の基本を講義する。
到達
目標
1)医療サービスの特徴について理解できる。
2)医療・福祉機関(組織)の仕組みと運営の概要が理解できる。
3)医療法人と病院の種類と役割が理解できる。
4)リスクマネジメント、品質管理の歴史と手法を理解できる。
No.
テーマ
5)社会的責任について説明ができる。
6)知財・資材管理が理解できる。
7)業務改善の手法が説明できる。
8)財務管理が理解できる。
授業内容
形式
担当教員
13
社会的責任
医療の社会的責任について理解する。
講義
村田幸則
14
知財管理
医療と知的所有権について理解する。
講義
村田幸則
15
資材管理
資材のムダを省く効率的管理を理解する。
講義
村田幸則
16
医療管理の諸問題
包括医療、混合診療等について理解する。
講義
村田幸則
17
医療管理の諸問題
株式会社による病院経営、医薬分業等について理解する。
講義
村田幸則
18
業務改革・改善
3S・5Sに始まる業務改革・改善の手法を理解する。
講義
村田幸則
19
業務改革・改善
QC活動に必要な知識について学ぶ。
講義
村田幸則
20
財務管理
企業会計と病院会計の違いを理解する。
講義
村田幸則
21
財務管理
病院の財務諸表について理解知る。
講義
村田幸則
22
財務管理
コストと原価管理を理解する。
講義
村田幸則
23
医療を取巻く環境
医療(病院)を取巻く環境変化を理解する。
講義
村田幸則
評価法 中間試験および定期試験の結果(70%)、レポート・課題提出状況(20%)、授業態度(10%)を総合して評価する。
基準 到達目標1~8に理解度を計るための設問を中間・定期試験に出題する。
教科書 特に指定はしない。必要時に資料を配布する。
小坂亮子ほか(編) 『改定 医療管理概説』 樹村房
医療秘書教育全国協議会(編) 『改定 病院管理学』 建帛社
教材
『病院会計準則とその手引』 社会保険研究所
参考書
藤田保健衛生大学医療経営情報学科(著) 『入門 医療経営
情報学』 同友館
オフィス 4時限目終了後、事前連絡をして下さい。
アワー 医科9-5F-510室にて
連絡先
準備
学習
講義終了後、30分程度の復習をするこ
と。
履修上
講義や文献等で得た知識は重要であるが、自分の意見を持つことも大切である。
の
意見を求められた場合の積極的な発言・質問を期待している。
注意点
-21-
検査情報学
Laboratory Information Science
学年
2学年
専門
分野
必選
選択
単位数
1単位
時間数
22.5時間
後期
金・5時限
開講
評価
担当
濵子 二治 (経・教)
科目
概要
日常診療において、臨床検査は疾患の診断や治療に直結する欠くことのできない分野であり、保険点数に収載されている検査項目
は、1,000種類以上に及んでいる。病院管理に携わる者として、診療情報管理や診療報酬請求などの業務では診療記録の内容を読
み解く必要がある。検査情報学では、臨床検査はどのように実施されているのか、それらの検査の意義、検査成績の形態、検査成績と
診断の関連などを講義する。
到達
目標
No.
はま こ
じ は る
担当
教員
1.病院で行われている臨床検査の概要について理解し、説明 5.脳波検査を理解し、正常と異常が理解できる。
できる。
6.検査内容を理解し、それらに関する情報の運用に対する理解度
2.血液検査、生化学検査の種類を判別し、内容が理解できる。 が向上することを目標とする。
3.輸血検査の内容と問題点を理解し、説明できる。
4.心電図検査を理解し、正常と異常が理解できる。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
臨床検査の概要
臨床検査の種類とワークフローについて理解する。
講義
濵子二治
2
臨床検査の概要
基準値と基準範囲、検査の感度と特異度、、カットオフ値、精度管理について理解
する。
講義
濵子二治
3
検体検査
尿検査、全血検査、血漿検査、生化学検査のタンパク質、酵素、脂質について理解
する。
講義
濵子二治
4
検体検査
講義
濵子二治
5
検体検査
Ⅱ型糖尿病の検査値、血液ガス検査について理解する。
講義
濵子二治
6
検体検査
酸塩基平衡障害の疾患と検査値、動脈硬化と心筋梗塞、心筋梗塞と検査値につい
て理解する。
講義
濵子二治
7
生理機能検査
内分泌検査、腫瘍マーカ検査、免疫検査について理解する。
講義
濵子二治
8
生理機能検査
輸血の検査(血液型と交差適合試験)について理解する。
講義
濵子二治
9
生理機能検査
心電図検査の目的、心電図波形と正常値について理解する。
講義
濵子二治
10
生理機能検査
心電図の測定、心電図波形の計測について理解する。
講義
濵子二治
11
生理機能検査
電気軸の測定、異常心電図について理解する。
講義
濵子二治
12
生理機能検査
脳波検査について理解する。
講義
濵子二治
脂質の生化学検査と疾患、糖質の生化学検査と疾患について理解する。
評価法 試験:課題提出型の定期試験はNo.1~12範囲に於いて、到達目標1~6の理解度を計るための設問を出題する。
基準 評価:課題提出型の定期試験(90%)、授業の参加度として授業態度(5%)と講義ノートの点検(5%)を含め、総合的に評価する。
教科書
高木康 『看護に生かす検査マニュアル (クリニカル・ナース
BOOK) 』 医学芸術社
教材 河野均也、西崎 統 『看護に役立つ検査値の読み方・考え
参考書 方』 総合医学社
オフィス 質問は月~金の5時限終了後(17:50~18:30)に、医科9-4F連絡先
アワー 406室にて
準備
学習
授業前に講義予定の教科書の範囲を30 履修上
医療情報技師能力検定試験、診療情報管理士認定試験に出題される内容を含む
の
分程度予習すること。講義後には要点を
ので、積極的に学習すること。なお、講義ノートの点検は適宜実施。
ノートにまとめ、30分程度復習すること。 注意点
-22-
診療情報管理論Ⅰ
Health Information Management Ⅰ
2学年
学年
専門
分野
必選
必修
2単位
単位数
時間数
45時間
通年(前期)
月・1時限
開講
評価
担当
村井 はるか(経・准)
科目
概要
患者が診療を受けて記録される診療録をはじめとする様々な診療情報には、重要な意義と多くの価値が含まれている。本講義では、
「何のために診療情報を管理するのか」、「誰のために診療情報を管理するのか」を考えながら、診療情報の価値がいかなるものか、
その価値を活用する上で何が必要であるかを理解できるよう、診療情報管理の基本を講義する。
到達
目標
1)
2)
3)
4)
む ら い
担当
教員
診療情報を活用するための管理の重要性を理解する。
診療情報管理に関連する法令を理解する。
個人情報保護等、適切な情報の取り扱い方を理解する。
社会情勢の変化に伴う診療情報管理の在り方や診療情報管理士の関わりを理解する。
No.
テーマ
1
診療情報管理総論
2
授業内容
形式
担当教員
情報管理の意義と診療情報管理士の役割
講義
村井はるか
用語の定義
用語の定義と診療記録の価値
講義
村井はるか
3
諸外国の
診療情報管理士
診療情報管理の背景と各国の資格、教育制度
講義
村井はるか
4
関連法規
診療記録の記載と保存についての法規(1) 医師法と医療法
講義
村井はるか
5
関連法規
診療記録の記載と保存についての法規(2) 地域医療支援病院と特定機能病院
講義
村井はるか
6
関連法規
診療録等の電子化に関する法規
講義
村井はるか
7
関連法規
診療記録の提示に関する法規
講義
村井はるか
8
関連法規
医療事故に関する責任ともなう法的責任について
講義
村井はるか
9
関連法規
診療情報の守秘に関する法規
講義
村井はるか
10
関連法規
個人情報の保護に関する法規(1) 国内、諸外国の歴史
講義
村井はるか
11
関連法規
個人情報の保護に関する法規(2) 個人情報の保護に関する法律
講義
村井はるか
12
関連法規
個人情報の保護に関する法規(3) OECDのプライバシーガイドライン8原則
講義
村井はるか
提出物(30%)、中間試験(30%)、定期試験(30%)および受講態度(10%)を総合的に評価する。
評価法
到達目標の理解度を計るための包括的な設問を中間・定期試験に出題する。提出物は主に時事問題を扱い、提出期限、理解度と
基準
思考力を評価する。
教科書
大井利夫 監 『診療情報管理士テキスト 診療情報管理Ⅲ
専門・診療情報管理編』 日本病院会
オフィス
昼休みや放課後、医科9-5F-511にて
アワー
準備
学習
日本診療情報管理士協会 編 『最新・診療情報管理マニュ
教材
アル』 医学通信社
参考書
日本診療情報学会 編 『診療情報学』 医学書院
連絡先
準備学習として、30分程度、ニュース、新 履修上
社会情勢や医療環境は日々変化します。社会の出来事に興味を持ち、講義、実生
の
聞のコラムを読んでください。適宜講義で
活、将来像の関わりを考えながら履修しましょう。
注意点
扱います。
-23-
診療情報管理論Ⅰ
Health Information Management Ⅰ
2学年
学年
専門
分野
必選
必修
単位数
2単位
時間数
45時間
通年(後期)
月・2時限
開講
評価
担当
村井 はるか(経・准)
科目
概要
患者が診療を受けて記録される診療録をはじめとする様々な診療情報には、重要な意義と多くの価値が含まれている。本講義では、
「何のために診療情報を管理するのか」、「誰のために診療情報を管理するのか」を考えながら、診療情報の価値がいかなるものか、
その価値を活用する上で何が必要であるかを理解できるよう、診療情報管理の基本を講義する。
到達
目標
1)
2)
3)
4)
No.
む ら い
担当
教員
診療情報を活用するための管理の重要性を理解する。
診療情報管理に関連する法令を理解する。
個人情報保護等、適切な情報の取り扱い方を理解する。
社会情勢の変化に伴う診療情報管理の在り方や診療情報管理士の関わりを理解する。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
13
診療情報管理史
診療情報管理の歴史
講義
村井はるか
14
関連法規
「個人情報の適切な取扱のためのガイドライン」について(1) 経緯
講義
村井はるか
15
関連法規
「個人情報の適切な取扱のためのガイドライン」について(2) 病院の対応 その1
講義
村井はるか
16
関連法規
「個人情報の適切な取扱のためのガイドライン」について(3) 病院の対応 その2
講義
村井はるか
17
診療情報管理実務
診療情報管理部門の組織的位置づけ
講義
村井はるか
18
診療情報管理実務
診療情報管理委員会
講義
村井はるか
19
診療情報管理実務
診療記録管理規程
講義
村井はるか
20
診療情報管理実務
診療情報管理室の新設
講義
村井はるか
21
診療記録の電子化
診療記録の電子化への対応
講義
村井はるか
22
診療記録の電子化
これからの診療情報管理と実務
講義
村井はるか
23
診療記録の電子化
総復習
講義
村井はるか
提出物(30%)、中間試験(30%)、定期試験(30%)および受講態度(10%)を総合的に評価する。
評価法
到達目標の理解度を計るための包括的な設問を中間・定期試験に出題する。提出物は主に時事問題を扱い、提出期限、理解度と
基準
思考力を評価する。
教科書
大井利夫 監 『診療情報管理士テキスト 診療情報管理Ⅲ
専門・診療情報管理編』 日本病院会
オフィス
昼休みや放課後、医科9-5F-511にて
アワー
準備
学習
日本診療情報管理士協会 編 『最新・診療情報管理マニュ
教材
アル』 医学通信社
参考書
日本診療情報学会 編 『診療情報学』 医学書院
連絡先
準備学習として、30分程度、ニュース、新 履修上
社会情勢や医療環境は日々変化します。社会の出来事に興味を持ち、講義、実生
の
聞のコラムを読んでください。適宜講義で
活、将来像の関わりを考えながら履修しましょう。
注意点
扱います。
-24-
分類法総論Ⅰ
Introduction to International Classification of Diseases Ⅰ
学年
2学年
専門
分野
必修
必選
2単位
単位数
時間数
45時間
通年(前期)
木・2時限
開講
評価
担当
村井 はるか(経・准)
科目
概要
「分類」とは一定の基準に従っていくつかの種類・グループに分けることであり、「分類法」とは大量に発生する情報を整理・統合して
必要に応じた検索・集計・分析を容易にするための手段である。国際疾病分類(ICD)を中心に概念・種類・目的を理解し、診療記録
の内容を分類するための知識と技法を習得する。
到達
目標
1) ICD の歴史的沿革と現状を理解できる。
2) ICD の使用目的、分類システムを理解できる。
3) 疾病統計のルールを理解し、応用できる。
No.
む ら い
担当
教員
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
分類とは
診療情報管理における分類業務の必要性
講義
村井はるか
2
国際疾病分類
(ICD)
歴史的背景と沿革
講義
村井はるか
3
国際疾病分類
(ICD)
使用目的、編纂基準
講義
村井はるか
4
ICD-10の概要
構成、基本体系、特性、WHO版と日本語版の相違
講義
村井はるか
5
国際分類ファミリー
ファミリーの概念
講義
村井はるか
6
国際分類ファミリー
腫瘍学
講義
村井はるか
7
ICD-10・第2巻
「内容例示表」の使用方法
講義
村井はるか
8
ICD-10・第2巻
「内容例示表」の取り決め
講義
村井はるか
9
ICD-10・第2巻
定形的な二重分類システム
講義
村井はるか
10
ICD-10・第3巻
「索引表」の構造
講義
村井はるか
11
ICD-10・第3巻
「索引表」の使用方法、取り決め
講義
村井はるか
12
分類システム
任意の二重分類、複合病態分類
講義
村井はるか
評価法 中間試験(45%)、定期試験(45%)、受講態度(10%)により総合的に評価する。
基準 到達目標の理解度を計るための包括的な設問を中間・定期試験に出題する。
大井利夫 監 『診療情報管理士テキスト 診療情報管理Ⅳ-
専門・国際疾病分類法編』 日本病院会
教科書 厚生労働省大臣官房統計情報部 編 『疾病、傷害および死
因統計分類提要(ICD-10準拠) 第2巻』 および 『第3巻』 厚
生統計協会
教材 因統計分類提要(ICD-10準拠) 第1巻』 厚生統計協会
参考書 厚生労働省大臣官房統計情報部 編『国際疾病分類-腫瘍
オフィス
昼休みや放課後、医科9-5F-511にて
アワー
連絡先
準備
学習
医学・医療について報道されるニュース
を通じて、30分程度、情報収集を行って
ください。
厚生労働省大臣官房統計情報部 編 『疾病、傷害および死
学 第3版』 厚生統計協会
履修上 毎回、授業内容について30分程度の予習と復習を行うこと。
の
受け身の学習ではなく、特に講義内で与えられる各演習の機会を積極的に利用し
注意点 て応用力をつける。
-25-
分類法総論Ⅰ
Introduction to International Classification of Diseases Ⅰ
学年
2学年
専門
分野
必選
必修
単位数
2単位
時間数
45時間
通年(後期)
火・3時限
開講
評価
担当
村井 はるか(経・准)
科目
概要
「分類」とは一定の基準に従っていくつかの種類・グループに分けることであり、「分類法」とは大量に発生する情報を整理・統合して
必要に応じた検索・集計・分析を容易にするための手段である。国際疾病分類(ICD)を中心に概念・種類・目的を理解し、診療記録
の内容を分類するための知識と技法を習得する。
到達
目標
1) ICD の歴史的沿革と現状を理解できる。
2) ICD の使用目的、分類システムを理解できる。
3) 疾病統計のルールを理解し、応用できる。
No.
む ら い
担当
教員
テーマ
授業内容
形式
担当教員
13
疾病統計
「主要病態」の定義、一般原則
講義
村井はるか
14
疾病統計
コーディングのためのガイドライン
講義
村井はるか
15
疾病統計
「主要病態」の選択
講義
村井はるか
16
疾病統計
「主要病態」の選択
講義
村井はるか
17
疾病統計
「主要病態」の再選択ルール
講義
村井はるか
18
疾病統計
「主要病態」の再選択ルール
講義
村井はるか
19
疾病統計
「主要病態」の選択に問題となる章ごとの注釈
講義
村井はるか
20
疾病統計
「主要病態」の選択に問題となる章ごとの注釈
講義
村井はるか
21
疾病統計
「主要病態」選択の総合的分類
講義
村井はるか
22
疾病統計
「主要病態」選択の総合的分類
講義
村井はるか
23
疾病統計
「主要病態」選択の総合的分類
講義
村井はるか
評価法 中間試験(45%)、定期試験(45%)、受講態度(10%)により総合的に評価する。
基準 到達目標の理解度を計るための包括的な設問を中間・定期試験に出題する。
大井利夫 監 『診療情報管理士テキスト 診療情報管理Ⅳ-
専門・国際疾病分類法編』 日本病院会
教科書 厚生労働省大臣官房統計情報部 編 『疾病、傷害および死
因統計分類提要(ICD-10準拠) 第2巻』 および 『第3巻』 厚
生統計協会
教材 因統計分類提要(ICD-10準拠) 第1巻』 厚生統計協会
参考書 厚生労働省大臣官房統計情報部 編『国際疾病分類-腫瘍
オフィス
昼休みや放課後、医科9-5F-511にて
アワー
連絡先
準備
学習
医学・医療について報道されるニュース
を通じて、30分程度、情報収集を行って
ください。
厚生労働省大臣官房統計情報部 編 『疾病、傷害および死
学 第3版』 厚生統計協会
履修上 毎回、授業内容について30分程度の予習と復習を行うこと。
の
受け身の学習ではなく、特に講義内で与えられる各演習の機会を積極的に利用し
注意点 て応用力をつける。
-26-
システム工学Ⅰ
System Engineering Ⅰ
2学年
学年
評価
担当
おくはら
専門
分野
しゅん
奥原 俊(経・助)
必選
必修
単位数
1単位
時間数
22.5時間
前期
月・3時限
開講
担当
教員
科目
概要
システム工学的な発想は、どんな分野にも共通して必要とされる基本の考え方である。本科目ではシステムとは何か、どのように扱うの
かなどの基本を講義したうえで、医療情報システムに求められるテーマに絞って、共に考えながら進めていく。医療の安全につながる
システムの信頼性と安全性なども重要なテーマとして取り上げる。
到達
目標
1.
2.
3.
4.
No.
システム工学に関する一般的な知識を習得する。
医療情報や医療情報システムを取り扱うに際して必要なシステム工学的センスを身につける。
特にシステムの安全管理の責任者としての役割を担えるところを目指す。
ITパスポート試験と医療情報技師能力検定試験で求められる本分野の知識を重点的に学ぶ。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
システム工学とは
「システム」および「システム工学」の定義
講義
奥原 俊
2
システムの開発①
システム開発技術 企画・設計・開発・テストのプロセス
講義
奥原 俊
3
システムの開発②
各種システム開発の手法
講義
演習
奥原 俊
4
プロジェクト管理①
プロジェクト管理の基礎
講義
奥原 俊
5
プロジェクト管理②
アローダイアグラム、クリティカルパスの概念と医療応用、計算問題
講義
演習
奥原 俊
6
サービス管理①
サービス管理の考え方
講義
奥原 俊
7
サービス管理②
システム監査とガバナンス
講義
演習
奥原 俊
8
システムの管理
リスク分析の知識と方法を学ぶ
講義
奥原 俊
9
信頼性①
システムの安全の概要を学ぶ
講義
演習
奥原 俊
10
信頼性②
信頼性の概要を知り、その基本量を学ぶ
講義
演習
奥原 俊
11
信頼性③
故障率、故障パターン、医療における安全管理
講義
演習
奥原 俊
12
ヒューマン
インターフェース
人間工学的設計について学ぶ
講義
演習
奥原 俊
定期試験(70%)、小論文(20%)、授業への取り組み姿勢(10%)を総合して 評価する。
評価法
定期試験では到達目標1~4の理解度を計るための設問を出題する。小論文では指定図書から1冊を選んで読んだ上で、医療人とし
基準
てのあり方について論じる。
教科書
適宜プリントを配付
特になし。
教材 富士通エフ・オー・エム 『よくわかるマスターITパスポート試験
参考書 対策テキスト&過去問題集 平成28-29年度版』 FOM出版
オフィス 毎日昼休み時間と月曜日の5時間目終了後に、医療科学部9
連絡先
アワー 号館5階507室
準備
学習
講義資料にもとづいて30分程度の復習
ITパスポート試験、基本情報技術者試験、医療情報技師能力検定試験受験予定
を行うこと。講義で学んだITパスポートの 履修上 者に対応する。
の
知識をきちんと確認することを勧める。さ
毎時間講義の冒頭に前回の講義内容について口頭質問および小テストを実施す
らにわからなかった箇所はテキスト等で 注意点 るので、必ず十分に復習して講義には臨むこと(最低30分以上の自己学習が必要
確認し、理解を深めること。
である)。
-27-
システム工学Ⅱ
System Engineering Ⅱ
学年
評価
担当
2学年
おくはら
専門
分野
しゅん
奥原 俊(経・助)
必選
選択
単位数
1単位
時間数
22.5時間
後期
木・1時限
開講
担当
教員
科目
概要
システム工学Ⅰの基礎を踏まえ、様々な応用問題について考え、テーマによっては演習を交えて学習する。医療情報システムの安全
管理は特に重要であり人間工学的視点に立った各種の考え方を学ぶ。また、医療関連の問題解決につながる手法もテーマとして取り
上げる。
到達
目標
1. 医療情報システムの安全管理の責任者としての役割を担えるまでの知識を習得する。
2. システム開発の企画・開発・テスト・評価の各フェーズの管理手法を理解する。
3. システム工学の諸手法について、その概念を学び、課題を解く。
テーマ
No.
授業内容
形式
担当教員
1
システムの安全
システム安全の基本概念
講義
奥原 俊
2
システム安全応用
システム安全の医療への応用
講義
演習
奥原 俊
3
システムの企画
要件定義・文献調査・アンケート調査
講義
演習
奥原 俊
4
システムの開発・テス
システム開発とテストの手法を学ぶ
ト
講義
演習
奥原 俊
5
システムの評価
各種評価手法・評価指標を知る
講義
演習
奥原 俊
6
プレゼンテーション
プレゼンテーションの手法を学び、発表する力をつける
講義
演習
奥原 俊
7
統計分析
各種手法を学び、モデルデータで処理力をつける
講義
演習
奥原 俊
8
シミュレーション①
シミュレーションの各種技法を学ぶ
講義
演習
奥原 俊
9
シミュレーション②
モンテカルロ法による事例
講義
演習
奥原 俊
10
最適化手法①
線形計画法の基礎を学ぶ
講義
演習
奥原 俊
11
最適化手法②
線形計画法による最適解を求める
講義
演習
奥原 俊
12
測る
医療における人の測定
講義
演習
奥原 俊
定期試験(70%)、レポート(20%)、授業への取り組み姿勢(10%)を総合して 評価する。
評価法
定期試験では到達目標1~3の理解度を測る設問を出題する。レポートはシステムの安全管理に関する各種手法について医療と一般
基準
の事例を多く挙げながら説明する等の課題とする。
教科書
適宜プリントを配付
特になし。
教材
参考書
オフィス 毎日昼休み時間と木曜日の5時間目終了後に、医療科学部9
連絡先
アワー 号館5階507室
準備
学習
講義資料にもとづいて30分程度の復習
システム工学Ⅰを履修していることが望ましい。基本情報技術者試験、医療情報技
を行うこと。講義で学んだ情報の知識をき 履修上 師能力検定試験受験予定者に対応する。
の
ちんと確認することを勧める。さらにわか
毎時間講義の冒頭に前回の講義内容について口頭質問および小テストを実施す
らなかった箇所はテキストやインターネッ 注意点 るので、必ず十分に復習して講義には臨むこと(最低30分以上の自己学習が必要
トで確認し、理解を深めること。
である)。
-28-
情報処理応用
Applied Information Science
学年
評価
担当
2学年
おくはら
専門
分野
しゅん
奥原 俊(経・助)
必選
必修
単位数
2単位
時間数
45時間
通年(前期)
水・2時限
開講
担当
教員
科目
概要
医療の質の向上を目的とした業務改善の手法として、医療情報システムの利用や、エンドユーザによるデータ処理が盛んになってい
る。本科目では、とくに医療の現場で利用される各種情報処理技術の応用について、ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系の3つ
の系について演習を含めて講義する。また後期には、学んだ各種手法の集大成として、医療情報学Ⅰ実習の時間と合わせてグルー
プ活動としてのミニ研究を行う。さらに、ソフトウェアに偏りがちな授業を補うものとして、パソコンの組み立て、ネットワークの構築などの
実習を行う。
到達
目標
前期の目標
1. 様々な情報処理技術を医療の現場で応用する方法について、基本的な知識を身につける。
2. 評価として、ITパスポート試験の合格を目指す。
No.
テーマ
1
情報処理応用総論
2
授業内容
形式
担当教員
医療における情報処理応用概要を知る
講義
奥原 俊
ストラテジ系①
企業活動・組織とIT
講義
奥原 俊
3
ストラテジ系②
OR(Operation Research)
講義
演習
奥原 俊
4
ストラテジ系③
各種分析法・図示法を学ぶ
講義
奥原 俊
5
ストラテジ系④
経営戦略・システム戦略
講義
奥原 俊
6
マネジメント系①
要件定義とは何かを知り、まとめ方を学ぶ
講義
演習
奥原 俊
7
マネジメント系②
情報システム戦略・各種手法を知る
講義
奥原 俊
8
マネジメント系③
サービスマネジメント・システム監査について知る
講義
奥原 俊
9
テクノロジ系①
コンピュータの基礎理論・情報科学の基礎
講義
奥原 俊
10
テクノロジ系②
コンピュータのハードウェアとソフトウェアの整理
講義
奥原 俊
11
テクノロジ系③
マルチメディア・標準化について学ぶ
講義
奥原 俊
12
中間まとめ
上記内容の総まとめ
講義
演習
奥原 俊
中間試験及び定期試験(70%)、レポート(20%)、授業への取り組み姿勢(10%)を総合して評価する。
評価法
中間試験及び定期試験では前期は到達目標1~2、後期は到達目標1~4の理解度を測る設問を出題する。レポートは企業の社会的
基準
責任について興味のある会社のCSRを調べてレポート作成するものや、ミニ研究関連の各種課題について作成する。
教科書
富士通エフ・オー・エム 『よくわかるマスターITパスポート試験
日本医療情報学会医療情報技師育成部会 編 『医療情報 第 教材 対策テキスト&過去問題集 平成28-29年度版』 FOM出版
参考書
5版 情報処理技術編』 篠原出版新社
適宜プリントを配付
オフィス 毎日昼休み時間と水曜日の5時間目終了後に、医療科学部9
連絡先
アワー 号館5階507室
準備
学習
講義資料にもとづいて30分程度の復習
ITパスポート試験、医療情報技師能力検定試験受検予定者に対応する。「医療情
を行うこと。講義で学んだITパスポートの 履修上 報学Ⅰ実習」と併せて受講すること。
の
知識をきちんと確認することを勧める。さ
毎時間講義の冒頭に前回の講義内容について口頭質問および小テストを実施す
らにわからなかった箇所はテキスト等で 注意点 るので、必ず十分に復習して講義には臨むこと(最低30分以上の自己学習が必要
確認し、理解を深めること。
である)。
-29-
情報処理応用
Applied Information Science
学年
評価
担当
科目
概要
到達
目標
No.
2学年
おくはら
専門
分野
しゅん
奥原 俊(経・助)
必選
必修
2単位
単位数
時間数
45時間
通年(後期)
火・2時限
開講
担当
教員
医療の質の向上を目的とした業務改善の手法として、医療情報システムの利用や、エンドユーザによるデータ処理が盛んになってい
る。本科目では、とくに医療の現場で利用される各種情報処理技術の応用について、ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系の3つ
の系について演習を含めて講義する。後期は、前期に学んだ各種手法の集大成として、医療情報学Ⅰ実習の時間と合わせてグルー
プ活動としてのミニ研究を行う。さらに、ソフトウェアに偏りがちな授業を補うものとして、パソコンの組み立て、ネットワークの構築などの
実習を行う。
後期の目標
1. 様々な情報処理技術を医療の現場で応用する方法について、基本的な知識を身に付ける。
2. 文献データベースの仕組みと利用方法を学び、研究に活用できるスキルを身につける。
3. 実習時間と合わせて学んだ知識の集大成としてミニ研究の中で実践する。
4. コンピュータの知識を実践的なものにするため、パソコンの組み立てとネットワークの構築を行う。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
13
文献検索
文献データベースの仕組みとその活用方法の実践
講義
演習
奥原 俊
14
ミニ研究①
ブレーンストーミング法、KJ法の実践
講義
演習
奥原 俊
15
ミニ研究②
研究テーマの絞り込み
GW
奥原 俊
16
ミニ研究③
アンケートの作成・実施・集計・分析
演習
奥原 俊
17
ミニ研究④
研究発表会の仕方
演習
奥原 俊
18
パソコン組み立て①
コンピュータの基礎・構成要素の知識整理
講義
奥原 俊
19
パソコン組み立て②
パソコンの組み立て
演習
奥原 俊
20
パソコン組み立て③
ソフトウェアのインストール、LANケーブル作成、ネットワーク環境の構築
講義
演習
奥原 俊
21
パソコン組み立て④
ネットワークに関する知識整理、ネットワーク接続の実践①
講義
演習
奥原 俊
22
パソコン組み立て⑤
ネットワークに関する知識整理、ネットワーク接続の実践②
講義
演習
奥原 俊
23
データ分析②
DPCデータによる演習
演習
奥原 俊
中間試験及び定期試験(70%)、レポート(20%)、授業への取り組み姿勢(10%)を総合して評価する。
評価法
中間試験及び定期試験では前期は到達目標1~2、後期は到達目標1~4の理解度を測る設問を出題する。レポートは企業の社会的
基準
責任について興味のある会社のCSRを調べてレポート作成するものや、ミニ研究関連の各種課題について作成する。
教科書 適宜プリントを配付
教材
参考書
オフィス 毎日昼休み時間と水曜日の5時間目終了後に、医療科学部9
連絡先
アワー 号館5階507室
準備
学習
講義資料にもとづいて30分程度の復習
ITパスポート試験、医療情報技師能力検定試験受験予定者に対応する。「医療情
を行うこと。講義で学んだ情報の知識をき 履修上 報学Ⅰ実習」と併せて受講すること。
の
ちんと確認することを勧める。さらにわか
毎時間講義の冒頭に前回の講義内容について口頭質問および小テストを実施す
らなかった箇所はテキストやインターネッ 注意点 るので、必ず十分に復習して講義には臨むこと(最低30分以上の自己学習が必要
トで確認し、理解を深めること。
である)。
-30-
アルゴリズム論Ⅰ
Algorithm Theory Ⅰ
学年
評価
担当
2学年
おくはら
専門
分野
しゅん
奥原 俊(経・助)
必選
必修
1単位
単位数
時間数
22.5時間
前期
火・1時限
開講
担当
教員
科目
概要
アルゴリズムとは問題解決論理のことであり、アルゴリズム論は“より良い手順”を研究する学問である。医療の分野では膨大なデータを
用いるため、効率のよいアルゴリズムを組み立てることが要求される。本科目では、より良いアルゴリズムを得るために、よく使用される
基本的なアルゴリズムの理解を目指す。
到達
目標
1.基本的なデータ構造(配列、リスト構造、木構造など)を理解する。
2.基本的なアルゴリズムの原理と特徴を理解する。
3.問題に対して適切なアルゴリズムを適用することができる。
4.アルゴリズムを表現する手法を説明できる。
No.
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
アルゴリズムとは
アルゴリズムの基本
講義
奥原 俊
2
フローチャート
流れ図の基本・アルゴリズムを流れ図で表現する手法
講義
演習
奥原 俊
3
アルゴリズム問題
各種アルゴリズムの問題を解く(ITパスポート試験出題問題わ中心に)
講義
演習
奥原 俊
4
データ構造①
変数の概念、配列構造の基本概念・リスト
講義
演習
奥原 俊
5
データ構造②
スタックとキュー
講義
演習
奥原 俊
6
探索木
木を使った探索法・2分探索木・優先度付き待ち行列(半順序のついた2分木)
講義
演習
奥原 俊
7
整列法①
整列手法概要・バブルソート
講義
演習
奥原 俊
8
整列法②
バケットソートと基数ソート
講義
演習
奥原 俊
9
整列法③
クイックソートとマージソート
講義
演習
奥原 俊
10
整列法④
ヒープソート
講義
演習
奥原 俊
11
整列法⑤
ハッシュの基本
講義
演習
奥原 俊
12
文字列検索
文字列検索の基本
講義
演習
奥原 俊
評価法 定期試験の成績(70%)、演習と課題の成績(20%)、受講態度(10%)を総合的に評価する。
基準 定期試験では到達目標1~4の理解度を測る設問を出題する。演習と課題は各手法についての小テストを繰り返して評価する。
教科書 適宜プリントを配付する
教材 富士通エフ・オー・エム 『よくわかるマスターITパスポート試験
参考書 対策テキスト&過去問題集 平成28-29年度版』 FOM出版
オフィス 毎日昼休み時間と火曜日の4時間目終了後に、医療科学部9
連絡先
アワー 号館5階507室
準備
学習
講義資料にもとづいて30分程度の復習
ITパスポート試験、医療情報技師能力検定試験受験予定者に対応する。
を行うこと。講義で学んだアルゴリズムの 履修上
毎時間講義の冒頭に前回の講義内容について口頭質問および小テストを実施す
の
動作をきちんと確認することを勧める。さ
るので、必ず十分に復習して講義には臨むこと(最低30分以上の自己学習が必要
らにわからなかったアルゴリズムはテキス 注意点
である)。
ト等で動作を確認し、理解を深めること。
-31-
アルゴリズム論Ⅱ
Algorithm Theory Ⅱ
学年
評価
担当
2学年
おくはら
専門
分野
しゅん
奥原 俊(経・助)
必選
選択
単位数
1単位
時間数
22.5時間
後期
火・1時限
開講
担当
教員
科目
概要
アルゴリズムとは問題解決論理のことであり、アルゴリズム論は“より良い手順”を研究する学問である。医療の分野では膨大なデータを
用いるため、効率のよいアルゴリズムを組み立てることが要求される。本科目では、アルゴリズム論Ⅰで学んだ基礎をもとに、ハッシュや
グラフなど新たなテーマを加え、様々なアルゴリズム論とその応用についてより実践的に演習を中心に学ぶ。題材としてパズル形式の
問題を解く形で進める。
到達
目標
1.基本的なアルゴリズムの基礎を理解する。
2.問題に対して適切なアルゴリズムを適用することができる。
3.プログラミングを通してアルゴリズムの理解を深める。
テーマ
No.
授業内容
形式
担当教員
1
アルゴリズムとは
アルゴリズムの基本・流れ図
講義
奥原 俊
2
整列法
各種整列手法のまとめ
講義
演習
奥原 俊
3
グラフ理論①
グラフの基本
講義
演習
奥原 俊
4
グラフ理論②
有効グラフ、無効グラフ重み付け
講義
演習
奥原 俊
5
グラフ理論②
重み付けグラフ
講義
演習
奥原 俊
6
探索①
深さ優先探索
講義
演習
奥原 俊
7
探索②
幅優先探索
講義
演習
奥原 俊
8
探索③
最適探索
講義
演習
奥原 俊
9
各種アルゴリズム①
動的計画法
講義
演習
奥原 俊
10
各種アルゴリズム②
強化学習
講義
演習
奥原 俊
11
人工知能
パターン認識の基礎
講義
演習
奥原 俊
12
まとめ
アルゴリズム論の意義と総まとめ
講義
演習
奥原 俊
定期試験の成績やレポート(50%)、演習と課題の成績(40%)、受講態度(10%)を総合的に評価する。
評価法
定期試験やレポートでは到達目標1~3の理解度を測る設問を出題する。演習と課題は各手法についての小テストを繰り返して評価す
基準
る。
教科書 適宜プリントを配付する
教材
参考書
オフィス 毎日昼休み時間と火曜日の4時間目終了後に、医療科学部9
連絡先
アワー 号館5階507室
準備
学習
講義資料にもとづいて30分程度の復習
アルゴリズム論Ⅰを履修していることが望ましい。
を行うこと。講義で学んだアルゴリズムの 履修上
毎時間講義の冒頭に前回の講義内容について口頭質問および小テストを実施す
の
動作をきちんと確認することを勧める。さ
るので、必ず十分に復習して講義には臨むこと(最低30分以上の自己学習が必要
らにわからなかったアルゴリズムはテキス 注意点
である)。
ト等で動作を確認し、理解を深めること。
-32-
医療データベース論
Database Systems
学年
評価
担当
科目
概要
到達
目標
No.
2学年
む と う
専門
分野
こういち
武藤 晃一(経・准)
必選
必修
2単位
単位数
時間数
45時間
通年(前期)
金・1時限
開講
担当
教員
データベースシステムは、膨大なデータを蓄積・管理し、ユーザに対し効率的にデータを提供する、情報化社会においては基盤をな
す重要な技術である。本科目では、データベースシステムの基本的な概念を論じ、リレーショナルデータベース管理システムの利用技
術に関する知識と技術を習得させることを目標に講義する。
1) データベースの概念を理解している。
2) 基本的な業務をERモデルとして表現できる。
3) SQL-DDLを使い、RDBMSのテーブルを設計・作成できる。
4) SQL-DMLを使い、1つ~複数のテーブルからデータを抽出できる。
5)SQL-DMLを使い、テーブルのデータを更新・追加・削除できる。
テーマ
授業内容
データベースとは何か、さまざまなデータモデル
形式
担当教員
講義
武藤晃一
1
データベース概論
2
データベース設計法 データベースを作成する考え方、手法
講義
武藤晃一
3
ERモデル1
ERモデルとは何か、ER図の作図法
講義
武藤晃一
4
ERモデル2
ER図の作図法
講義
武藤晃一
5
関係データベース1
関係データベース(リレーショナル・データベース)とは、正規化の考え方
リレーショナル・データベースにおけるDB設計と正規化、リレーショナル代数
講義
武藤晃一
6
関係データベース2
リレーショナル・データベース・マネジメント・システム(RDBMS)とは、リレーショナル
データベースの物理設計
講義
武藤晃一
7
SQL-DDL1
SQLとは、SQL-DDLによるテーブルの定義
講義
武藤晃一
8
SQL-DDL2
業務のERモデルによる表現、ERモデルからSQL-DDLによるテーブル設計の流れ
講義
武藤晃一
9
SQL-DDL3
基本的な業務の業務分析~ERモデル作成~SQL-DDLによるテーブル定義
講義
武藤晃一
10
SQL-DDL4
複雑な業務の業務分析~ERモデル作成~SQL-DDLによるテーブル定義
講義
武藤晃一
11
SQL-DDL5
複雑な業務の業務分析~ERモデル作成~SQL-DDLによるテーブル定義
講義
武藤晃一
評価法 中間試験及び定期試験の成績(90%)、受講態度(10%)を総合的に評価する。
基準 中間試験では到達目標1~3の理解度を計るための設問を出題する。
教科書
谷尻かおり 『[改訂新版]これだけはおさえたい データベー
ス 基礎の基礎』 技術評論社
羽生章洋・和田省二 『改訂新版 反復学習ソフト付き SQL書
き方ドリル』 技術評論社
オフィス 昼休み時間や4時間目終了後(16:10~17:00)、医科9-5Fアワー 507にて
準備
学習
ミック 『達人に学ぶDB設計 徹底指南書 初級者で終わりたく
教材 ないあなたへ 』 翔泳社
参考書 (社)日本医療情報学会医療情報技師育成部会『医療情報
技師能力検定試験過去問題・解答集2016』 南江堂
連絡先
毎回、教科書の該当箇所を30分程度予
履修上 本講義内容は「ITパスポート試験」、「基本情報処理技術者試験」、「医療情報基礎
習しておくこと。その時、特に理解が難し
の
知識検定」、「医療情報技師能力検定試験」、「診療情報管理士認定試験(医療情
い点、疑問点などをまとめておき、授業
注意点 報学)」の各資格試験に出題される内容を含むので、積極的に学習すること。
時間に積極的に質問すること。
-33-
医療データベース論
Database Systems
学年
評価
担当
科目
概要
到達
目標
No.
2学年
む と う
こういち
専門
分野
武藤 晃一(経・准)
必選
必修
単位数
2単位
時間数
45時間
通年(後期)
金・1時限
開講
担当
教員
データベースシステムは、膨大なデータを蓄積・管理し、ユーザに対し効率的にデータを提供する、情報化社会においては基盤をな
す重要な技術である。本科目では、データベースシステムの基本的な概念を論じ、リレーショナルデータベース管理システムの利用技
術に関する知識と技術を習得させることを目標に講義する。
1) データベースの概念を理解している。
2) 基本的な業務をERモデルとして表現できる。
3) SQL-DDLを使い、RDBMSのテーブルを設計・作成できる。
4) SQL-DMLを使い、1つ~複数のテーブルからデータを抽出できる。
5)SQL-DMLを使い、テーブルのデータを更新・追加・削除できる。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
12
SQL-DML1
RDBMSの復習、SQL-DDLの復習
リレーショナル代数のSQL-DMLによる表現、導出表とは
講義
武藤晃一
13
SQL-DML2
単純問合せ
射影(SELECT~FROM~)、選択(WHERE~)
講義
武藤晃一
14
SQL-DML3
単純問合せ
文字列定数、数値演算、文字列連結演算子、CASE式、重複排除(DISTINCT)
講義
武藤晃一
15
SQL-DML4
単純問合せ
集計(GROUP BY~、HAVING)、並べ替え(ORDER BY~)
講義
武藤晃一
16
SQL-DML5
単純問合せ
クロス集計(CASE式の利用法)
講義
武藤晃一
17
SQL-DML6
副問い合わせ
サブクエリの方法、相関名(AS)
講義
武藤晃一
18
SQL-DML7
結合(JOIN~ON~)
講義
武藤晃一
19
SQL-DML8
相関副問合せ、自己相関結合
講義
武藤晃一
20
SQL-DML9
和(UNON、UNION ALL)、積(INTERSECT)、差(EXCEPT)
講義
武藤晃一
21
SQL-DML10
追加(INSERT)、削除(DELETE)
講義
武藤晃一
22
SQL-DML11
更新(UPDATE)
講義
武藤晃一
23
SQL-DML12
SQL-DMLまとめ
講義
武藤晃一
評価法 中間試験及び定期試験の成績(90%)、受講態度(10%)を総合的に評価する。
基準 定期試験では到達目標1,4,5の理解度を計るための設問を出題する。
教科書
谷尻かおり 『[改訂新版]これだけはおさえたい データベー
ス 基礎の基礎』 技術評論社
羽生章洋・和田省二 『改訂新版 反復学習ソフト付き SQL書
き方ドリル』 技術評論社
オフィス 昼休み時間や4時間目終了後(16:10~17:00)、医科9-5Fアワー 507にて
準備
学習
ミック 『達人に学ぶDB設計 徹底指南書 初級者で終わりたく
教材 ないあなたへ 』 翔泳社
参考書 (社)日本医療情報学会医療情報技師育成部会『医療情報
技師能力検定試験過去問題・解答集2016』 南江堂
連絡先
毎回、教科書の該当箇所を30分程度予
履修上 本講義内容は「ITパスポート試験」、「基本情報処理技術者試験」、「医療情報基礎
習しておくこと。その時、特に理解が難し
の
知識検定」、「医療情報技師能力検定試験」、「診療情報管理士認定試験(医療情
い点、疑問点などをまとめておき、授業
注意点 報学)」の各資格試験に出題される内容を含むので、積極的に学習すること。
時間に積極的に質問すること。
-34-
医療データベース演習
Database Systems, Exercise
学年
評価
担当
科目
概要
到達
目標
No.
2学年
む と う
専門
分野
こういち
武藤 晃一(経・准)
必選
必修
2単位
単位数
時間数
45時間
通年(前期)
金・2時限
開講
担当
教員
本科目では、データベースの意味を理解し、基本となるデータベースを設計できるようにすることを目標とする。また、データベース管
理ソフトを用いてのデータベース操作の演習を行う。
1) データベースの概念を理解している。
2) 基本的な業務をERモデルとして表現できる。
3) SQL-DDLを使い、RDBMSのテーブルを設計・作成できる。
4) SQL-DMLを使い、1つ~複数のテーブルからデータを抽出できる。
5)SQL-DMLを使い、テーブルのデータを更新・追加・削除できる。
テーマ
授業内容
データベースとは何か、さまざまなデータモデル
形式
担当教員
演習
武藤晃一
1
データベース概論
2
データベース設計法 データベースを作成する考え方、手法
演習
武藤晃一
3
ERモデル1
ERモデルとは何か、ER図の作図法
演習
武藤晃一
4
ERモデル2
ER図の作図法
演習
武藤晃一
5
関係データベース1
関係データベース(リレーショナル・データベース)とは、正規化の考え方
リレーショナル・データベースにおけるDB設計と正規化、リレーショナル代数
演習
武藤晃一
6
関係データベース2
リレーショナル・データベース・マネジメント・システム(RDBMS)とは、リレーショナル
データベースの物理設計
演習
武藤晃一
7
SQL-DDL1
SQLとは、SQL-DDLによるテーブルの定義
演習
武藤晃一
8
SQL-DDL2
業務のERモデルによる表現、ERモデルからSQL-DDLによるテーブル設計の流れ
演習
武藤晃一
9
SQL-DDL3
基本的な業務の業務分析~ERモデル作成~SQL-DDLによるテーブル定義
演習
武藤晃一
10
SQL-DDL4
複雑な業務の業務分析~ERモデル作成~SQL-DDLによるテーブル定義
演習
武藤晃一
11
SQL-DDL5
複雑な業務の業務分析~ERモデル作成~SQL-DDLによるテーブル定義
演習
武藤晃一
演習課題(レポート)の成績(80%)、受講態度(20%)を総合的に評価する。
評価法
前期分の演習課題は到達目標2,3の理解度を計るため、課題として業務の要件定義を提示し、それに対する概念設計~論理設計を
基準
行いER図を作成、それをもとにRDBMS向けに物理設計を行いSQL-DDLを記述するレポートを課す。
教科書
谷尻かおり 『[改訂新版]これだけはおさえたい データベー
ス 基礎の基礎』 技術評論社
羽生章洋・和田省二 『改訂新版 反復学習ソフト付き SQL書
き方ドリル』 技術評論社
オフィス 昼休み時間や4時間目終了後(16:10~17:00)、医科9-5Fアワー 507にて
準備
学習
ミック 『達人に学ぶDB設計 徹底指南書 初級者で終わりたく
教材 ないあなたへ 』 翔泳社
参考書 (社)日本医療情報学会医療情報技師育成部会『医療情報
技師能力検定試験過去問題・解答集2016』 南江堂
連絡先
毎回、演習課題を30分程度復習し、理解
履修上 本講義内容は「ITパスポート試験」、「基本情報処理技術者試験」、「医療情報基礎
を深めるように努めること。疑問点などが
の
知識検定」、「医療情報技師能力検定試験」、「診療情報管理士認定試験(医療情
あれば次の授業時間に積極的に質問す
注意点 報学)」の各資格試験に出題される内容を含むので、積極的に学習すること。
ること。
-35-
医療データベース演習
Database Systems, Exercise
学年
評価
担当
科目
概要
到達
目標
No.
2学年
む と う
こういち
専門
分野
武藤 晃一(経・准)
必選
必修
単位数
2単位
時間数
45時間
通年(後期)
金・2時限
開講
担当
教員
本科目では、データベースの意味を理解し、基本となるデータベースを設計できるようにすることを目標とする。また、データベース管
理ソフトを用いてのデータベース操作の演習を行う。
1) データベースの概念を理解している。
2) 基本的な業務をERモデルとして表現できる。
3) SQL-DDLを使い、RDBMSのテーブルを設計・作成できる。
4) SQL-DMLを使い、1つ~複数のテーブルからデータを抽出できる。
5)SQL-DMLを使い、テーブルのデータを更新・追加・削除できる。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
12
SQL-DML1
RDBMSの復習、SQL-DDLの復習
リレーショナル代数のSQL-DMLによる表現、導出表とは
演習
武藤晃一
13
SQL-DML2
単純問合せ
射影(SELECT~FROM~)、選択(WHERE~)
演習
武藤晃一
14
SQL-DML3
単純問合せ
文字列定数、数値演算、文字列連結演算子、CASE式、重複排除(DISTINCT)
演習
武藤晃一
15
SQL-DML4
単純問合せ
集計(GROUP BY~、HAVING)、並べ替え(ORDER BY~)
演習
武藤晃一
16
SQL-DML5
単純問合せ
クロス集計(CASE式の利用法)
演習
武藤晃一
17
SQL-DML6
副問い合わせ
サブクエリの方法、相関名(AS)
演習
武藤晃一
18
SQL-DML7
結合(JOIN~ON~)
演習
武藤晃一
19
SQL-DML8
相関副問合せ、自己相関結合
演習
武藤晃一
20
SQL-DML9
和(UNON、UNION ALL)、積(INTERSECT)、差(EXCEPT)
演習
武藤晃一
21
SQL-DML10
追加(INSERT)、削除(DELETE)
演習
武藤晃一
22
SQL-DML11
更新(UPDATE)
演習
武藤晃一
23
SQL-DML12
SQL-DMLまとめ
演習
武藤晃一
演習課題(90%)と課題への取り組みの態度(10%)を総合的に評価する。
評価法
後期分の演習課題として教科書に指定した「SQL書き方ドリル」に取り組み、その達成度によって評価する。
基準
演習課題は前期分・後期分を合わせて評価する。
教科書
谷尻かおり 『[改訂新版]これだけはおさえたい データベー
ス 基礎の基礎』 技術評論社
羽生章洋・和田省二 『改訂新版 反復学習ソフト付き SQL書
き方ドリル』 技術評論社
オフィス 昼休み時間や4時間目終了後(16:10~17:00)、医科9-5Fアワー 507にて
準備
学習
ミック 『達人に学ぶDB設計 徹底指南書 初級者で終わりたく
教材 ないあなたへ 』 翔泳社
参考書 (社)日本医療情報学会医療情報技師育成部会『医療情報
技師能力検定試験過去問題・解答集2016』 南江堂
連絡先
毎回、演習課題を30分程度復習し、理解
履修上 本講義内容は「ITパスポート試験」、「基本情報処理技術者試験」、「医療情報基礎
を深めるように努めること。疑問点などが
の
知識検定」、「医療情報技師能力検定試験」、「診療情報管理士認定試験(医療情
あれば次の授業時間に積極的に質問す
注意点 報学)」の各資格試験に出題される内容を含むので、積極的に学習すること。
ること。
-36-
医療情報ネットワーク論Ⅱ
Medical Information Network Ⅱ
学年
評価
担当
科目
概要
到達
目標
No.
2学年
む と う
専門
分野
こういち
武藤 晃一(経・准)
必選
必修
単位数
1単位
時間数
22.5時間
前期
月・2時限
開講
担当
教員
医療情報システムは情報通信技術の上に成立しており、医療従事者として情報通信技術を理解し、効率的に利用するための技能を
身につけることが求められている。1年次の医療情報ネットワーク論Ⅰに続いて、インターネットを支える情報通信技術について講義す
る。
また、医療情報や医療情報システムの相互運用性の確保には「標準化」が必要となる。本科目では、標準化の意味と意義について理
解したうえで、医療分野のさまざまな標準化の取り組みについても概観する。
1) ドメイン名とDNSについて説明できる。
6) 医療情報における標準化の必要性を理解する。
2) インターネットに接続するための技術・サービスを説明できる。 7) 主要な標準化団体について説明できる。
3) WWWの仕組みと種々の利用形態について説明できる。
8) 病院情報システムの概要について説明できる。
4) 電子メールの仕組みと諸問題について説明できる。
9) 医療分野の用語・コードの標準化について説明できる。
5) 標準化の意義を説明できる。
10) 診療情報の標準化動向について説明できる。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
ドメイン名システム 1
ドメイン名の仕組み、DNSの原理
講義
武藤晃一
2
ドメイン名システム 2
さまざまなドメイン名、ドメイン名の国際化、ドメイン名の維持管理機構
講義
武藤晃一
3
ラストワンマイルの技
インターネットへ接続するための技術・サービス
術
講義
武藤晃一
4
インターネットアプリ
ケーション
World Wide Webの技術と利用、様々なサービス
電子メールの技術と利用、様々な問題
講義
武藤晃一
5
標準化とは
標準化とはなにか、標準化の必要性、JISとISO、国際標準化の重要性
講義
武藤晃一
6
標準化の定義と標準
規格と標準化の用語の定義、規格の種類、さまざまな標準化団体
化団体
講義
武藤晃一
7
病院情報システム①
病院情報システムとは、HIS・RIS・PACS、統合型病院情報システム
医事会計システム、オーダエントリー、各種部門システム
講義
武藤晃一
8
病院情報システム②
EMR(電子カルテシステム)、EHR(地域医療情報システム)、PHR(健康医療情報シ
ステム)
講義
武藤晃一
9
医療情報の標準化
なぜ医療情報の標準化が必要なのか、医療情報標準化の対象範囲、医療情報標
準化の概要と動向、わが国の医療IT化政策
講義
武藤晃一
10
用語・コードの標準
化①
MEDIS標準マスター(ICD10対応標準病名マスター, 医薬品HOTコードマスター,
JLAC10, JJ1017, J-MIX)
講義
武藤晃一
11
用語・コードの標準
化②
オントロジーとは、SNOMED-CT
講義
武藤晃一
12
診療情報の標準化
手法
ISO13606/OpenEHRとアーキタイプ、診療文書の標準化(HL7 CDA R2)、診療情報
交換のための標準化(HL7, DICOM, SS-MIX2)
講義
武藤晃一
評価法 定期試験の成績(90%)、受講態度(10%)を総合的に評価する。
基準 定期試験では到達目標1~10の理解度を計るための設問を出題する。
教科書
適時講義資料を配付する(プレゼンテーションのレジメ)。
日本医療情報学会医療情報技師育成部会 編 『医療情報 第 教材 山内一信ら 『医療経営情報学』 同友館
5版 医学・医療編』、『同 医療情報システム編』 篠原出版新 参考書 JAHIS編 『医療情報システム入門 新訂版』 社会保険研究所.
社.
オフィス 昼休み時間や4時間目終了後(16:10~17:00)、医科9-5Fアワー 507にて
準備
学習
連絡先
毎回、講義資料にもとづいて30分程度の
復習を行うこと。穴埋め形式のページは 履修上 本講義内容は「ITパスポート試験」、「基本情報処理技術者試験」、「医療情報基礎
の
重要事項が含まれるので重点的に復習
知識検定」、「医療情報技師能力検定試験」、「診療情報管理士認定試験(医療情
し、キーワードを抽出してインターネットで 注意点 報学)」の各資格試験に出題される内容を含むので、積極的に学習すること。
関連事項を調べてみることを勧める。
-37-
情報メディア演習
Information Media, Exercise
学年
評価
担当
2学年
む と う
専門
分野
こういち
武藤 晃一(経・准)
担当
教員
必選
お く はら
選択
1単位
単位数
時間数
22.5時間
後期
月・3時限
開講
しゅん
奥原 俊(経・助)
科目
概要
病院情報システムは情報通信技術の上に成立しており、医療従事者として情報通信技術を理解し、効率的に利用するための技能を
身につけることが求められている。本科目では、医療情報ネットワーク論Ⅰを基礎として、現在広く応用されインターネット利用の基盤
技術となってきているWorld Wide Web関連の技能を身につける。
到達
目標
1) World Wide Webの仕組み(http)について説明できる。
2) 基礎的なWebページ作成の技能(HTML,CSS)を身につける。
No.
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
WWWの仕組み
Webページとホームページ、http、URI、WebサーバとWebブラウザ
演習
武藤晃一
奥原 俊
2
HTML5入門 ①
HTMLの基本構造(html要素、head要素、body要素)、タグとはなにか
演習
武藤晃一
奥原 俊
3
HTML5入門 ③
HTMLの基本タグ(p, h, ul, ol, br)
演習
武藤晃一
奥原 俊
4
HTML5入門 ③
HTMLの基本タグ(a, img)、URI、相対パスと絶対パス
演習
武藤晃一
奥原 俊
5
HTML5入門 ④
HTMLの基本タグ(tableと関連属性)
演習
武藤晃一
奥原 俊
6
HTML5とCSS ①
CSSとは何か、ブロックレベル要素とインライン要素のスタイル設定
演習
武藤晃一
奥原 俊
7
HTML5とCSS ②
ブロックレベル要素とインライン要素のスタイル設定
演習
武藤晃一
奥原 俊
8
HTML5とCSS ③
DIVとSPANによるセレクタを利用したスタイルの指定
演習
武藤晃一
奥原 俊
9
HTML5とCSS ④
CSSによる版組(ブロックレイアウト)
演習
武藤晃一
奥原 俊
10
課題演習①
自己紹介Webページの作成
演習
武藤晃一
奥原 俊
11
課題演習②
病院紹介Webページの作成、事例調査
演習
武藤晃一
奥原 俊
12
課題演習③
病院紹介Webページの作成、事例調査
演習
武藤晃一
奥原 俊
評価法 演習課題の提出物(85%)と受講態度(15%)を総合的に評価する。
基準 演習課題として、到達目標2の達成度を計るため、自己紹介Webページ、病院紹介Webページの作成を行う。
教科書 資料を配布する。
教材 インターネット上の有用な参考情報について、講義時にURIを
参考書 提示する。
オフィス 武藤:昼休み時間や4時間目終了後(16:10~17:00)、医科9連絡先
アワー 5F-507にて
準備
学習
授業中の演習課題に取り組めるよう、資
授業時間中に積極的に質問すること。 本講義内容は「ITパスポート試験」、「基本
履修上
料にもとづいて30分程度の予習を行い、
情報処理技術者試験」、「医療情報技師能力検定試験」、「医療情報技師認定試
の
疑問点はインターネットなどで調べておく
験」、「診療情報管理士認定試験(医療情報学)」の各資格試験に出題される内容
注意点
こと。
を含むので、積極的に学習すること。
-38-
情報セキュリティ論Ⅰ
Information Security Ⅰ
2学年
学年
評価
担当
む と う
専門
分野
こういち
武藤 晃一(経・准)
必選
必修
1単位
単位数
時間数
22.5時間
前期
木・1時限
開講
担当
教員
科目
概要
情報通信技術の進歩は我々の生活に様々な恩恵をもたらしてきたが、一方で新たな脅威も生み出した。本講義では、情報セキュリティ
についての基本的な考え方及びセキュリティを確保するための基礎技術について理解できるよう講義する。 本講義では情報セキュリ
ティの概要と基礎知識を得ることを目的とするため、前提としてネットワークの知識、PCの基本的な利用方法、インターネットの基本的
な利用方法についての理解(高等学校における情報の知識程度)を必要とする。
到達
目標
1)
2)
3)
4)
5)
No.
リスクマネジメントの考え方によるISMSを説明できる。
一般的な情報セキュリティ対策について説明できる。
マルウェア対策について説明できる。
ネットワークセキュリティ技術について説明できる。
アクセス権管理、セキュアOSについて説明できる。
テーマ
6) 共通鍵暗号と公開鍵暗号の仕組みについて説明できる。
7) ハッシュ関数について説明できる。
8) SSL/TLSの仕組みについて説明できる。
9) さまざま認証の仕組みについて説明できる。
10) PKIの仕組みについて説明できる。
授業内容
形式
担当教員
1
情報セキュリティ概
観
情報セキュリティとはなにか、近年問題となるセキュリティ侵害事件とその対応策
講義
武藤晃一
2
リスクマネジメント
セキュリティとリスク、資産・脅威・脆弱性、脅威の分類、リスクコントロールの考え方と
モデル、高信頼性設計の考え方、リスク対応、リスクマネジメントとは
講義
武藤晃一
3
情報セキュリティマネ
情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の考え方
ジメントシステム
講義
武藤晃一
4
情報セキュリティ対
策の技術
一般的な情報セキュリティ対策技術を概観
講義
武藤晃一
5
マルウェアと対策
コンピュータウィルス等の不正な(悪意ある)プログラムと、その対策技術を概説
講義
武藤晃一
6
ネットワークセキュリ
ティ技術①
LANやインターネットで用いられるセキュリティ技術について概観(Firewall,
IDS/IPS), DMZ
講義
武藤晃一
7
ネットワークセキュリ
ティ 技術②
VPN(Virtual Private Network)の技術(SSL, IPSec, SSH)を概説
講義
武藤晃一
8
権限とデータ管理の
アクセス権の管理方法、セキュアOSとは何か、可用性確保の方法
技術
講義
武藤晃一
9
暗号技術①
暗号とは何か、共通鍵暗号と公開鍵暗号の技術の基礎を概観
講義
武藤晃一
10
暗号技術②
ハッシュ関数、電子署名について概観
講義
武藤晃一
11
認証技術①
暗号技術、ハッシュ関数に支えられる認証の基本的な考え方を概説
講義
武藤晃一
12
認証技術②
様々な認証技術や自働認識技術(ICカード、生体認証)、PKIやHPKIの仕組みにつ
いて概観
講義
武藤晃一
評価法 定期試験の成績(90%)、受講態度(10%)を総合的に評価する。
基準 定期試験では到達目標1~10の理解度を計るための設問を出題する。
情報処理推進機構 『改訂版 情報セキュリティ教本-組織の
毎回講義資料を配付し、授業を進める。
教科書 相戸浩志 『情報セキュリティの基本と仕組み 第3版』 秀和シ
ステム
第5版 情報処理技術編』 篠原出版新社
オフィス 質問等は昼休み時間や4時間目終了後(16:10~17:00)に、
アワー 医科9-5F-507にて
準備
学習
教材 情報セキュリティ対策実践の手引き』 実教出版
参考書 日本医療情報学会医療情報技師育成部会(編) 『医療情報
連絡先
毎回、講義資料にもとづいて教科書の該
本講義内容は「ITパスポート試験」、「基本情報処理技術者試験」、「医療情報基礎
履修上
当ヶ所を参照し30分程度の復習を行うこ
知識検定」、「医療情報技師能力検定試験(情報処理技術)」、「診療情報管理士
の
と。穴埋め形式のページは重要事項が
認定試験(医療情報学)」の各資格試験に出題される内容を含むので、積極的に
注意点
含まれるので重点的に復習すること。
学習すること。
-39-
医療情報学Ⅰ
Medical Informatics Ⅰ
学年
評価
担当
2学年
か め い
専門
分野
て つ や
亀井 哲也(経・准)
担当
教員
必選
お く はら
必修
2単位
単位数
時間数
45時間
通年(前期)
水・3時限
開講
しゅん
奥原 俊(経・助)
科目
概要
医療の現場にも、電子カルテをはじめ、物流管理、診療報酬計算など各種コンピュータシステムが導入されている。この科目では、医
療現場でのシステム開発に関する知識習得を目標とし講義する。なお、この講義を通じて、ITパスポート試験の第7章および第8章の
領域を習得する。
到達
目標
1)コンピュータの基礎理論、構成要素、コンピュータシステムなど医療情報システムの円滑な運用に必要な基礎知識を身を付ける。
2)ITパスポート国家試験や医療情報技師基礎知識検定の取得を目指す。
テーマ
No.
授業内容
形式
担当教員
1
基礎理論(1)
情報量の表し方や,ディジタル化について理解する。
講義
亀井哲也
奥原 俊
2
基礎理論(2)
A/D変換について理解する。
講義
亀井哲也
奥原 俊
3
文字の表現
文字コードについて理解する。
講義
亀井哲也
奥原 俊
4
アルゴリズムの基礎
(1)
データとデータ構造について理解する。
講義
亀井哲也
奥原 俊
5
アルゴリズムの基礎
(2)
アルゴリズムの基本構造について理解する。
講義
亀井哲也
奥原 俊
6
プログラミング(1)
プログラム言語の種類について理解する。
講義
亀井哲也
奥原 俊
7
プログラミング(2)
言語プロセッサについて理解する。
講義
亀井哲也
奥原 俊
8
ハードウェア
コンピュータの種類と特徴について理解する。
講義
亀井哲也
奥原 俊
9
ソフトウェア(1)
OSの必要性、機能、種類、特徴について理解する。
講義
亀井哲也
奥原 俊
10
ソフトウェア(2)
オープンソースソフトウエア(OSS)の特徴について理解する。
講義
亀井哲也
奥原 俊
11
システム構成要素
(1)
システムの構成、処理形態、利用形態の特徴を理解する。
講義
亀井哲也
奥原 俊
12
システム構成要素
(2)
システムの性能・信頼性・経済性について理解する。
講義
亀井哲也
奥原 俊
評価:中間試験および定期試験(90%)に受講態度および提出課題(10%)を含め総合的に評価する。
評価法
試験では到達目標1~2の理解度を測る設問を出題する。課題については、数コマ毎に復習を目的とした課題を実施し知識の定着を
基準
測る。
※情報系科目で共通しています
教材: 学生サーバ内に電子教材が追加されるので積極的に
教科書 富士通エフ・オー・エム 『よくわかるマスター ITパスポート試
験 対策テキスト 平成28-29年度版』 FOM出版
オフィス 亀井:4時限目終了後に、医療科学部9号館4階407室にて
アワー 奥原:4時限目終了後に、医療科学部9号館5階507室にて
準備
学習
教材
利用してください。
参考書
参考書: 特になし
連絡先
授業前に講義予定の範囲を15分程度予 履修上
の
習すること。講義で用いたプリントについ
前期終了後、ITパスポート試験を受験します。
注意点
て30分ほど復習すること。
-40-
医療情報学Ⅰ
Medical Informatics Ⅰ
学年
評価
担当
2学年
か め い
専門
分野
て つ や
亀井 哲也(経・准)
担当
教員
必選
お く はら
必修
単位数
2単位
時間数
45時間
通年(後期)
水・3時限
開講
しゅん
奥原 俊(経・助)
科目
概要
医療の現場にも、電子カルテをはじめ、物流管理、診療報酬計算など各種コンピュータシステムが導入されている。この科目では、医
療現場でのシステム開発に関する知識・技術を習得するために講義・演習を行う。なお、この講義を通じて、ITパスポート試験の第7章
の領域を習得する。
到達
目標
1)電子ジャーナルを用いて目的の文献を検索することができる。
2)KJ法を用いた学習法を身に付けることができる。
3)コンピュータの構成要素を理解し、実際に構築することができる。
4)HUBやケーブルの性質を理解し、ネットワークを構築することができる。
テーマ
No.
授業内容
形式
担当教員
13
ミニ研究課題(1)
・文献検索方法およびKJ法について理解し説明できる。
・図書館の検索サイトへ接続し、目的の文献を探すことができる。
講義
演習
亀井哲也
奥原 俊
14
ミニ研究課題(2)
・KJ方を用いて研究テーマを定めることができる。
・目的にあった適切なアンケートの設計を行うことができる。
講義
演習
亀井哲也
奥原 俊
15
ミニ研究課題(3)
・アンケートを集計するための集計法や分析法について理解できる。
・Microsoft Excelの応用技法について実践できる。
講義
演習
亀井哲也
奥原 俊
16
ミニ研究課題(4)
・Microsoft Power Pointの応用技法について理解できる。
・効果的なプレゼンテーション技法を実践できる。
講義
演習
亀井哲也
奥原 俊
17
ミニ研究課題(5)
・プレゼンテーション技法やデータ集計方法について正しく評価できる。
講義
演習
亀井哲也
奥原 俊
18
コンピュータ構成の
実際(1)
・コンピュータ構成要素を理解し説明できる。
・マザーボード、メモリ、CPU、ドライブなどの役割を理解し組立てることができる。
講義
演習
亀井哲也
奥原 俊
19
コンピュータ構成の
実際(2)
・入出力装置の種類と特徴について理解し説明できる。
・入出力装置のPCへの接続およびドライバの設定などができる。
講義
演習
亀井哲也
奥原 俊
20
コンピュータ構成の
実際(3)
・コンピュータの動作試験および性能評価の技法について理解し実践できる。
講義
演習
亀井哲也
奥原 俊
21
ネットワークの構築の ・ネットワークの構築について理解し説明できる。
実際
・HUBやケーブルの特性を理解し接続することができる。
講義
演習
亀井哲也
奥原 俊
22
医療情報の分析(1) ・実際の調査研究データを分析し、まとめることができる。
講義
演習
亀井哲也
奥原 俊
23
医療情報の分析(2) ・DPC公開データを分析し、まとめることができる。
講義
演習
亀井哲也
奥原 俊
評価:中間試験および定期試験(90%)に受講態度および提出課題(10%)を含め総合的に評価する。
評価法
試験では到達目標1~4の理解度を測る設問を出題する。課題については、数コマ毎に復習を目的とした課題を実施し知識の定着を
基準
測る。
※情報系科目で共通しています
教材: 学生サーバ内に電子教材が追加されるので積極的に
教科書 富士通エフ・オー・エム 『よくわかるマスター ITパスポート試
験 対策テキスト 平成27-28年度版』 FOM出版
オフィス 亀井:4時限目終了後に、医療科学部9号館4階407室にて
アワー 奥原:4時限目終了後に、医療科学部9号館5階507室にて
準備
学習
教材
利用してください。
参考書
参考書: 特になし
連絡先
授業前に講義予定の範囲を15分程度予 履修上
コンピュータ構成の実際では、実習レポートを毎時間作成し提出します。
の
習すること。講義で用いたプリントについ
実習中はメモを取るよう心掛けてください。
注意点
て30分ほど復習すること。
-41-
医療情報学Ⅰ実習
Medical Informatics Ⅰ, Practice
学年
評価
担当
2学年
か め い
専門
分野
て つ や
亀井 哲也(経・准)
担当
教員
必選
お く はら
必修
単位数
しゅん
2単位
時間数
90時間
通年(前期)
水・4,5時限
開講
い の う け い い こ
奥原 俊(経・助)、稲生 圭伊子(経・手)
科目
概要
医療の現場にも、電子カルテをはじめ、物流管理、診療報酬計算など各種コンピュータシステムが導入されている。この科目では、コン
ピュータの基礎を学ぶとともに、医療現場でのシステム導入と運用に関する知識と技能の習得を目標とする。
到達
目標
1)コンピュータの基礎理論、構成要素、コンピュータシステムなど医療情報システムの円滑な運用に必要な基礎知識身を付ける。
2)ITパスポート国家試験や医療情報技師基礎知識検定の取得を目指す。
No.
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
2
基礎理論(1)
・2進数の特徴や演算,基数に関して説明できる。
実習
亀井,奥原,稲生
3
4
基礎理論(2)
・ベン図などの集合,確率や統計に関して説明できる。
実習
亀井,奥原,稲生
5
6
基礎理論(3)
・ビット,バイトなど,情報量の表し方や,ディジタル化について説明できる。
実習
亀井,奥原,稲生
7
8
基礎理論(4)
・A/D変換について説明できる。
実習
亀井,奥原,稲生
9
10
コンピュータ構成要
素(1)
・コンピュータの基本的な構成と役割について説明できる。
実習
亀井,奥原,稲生
11
12
コンピュータ構成要
素(2)
・プロセッサの性能と基本的な仕組み、メモリの種類と特徴について説明できる。
実習
亀井,奥原,稲生
13
14
コンピュータ構成要
素(3)
・コンピュータの種類と特徴について説明できる。
・入出力装置の種類と特徴について説明できる。
実習
亀井,奥原,稲生
15
16
システム構成要素
(1)
・システムの構成、処理形態、利用形態の特徴を説明できる。
実習
亀井,奥原,稲生
17
18
システム構成要素
(2)
・システムの性能・信頼性・経済性について説明できる。
実習
亀井,奥原,稲生
19
20
ソフトウェア(1)
・OSの必要性、機能、種類、特徴について説明できる。
実習
亀井,奥原,稲生
21
22
ソフトウェア(2)
・ファイル管理の考え方と基本的な機能の利用法、バックアップについて説明でき
る。
実習
亀井,奥原,稲生
23
24
ソフトウェア(3)
・オフィスツールなどソフトウェアパッケージの特徴と基本操作について説明できる。
実習
亀井,奥原,稲生
試験は実施せず、ミニテスト(70%)および提出課題(30%)で総合的に評価する。
評価法
ミニテストおよび提出課題では到達目標1~2の理解度を測る。
基準
※授業コマ数の1/3以上を欠席した場合、それ以降の補講は原則として認めない。
※情報系科目で共通しています
教材: 学生サーバ内に電子教材が追加されるので積極的に
教科書 富士通エフ・オー・エム 『よくわかるマスター ITパスポート試
験 対策テキスト 平成27-28年度版』 FOM出版
教材
利用してください。
参考書
参考書: 特になし
亀井:昼休みや放課後に、医療科学部9号館4階407室にて
オフィス
奥原:昼休みや放課後に、医療科学部9号館5階507室にて
アワー
連絡先
稲生:昼休みや放課後に、医療科学部9号館5階407室にて
準備
学習
授業前に講義予定の範囲を15分程度予 履修上
前期終了後、ITパスポート試験を受験します。
の
習すること。小テストを実施するので30分
試験対策の時間が不足した場合には、ITHの時間にも講義を行います。
注意点
ほど復習してから臨むこと。
-42-
医療情報学Ⅰ実習
Medical Informatics Ⅰ, Practice
学年
評価
担当
2学年
か め い
専門
分野
て つ や
亀井 哲也(経・准)
担当
教員
必選
お く はら
必修
しゅん
単位数
い の う
2単位
時間数
90時間
通年(後期)
水・4,5時限
開講
けいいこ
奥原 俊(経・助)、稲生 圭伊子(経・手)
科目
概要
医療の現場にも、電子カルテをはじめ、物流管理、診療報酬計算など各種コンピュータシステムが導入されている。この科目では、医
療現場でのシステム開発に関する知識と技能の習得を目標とする。
到達
目標
1)電子ジャーナルを用いて目的の文献を検索することができる。
2)KJ法を用いた学習法を身に付けることができる。
3)コンピュータの構成要素を理解し、実際に構築することができる。
4)HUBやケーブルの性質を理解し、ネットワークを構築することができる。
No.
テーマ
授業内容
形式
担当教員
25
26
ミニ研究課題(1)
・文献検索方法およびKJ法について理解し説明できる。
・図書館の検索サイトへ接続し、目的の文献を探すことができる。
実習
亀井,奥原,稲生
27
28
ミニ研究課題(2)
・KJ方を用いて研究テーマを定めることができる。
・目的にあった適切なアンケートの設計を行うことができる。
実習
亀井,奥原,稲生
29
30
ミニ研究課題(3)
・アンケートを集計するための集計法や分析法について理解できる。
・Microsoft Excelの応用技法について実践できる。
実習
亀井,奥原,稲生
31
32
ミニ研究課題(4)
・Microsoft Power Pointの応用技法について理解できる。
・効果的なプレゼンテーション技法を実践できる。
実習
亀井,奥原,稲生
33
34
ミニ研究課題(5)
・プレゼンテーション技法やデータ集計方法について正しく評価できる。
実習
亀井,奥原,稲生
35
36
コンピュータ構成の
実際(1)
・コンピュータ構成要素を理解し説明できる。
・マザーボード、メモリ、CPU、ドライブなどの役割を理解し組立てることができる。
実習
亀井,奥原,稲生
37
38
コンピュータ構成の
実際(2)
・入出力装置の種類と特徴について理解し説明できる。
・入出力装置のPCへの接続およびドライバの設定などができる。
実習
亀井,奥原,稲生
39
40
コンピュータ構成の
実際(3)
・コンピュータの動作試験および性能評価の技法について理解し実践できる。
実習
亀井,奥原,稲生
41
42
ネットワークの構築の ・ネットワークの構築について理解し説明できる。
実際
・HUBやケーブルの特性を理解し接続することができる。
実習
亀井,奥原,稲生
43
44
医療情報の分析(1) ・実際の調査研究データを分析し、まとめることができる。
実習
亀井,奥原,稲生
45
46
医療情報の分析(2) ・DPC公開データを分析し、まとめることができる。
実習
亀井,奥原,稲生
試験は実施せず、実習レポート(70%)およびプレゼンテーション(30%)で総合的に評価する。
評価法
実習課題では到達目標1~4の理解度を測る。
基準
※授業コマ数の1/3以上を欠席した場合、それ以降の補講は原則として認めない。
※情報系科目で共通しています
教材: 学生サーバ内に電子教材が追加されるので積極的に
教科書 富士通エフ・オー・エム 『よくわかるマスター ITパスポート試
験 対策テキスト 平成27-28年度版』 FOM出版
教材
利用してください。
参考書
参考書: 特になし
亀井:昼休みや放課後に、医療科学部9号館4階407室にて
オフィス
奥原:昼休みや放課後に、医療科学部9号館5階507室にて
アワー
連絡先
稲生:昼休みや放課後に、医療科学部9号館5階511室にて
準備
学習
講義時間が不足した場合には、ITHの時
履修上
間に補講を行います。
コンピュータ構成の実際では、実習レポートを毎時間作成し提出します。
の
授業前に30分ほど復習してから臨むこ
実習中はメモを取るよう心掛けてください。
注意点
と。
-43-
a
3年生
対人コミュニケーション
Interpersonal Communication
学年
評価
担当
科目
概要
到達
目標
No.
3学年
と
基礎
分野
だ
戸田 エミ(客・講)
必選
必修
単位数
1単位
時間数
22.5時間
前期
木・2時限
開講
担当
教員
本講義における「対人コミュニケーション」とは患者様やご家族、職員、院外関係者との幅広い関わりの中で、互いに気持ちの良い会
話や意思疎通を行うことを意味する。仕事は専門スキルが必須であると同時に相手の真の意図を汲み取り、的確に伝えるコミュニケー
ションスキルを必要とする。その全ての関わりが、相手にとって不快感がなく好印象であれば良好な仕事環境のもと質の高い医療サー
ビスを生み出すことができる。医療人として、社会人として「相手視点」とのコミュニケーション知識とスキルを実践的に講義する。
個々のスキルを医療経営に活かすために組織内外での対人コミュニケーションが必要不可欠であることを認識し現場で活かせるスキ
ルを習得する。
①社会人として自己の果たす責任と役割を認識し、マナーの5原則を理解するとともに必要な知識を習得する。
②医療人として現場で活かせるコミュニケーションスキルを習得する。
③選ばれる医療となるためホスピタリティを理解し、どの場面でどのような行動ができるか分かり易く説明できる。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
講義
演習
戸田エミ
講義
演習
戸田エミ
言葉は気持ちを伝え 好ましくない表現・間違えやすい言葉遣いのチェック
る最重要ツール①
“敬う気持ち”を伝える言葉遣い-適切な敬語を学ぶ
講義
ワーク
戸田エミ
4
言葉は気持ちを伝え “温かみと労わりを伝える”言葉遣い
る最重要ツール②
マイナス内容をプラスの印象へ導くためのテクニックとケーススタディ
講義
ワーク
戸田エミ
5
コミュニケーション演 コミュニケーション・ミスの原因と改善ポイント
習①「伝えるスキル」 “相手にとって分かり易い説明”のポイント
演習
戸田エミ
6
コミュニケーション演
習②「聴くスキル」
講義
演習
戸田エミ
7
ビジネスシーンで必 自己の応対が医療機関の代表となることを自覚し、基本応対を身に付ける
要な基本応対スキル 名刺の受け渡し、応接室へのご案内・物の受け渡し、預かり方及び訪問マナー
講義
演習
戸田エミ
講義
演習
戸田エミ
講義
演習
戸田エミ
講義
演習
戸田エミ
1
第一印象の重要性
2
身嗜みと挨拶の
影響力と効果
3
8
9
10
医療現場で必要な
実用応対スキル
対人コミュニケーションを学ぶ意義
“相手視点”の自己紹介と第一印象の重要性
身嗜みと挨拶の影響力と効果の認識
“相手の心を開き友好的主導権を握る”ポイントとケーススタディ
「きく」ことの重要性を認識し3つの「きき方」の違いを理解する
相手と信頼関係を構築する「きき方」のポイント
現場における“観察力(キャリブレーション)”の必要性
先駆けの挨拶、内容確認、説明、リーディング、+αの応対力
電話の特性を理解し 電話応対の基本スキル (音声スキル・マナー・言葉遣い・リード)
た電話応対スキル
基本フローを使用したトレーニング(代表・事務受付・内線 他)
相手視点の指示の
受け方・報告スキル
指示者とギャップのない「本質的指示の受け方」
指示者が安心する「指示者視点の報告の仕方」
11
ホスピタリティの意味を理解し医療に活かせるホスピタリティを考える
ホスピタリティの知識
クレーム応対の基礎知識とケーススタディ
クレーム応対の基本
講義
演習
戸田エミ
12
チームワーク演習
演習
戸田エミ
問題解決に必要なチームコミュニケーションとは何かを体感しながら学ぶ
評価法:①定期試験(90%)②受講態度(10%)を総合して評価する。
評価法 基準:①定期試験は到達目標の理解度を計るためにテキスト、資料、講義全般から出題する。②到達目標の習得度を計るため適宜演
基準 習を評価する。(評価内容は事前に提示する。)③到達目標の理解度を計るため対人コミュニケーション及びホスピタリティについてレ
ポートを作成する。
教科書 小山美智子 『患者接遇パーフェクト・レッスン』 医学通信社
教材 教材:自作プリント
参考書 参考書:必要に応じて紹介する。
オフィス
授業の前後15分に直接対応
アワー
連絡先
準備
学習
教科書は具体的な事例が掲載されてい
挨拶、言葉遣い、聴き方など多くの講義内容は日常で即実践できるため、理解した
る為、講義テーマ以外も熟読すること。前 履修上
ことは意欲的に実行し対人コミュニケーションスキルを高めて欲しい。 よって授業
の
講義で得た知識の実践レベルを振り返り
中、質問時、対話時の態度も気づいた点は適宜指導を行う。ペアワーク、演習等で
実践できなかった理由、継続の工夫を考 注意点
は各自の取り組み態度が相手の理解習得に影響するため真面目に取り組むこと。
えるよう努める(30分程度)。
-46-
内科疾患学
Internal Medicine
学年
3学年
分野
専門
必選
必修
単位数
2単位
時間数
45時間
通年(前期)
金・3時限
開講
評価
担当
高田 佳代子(経・講) 教員
科目
概要
臨床医学とは「病気をもつ人々の診断と治療を目的とした実地医療を根幹とする医学」で、基礎医学に支えられて科学的な体系を持
つものである。この中で内科学は臨床医学において最も広い分野を占めるものであり、この内科学の概要を理解しておくことは医療に
携わる者として不可欠である。
到達
目標
No.
た か だ
か
よ
こ
担当
1.内科疾患に対する基本的な考え方を理解する。
2.循環器疾病の診断と治療を理解する。
3.呼吸器疾患の診断と治療を理解する。
4.消化器疾患の診断と治療を理解する。
5.腎臓病の診断と治療を理解する。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
循環器疾患(1)
循環器の解剖、生理学と検査方法について理解する。
講義
高田佳代子
2
循環器疾患(2)
虚血性心疾患の病態、診断と治療について理解する。
講義
高田佳代子
3
循環器疾患(3)
弁膜症、先天性心疾患の病態、診断と治療について理解する。
講義
高田佳代子
4
循環器疾患(4)
不整脈と心不全の病態、診断と治療について理解する。
講義
高田佳代子
5
呼吸器疾患(1)
呼吸器疾患の解剖、生理学と検査方法について理解する。
講義
高田佳代子
6
呼吸器疾患(2)
代表的な呼吸器疾患の病態、診断と治療について理解する。
講義
高田佳代子
7
消化器疾患(1)
消化器疾患の解剖、生理学と検査方法について理解する。
講義
高田佳代子
8
消化器疾患(2)
代表的な消化管の癌の病態、診断と治療について理解する。
講義
高田佳代子
9
消化器疾患(3)
代表的な肝臓、胆嚢、膵臓疾患の病態、診断と治療について理解する。
講義
高田佳代子
10
消化器疾患(4)
代表的な肝臓、胆嚢、膵臓疾患の癌の病態、診断と治療について理解する。
講義
高田佳代子
11
腎疾患(1)
腎臓病の解剖、生理学と検査方法について理解する。
講義
高田佳代子
12
腎疾患(2)生殖器系
代表的な腎臓病の病態、診断と治療について理解する。生殖器系の疾患について
学習する。
講義
高田佳代子
評価法 中間試験、定期試験(90%)、および受講態度(10%)により総合的に評価する。
基準 中間試験では前期・到達目標1~5について、定期試験では後期・到達目標6~9について理解度を計るための設問を出題する。
教科書 看護のための臨床病態学 南山堂
教材 大井利夫(監) 『診療情報管理士テキスト 診療情報管理Ⅰ
参考書 基礎・医学編』 (社)日本病院会
オフィス
昼休息時間と放課後、医療科学部9号館5階511室にて
アワー
連絡先
今後医療人として社会に出る以上、身に付けてほしい教科であることを認識してほしい。
準備
学習
毎回、授業前には教科書の該当範囲を 履修上
限りある時間の中で教えられることはわずかです。教科書に載っていない疾患や病態は
の
30分程度復習すること。授業後も教科書
とても多いです。自主学習をすすんでしてください。その日の講義予定分まで講義が終
注意点
の該当範囲を30分程度復習すること。
了した場合は次の講義内容を開始するので、範囲にとらわれずに準備を行うこと。
-47-
内科疾患学
Internal Medicine
学年
3学年
分野
専門
必選
必修
単位数
2単位
時間数
45時間
通年(後期)
金・1時限
開講
評価
担当
高田 佳代子(経・講) 教員
科目
概要
臨床医学とは「病気をもつ人々の診断と治療を目的とした実地医療を根幹とする医学」で、基礎医学に支えられて科学的な体系を持
つものである。この中で内科学は臨床医学において最も広い分野を占めるものであり、この内科学の概要を理解しておくことは医療に
携わる者として不可欠である。
到達
目標
6.内分泌疾患の診断と治療を理解する。
7.膠原病の診断と治療を理解する。
8.血液疾患の診断と治療を理解する。
9.脳神経疾患の診断と治療を理解する
No.
た か だ
か
よ
こ
担当
テーマ
授業内容
形式
担当教員
13
内分泌疾患(1)
内分泌疾患の解剖、生理学と検査方法について理解する。
講義
高田佳代子
14
内分泌疾患(2)
内分泌疾患の病態、診断と治療について理解する。
講義
高田佳代子
15
内分泌疾患(3)
内分泌疾患で最も重要な糖尿病の病態、診断と治療について理解する。
講義
高田佳代子
16
膠原病疾患(1)
膠原病の病態について理解する。
講義
高田佳代子
17
膠原病疾患(2)
膠原病の症状、診断法、治療について理解する
講義
高田佳代子
18
血液疾患(1)
血液の生理学について理解する。
講義
高田佳代子
19
血液疾患(2)
血液疾患の症状、原因、診断、治療について理解する。
講義
高田佳代子
20
血液疾患(3)
白血病の症状、原因、診断、治療について理解する。
講義
高田佳代子
21
脳神経疾患(1)
脳神経疾患の解剖、生理学と検査方について理解する。
講義
高田佳代子
22
脳神経疾患(2)
脳神経疾患で最も重要な脳卒中の病態、診断と治療について理解する。
講義
高田佳代子
23
脳神経疾患(3)
脳卒中以外の脳神経疾患の病態、診断と治療について理解する。
講義
高田佳代子
評価法 中間試験、定期試験(90%)、および受講態度(10%)により総合的に評価する。
基準 中間試験では前期・到達目標1~5について、定期試験では後期・到達目標6~9について理解度を計るための設問を出題する。
教科書 看護のための臨床病態学 南山堂
教材 大井利夫(監) 『診療情報管理士テキスト 診療情報管理Ⅰ
参考書 基礎・医学編』 (社)日本病院会
オフィス
昼休息時間と放課後、医療科学部9号館5階511室にて
アワー
連絡先
今後医療人として社会に出る以上、身に付けてほしい教科であることを認識してほしい。
準備
学習
毎回、授業前には教科書の該当範囲を 履修上
限りある時間の中で教えられることはわずかです。教科書に載っていない疾患や病態は
の
30分程度復習すること。授業後も教科書
とても多いです。自主学習をすすんでしてください。その日の講義予定分まで講義が終
注意点
の該当範囲を30分程度復習すること。
了した場合は次の講義内容を開始するので、範囲にとらわれずに準備を行うこと。
-48-
外科疾患学
Surgery
学年
評価
担当
科目
概要
到達
目標
No.
3学年
た か み
専門
分野
よしゆき
高味 良行(看・教)
担当
教員
必選
必修
わたなべ こ う じ
単位数
ね ぎ
2単位
こ う じ
45時間
時間数
いしはら
しん
通年(前期)
水・5時限
開講
ますもり こ う じ
渡邉 浩次(客・教)、根木 浩路(客・講)、石原 慎(医・兼教)、升森 宏次(医・兼教)、
か つ の ひでとし
こ い で よしかず
い し だ よしのり
いなば かずき
勝野 秀稔(医・兼教)、小出 欣和(医・兼准)、石田 善敬(医・兼准)、稲葉 一樹(医・兼准)
外科疾患とは、体幹(即ち胸腹部)領域で、主に手術によって治療が行われる疾患を指し、その疾患も広範囲にわたっている。近年、
医学の進歩に伴って術式も患者の侵襲性を考慮した術式が進んでおり、内視鏡を用いた低侵襲手術術式の進歩は目覚ましいものが
ある。各疾患の外科的治療について理解してほしい。
1.心疾患について病因・病態・治療法を説明できる。
6.内分泌疾患について病因・病態・治療法を説明できる。
2.動脈疾患について病因・病態・治療法を説明できる。
7.外科的疾患について、その病因・病態を充分理解し、その診断の
3.呼吸器疾患について病因・病態・治療法を説明できる。
ための検査方法、治療法としての手術術式ついて理解できることを
4.消化器について病因・病態・治療法を説明できる。
目標とする。
5.小児科疾患について病因・病態・治療法を説明できる。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
心臓(1)
胸部外科学 先天性心疾患について分類・病態・治療法を理解する。
講義
高味良行
2
心臓(2)
胸部外科学 心臓弁膜症について病因・病態・治療法を理解する。
講義
高味良行
3
心臓(3)
胸部外科学 虚血性心疾患について病因・病態・治療法を理解する。
講義
高味良行
4
臓器移植
心臓移植を中心に現在の臓器移植治療についてその歴史と治療法を理解する。
講義
高味良行
5
大血管・末梢血管お 血管外科学 主に末梢血管のうち動脈疾患について病因・病態・治療法を理解す
よびリンパ節(1)
る。
講義
渡邉浩次
6
大血管・末梢血管お 血管外科学 主に末梢血管のうち静脈疾患について病因・病態・治療法を理解す
よびリンパ節(2)
る。
講義
渡邉浩次
7
大血管・末梢血管お
血管外科学 大動脈疾患について病因・病態・治療法を理解する。
よびリンパ節(3)
講義
渡邉浩次
8
乳腺
乳腺外科学 乳腺疾患について病因・病態・治療法を理解する。
講義
渡邉浩次
9
気管・気管支および
肺(1)
胸部外科学 気管・気管支疾患について病因・病態・治療法を理解する。
講義
根木浩路
10
気管・気管支および
肺(2)
胸部外科学 肺疾患(主に肺癌)について病理分類・病態・治療法を理解する。
講義
根木浩路
11
胸壁・縦隔
胸部外科学 胸壁・縦隔疾患について病理分類・病態・治療法を理解する。
講義
根木浩路
12
消化器系(1)
腹部外科学 上部消化管(食道)疾患について病因・病態・治療法を理解する。
講義
石田善敬
評価法 評価:中間試験および定期試験(90%)、受講態度(10%)により総合的に評価する。
基準 基準:到達目標の理解度を計るための設問を中間・定期試験に出題する。
渡邊五朗ほか(編) 『新体系 看護学全書 別巻1 臨床外科看
教科書
大井利夫(監) 『診療情報管理士テキスト 診療情報管理Ⅰ
基礎・医学編』 (社)日本病院会
教材 護学Ⅰ』 メヂカルフレンド社
参考書 渡邊五朗ほか(編) 『新体系 看護学全書 別巻2 臨床外科看
護学Ⅱ』 メヂカルフレンド社
オフィス 高味良行:あらかじめメール等で日時を予約の上面会する。
アワー 直接面談も可。
準備
学習
毎回、授業後には教科書の該当範囲を
30分程度復習すること。
連絡先
履修上
の
各担当教員の資料は、必要に応じて配布されます。
注意点
-49-
外科疾患学
Surgery
学年
評価
担当
科目
概要
到達
目標
No.
3学年
た か み
専門
分野
よしゆき
高味 良行(看・教)
担当
教員
必選
必修
わたなべ こ う じ
単位数
ね ぎ
2単位
こ う じ
45時間
時間数
いしはら
しん
通年(後期)
水・5時限
開講
ますもり こ う じ
渡邉 浩次(客・教)、根木 浩路(客・講)、石原 慎(医・兼教)、升森 宏次(医・兼教)、
か つ の ひでとし
こ い で よしかず
い し だ よしのり
いなば かずき
勝野 秀稔(医・兼教)、小出 欣和(医・兼准)、石田 善敬(医・兼准)、稲葉 一樹(医・兼准)
外科疾患とは、体幹(即ち胸腹部)領域で、主に手術によって治療が行われる疾患を指し、その疾患も広範囲にわたっている。近年、
医学の進歩に伴って術式も患者の侵襲性を考慮した術式が進んでおり、内視鏡を用いた低侵襲手術術式の進歩は目覚ましいものが
ある。各疾患の外科的治療について理解してほしい。
1.心疾患について病因・病態・治療法を説明できる。
6.内分泌疾患について病因・病態・治療法を説明できる。
2.動脈疾患について病因・病態・治療法を説明できる。
7.外科的疾患について、その病因・病態を充分理解し、その診断の
3.呼吸器疾患について病因・病態・治療法を説明できる。
ための検査方法、治療法としての手術術式ついて理解できることを
4.消化器について病因・病態・治療法を説明できる。
目標とする。
5.小児科疾患について病因・病態・治療法を説明できる。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
13
消化器系(2)
腹部外科学 上部消化管(胃・十二指腸)疾患について病因・病態・治療法を理解す
る。
講義
稲葉一樹
14
消化器系(3)
腹部外科学 肝・胆道系の外科疾患について病因・病態・治療法を理解する。
講義
石原 慎
15
消化器系(4)
腹部外科学 膵臓の外科疾患について病因・病態・治療法を理解する。
講義
石原 慎
16
消化器系(5)
腹部外科学 小腸疾患・腸閉塞について病因・病態・治療法を理解する。
講義
升森宏次
17
消化器系(6)
腹部外科学 大腸疾患について病因・病態・治療法を理解する。
講義
勝野秀捻
18
消化器系(7)
腹部外科学 直腸・肛門疾患について病因・病態・治療法を理解する。
講義
小出欣和
19
小児外科(1)
小児外科学 小児科特有の外科的疾患について病態・治療法を理解する。
講義
根木浩路
20
小児外科(2)
小児外科学 小児科特有の外科的疾患について病態・治療法を理解する。
講義
根木浩路
21
小児外科(3)
小児外科学 小児科特有の外科的疾患について病態・治療法を理解する。
講義
根木浩路
22
内分泌外科(1)
内分泌外科学 内分泌外科疾患について病因・病態・治療法を理解する。
講義
渡邉浩次
23
内分泌外科(2)
内分泌外科学 内分泌外科疾患について病因・病態・治療法を理解する。
講義
渡邉浩次
評価法 評価:中間試験および定期試験(90%)、受講態度(10%)により総合的に評価する。
基準 基準:到達目標の理解度を計るための設問を中間・定期試験に出題する。
渡邊五朗ほか(編) 『新体系 看護学全書 別巻1 臨床外科看
教科書
大井利夫(監) 『診療情報管理士テキスト 診療情報管理Ⅰ
基礎・医学編』 (社)日本病院会
教材 護学Ⅰ』 メヂカルフレンド社
参考書 渡邊五朗ほか(編) 『新体系 看護学全書 別巻2 臨床外科看
護学Ⅱ』 メヂカルフレンド社
オフィス 高味良行:あらかじめメール等で日時を予約の上面会する。
アワー 直接面談も可。
準備
学習
毎回、授業後には教科書の該当範囲を
30分程度復習すること。
連絡先
履修上
の
各担当教員の資料は、必要に応じて配布されます。
注意点
-50-
産科疾患学
Obstetrics and Gynecology
学年
3学年
分野
専門
1単位
単位数
時間数
22.5時間
前期
火・2時限
開講
評価
担当
市川 亮子(医・兼講) 教員
科目
概要
女性生殖器の構造と生理学的機能の基礎として、生殖内分泌医学、周産期医学、婦人科学における主要疾患の病態を理解し、各疾
患の診断・治療法とともに予防についての知識もあわせて講義する。
到達
目標
1.産婦人科疾患(腫瘍・月経異常や内分泌疾患・感染症・先天異常など)の原因、病態、診断、治療について理解して説明できる。
2.妊娠・分娩の病態、進行に関しての理解を深める。
3.医療人として必要な知識や知見を修得する。
4.積極的に学習に参加し、自分で経験・体験することを目指す。
いちかわ り ょ う こ
担当
必修
必選
の だ
よ し てる
かわい さ と し
野田 佳照(医・兼講)、河合 智之(医・兼講)
テーマ
No.
授業内容
形式
担当教員
1
女性生殖器の解剖・ イントロダクション、女性の性周期とホルモン、女性生殖器の解剖、月経異常と内分
性周期
泌疾患について
講義
河合智之
2
良性腫瘍
婦人科の良性腫瘍、子宮内膜症について
講義
市川亮子
3
悪性腫瘍
婦人科の悪性腫瘍(子宮体癌、子宮頸癌、卵巣癌)、絨毛性疾患について
講義
野田佳照
4
性感染症・先天異常 炎症と性感染症、先天異常について 婦人科まとめ
講義
河合智之
5
正常妊娠
性周期と妊娠の成立、母体の変化、胎児の発育、胎児胎盤機能検査について
講義
市川亮子
6
正常分娩
正常分娩(分娩の3要素・分娩時期・回旋)、産褥について
講義
VTR
野田佳照
7
異常分娩
胎位異常、回旋異常、微弱陣痛・遷延分娩など異常分娩について
講義
河合智之
8
異常妊娠①
悪阻、流産、早産、過期産、異所性妊娠、多胎妊娠と羊水異常について
講義
市川亮子
9
異常妊娠②
妊娠高血圧症候群、常位胎盤早期剥離、胎盤位置異常について
講義
VTR
野田佳照
10
異常妊娠③、産褥
産科救急、合併症妊娠(妊娠糖尿病ほか)、妊娠感染症、産褥に生じる疾患につい
て
講義
河合智之
11
不妊症・更年期障害 不妊症、更年期障害について
講義
市川亮子
12
まとめ
講義
野田佳照
上記内容の総まとめ
評価法 評価:定期試験(80%)に受講態度(10%)と実習態度(10%)を含め総合的に評価する。
基準 基準:到達目標の理解度を計るための設問を定期試験に出題する。
医療情報科学研究所 編 『病気がみえる vol.9 婦人科・乳腺
教科書
大井利夫(監) 『診療情報管理士テキスト 診療情報管理Ⅰ
基礎・医学編』 (社)日本病院会
教材 外科』 メディックメディア
参考書 医療情報科学研究所 編 『病気がみえる vol.10 産科』 メ
ディックメディア
オフィス 市川:火~金 9:00~17:00 スタッフ館7階産婦人科学教室医
アワー 局
準備
学習
指定した教科書の次回授業範囲を予習
し、専門用語の意味を理解しておく。毎
回、授業後には教科書の該当範囲を復
習すること。(合計30分程度)
連絡先
質問に積極的に答えることにより、より深い理解が得られる分野であるため、こちら
履修上
からの質問には積極的に答える姿勢が求められる。実習に関しては、羞恥心を捨
の
ててやらない限り理解が得られない可能性が高いため進んで実習に取り組む姿勢
注意点
が求められる。
-51-
小児科疾患学
Pediatrics
学年
3学年
専門
分野
必修
単位数
1単位
時間数
22.5時間
前期
金・4時限
開講
評価
担当
帽田 仁子(医・兼講)
科目
概要
小児科疾患は内科疾患や産科疾患との関わりが深い分野であるが、疾病構造は成人と小児では異なる部分も多い。小児科学と一言
でいっても出生時から16歳の誕生日までの小児を対象とする医学であるため、新生児期、乳児期、幼児期、学童期といった成長過程
に沿った疾病の原因、検査法、治療法を学ぶ。
到達
目標
内科疾患学と産科疾患学の知識を併せて、小児科疾患の構造について理解し、医療人として必要な知識や知見を修得する。
No.
ぼう だ
ひろ こ
担当
教員
必選
もり
ゆうじ
ながたに あ り さ
は っ と り ふみひこ
こんどう と も み
森 雄司(医・謙講)、長谷 有紗(医・謙講)、服部 文彦(医・謙講)、近藤 朋実(医・謙助)
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
小児科総論
小児科の総論を学ぶ。
講義
長谷有紗
2
新生児疾患
新生児疾患について理解する。
講義
長谷有紗
3
呼吸器・アレルギー
疾患
小児の呼吸器・アレルギー疾患について理解する。
講義
森雄司
4
循環器疾患
小児の循環器疾患について理解する。
講義
長谷有紗
5
消化器疾患
小児の消化器疾患について理解する。
講義
森雄司
6
腎臓泌尿器疾患
小児の腎臓泌尿器疾患について理解する。
講義
森雄司
7
内分泌代謝疾患
小児の内分泌代謝について理解する。
講義
近藤朋実
8
免疫異常・膠原病・
川崎病
小児の免疫異常・膠原病・川崎病について理解する。
講義
近藤朋実
9
血液疾患・腫瘍性疾
小児の血液疾患・腫瘍性疾患について理解する。
患
講義
服部文彦
10
神経・運動器疾患
小児の神経・運動器疾患について理解する。
講義
近藤朋実
11
感染症(1)
小児の感染症について理解する。
講義
服部文彦
12
感染症(2)
小児の感染症について理解する。
講義
服部文彦
評価法 評価:定期試験(100%)、但し授業態度が悪い者は減点する。
基準 基準:到達目標の理解度を計るための設問を定期試験に出題する。
教科書
大国真彦ほか(編著) 『ナースの小児科学 改訂4版』 中外医 教材
特になし
参考書
学社
オフィス
帽田: 9:00~17:00、外来棟6階小児科学教室
アワー
準備
学習
連絡先
1)積極的に質問をするなど授業に参加して下さい。授業中の態度も評価します。
当日までに教科書で授業予定の項目を 履修上
逆に態度が非常に悪い人は試験の点数に関わらず不合格とします。
の
読んできて下さい。そして質問をまとめて
2)患者さんを実際にみることにより得ることも多いため、病棟・外来見学の希望など
注意点
おいて下さい(30分程度)。
があれば申し出てください。出来る限り要望に応えられるよう調整します。
-52-
整形外科疾患学
Orthopaedic Surgery
3学年
学年
専門
分野
単位数
1単位
時間数
15時間
前期
月・4時限
開講
評価
担当
伊達 秀樹(医・兼准)
科目
概要
整形外科は運動器の疾患・病理を扱う部門であるが、その対象が広く、知っておくべき疾患の数が非常に多い。さらに外傷により運動
器の損傷を受ける機会も多く、特に高齢化社会においてその治療が重要になっている。これらの多様な整形外科的疾患・外傷につい
ての知識は、現在の日本の医療を理解する上で重要なポイントである。これらについて、実際に遭遇する頻度を勘案の上実際に役立
つ知識を身につける。
到達
目標
No.
だ
て
ひ で き
担当
教員
選択
必選
いしむら だいすけ
す ず き たく
か と う まこと
いけだ だいき
石村 大輔(医・兼准)、鈴木 拓(医・謙准)、加藤 誠(医・兼講)、池田 大樹(医・謙講)
1.日常診療で頻度の高い運動器疾患の発生メカニズム、治療法の概要を説明することができる。
2.高齢者の代表的な外傷(骨折)の治療について理解する。
3.高齢化社会に向け健康寿命を保つ必要性と方法について理解する。
4.スポーツによる疾患の治療について理解する。
5.リハビリテーションについて必要性と方法について理解する。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
整形外科総論
整形外科で扱う疾患について。
講義
伊達秀樹
2
脊椎疾患(1)
脊椎疾患と治療法について。
講義
池田大樹
3
脊椎疾患(2)
脊椎疾患と治療法について。
講義
池田大樹
4
下肢・股関節疾患
下肢・股関節疾患と治療法について。
講義
加藤 誠
5
下肢・膝関節疾患
下肢・膝関節疾患と治療法について。
講義
伊達秀樹
6
手・上肢の疾患(1)
上肢の疾患と治療法について。
講義
鈴木 拓
7
手・上肢の疾患(2)
上肢の疾患と治療法について。
講義
鈴木 拓
8
骨軟部腫瘍
骨軟部腫瘍と治療法について。
講義
石村大輔
評価法 評価:定期試験(100%)で評価する。
基準 基準:到達目標の理解度を計るための設問を定期試験に出題する。
教科書
細野昇(編) 『これだけは知っておきたい整形外科』 医学書
院
オフィス
質問は、講義の後に講義室で受付けます。
アワー
準備
学習
毎回、授業後には教科書の該当範囲を
30分程度復習すること。
教材
特になし
参考書
連絡先
履修上
の
注意点
-53-
脳神経外科疾患学
Neurosurgery
学年
評価
担当
3学年
あ
べ
ま さ と
専門
分野
安倍 雅人(検・教)
必選
選択
単位数
1単位
時間数
15時間
前期
月・1時限
開講
担当
教員
科目
概要
脳神経外科学は、脳・脊髄および末梢神経を対象とする外科分野であり、神経学の知識を基礎にした学問である。
神経系に関与する解剖学的構造及び生理学的機能を理解し、さらに、その異常によってもたらされる各種の疾患の
内容について講義する。
到達
目標
1. 神経系の解剖学的構造及び生理学的機能について学習する。
2. 上記の知識に基づいて、脳神経外科学領域の代表的な疾患の原因、診断、治療等について学習する。
3. 医療人として必要な上記の内容について修得し、説明することができる。
テーマ
No.
授業内容
形式
担当教員
1
神経系の解剖と生理 マクロ的構造、ミクロ的構造、生理学的機能
講義
安倍雅人
2
神経症状
意識障害、頭蓋内圧亢進、脳ヘルニア、脳死、高次機能障害、言語障害、麻痺
講義
安倍雅人
3
各種の検査法
脳脊髄液検査、脳波、誘発電位、CT、MRI、PET、脳ドック
講義
安倍雅人
4
脳血管障害①
脳梗塞、一過性脳虚血発作
講義
安倍雅人
5
脳血管障害②
脳出血、くも膜下出血、脳動脈瘤、脳動静脈奇形、もやもや病
講義
安倍雅人
6
脳腫瘍
神経膠腫、髄膜腫、神経鞘腫、下垂体腺腫、転移性腫瘍
講義
安倍雅人
7
外傷
頭蓋骨骨折、脳挫傷、脳振盪、急性硬膜外血腫、急性及び慢性硬膜下血腫
講義
安倍雅人
8
機能性疾患
頭痛、三叉神経痛、顔面痙攣、顔面神経麻痺
講義
安倍雅人
評価法 定期試験(100%)で評価する。
基準 到達目標の理解度を計るための設問を定期試験に出題する。
教科書
服部光男(監) 『全部見えるスーパービジュアル脳・神経疾
患』 成美堂出版
①毎回の講義終了直後
②木曜日以外の昼休み(12:10~13:00)あるいは講義後
オフィス
(16:10~17:00)にあらかじめ内線あるいはメールで連絡
アワー
をとってから教員室(生涯セ2-3F-313)へ。
③メールで質問も可
準備
学習
講義前に予定の教科書の範囲を30分
程度予習すること。
授業終了時に復習資料を配布するの
で、30分程度復習すること。
教材 武田隆久(監) 『診療情報管理士テキスト 診療情報管理Ⅰ
参考書 基礎・医学編』 (社)日本病院会
連絡先
履修上 毎回の説明は配布プリント及びプロジェクターを用いる。
の
私語は厳禁。わからない事はできるだけその場、その日のうちに質問し、解決する
注意点 こと。
-54-
精神医学
Psychiatric Medicine
学年
3学年
専門
分野
選択
1単位
単位数
15時間
時間数
前期
火・1時限
開講
評価
担当
岸 太郎(医・兼准)
科目
概要
精神医学は複雑に絡み合った生物学的、心理的、社会的要因を分析し、「病む人間」として人格を尊重しつつ治療を進め、社会適
応、社会復帰を目指すものである。精神疾患の成因および主要な障害の理解を進め、さらに精神疾患の患者への理解を深める。
到達
目標
1.精神疾患の成因および主要な障害の理解および関連法規を理解する
2.精神疾患の患者に対する対応について、医療人として必要な知識や知見を修得する
きし
た ろ う
担当
教員
必選
おおや か ず と
テーマ
No.
えぐち
けい
さ
く
ま
け んじ
大矢 一登(医・兼講)、江口 慶(医・兼助)、佐久間 健二(医・兼助)
授業内容
形式
担当教員
精神医学の成り立ちから精神科診察における患者対応の注意点などについて解説
する。
講義
大矢一登
1
精神医学総論
2
精神障害の原因と分
病像に基づく分類とその治療法について解説する。
類
講義
岸 太郎
3
精神科医療の現状
(1)
統合失調症を理解し、その対応や治療法について解説する。
講義
江口 慶
4
精神科医療の現状
(2)
気分障害を理解し、その対応や治療法について解説する。
講義
佐久間健二
5
精神科医療の現状
(3)
不安障害やその他の精神疾患を理解し、その対応や治療法について解説する。
講義
江口 慶
6
老年精神学
高齢化社会を迎えた我が国の老年精神学の現状について痴呆症を中心に解説す
る。
講義
佐久間健二
7
精神保健と関連法
規
精神科入院形態から福祉にいたる関連法規と社会のサポート体制について解説す
る。
講義
大矢一登
8
まとめ
精神医学総論および精神障害の原因と分類のまとめのレポート作成
演習
岸 太郎
評価法 評価:定期試験(80%)レポート(20%)で評価する。
基準 基準:到達目標1~2の理解度を計るための設問を定期試験・レポートに出題する。
教科書
渡邉雅幸 『専門医がやさしく語る 初めての精神医学』 中山
書店
オフィス
火曜日13:00~16:00、病院3号棟-B1F スタッフ室
アワー
準備
学習
毎回、授業後には教科書の該当範囲を3
0分程度復習すること
教材 大井利夫(監) 『診療情報管理士テキスト 診療情報管理Ⅰ
参考書 基礎・医学編』 (社)日本病院会
連絡先
履修上
の
注意点
-55-
放射線医学
Radiology
学年
評価
担当
3学年
か と う
専門
分野
り ょ う いち
加藤 良一(放・教)
担当
教員
必選
選択
あ さだ やすき
1単位
単位数
時間数
はやし し ん や
15時間
や ま だ まさ ゆき
後期
月・3時限
開講
な つ め たかひろ
浅田 恭生(放・教)、林 真也(医・兼教)、山田 雅之(放・教)、夏目 貴弘(放・准)、
むらやま かずひろ
村山 和宏(医・兼准)
科目
概要
放射線医学は、X線、超音波、磁力線などを加えた広義の放射線を利用した医学分野である。放射線医学は、疾病の診断および治
療において近代医療に欠くべからざる領域となっている。大別して、放射線診断学(画像診断学)、核医学、放射線治療学の3領域が
ある。放射線診療の効果をより向上させるためには、インフォームド・コンセント、診療前後の処置、患者ケアなどが重要な因子となる。
他方、放射線診療で繁用されるX線、γ線など電離放射線は、患者さんのみならず、医療従事者にも被曝のリスクがある。また磁気共
鳴画像検査では、強力な磁場による種々の危険性がある。医療被曝は、放射線の性質、安全管理、被曝防護などを理解することによ
り、医療従事者においても一般人程度に軽減できる。一方で、大衆の医療被曝は、CTの普及・乱用を反映して社会問題になりつつあ
る。放射線利用の安全性についての充分な理解が求められている。
到達
目標
1.放射線の基礎原理について説明することができる。
2.放射線検査・治療の概要について説明することができる。
3.放射線検査・治療の安全性について説明することができる。
No.
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
放射線医学概論1
放射線の基本原理と放射線利用について解説する。
講義
加藤良一
2
放射線医学概論2
現代医療において重要な役割を占める放射線医学について正しく認識し、放射線
についての患者さんからの問いに正しく答えられるようにする。
講義
山田雅之
3
画像診断法総論
各種画像診断法の種類と原理について学び、併せて現在の最先端の成果につい
て学ぶ。
講義
村山和宏
4
画像診断
腹部画像診断、並びにIVRと造影剤の副作用について解説する。
(中枢神経系を除く)
講義
加藤良一
5
画像診断
(中枢神経系)
頭部を中心とした画像診断、並びにMRIの安全性について解説する。
講義
村山和宏
6
核医学
核医学診断治療の基礎と臨床、および医療情報に関連する事項につき解説する。
講義
夏目貴弘
7
放射線治療
細胞および組織の感受性の差とその原因。早期および晩期の障害発生の種類と発
生に影響を及ぼす因子について解説する。
講義
林 真也
8
目標は医療における放射線安全管理の基礎を収録する。患者・術者の放射線被曝
放射線の影響と防護 の現状と影響・防護を学ぶ。配付資料を基に防護の基本用語を概説し、国内・国際
的な防護指針を解説する。
講義
浅田恭生
評価法 定期試験では到達目標1~3の理解度を計るための設問を出題する。定期試験の出題は担当教員全員で、点数配分は授業数に応じ
基準 て比例配分する。評価は定期試験の成績(100%)を主体とし、受講態度に対する減点法を併用して総合的に評価する。
『放射線と医療』 中部原子力懇談会
教材
鈴木正行 編集 『コメディカルのための疾患・画像ファイル』
参考書
教科書 特に指定しない。
文光堂
オフィス 代表として加藤へ連絡して下さい。
アワー 加藤: 9:00~17:00、医科5-4F-408室(火曜日以外)
準備
学習
授業後にノートや配布資料について30
分程度復習すること。
連絡先
履修上
の
注意点
-56-
会計学Ⅱ
Accounting Ⅱ
学年
3学年
評価
担当
福永 肇(経・教)
分野
ふ く な が はじめ
専門
必選
必修
単位数
1単位
時間数
22.5時間
前期
木・1時限
開講
担当
教員
科目
概要
病院の経営3要素の「ヒト・モノ・カネ」での「カネ」を勉強するために本学科では、2年生の「会計学Ⅰ」と、3年生の「会計学Ⅱ」、「財務
管理論」の3つの講義を準備している。「会計(accounting)」とは「収益-費用=利益」のフレーム内で、特に「利益」を扱う分野である。
一方「財務(finance)」では、病院や企業での「投資(資金運用)」「資金調達」「配当」の3分野のキャシュフローを扱う。この講義では、
「損益計算書」、「貸借対照表」、「キャシュフロー計算書」の構造と意義・目的を確認し、「財務分析(決算書分析)」「経営分析」につい
ての解説を行う。
到達
目標
1.病院や企業の財務諸表(損益計算書、貸借対照表、キャシュフロー計算書)に関心を持ち、自分のツールとして使用できるようにな
る。
2.財務諸表の内容を読んで理解できるようになる。
3.経営分析の手法と種類を理解できるようになる。
No.
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
財務会計と管理会
計
財務会計と管理会計、目的、情報利用者、役割、現状、課題、病院での活用
講義
福永肇
2
損益計算書
損益計算書の復習
講義
福永肇
3
貸借対照表
貸借対照表の復習
講義
福永肇
4
キャッシュフロー計
算書①
キャシュ・フロー計算書の構造、意義
講義
福永肇
5
キャシュフロー計算
書②
3つのキャシュフロー(営業活動、投資活動、財務活動)
講義
福永肇
6
キャシュフロー計算
書③
キャッシュフロー計算書を読む
講義
福永肇
7
経営分析 ①
年次比較(時系列分析)、同業他社分析(横断的分析)
講義
福永肇
8
経営分析 ②
収益性の分析
講義
福永肇
9
経営分析 ③
生産性の分析
講義
福永肇
10
経営分析 ④
安全性の分析
講義
福永肇
11
経営分析 ⑤
成長性の分析
講義
福永肇
12
経営分析 ⑥
病院の経営分析 (財務数値+非財務数値による分析)
講義
福永肇
評価法 定期試験(100%)にて評価する予定。詳細は授業にて説明する。
基準 到達目標1~3の理解度を計るための設問を定期試験に出題する。
教科書 矢島雅巳 『決算書はここだけ読もう 2015年版』 弘文堂
教材 <参考書> 山内一信/ 藤田保健衛生大学医療経営情報学
参考書 科 編著 『入門 医療経営情報学』 同友館、第7章
オフィス 質問は講義の後に、研究室(9号館508号室)で受け付けま
アワー す。
連絡先
準備
学習
テキストと参考書で予習・復習をして、知
履修上
識を整理して下さい。講義で教わったこと
財務での”考え方”を教授します。テキストと参考書で予習・復習をして、知識を整
の
は教科書、配布プリントで毎回30分程度
理して下さい。授業には電卓(できれば12桁)を持参してください。
注意点
復習して、理解してください。
-57-
財務管理論
Finance
学年
3学年
評価
担当
福永 肇(経・教)
分野
ふ く な が はじめ
専門
必修
必選
単位数
1単位
時間数
22.5時間
後期
月・2時限
開講
担当
教員
科目
概要
病院の経営3要素の「ヒト・モノ・カネ」での「カネ」を勉強するために本学科では、2年生の「会計学Ⅰ」と、3年生の「会計学Ⅱ」、「財務
管理論」の3つの講義を準備している。「会計(accounting)」とは「収益-費用=利益」のフレーム内で、特に「利益」を扱う分野である。
一方「財務(finance)」では、病院や企業での「投資(資金運用)」「資金調達」「配当」の3分野のキャシュフローを扱う。この講義では、
ファイナンス(資金調達)について学ぶ。特に病院のファイナンスを深く教える。
到達
目標
1.ファイナンスの基礎を理解できる。
2.病院の資金調達の基本を理解できる(銀行借入での知識・ノウハウを理解できる)
No.
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
病院と資金調達
病院の特性と資金調達
講義
福永肇
2
資金調達の検討項
目
資金調達での6つの検討項目
講義
福永肇
3
資金調達の区分
資金の区分 短期・長期、直接金融・間接金融、自己資本・他人資本、他
講義
福永肇
4
短期資金調達
資金繰り管理と銀行借入の実務
講義
福永肇
5
長期資金調達
長期資金調達での検討点
講義
福永肇
6
長期資金調達
返済原資=税引き後当期利益+減価償却費
講義
福永肇
7
デッド・ファイナンス
①
福祉医療機構からの借入
講義
福永肇
8
デッド・ファイナンス
②
民間銀行借入
講義
福永肇
9
デッド・ファイナンス
③
病院債
講義
福永肇
10
エクイティ・ファイナ
ンス
自己資本
講義
福永肇
11
アセット・ファイナンス 診療報酬債権流動化
講義
福永肇
12
ヒドン・ファイナンス
講義
福永肇
ファイナンス・リース
評価法 定期試験(100%)で評価する。
基準 到達目標1,2の理解度を計るための設問を定期試験に出題する。
教科書
福永肇 『医療経営士2級(中級)テキスト 一般講座(9) 財務・ 教材
参考書
会計/資金調達(2)』 日本医療企画
オフィス 質問は講義の後に、研究室(9号館508号室)で受け付けま
アワー す。
準備
学習
講義で教わったことは教科書、配布プリ
ント等で毎回30分程度復讐して、理解し
てください。
・山内一信/藤田保健衛生大学医療経営情報学科編著
『入門 医療経営情報学』 同友社、第7章
・福永肇 『病院ファイナンス』 医学書院(図書館にあります)
連絡先
履修上
病院の資金調達(ファイナンス)を教授します。テキストと参考書で予習・復習をし
の
て、知識を整理して下さい。授業には電卓(できれば12桁)を持参してください。
注意点
-58-
社会福祉論
Social Welfare
学年
評価
担当
3学年
く ろ の
専門
分野
の ぶ こ
黒野 伸子(客・准)
必修
必選
単位数
2単位
時間数
45時間
通年(前期)
月・3時限
開講
担当
教員
科目
概要
医療専門職として社会福祉を理解することを目的として講義する。社会福祉の理念を理解したうえで、社会福祉の歴史、対象、法制
度、サービス体系等について理解を深める。よりよい医療サービスを提供するためには、利用できる社会資源を十分に理解し、活用で
きるようにしなければならない。本科目では、患者支援に必要な制度を中心に講義する。
到達
目標
1)社会福祉とは何かを理解する
2)社会福祉の対象、法制度、サービス体系について理解する
No.
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
社会福祉の概要
イントロダクション
講義
黒野伸子
2
社会福祉の概要
社会福祉の基本的考え方と歴史①
講義
黒野伸子
3
社会福祉の概要
社会福祉の基本的考え方と歴史②
講義
黒野伸子
4
社会福祉の概要
社会福祉の基本的考え方と歴史③ ・ まとめ
講義
黒野伸子
5
介護施策
介護保険制度の概要
講義
黒野伸子
6
介護施策
介護保険制度の仕組み
講義
黒野伸子
7
介護施策
介護サービスとケアマネジメント
講義
黒野伸子
8
介護施策
介護保険制度の課題と展望
講義
黒野伸子
9
高齢者福祉
高齢者福祉の概要
講義
黒野伸子
10
高齢者福祉
高齢者福祉サービスの概要-1
講義
黒野伸子
11
高齢者福祉
高齢者福祉サービスの概要-2
講義
黒野伸子
12
高齢者福祉
高齢者福祉サービスの課題
講義
黒野伸子
評価法 評価法:定期試験の成績(70%)、提出物(20%)、授業態度(10%)で総合的に評価する。
基準 基準:到達目標1)および2)の理解度を計るための設問を定期試験に出題する。
教科書 守本とも子編 『看護職をめざす人の社会保障と社会福祉』
教材 教材: 自作プリント
参考書 参考書: 講義時に指示する。
オフィス
講義後の空き時間
アワー
連絡先
準備
学習
講義後。必ず復習し、ノートのまとめをす
ること(30分程度)。
履修上 ノート(又はルーズリーフ)、付箋紙、蛍光ペンを準備すること。
の
本科目は、予習よりも復習に重きを置いてください。学習内容は、必ず見直し、プリ
注意点 ントおよびノートの整理をすること。
-59-
社会福祉論
Social Welfare
学年
評価
担当
3学年
く ろ の
専門
分野
の ぶ こ
黒野 伸子(客・准)
必修
必選
単位数
2単位
時間数
45時間
開講
通年(後期)
月・4時限、土・1,2限
担当
教員
科目
概要
医療専門職として社会福祉を理解することを目的として講義する。社会福祉の理念を理解したうえで、社会福祉の歴史、対象、法制
度、サービス体系等について理解を深める。よりよい医療サービスを提供するためには、利用できる社会資源を十分に理解し、活用で
きるようにしなければならない。本科目では、患者支援に必要な制度を中心に講義する。
到達
目標
1)社会福祉とは何かを理解する
2)社会福祉の対象、法制度、サービス体系について理解する
テーマ
No.
授業内容
形式
担当教員
13
障害者福祉
障害者福祉の歴史と理念
講義
黒野伸子
14
障害者福祉
ICF(国際生活機能分類)の理解
講義
黒野伸子
15
障害者福祉
障害者自立支援制度の概要
講義
黒野伸子
16
障害者福祉
障害者自立支援制度の仕組みと問題点
講義
黒野伸子
17
医療福祉
医療福祉の概要
講義
黒野伸子
18
医療福祉
医療福祉に関わる専門職
講義
黒野伸子
19
医療福祉
地域医療と福祉の連携
講義
黒野伸子
20
医療福祉
医療福祉の問題点
講義
黒野伸子
21
医療福祉
生活保護制度の概要
講義
黒野伸子
22
生活保護制度
生活保護制度の現状と問題点
講義
黒野伸子
23
まとめ
上記内容の総まとめ
講義
黒野伸子
評価法 評価法:定期試験の成績(70%)、提出物・小テスト(20%),授業態度(10%)で総合的に評価する。
基準 基準:到達目標1)および2)の理解度を計るための設問を定期試験に出題する。
教科書 守本とも子編『看護職をめざす人の社会保障と社会福祉』
教材 教材: 自作プリント
参考書 参考書: 講義時に指示する。
オフィス
講義後の空き時間
アワー
連絡先
準備
学習
講義後。必ず復習し、ノートのまとめをす
ること(30分程度)。
履修上 ノート(又はルーズリーフ)、付箋紙、蛍光ペンを準備すること。
の
本科目は、予習よりも復習に重きを置いてください。学習内容は、必ず見直し、プリ
注意点 ントおよびノートの整理をすること。
-60-
医療経営論
Medical Business Administration
3学年
学年
評価
担当
専門
分野
よねもと く らも と
米本 倉基(経・教)
必選
必修
単位数
1単位
時間数
22.5時間
後期
木・2時限
開講
担当
教員
科目
概要
近年、DPC制度など医療経営環境の変化の加速が著しい。本講義ではその医療政策の動向をふまえつつ、病院において質の高い
医療サービスをより効率的に安定して供給できるマネジメントの在り方を経営学の体系に沿って学ぶ。同時に、今日、病院で導入され
成果を得ている具体的事例を解説しつつ、その成功の鍵と課題について検討し、マネジメント・リーダーとしての実践力を養う。
到達
目標
1)
2)
3)
4)
5)
No.
医療経営をシステム的に理解できる
医療機関の経営課題を分析できる
経営課題に対する現代的解決施策を理解している
改善実施時の留意点に配慮できる
医療経営・政策研究の枠組みが理解できる
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
イントロダクション
イントロダクション、医療経営の全体像を理解する。
講義
米本倉基
2
医療経済と経営
医療経済学と医療経営学との比較からマネジメントの視座を養う。
講義
米本倉基
3
医療制度
我が国の医療システムについて諸外国との比較から理解する。
講義
米本倉基
4
DPC制度
医療マネジメントに欠かせないDPC制度の理解と病院経営への応用を学ぶ。
講義
米本倉基
5
病院経営戦略
病院経営を戦略的視点から展開する。
講義
米本倉基
6
病院の財務会計
病院の財務・会計の基本を習得する。
講義
米本倉基
7
病院のオペレーショ
ン
病院の運営面、特にコスト管理と診療支援に関して学ぶ。
講義
米本倉基
8
医療マーケティング
地域包括ケアシステムへ向けた医療マーケティングについて理解し実践方法を学
ぶ。
講義
米本倉基
9
医療の人的資源管
理
病院の組織と人的資源管理の良好なマネジメント方法を学ぶ。
講義
米本倉基
10
リスクマネジメント
病院経営におけるリスクマネジメントに対処できる方法を学ぶ。
講義
米本倉基
11
キャリア支援
医療従事者のキャリア・マネジメント支援を多面的に学ぶ。
講義
米本倉基
12
制度改革
2025年に向けた医療政策の動向とマネジメント改革の方向を展望する。
講義
米本倉基
評価法 受講態度(10%)、中間レポート(30%)、定期試験(60%)を総合して評価する。テーマ別の選択式問題に解答する定期試験を実施する。
基準 試験では到達目標1~5の理解度を測る設問を出題する。
教科書 診療情報管理士テキスト 『診療情報管理Ⅲ』 日本病院協会
教材
参考書
オフィス 授業の前後に教室にて、その他は電子メールでアポイントのう
連絡先
アワー え受けつける。 医療科学部9号館510
準備
学習
授業前に講義予定の教科書の範囲を30
分程度予習すること。かつ、授業後は30 履修上
診療情報管理士試験、および診療報酬請求事務能力認定試験にも出題される分
の
分程度、授業内で示した要点について
野なので、医療関連事務職としては実務でも不可欠な知識と言える。
ノートに記載するなどしてまとめて復習す 注意点
ること。
-61-
人的資源管理論Ⅰ
Human Resource Management Ⅰ
3学年
学年
評価
担当
専門
分野
よねもと く らも と
米本 倉基(経・教)
必選
必修
1単位
単位数
時間数
22.5時間
後期
火・2時限
開講
担当
教員
科目
概要
病院はヒューマン・サービスによって成り立っており、職員一人ひとりの「やる気」がサービスの質や収益に大きく影響する。この「やる
気=士気」は本来職員個々の内面で起こるものだが、組織の中で働いていると少なからず周囲の環境と関係するので、病院マネジメ
ントはこの士気を維持・向上させる環境を組織内に整える必要がある。人的資源管理は、この職員の士気の維持・向上をコントロール
するための施策を学ぶことであり、優秀な人材の獲得方法を含めた具体的には評価や賃金、能力開発などを取り扱う。
到達
目標
1)
2)
3)
4)
5)
No.
職員の士気に影響する動因と誘因を理解する
主たる動因であるキャリア開発と評価について施策を考案できる
賃金制度を理解し、運用できる
組織内で発生するコンフリクトに対応した施策が考えられる
病院における人的資源の特性を理解した施策が考えられる
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
全体概要
人的資源管理の目的・範囲と周辺マネジメント策との関係を学ぶ
講義
米本倉基
2
発展の歴史
働き方やその目的と社会的・経済的背景の中での発展の歴史を学ぶ
講義
米本倉基
3
組織と人的資源管
理
組織論・労務管理と人的資源管理との関係について理解する
講義
米本倉基
4
人事考課 ①
職能・職務資格と評価を理解し、設計してみる
講義
米本倉基
5
人事考課 ②
複線型制度とコンピテンシーを考える
講義
米本倉基
6
人事考課 ③
評価実施と留意点について学ぶ
講義
米本倉基
7
賃金制度 ①
賃金制度の仕組みを理解し、設計してみる
講義
米本倉基
8
賃金制度 ②
昇格・昇進・賞与と人事考課を結合させてみる
講義
米本倉基
9
採用と配置
採用計画と配属・異動を考える
講義
米本倉基
10
キャリア開発
キャリアデザインと能力開発制度について設計してみる
講義
米本倉基
11
職場環境の維持
ワーク・ライフ・バランスとストレス・マネジメントを考える
講義
米本倉基
12
まとめ
上記内容の総まとめ
講義
米本倉基
評価法 授業態度(10%)、中間レポート(30%)、定期試験(60%)を総合して評価する。定期試験は選択式の30問に解答する方法で行う。試験で
基準 は到達目標1~5の理解度を測る設問を出題する。
米本倉基 『医療経営士テキスト(中級)人的資源管理』 日本
教科書 医療企画 及び 診療情報管理士テキスト 診療情報管理Ⅲ
日本病院協会
オフィス 授業終了後、または電子メールにて受け付ける。
アワー 医療科学部9号館510
準備
学習
教材
参考書
連絡先
授業前に講義予定の教科書の範囲を30
分程度予習すること。かつ、授業後は30 履修上 医療事務とは関係ない学問と軽視していけない。病院事務、病院管理としては教
の
分程度、授業内で示した要点について
養というべき基礎的知識となる。また、診療情報管理士試験の出題範囲ともなって
ノートに記載するなどしてまとめて復習す 注意点 いる。
ること。
-62-
看護学概論
※臨床工学科との合同授業
Introduction to Nursing
学年
評価
担当
3学年
こんどう
専門
分野
あきら
近藤 彰(看・助)
担当
教員
必選
選択
単位数
かげうら な お こ
1単位
22.5時間
時間数
だいおく とみひこ
たけ さ し み
さ
こ
前期
金・1時限
開講
いわた けいこ
影浦 直子(看・助)、大屋 富彦(看・手)、竹差 美紗子(看・手)、岩田 啓子(病1・看)、
つじい
辻井 しず(病1・看)
科目
概要
看護学は看護現象を人間、社会、健康、役割という人間生活の分析的要素に対応していく学問である。その看護学を構成している看
護の多様な現象や対象の状況、対象を取り巻く人々との関係、ケアの提供方法などその過程を含む内容について説明する。
到達
目標
1.医療現場の概要を知るとともに、患者を取り巻く課題や医療の安全性について理解できる。
2.チーム医療の要素や役割について理解できる。
3.患者と関わる上で必要となる基本的技術を習得できる。
4.医療従事者として患者と関わる際の態度について述べることができる。
テーマ
No.
授業内容
看護とはなにか、看護師の仕事と実際の看護内容
医療事故、診療報酬改定の影響、苦情等
形式
担当教員
講義
近藤 彰
1
・看護とは
・医療現場の概要
2
病院の組織と医療職 病院の組織および役割機能、保健医療活動に関わる職種とその役割機能、チーム
者の役割
医療等
講義
近藤 彰
3
医療倫理と患者の権
個人情報保護法、患者の権利、インフォームドコンセント、セカンドオピニオン等
利
講義
近藤 彰
4
医療職者としての接
コミュニケーションに関する基礎知識、診療場面におけるコミュニケーションの実際
遇の基礎知識と実際
講義
演習
近藤 彰
5
バイタルサインの基
礎知識
生命徴候、バイタルサイン測定の基礎知識と基本技術
講義
演習
近藤 彰
6
感染予防の基礎知
識
感染症に関する制度、標準予防策・感染経路別予防対策の具体的内容
講義
近藤 彰
7
感染予防の実際
微生物を伝播させないための標準予防策(手指衛生、防護用具の着脱)
演習
近藤、影浦
大屋、竹差
8
看護技術の基礎知
識
安全・安楽な療養生活のための環境調整、体位変換、車椅子への移乗・移送、スト
レッチャーへの移乗・移送に関する基礎知識
講義
近藤 彰
9
看護技術の実際
体位変換、車椅子への移乗・移送、ストレッチャー、ベッドの移動
演習
近藤、影浦
大屋、竹差
10
・救急医療の概要
救急医療システム、搬送される患者の特性および動向
・救命センターにお 救急患者に対する迅速な観察と看護の実際、救命センターにおけるチーム医療の
ける医療職者の役割 実際
講義
岩田啓子
11
透析患者の看護
透析看護に関する制度、透析患者の動向、透析に関る事故、透析患者の日常生活
管理等
講義
辻井しず
12
まとめ
上記内容の総まとめ及び復習
講義
近藤 彰
課題レポート90%、学習態度(講義・演習)10%を総合して評価する。
評価法
課題レポートは、到達目標の理解度を計るため、主に講義内容から出題する。また、演習終了後には基本的な技術の習得度を計るた
基準
め、事後レポートを課す。
教科書 特に定めない。必要時に資料を配布する。
教材
なし
参考書
近藤 彰: 生涯セ2-6F-616
質問等は講義終了後10分間に講義室にて受け付ける。相談
オフィス
により、それ以外の時間でも対応可能。メールでも対応しま
連絡先
アワー
す。
外部講師: 講義後10分間。それ以外は近藤へ。
準備
学習
・講義前にシラバスに記載されている内
・自分の感性をフルに使って、素直に自己を表現してください。
容を15分程度、予習すること。
・お互いの学習意欲を高めるように努力して下さい。
・講義後は、講義の内容について15分程 履修上
・看護学の学習が医療現場で役立てるように、いつも自分の姿勢を確認しながら取
の
度、復習すること。不明な点があれば、担
り組んで下さい。
注意点
当教員に連絡を取り、確認すること。
・演習は医療現場での実践能力を高めるものです。服装、シューズ、爪、結髪など
・演習などで必要な準備学習は、講義内
身だしなみを整えて臨んで下さい。
で伝える。
-63-
医療安全管理論
Clinical Safety Management
学年
3学年
専門
分野
選択
ひ び や
まこと
1単位
単位数
時間数
22.5時間
後期
金・2時限
開講
評価
担当
濵子 二治 (経・教)
科目
概要
保健・医療・福祉機関は人の生命を預かる使命を持つ特殊な機関である。本科目では安心・安全の医療を提供するための、医療安全
管理やリスクマネージメントについて、その必要性と考え方、策定方法、具体的な防止対策の事例などを講義する。
到達
目標
No.
はま こ
じ は る
担当
教員
必選
日比谷 信(工・准)
1.医療システムにおける問題点を理解して説明できる。
6.医療事故を1件でも少なくするために、エラーの見方、考え方を学
2.ヒューマンファクターをモデル化して説明できる。
び、客観的な分析スキルを総合的に身につける。
3.ヒューマンエラー対策の考え方を理解して説明できる。
4.安全システムを理解して説明できる。
5.ヒューマンエラー分析を理解して説明できる。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
医療における問題点
安全管理の必要性、インシデントとアクシデント、リスクマネージメント、医療システム
における管理の問題点について理解する。
講義
濵子二治
2
医療における問題点
安全管理の必要性、インシデントとアクシデント、リスクマネージメント、医療システム
における管理の問題点を理解する。
講義
濵子二治
3
ヒューマンエラーの
現状1
事象の正確な捉え方と感覚的捉え方、TBLを理解する。
講義
日比谷信
4
ヒューマンエラーの
現状2
TBLの練習。安易な安全対策3点セットについて理解する。
講義
日比谷信
5
ヒューマンエラーの
現状3
TBL-1。航空機事故とヒューマンエラーについて理解する。
講義
日比谷信
6
ヒューマンエラーの
現状4
TBL-2。医療事故とヒューマンエラーについて理解する。
講義
日比谷信
7
ヒトの特性とエラー1
状況認識とその失敗について理解する。
講義
日比谷信
8
ヒトの特性とエラー2
人間中心の自動化、制御介入について理解する。
講義
日比谷信
9
ヒトの特性とエラー3
TBL-3。人間の基本特性、行動特性について理解する。
講義
日比谷信
10
ヒトの特性とエラー4
行動パターン、ヒューマンファクターについて理解する。
講義
日比谷信
11
分析モデルと分析方
加齢、PSF、4STEP/Mについて理解する。
法1
講義
日比谷信
12
分析モデルと分析方
法2
講義
日比谷信
TBL-4。ピア評価。ヒューマンファクター説明モデルについて理解する。
試験:定期試験はNo.1~12範囲に於いて、到達目標1~5の理解度を計るための設問を出題する。
評価法
評価:講義内容より、濵子担当分野No.1及び2の範囲30点と日比谷担当分野No.3~12の範囲70点(20点は定期試験、50点はTBL得
基準
点)の定期試験(90%)を実施し、授業の参加度として授業態度(5%)と講義ノート点検(5%)を含め、総合的に評価する。
教科書
河野龍太郎 『医療におけるヒューマンエラー ―なぜ間違える 教材
特になし。
参考書
どう防ぐ―』 医学書院
質問は月~金の4限目終了後に、
オフィス
濵子二治は医療科学部9号館4階406研究室にて
アワー
連絡先
日比谷 信は医療科学部8号館6階608研究室にて
準備
学習
授業前に講義予定の教科書の範囲を30
分程度予習すること。講義後には要点を 履修上
医療情報技師能力検定試験に出題される内容を含むので、積極的に学習するこ
の
ノートにまとめ、30分程度復習すること。
と。なお、講義ノートの点検は適宜実施する。
TBLでは、事前に通知する予習範囲を学 注意点
習すること。
-64-
医療評価論
Evaluating the Quality of Medical Care
学年
3学年
専門
分野
必選
選択
単位数
1単位
時間数
22.5時間
前期
水・4時限
開講
評価
担当
山内 一信 (客・誉)
科目
概要
近年、患者中心の医療が求められ、医療の質が問われている。保健・医療・福祉機関では、医療の質の管理と保証が責務となり、さら
に、医療機関の機能を客観的に評価する病院機能評価が行われるようになった。医療評価論では、安心・安全の医療を提供するため
に、病院機能評価の評価項目およびクリニカルインディケータを中心に医療の質はどう管理され保証されるべきかを講義する。近年
DPCシステム(包括評価制度)を採用する病院が増えてきた。DPCデータを使うことによる医療評価についても理解する。
到達
目標
①医療評価の意味と意義を理解する
②医療の質の評価方法を把握する
③医療機関全体の評価指標および医療に関する評価指標の計測方法および評価法を理解する
No.
や ま う ち かずのぶ
担当
教員
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
病院機能評価と医
療の質
医療の質、EBMについて理解する。
講義
山内一信
2
病院機能評価の国
際的比較
病院機能評価の国際的な観点を理解する。特にJCI(joint commission
international)について。
講義
山内一信
3
臨床指標とは
臨床指標とは何か、どのような指標があるか、などを学習しその意義を理解する。
講義
山内一信
4
臨床指標の改善
臨床指標をどのように活用し、医療の質をどう改善するかを学習する。
講義
山内一信
5
病院全体の指標
病院全体の機能、活動を示す指標を学び、その活用法を学ぶ。
講義
山内一信
6
医療経済評価
費用効果分析、費用効用分析、費用便益分析を習得し、その活用法を学ぶ。
講義
山内一信
7
DPCと医療評価
DPCが医療評価にどう使われるのかを理解する。
講義
山内一信
8
DPCを用いた医療評
DPCから導き出される指標を使った事例を紹介する。
価(1)
講義
山内一信
9
DPCを用いた医療評
DPCから導き出される指標を使った事例を紹介する。
価(2)
講義
山内一信
10
DPCを用いた医療評
DPCから導き出される指標を使った事例を紹介する。
価(3)
講義
山内一信
11
ガイドラインについて
ガイドラインの作成法、活用法、意義を学び、医療評価への応用について理解す
る。
講義
山内一信
12
クリニカルパスにつ
いて
医療評価上のクリニカルパスの意義を学習する。
講義
山内一信
評価法 評価法: 定期試験の結果(90%)、受講態度(10%)により総合的に評価する。
基準 基 準: 到達目標①~③の理解度を計るための設問を定期試験に出題する。
大井利夫(監) 『診療情報管理士テキスト 診療情報管理Ⅲ
教科書 山内一信(監) 『入門 医療経営情報学』 同友館
教材
専門・診療情報管理編』 (社)日本病院会
参考書
日本診療管理学会(編) 『診療情報学』 医学書院
オフィス
授業前後
アワー
準備
学習
連絡先
学習内容はすでに習った内容が多いか
履修上
も知れないが、より深い内容についてより
の
講義のあとで小テストを施行することがある。
深く理解するため、講義内容について毎
注意点
回30分程度の復習を行うこと。
-65-
診療情報管理論Ⅱ
Health Information Management Ⅱ
3学年
学年
専門
分野
必修
単位数
2単位
時間数
45時間
通年(前期)
水・2時限
開講
評価
担当
村井 はるか(経・准)
科目
概要
医療を取り巻く環境は大きく変わりつつあり、とりわけ医療の質の向上が強く望まれるようになり、さらに患者への情報公開や開示が義
務となってきた。診療情報の価値を十分に発揮するための診療情報管理部門の効率的な管理運用と診療情報を有効かつ迅速に活
用するために必要な基本的・具体的な管理方法と実務を理解し、実践できるようにする。
到達
目標
1)
2)
3)
4)
5)
No.
むらい
担当
教員
必選
こ し む ら まさのぶ
た が わ りょういち
越村 公宣(病1・事)、田川 良一(病1・事)
診療記録の種類と内容を理解できる。
記録管理業務の具体的な手法を理解できる。
管理のための委員会の必要性を理解できる。
診療情報の活用と提供に必要な取り組みとその方法を理解できる。
診療情報の電子化や社会情勢の変化に対応した診療情報管理士としての役割を理解できる。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
総論
診療情報管理論Ⅰの復習、実務総論
講義
村井はるか
2
診療記録の保管管
理
診療記録の保管管理(1) 番号法
講義
村井はるか
3
診療記録の保管管
理
診療記録の保管管理(2) ファイリング、保管方法
講義
村井はるか
4
診療記録の保管管
理
診療記録の保管管理(3) 個人情報保護、電子カルテシステムと保管管理
講義
村井はるか
5
診療記録の点検
診療記録の精度向上のための支援策: 回収、点検、監査
講義
村井はるか
6
診療情報の
分類と登録
診療情報の分類と登録(1) 疾病、死因、医療行為、NCD、外傷登録
講義
村井はるか
7
診療情報の
分類と登録
診療情報の分類と登録(2) がん登録に関連する分類①
講義
村井はるか
8
診療情報の
分類と登録
診療情報の分類と登録(3) がん登録に関連する分類②
講義
村井はるか
9
診療情報管理実務
藤田保健衛生大学病院のDPCデータ作成と活用の実際
講義
田川良一
村井はるか
10
診療情報管理実務
藤田保健衛生大学病院の診療情報管理の実際
講義
越村公宣
村井はるか
11
診療情報の
分類と登録
診療情報の分類と登録(4) DPC/PDPSの診断群分類と症例点検
講義
村井はるか
12
診療情報管理実務
机上学習と病院実務の相違点、心得
講義
村井はるか
提出物(25%)、中間試験(30%)、定期試験(30%)、受講態度(15%)により総合的に評価する。
評価法
到達目標の理解度を計るための包括的な設問を中間・定期試験に出題する。提出物は主に時事問題を扱い、提出期限、理解度と
基準
思考力を評価する。
教科書
大井利夫 監 『診療情報管理士テキスト 診療情報管理Ⅲ 専
門・診療情報管理編』 日本病院会
オフィス
村井:昼休み、放課後に 医科9-5F-511
アワー
準備
学習
日本診療情報管理士協会 編 『最新・診療情報管理マニュア
教材
ル』 医学通信社
参考書
日本診療情報学会 編 『診療情報学』 医学書院
連絡先
準備学習として、30分程度、ニュース、新 履修上
社会情勢や医療環境は日々変化します。時事問題に興味を持ち、理想の医療を
の
聞のコラムを読んでください。適宜講義で
考え、自らの社会人像を描きながら履修しましょう。
注意点
扱います。
-66-
診療情報管理論Ⅱ
Health Information Management Ⅱ
3学年
学年
専門
分野
必修
単位数
2単位
時間数
45時間
通年(後期)
水・2時限
開講
評価
担当
村井 はるか(経・准)
科目
概要
医療を取り巻く環境は大きく変わりつつあり、とりわけ医療の質の向上が強く望まれるようになり、さらに患者への情報公開や開示が義
務となってきた。診療情報の価値を十分に発揮するための診療情報管理部門の効率的な管理運用と診療情報を有効かつ迅速に活
用するために必要な基本的・具体的な管理方法と実務を理解し、実践できるようにする。
到達
目標
1)
2)
3)
4)
5)
No.
む ら い
担当
教員
必選
こしむら まさのぶ
た が わ りょういち
越村 公宣(病1・事)、田川 良一(病1・事)
診療記録の種類と内容を理解できる。
記録管理業務の具体的な手法を理解できる。
管理のための委員会の必要性を理解できる。
診療情報の活用と提供に必要な取り組みとその方法を理解できる。
診療情報の電子化や社会情勢の変化に対応した診療情報管理士としての役割を理解できる。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
13
診療情報の活用
診療情報の活用(1) 病院管理の視点
講義
村井はるか
14
診療情報の活用
診療情報の活用(2) 医療の質評価の視点
講義
村井はるか
15
診療情報の提供
診療情報の提供(1) 院内・院外への情報提供
講義
村井はるか
16
診療情報の提供
診療情報の提供(2) 診療情報の提供等に関する指針
講義
村井はるか
17
診療情報の提供
診療情報の提供(3) 提供の種類と制度
講義
村井はるか
18
診療記録の記載
診療記録の記載方法(1) 原則と診療録記載指針
講義
村井はるか
19
診療記録の記載
診療記録の記載方法(2) 問題指向型診療記録とフォーカスチャーティング
講義
村井はるか
20
診療記録の記載
診療記録の記載方法(3) 記録の用語と種類-1
講義
村井はるか
21
診療記録の記載
診療記録の記載方法(4) 記録の用語と種類-2
講義
村井はるか
22
診療記録の記載
診療記録の記載方法(5) 記録の用語と種類-3
講義
村井はるか
23
まとめ
総復習
講義
村井はるか
提出物(25%)、中間試験(30%)、定期試験(30%)、受講態度(15%)により総合的に評価する。
評価法
到達目標の理解度を計るための包括的な設問を中間・定期試験に出題する。提出物は主に時事問題を扱い、提出期限、理解度と
基準
思考力を評価する。
教科書
大井利夫 監 『診療情報管理士テキスト 診療情報管理Ⅲ 専
門・診療情報管理編』 日本病院会
オフィス
村井:昼休み、放課後に 医科9-5F-511
アワー
準備
学習
日本診療情報管理士協会 編 『最新・診療情報管理マニュア
教材
ル』 医学通信社
参考書
日本診療情報学会 編 『診療情報学』 医学書院
連絡先
準備学習として、30分程度、ニュース、新 履修上
社会情勢や医療環境は日々変化します。時事問題に興味を持ち、理想の医療を
の
聞のコラムを読んでください。適宜講義で
考え、自らの社会人像を描きながら履修しましょう。
注意点
扱います。
-67-
診療情報管理実習
Health Information Management, Practice
学年
3学年
専門
分野
単位数
2単位
時間数
90時間
開講
通年
月~金・1~4時限
評価
担当
村井 はるか(経・准)
科目
概要
3年次の2月に受験予定の診療情報管理士資格認定試験には、病院での実習を履修することが必須条件となっている。
夏期休暇中に藤田保健衛生大学病院をはじめ全国各地の実習生受け入れ病院で、情報管理と活用の実務等を体験する
ことにより、机上では得られない診療情報管理士という職種の具体概念を発展させる。
さらに、各自の実習報告書を資料集としてまとめ、各施設の報告会を実施する。
到達
目標
No.
1-40
むらい
担当
教員
必修
必選
い の う
け
い こ
稲生 圭伊子(経・手)、各実習病院の指導担当者
1) 病院の基本的機能、院内の情報流通経路としくみ、診療情報管理部門の位置付けと機能、各部門間の連携、病院情報
システムなどを理解する。
2) 診療情報の具体的管理体制と意義、活用方法についての理解を深める。
3) 病院内の様々な人との交流により、適切なコミュニケーション能力や接遇マナーを体得し、医療チームの一員としての
意識を向上させる。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
病院機能と
診療情報管理
44-46 実習報告
病院組織と各部門業務
チーム医療と職種間連携
診療情報管理部門の機能
診療情報の流通と収集方法
診療情報の保管管理
診療情報の精度管理(点検、監査等)
診療情報の標準化(クリニカル・パス等)
診療情報の利活用(コーディング、臨床統計等)
診療情報の提供(情報共有、カルテ開示等)
症例登録(がん登録、NCD等)
DPC/PDPSへの対応(症例の点検、情報の活用、提供)
各自の実習体験の発表を通して、施設間での管理体制の相違点等、
各種情報を共有し、さらに質疑応答によって実務に対する理解を深める。
実習
各実習病院の
指導担当者
発表会
村井はるか
稲生圭伊子
評価法 各実習病院の指導者による評価(40%)、実習日誌および実習報告書(30%)、実習報告会での発表内容(20%)および聴講態度(10%)に
基準 より総合的に評価する。評価は、提出物の期限、課題に対する準備と達成状況をもとに行う。
教科書
大友達也 編 『診療情報管理実習生のためのガイドブック』
社会保険研究所
オフィス
村井:昼休み、放課後に 医科9-5F-511
アワー
教材
なし
参考書
連絡先
実習前には入念な準備と指導者との打ち合わせを怠らないこと。社会人としてのマ
準備
学習
実習中は、毎日2時間程度、日誌の記入
と不明事項の調査を行うこと。
履修上
ナー、実習生としての謙虚で節度ある態度を心がけ、二度とない機会を有意義に
の
過ごせるよう常に熱意と積極的な姿勢を忘れずに実習に励むこと。
注意点
日々自己分析し、反省点を改善する努力を怠らず、向上心を持ち続けること。
-68-
分類法総論Ⅱ
Introduction to International Classification of Diseases Ⅱ
3学年
学年
専門
分野
必修
必選
単位数
2単位
時間数
45時間
通年(前期)
月・2時限
開講
評価
担当
村井 はるか(経・准)
科目
概要
分類法総論Ⅰの学習内容をさらに深め、実践的な知識を身につける。国際疾病分類(ICD)を取り巻く関連分類(医療行為、
新生物の形態等)についても、退院時要約(サマリー)など実際の症例から総合的な分類の技法を習得する。
到達
目標
1)
2)
3)
4)
む ら い
担当
教員
死因統計および原死因選択の手順、ルールを理解し、応用できる。
周産期死亡のルールを理解し、応用できる。
新生物の形態、医療行為情報を理解し、応用できる。
症例演習を通して留意点を把握し、実務への理解を深める。
テーマ
No.
授業内容
形式
担当教員
1
復習
分類法総論Ⅰの学習内容の総復習
講義
村井はるか
2
医療行為の分類
医療行為分類の概要
講義
村井はるか
3
医療行為の分類
医療行為の症例分類
講義
村井はるか
4
死因統計
死亡診断書の様式および留意事項
講義
村井はるか
5
死因統計
原死因の定義、選択手順
講義
村井はるか
6
死因統計
原死因選択のためのルール
講義
村井はるか
7
死因統計
死亡診断書例題による原死因選択
講義
村井はるか
8
死因統計
死亡診断書例題による原死因選択
講義
村井はるか
9
死因統計
死亡診断書例題による原死因選択
講義
村井はるか
10
死因統計
死亡診断書例題による原死因選択
講義
村井はるか
11
死因統計
周産期死亡診断書と死産証書
講義
村井はるか
12
死因統計
周産期死亡のコーディング・ルール
講義
村井はるか
13
死因統計
周産期死亡診断書例題による分類
講義
村井はるか
評価法 評価法:定期試験60%、小テスト30%、授業への参加度10%
基準 基準:定期試験は到達目標1)~3)の理解度、小テストは到達目標4)の理解度を計るための設問を出題する。
大井利夫 監 『診療情報管理士テキスト 診療情報管理Ⅳ-
専門・国際疾病分類法編』 社日本病院会
教科書 厚生労働省大臣官房統計情報部 編 『疾病、傷害および死
因統計分類提要(ICD-10準拠) 第2巻』 および 『第3巻』 厚
生統計協会
教材 因統計分類提要(ICD-10準拠) 第1巻』 厚生統計協会
参考書 厚生労働省大臣官房統計情報部 編『国際疾病分類-腫瘍
オフィス
村井:昼休み、放課後に 医科9-5F-511
アワー
連絡先
準備
学習
毎回、授業内容について30分程度の予
習を行うこと。
厚生労働省大臣官房統計情報部 編 『疾病、傷害および死
学 第3版 2012年改正版』 厚生統計協会
履修上
受け身の学習ではなく、特に講義内で与えられる各演習の機会を積極的に利用し
の
て応用力をつける。
注意点
-69-
分類法総論Ⅱ
Introduction to International Classification of Diseases Ⅱ
3学年
学年
専門
分野
必選
必修
単位数
2単位
時間数
45時間
通年(後期)
水・3時限
開講
評価
担当
村井 はるか(経・准)
科目
概要
分類法総論Ⅰの学習内容をさらに深め、実践的な知識を身につける。国際疾病分類(ICD)を取り巻く関連分類(医療行為、
新生物の形態等)についても、退院時要約(サマリー)など実際の症例から総合的な分類の技法を習得する。
到達
目標
1)
2)
3)
4)
む ら い
担当
教員
死因統計および原死因選択の手順、ルールを理解し、応用できる。
周産期死亡のルールを理解し、応用できる。
新生物の形態、医療行為情報を理解し、応用できる。
症例演習を通して留意点を把握し、実務への理解を深める。
テーマ
No.
授業内容
形式
担当教員
14
死因統計
周産期死亡症例のコーディング
講義
村井はるか
15
症例分類
簡単症例のコーディング
講義
村井はるか
16
症例分類
簡単症例のコーディング
講義
村井はるか
17
症例分類
簡単症例のコーディング
講義
村井はるか
18
症例分類
サマリー症例の分類
講義
村井はるか
19
症例分類
サマリー症例のコーディング
講義
村井はるか
20
症例分類
サマリー症例のコーディング
講義
村井はるか
21
症例分類
問題集症例のコーディング
講義
村井はるか
22
症例分類
問題集症例のコーディング
講義
村井はるか
23
まとめ
コーディングに関するポイントの総復習
講義
村井はるか
評価法 評価法:定期試験60%、小テスト30%、授業への参加度10%
基準 基準:定期試験は到達目標1)~3)の理解度、小テストは到達目標4)の理解度を計るための設問を出題する。
大井利夫 監 『診療情報管理士テキスト 診療情報管理Ⅳ-
専門・国際疾病分類法編』 社日本病院会
教科書 厚生労働省大臣官房統計情報部 編 『疾病、傷害および死
因統計分類提要(ICD-10準拠) 第2巻』 および 『第3巻』 厚
生統計協会
教材 因統計分類提要(ICD-10準拠) 第1巻』 厚生統計協会
参考書 厚生労働省大臣官房統計情報部 編『国際疾病分類-腫瘍
オフィス
村井:昼休み、放課後に 医科9-5F-511
アワー
連絡先
準備
学習
毎回、授業内容について30分程度の予
習を行うこと。
厚生労働省大臣官房統計情報部 編 『疾病、傷害および死
学 第3版 2012年改正版』 厚生統計協会
履修上
受け身の学習ではなく、特に講義内で与えられる各演習の機会を積極的に利用し
の
て応用力をつける。
注意点
-70-
分類法実習
International Classification of Diseases, Practice
学年
評価
担当
科目
概要
到達
目標
No.
3学年
専門
分野
むらい
村井 はるか(経・准)
担当
教員
必選
必修
単位数
こすが ま さ こ
2単位
90時間
時間数
す ず き のぶゆき
い の う
け
開講
通年(前期1)
金・2時限、土・1,2時限
い こ
小菅 理子(客・准)、鈴木 信行(客・講)、稲生 圭伊子(経・手)
診療情報管理における重要な業務の一つとして、分類(コーディング)がある。これは診療記録の内容から必要と思われる項目につい
て、主にWHOが定義した標準コードである国際疾病分類(ICD)ファミリーにより分類するものである。そうすることにより、地域や国、世
界といった広い範囲の情報が標準化され、医療統計を行う上で重要な意義を持つ。疾病、傷害、死因等のコーディングの習熟と医療
行為情報も反映させた実践的な技術の習得を目指す。また、資格試験対策の一環として、診療情報管理士教育問題集等を使用して
特別講義を行い、受験21科目の理解を深め、必要な知識を習得する。
1) ICD-10、ICD-Oのコーディング手法が理解できる。
2) 傷病名からICD-10へのコーディングが実践できる。
3) 医療行為(手術、処置等)が理解できる。
4) 退院時要約を読み取り、総合的なコーディングが実践できる。
5) 死亡診断書から原死因を選択し、コーディングが実践できる。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
2
ICD-10
(第Ⅰ章)
感染症および寄生虫症のコーディング
講義
実習
鈴木・村井・稲生
3
4
ICD-10
(第Ⅱ章)
新生物のコーディング(ICD-Oを含む)
講義
実習
鈴木・村井・稲生
5
ICD-10
(第ⅩⅤ章)
妊娠、分娩および産じょく〈褥〉のコーディング
講義
実習
小菅・村井・稲生
6
7
ICD-10
(第Ⅲ章)
血液および造血器の疾患ならびに免疫機構の障害のコーディング
講義
実習
鈴木・村井・稲生
8
ICD-10
(第ⅩⅤ章)
妊娠、分娩および産じょく〈褥〉のコーディング
講義
実習
小菅・村井・稲生
9
10
ICD-10
(第Ⅳ章、第Ⅴ章)
内分泌、栄養および代謝疾患のコーディング
精神および行動の障害のコーディング
講義
実習
鈴木・村井・稲生
11
12
ICD-10
(第Ⅵ章)
神経系の疾患のコーディング
講義
実習
鈴木・村井・稲生
13
ICD-10
(第ⅩⅥ章)
周産期に発生した病態のコーディング
講義
実習
小菅・村井・稲生
14
15
ICD-10
(第Ⅶ章、第Ⅷ章)
眼および付属器の疾患のコーディング
耳および乳様突起の疾患のコーディング
講義
実習
鈴木・村井・稲生
16
ICD-10
(第ⅩⅦ章)
周産期に発生した病態のコーディング
講義
実習
小菅・村井・稲生
17
18
ICD-10
(第Ⅸ章)
循環器系の疾患のコーディング
講義
実習
鈴木・村井・稲生
19
ICD-10
(第ⅩⅦ章)
先天奇形、変形および染色体異常のコーディング
講義
実習
小菅・村井・稲生
20
21
ICD-10
(第Ⅹ章)
呼吸器系の疾患のコーディング
講義
実習
鈴木・村井・稲生
中間試験(45%)、定期試験(45%)、受講態度(10%)により総合的に評価する。
評価法
到達目標の理解度を計るための包括的な設問を中間・定期試験に出題する。
基準
※授業コマ数の1/3以上を欠席した場合、それ以降の補講は原則として認めない。
教科書
厚生労働省大臣官房統計情報部 編 『疾病、傷害および死因統
厚生労働省大臣官房統計情報部 編 『疾病、傷害および死因統
計分類提要(ICD-10準拠) 第2巻』 および 『第3巻』 厚生統計協 教材 計分類提要(ICD-10準拠) 第1巻』 厚生統計協会
会、日本病院会診療情報管理士教育委員会 編 『診療情報管理 参考書 厚生労働省大臣官房統計情報部 編『国際疾病分類-腫瘍学
士教育問題集専門・国際疾病分類法編』 日本病院会
第3版 2012年改正版』 厚生統計協会
オフィス 村井:昼休みや放課後、医科9-5F-511にて
アワー 稲生:昼休みや放課後、医科9-4F-407にて
準備
学習
連絡先
自己学習として30分程度、報道される疾 履修上
の
患、治療に関するニュースから臨床と治
各疾患学と関連づけて学習すること。
注意点
療に関する知識を得る。
-71-
分類法実習
International Classification of Diseases, Practice
学年
評価
担当
科目
概要
到達
目標
No.
22
3学年
むらい
専門
分野
村井 はるか(経・准)
担当
教員
必選
必修
こすが ま さ こ
単位数
2単位
90時間
時間数
す ず き のぶゆき
い の う
け
開講
通年(前期2)
金・2時限、土・1,2時限
い こ
小菅 理子(客・准)、鈴木 信行(客・講)、稲生 圭伊子(経・手)
診療情報管理における重要な業務の一つとして、分類(コーディング)がある。これは診療記録の内容から必要と思われる項目につい
て、主にWHOが定義した標準コードである国際疾病分類(ICD)ファミリーにより分類するものである。そうすることにより、地域や国、世
界といった広い範囲の情報が標準化され、医療統計を行う上で重要な意義を持つ。疾病、傷害、死因等のコーディングの習熟と医療
行為情報も反映させた実践的な技術の習得を目指す。また、資格試験対策の一環として、診療情報管理士教育問題集等を使用して
特別講義を行い、受験21科目の理解を深め、必要な知識を習得する。
1) ICD-10、ICD-Oのコーディング手法が理解できる。
2) 傷病名からICD-10へのコーディングが実践できる。
3) 医療行為(手術、処置等)が理解できる。
4) 退院時要約を読み取り、総合的なコーディングが実践できる。
5) 死亡診断書から原死因を選択し、コーディングが実践できる。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
小菅理子
ICD-10
講義
症状、徴候および異常所見で他に分類されないもののコーディング
村井はるか
(第ⅩⅧ章)
実習
稲生圭伊子
23
24
ICD-10
消化器系の疾患のコーディング
(第ⅩⅠ、第ⅩⅡ章) 皮膚および皮下組織の疾患のコーディング
講義
実習
鈴木信行
村井はるか
稲生圭伊子
25
ICD-10
損傷、中毒およびその他の外因の影響による傷病のコーディング
(第ⅩⅨ、第ⅩⅩ章) 外因のコーディング
講義
実習
小菅理子
村井はるか
稲生圭伊子
26
27
ICD-10
(第ⅩⅢ章)
講義
実習
鈴木信行
村井はるか
稲生圭伊子
28
ICD-10
損傷、中毒およびその他の外因の影響による傷病のコーディング
(第ⅩⅨ、第ⅩⅩ章) 外因のコーディング
講義
実習
小菅理子
村井はるか
稲生圭伊子
29
30
ICD-10
(第ⅩⅣ章)
講義
実習
鈴木信行
村井はるか
稲生圭伊子
31
ICD-10
損傷、中毒およびその他の外因の影響による傷病のコーディング
(第ⅩⅨ、第ⅩⅩ章) 外因のコーディング
講義
実習
小菅理子
村井はるか
稲生圭伊子
32
ICD-10
損傷、中毒およびその他の外因の影響による傷病のコーディング
(第ⅩⅨ、第ⅩⅩ章) 外因のコーディング
講義
実習
小菅理子
村井はるか
稲生圭伊子
33
34
ICD-10
前期のまとめ
講義
実習
鈴木信行
村井はるか
稲生圭伊子
35
ICD-10
(第ⅩⅩⅠ章)
健康状態に影響をおよぼす要因および保健サービスの利用のためのコーディング
講義
実習
小菅理子
村井はるか
稲生圭伊子
36
ICD-10
(第ⅩⅩⅠ章)
健康状態に影響をおよぼす要因および保健サービスの利用のためのコーディング
講義
実習
小菅理子
村井はるか
稲生圭伊子
筋骨格系および結合組織の疾患のコーディング
腎尿路生殖器系の疾患のコーディング
中間試験(45%)、定期試験(45%)、受講態度(10%)により総合的に評価する。
評価法
到達目標の理解度を計るための包括的な設問を中間・定期試験に出題する。
基準
※授業コマ数の1/3以上を欠席した場合、それ以降の補講は原則として認めない。
厚生労働省大臣官房統計情報部 編 『疾病、傷害および死
因統計分類提要(ICD-10準拠) 第2巻』 および 『第3巻』 厚
教科書 生統計協会、日本病院会診療情報管理士教育委員会 編
『診療情報管理士教育問題集専門・国際疾病分類法編』 日
本病院会
教材 因統計分類提要(ICD-10準拠) 第1巻』 厚生統計協会
参考書 厚生労働省大臣官房統計情報部 編『国際疾病分類-腫瘍
オフィス 村井:昼休みや放課後、医科9-5F-511にて
アワー 稲生:昼休みや放課後、医科9-4F-407にて
連絡先
準備
学習
厚生労働省大臣官房統計情報部 編 『疾病、傷害および死
学 第3版 2012年改正版』 厚生統計協会
自己学習として30分程度、報道される疾 履修上
の
患、治療に関するニュースから臨床と治
各疾患学と関連づけて学習すること。
注意点
療に関する知識を得る。
-72-
分類法実習
International Classification of Diseases, Practice
学年
評価
担当
科目
概要
到達
目標
No.
3学年
むらい
専門
分野
村井 はるか(経・准)
担当
教員
必選
必修
こすが ま さ こ
単位数
2単位
90時間
時間数
す ず き のぶゆき
い の う
け
通年(後期)
水・4時限
開講
い こ
小菅 理子(客・准)、鈴木 信行(客・講)、稲生 圭伊子(経・手)
診療情報管理における重要な業務の一つとして、分類(コーディング)がある。これは診療記録の内容から必要と思われる項目につい
て、主にWHOが定義した標準コードである国際疾病分類(ICD)ファミリーにより分類するものである。そうすることにより、地域や国、世
界といった広い範囲の情報が標準化され、医療統計を行う上で重要な意義を持つ。疾病、傷害、死因等のコーディングの習熟と医療
行為情報も反映させた実践的な技術の習得を目指す。また、資格試験対策の一環として、診療情報管理士教育問題集等を使用して
特別講義を行い、受験21科目の理解を深め、必要な知識を習得する。
1) ICD-10、ICD-Oのコーディング手法が理解できる。
2) 傷病名からICD-10へのコーディングが実践できる。
3) 医療行為(手術、処置等)を理解できる。
4) 退院時要約を読み取り、総合的なコーディングが実践できる。
5) 死亡診断書から原死因を選択し、コーディングが実践できる。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
37
ICD-10
傷病名と医療行為の関連性の理解
講義
実習
小菅理子
村井はるか
稲生圭伊子
38
症例分類
サマリー・問題集症例の総合的なコーディング(ICD-10、ICD-O)
講義
実習
小菅理子
村井はるか
稲生圭伊子
39
症例分類
サマリー・問題集症例の総合的なコーディング(ICD-10、ICD-O)
講義
実習
小菅理子
村井はるか
稲生圭伊子
40
症例分類
サマリー・問題集症例の総合的なコーディング(ICD-10、ICD-O)
講義
実習
小菅理子
村井はるか
稲生圭伊子
41
症例分類
サマリー・問題集症例の総合的なコーディング(ICD-10、ICD-O)
講義
実習
小菅理子
村井はるか
稲生圭伊子
42
症例分類
サマリー・問題集症例の総合的なコーディング(ICD-10、ICD-O)
講義
実習
小菅理子
村井はるか
稲生圭伊子
43
症例分類
サマリー・問題集症例の総合的なコーディング(ICD-10、ICD-O)
講義
実習
小菅理子
村井はるか
稲生圭伊子
44
症例分類
サマリー・問題集症例の総合的なコーディング(ICD-10、ICD-O)
講義
実習
小菅理子
村井はるか
稲生圭伊子
45
症例分類
サマリー・問題集症例の総合的なコーディング(ICD-10、ICD-O)
講義
実習
小菅理子
村井はるか
稲生圭伊子
46
症例分類
サマリー・問題集症例の総合的なコーディング(ICD-10、ICD-O)
講義
実習
小菅理子
村井はるか
稲生圭伊子
中間試験(45%)、定期試験(45%)、受講態度(10%)により総合的に評価する。
評価法
到達目標の理解度を計るための包括的な設問を中間・定期試験に出題する。
基準
※授業コマ数の1/3以上を欠席した場合、それ以降の補講は原則として認めない。
厚生労働省大臣官房統計情報部 編 『疾病、傷害および死
因統計分類提要(ICD-10準拠) 第2巻』 および 『第3巻』 厚
教科書 生統計協会、日本病院会診療情報管理士教育委員会 編
『診療情報管理士教育問題集専門・国際疾病分類法編』 日
本病院会
教材 因統計分類提要(ICD-10準拠) 第1巻』 厚生統計協会
参考書 厚生労働省大臣官房統計情報部 編『国際疾病分類-腫瘍
オフィス 村井:昼休みや放課後、医科9-5F-511にて
アワー 稲生:昼休みや放課後、医科9-4F-407にて
連絡先
準備
学習
厚生労働省大臣官房統計情報部 編 『疾病、傷害および死
学 第3版 2012年改正版』 厚生統計協会
自己学習として30分程度、報道される疾 履修上
の
患、治療に関するニュースから臨床と治
各疾患学と関連づけて学習すること。
注意点
療に関する知識を得る。
-73-
プログラミング演習Ⅰ
Computer Programming Ⅰ, Exercise
学年
評価
担当
3学年
む と う
専門
分野
こういち
武藤 晃一(経・准)
担当
教員
必選
お く はら
必修
2単位
単位数
時間数
45時間
前期
木・3,4時限
開講
しゅん
奥原 俊(経・助)
科目
概要
コンピュータにはユーザが利用したい機能や処理を実現するためのソフトウェアが必要となる。ソフトウェアは人の手によりプログラム言
語を用いて記述し、それを実行可能なマシン語へと変換することで作成される。
本科目ではプログラム言語とは何か、その種類や概念を理解した上で、プログラミングの基本技能をPerl言語を題材として学習する。
到達
目標
1)プログラミング言語の概要を説明できる。
2)Perl言語の文法を理解する。
3)Perl言語による簡単なプログラミング技能を身につける。
No.
テーマ
授業内容
形式
担当教員
講義
演習
武藤晃一
奥原 俊
1,2
プログラミング言語と プログラミング言語とは何か、プログラミング言語の種類
は
統合開発環境とコンパイラ型プログラミング言語の体験、コマンドプロンプトの使い方
3,4
Perlの作法
プログラミング言語の一般的なルール、Perlの構文ルール
コメント、関数と引数、文字と数値の取扱、式と文、特別な用途の記号
講義
演習
武藤晃一
奥原 俊
5,6
演算子、スカラー変
数
さまざまな数値演算子、()、スカラー変数の使い方、代入式、変数のスコープ(use
strict, use warning, my)、数値演算関数
講義
演習
武藤晃一
奥原 俊
7,8
文字列
文字列リテラル、' ' と " "、さまざな文字列演算子、文字列演算関数
講義
演習
武藤晃一
奥原 俊
9,10
配列変数とハッシュ
配列変数の使い方、配列の要素の操作、配列関連の演算子と関数
ハッシュの使い方、=>、ハッシュの操作、ハッシュ関連の関数
講義
演習
武藤晃一
奥原 俊
11,12 制御構文①
真理値とは、真理値の演算子、比較演算子、ソート
講義
演習
武藤晃一
奥原 俊
13,14 制御構文②
if~then~else, elsif, unless
講義
演習
武藤晃一
奥原 俊
15,16 制御構文③
ループ処理 while, for, foreach, next, last
講義
演習
武藤晃一
奥原 俊
サブルーチンの作り方
標準入出力による処理、openによるファイル名を指定した処理
講義
演習
武藤晃一
奥原 俊
19,20 正規表現
正規表現とは、メタ文字、マッチング演算子、置換
講義
演習
武藤晃一
奥原 俊
21,22 データ処理①
テキストデータを対象としたデータ処理の演習
講義
演習
武藤晃一
奥原 俊
23,24 データ処理②
テキストデータを対象としたデータ処理の演習
講義
演習
武藤晃一
奥原 俊
17,18
サブルーチン
ファイル処理
評価法 定期試験(50%)、演習課題の提出物と受講態度(50%)で評価する。
基準 定期試験は到達目標1~3、演習課題は到達目標3の理解度を計るための設問および課題を出題する。
教科書
適時、講義資料を配付する(プレゼンテーションのレジメ)。
深沢千尋 『かんたん Perl』 技術評論社
教材 Randal L. Schwartzら 『初めてのPerl 第6版』 オライリー・ジャ
参考書 パン.
武藤:昼休み時間や4時間目終了後(16:10~17:00)、医科9オフィス 5F-507にて
連絡先
アワー 奥原:昼休み時間や4時間目終了後(16:10~17:00)、医科9-
5F-507にて
準備
学習
毎回、教科書の該当箇所を30分程度予
本演習で取り組むPerl言語は資格試験に直接出題される言語ではないが、プログ
習しておくこと。その時、特に理解が難し 履修上
ラミングの考え方は共通であり、多少文法が異なるだけでC言語等に応用できるも
の
い点、疑問点などをまとめておき、授業
のである。そのため「基本情報処理技術者試験」、「医療情報技師認定試験」の各
時間に積極的に質問すること。授業後に 注意点
資格試験に関連するので積極的に学習すること。
は30分程度復習すること。
-74-
プログラミング演習Ⅱ
Computer Programming Ⅱ, Exercise
学年
評価
担当
3学年
む と う
専門
分野
こういち
武藤 晃一(経・准)
担当
教員
必選
お く はら
選択
単位数
2単位
時間数
45時間
後期
木・3,4時限
開講
しゅん
奥原 俊(経・助)
科目
概要
本科目ではプログラミング演習Ⅰで身に付けたプログラミングの基礎技能をもとに、情報システム構築の基盤技術について学習する。
実際にはWebアプリケーションを題材に、さまざまな技術を組み合わせてシステムを構築する手法について体験的に学ぶ。また、Perl
言語によりプログラム言語の考え方を理解した上で別のプログラム言語を学習することで、プログラム言語およびプログラミングの考え
方の理解を深める。
到達
目標
1) Webアプリケーションの基本的な仕組みについて説明できる。
2)Webアプリケーションとして実装される情報システムのインストール・設定・保守の基礎的なスキルを身に着ける。
No.
テーマ
授業内容
形式
担当教員
演習
GW
武藤晃一
奥原 俊
1
~
8
サーバ構築
9
~
16
Webアプリケーション サーバサイド言語としてPHPを用いたWebアプリケーションを構築する。
の実装
ユーザインターフェースの実装にJavascriptを利用したライブラリを用いる。
演習
GW
武藤晃一
奥原 俊
17
~
24
オープンソースソフトウェアとして入手できるWeb型電子カルテシステム、医事会計シ
模擬医療情報システ
ステム、放射線部門システム、医用画像保存システムを組み合わせ、病院情報シス
ムの構築体験
テムとして連携動作できるように開発・設定を行う体験をする。
演習
GW
武藤晃一
奥原 俊
WWW、RDBM連携のWeb型アプリケーションの構築基盤となるサーバシステムを
オープンソース・ソフトウェアを主体として構築する。
演習課題(30%)の提出物、学習記録物(30%)、受講態度(40%)で総合的に評価する。
評価法
演習課題は到達目標の1,2の理解度を計るための課題を出題する。学習記録物はGWや演習のために自らが調査・学習した事項を記
基準
録したものである。
日本医療情報学会医療情報技師育成部会 編 『医療情報 第
教材
5版 情報処理技術編』 、同『医学・医療編』、同『医療情報シ
参考書
教科書 適時、講義資料を配付する。
ステム編』 篠原出版新社.
武藤:昼休み時間や4時間目終了後(16:10~17:00)、医科9オフィス 5F-507にて
連絡先
アワー 奥原:昼休み時間や4時間目終了後(16:10~17:00)、医科9-
5F-507にて
準備
学習
GWのための調査・学習を60分程度行う
こと。
履修上
の
調査・学習したことを記録・まとめた資料の作成を必ずすること。
注意点
-75-
情報セキュリティ論Ⅱ
Information Security Ⅱ
学年
評価
担当
科目
概要
到達
目標
No.
3学年
む と う
専門
分野
こういち
武藤 晃一(経・准)
必選
必修
単位数
1単位
時間数
22.5時間
後期
水・1時限
開講
担当
教員
本講義では、インターネットや情報システムを利用する利用者として身につけているべき情報倫理に関する法的事項を中心に、医療
情報システムの利用と管理において特に重要となる電子保存と患者個人情報保護に関する知識を身につける。電子カルテを運用す
る病院にとって必須の知識となる『医療情報システムの安全管理に関するガイドライン』についても詳説する。
1)知的財産権に配慮した取扱、関連法規の概要について説明 5) マイナンバー法の概要について説明できる
できる
6) 電子保存および関連法規について概要を説明できる。
2) コンピュータ犯罪に関連した法律の概要について説明できる 7) 医療情報システムの安全管理に関するガイドラインが要求する事
3)プライバシー保護の重要性について理解する
項について概要を説明できる。
4) 個人情報保護法の概要について説明できる
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
知的財産権 1
情報化社会の光と影、ネチケットとは、インターネットを利用する上で身につけたい態
度
講義
VTR
武藤晃一
2
知的財産権 2
知的財産権とは、産業財産権(特許、実用新案、意匠、商標)、著作権、コンピュータ
と著作権(違法コピー問題、ライセ違反)
講義
武藤晃一
3
関連法規
コンピュータ犯罪関連の法律、コンピュータ産業と法律について概観
講義
武藤晃一
4
個人情報保護法 1
プライバシー権、OECD8原則について
講義
武藤晃一
5
個人情報保護法 2
個人情報保護法、医療分野における個人情報保護法への対応について
講義
武藤晃一
6
マイナンバー法
マイナンバー法の概要、医療分野におけるマイナンバー法の影響、医療等IDとは
講義
武藤晃一
7
電子保存
電子保存とは、真正性・見読性・保存性、e文書法、厚生労働省令とガイドライン
講義
武藤晃一
8
医療情報システムの
「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」の概要
安全管理 1
講義
武藤晃一
9
医療情報システムの 「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」詳読 - 医療情報システムの基
安全管理 2
本的な安全管理
講義
武藤晃一
10
医療情報システムの
「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」詳読 - 電子保存の要求事項
安全管理 3
講義
武藤晃一
11
医療情報システムの
「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」詳読 - 外部保存の基準
安全管理 4
講義
武藤晃一
12
医療情報システムの 「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」詳読 - スキャナ等により電子
安全管理 5
化して保存する場合
講義
武藤晃一
評価法 定期試験の成績(90%)、受講態度(10%)を総合的に評価する。
基準 定期試験では到達目標1~7の理解度を計るための設問を出題する。
福井健策 『18歳の著作権入門』 筑摩書房.
教材 岡村久道 『情報セキュリティの法律』 商事法務.
参考書 日本医療情報学会医療情報技師育成部会 編 『医療情報
教科書 毎回講義資料を配付し、授業を進める。
第5版 医療情報システム編』 篠原出版新社.
オフィス 質問等は昼休み時間や4時間目終了後(16:10~17:00)、医
アワー 科9-5F-507にて
準備
学習
連絡先
本講義内容は「医療情報基礎知識検定」、「医療情報技師能力検定試験」、「診療
毎回、講義資料にもとづいて30分程度の 履修上
情報管理士認定試験(医療情報学)」を中心に「ITパスポート試験」、「基本情報処
の
復習を行うこと。より深い理解のために、
理技術者試験」の各資格試験に出題される内容を含むので、積極的に学習するこ
インターネット上の情報の活用を勧める。 注意点
と。
-76-
病院情報システム学
Hospital Information System
3学年
学年
評価
担当
ないとう
専門
分野
み ち お
内藤 道夫(客・教)
担当
教員
必選
む と う
必修
単位数
2単位
時間数
45時間
通年(前期)
火・3時限
開講
こういち
武藤 晃一(経・准)
科目
概要
医療の現場においては、電子カルテシステムの導入が進み、診療情報の管理と活用が重要になってきている。本講義では、病院情報
システムの中でも電子カルテシステムに重点を置いて、医療情報とは何かという本質的な問題から、病院における情報システムの特殊
性、守秘義務など情報を扱う上での問題や、診療情報を病院運営等に生かすための基本的な考え方や具体的な統計手法について
講義する。
到達
目標
1.
2.
3.
4.
No.
医療情報の特性と適切な取扱い方法を理解する。
病院情報システム導入の基本的知識と技術を習得する。
病院情報システムを構成する部門システムについて、個別にその業務の特徴とシステム化の課題を理解する。
前期は特に、医療情報基礎知識検定試験と医療情報技師能力検定試験対策問題が解けるように理解を深める。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
病院情報システム学
病院情報システム学の概要・歴史
概論
講義
演習
内藤道夫
武藤晃一
2
医療情報の特性
医療情報の特性、法的条件を学ぶ
講義
演習
内藤道夫
武藤晃一
3
病院の部門と職種
病院における部門構成と医療専門職について学ぶ
講義
演習
内藤道夫
武藤晃一
4
病院情報システム① 病院の部門と情報システム(事務)
講義
演習
内藤道夫
武藤晃一
5
病院情報システム② 病院の部門と情報システム(検査)
講義
演習
内藤道夫
武藤晃一
6
病院情報システム③ 病院の部門と情報システム(放射線)
講義
演習
内藤道夫
武藤晃一
7
病院情報システム④ 病院の部門と情報システム(薬剤)
講義
演習
内藤道夫
武藤晃一
8
病院情報システム⑤ 病院の部門と情報システム(その他の部門)
講義
演習
内藤道夫
武藤晃一
9
医療情報の取扱い
医療情報の取扱い(一次利用と二次利用、医療情報倫理)
講義
演習
内藤道夫
武藤晃一
10
医療情報技師の役
割
病院情報システムにおける医療情報部門と医療情報技師の役割
講義
演習
内藤道夫
武藤晃一
11
医療情報技師能力
検定試験対策①
情報処理技術系科目対策
講義
演習
内藤道夫
武藤晃一
12
医療情報技師能力
検定試験対策②
医療情報システム系科目対策
講義
演習
内藤道夫
武藤晃一
中間試験および定期試験(70%)、レポート(20%)、授業への取り組み姿勢(10%)を総合して評価する。
評価法
中間試験および定期試験では前期の到達目標1~4、後期の到達目標5~8の理解度を測る設問を出題する。レポートは病院情報シス
基準
テムのフロー図作成、医療情報技師の役割、病院におけるBSC作成、部門別原価計算資料の作成など講義に沿って適宜課す。
日本医療情報学会医療情報技師育成部会 編 『医療情報 第
5版 医療情報システム編』 『同 医学・医療編』 篠原出版新
教材
教科書 社、
適宜プリントを配付する。
参考書
日本医療情報学会医療情報技師育成部会 編 『医療情報技
師 能力検定試験過去問題・解説集2016年度版』 南江堂
オフィス 内藤:火曜日の5時間目終了後またはメールで対応
アワー 武藤:昼休み、放課後に医療科学部9号館5階507号室にて
準備
学習
連絡先
毎時間講義の冒頭に前回の講義内容に
ついて口頭質問および小テストを実施す 履修上
医療情報基礎知識検定試験、医療情報技師能力検定試験、診療情報管理士試
の
るので、必ず十分に復習して講義には臨
験受験予定者に対応。
むこと(最低30分以上の自己学習が必要 注意点
である)。
-77-
病院情報システム学
Hospital Information System
学年
評価
担当
科目
概要
到達
目標
No.
3学年
ないとう
専門
分野
み ち お
内藤 道夫(客・教)
担当
教員
必選
む と う
必修
2単位
単位数
時間数
45時間
通年(後期)
火・3時限
開講
こういち
武藤 晃一(経・准)
医療の現場においては、電子カルテシステムの導入が進み、診療情報の管理と活用が重要になってきている。本講義では医療情報と
は何かという本質的な問題から、病院における情報システムの特殊性、守秘義務など情報を扱う上での問題や病院情報システムの現
状と問題点まで広い範囲を扱い、さらに、診療情報を病院運営等に生かすための基本的な考え方や具体的な統計手法について講義
する。
5. 病院情報システムの導入・運用・評価に関する知識を習得し、現場での課題について理解する。
6. 病院情報システムの地域との連携や、遠隔医療情報システムの基礎的知識を習得し、現場での課題について理解する。
7. 医療情報システム構築における標準化や安全管理の基礎的知識を習得し、現場での課題について理解する。
8. 病院情報システムで蓄積されるデータの活用について、医療評価と病院経営の観点で、基本的な処理方法を理解する。
後期は特に、個別に学んだ病院の部門システムと電子カルテシステムとの統合化や、地域医療連携に繋ぐことについて理解する。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
13
病院情報システム⑥ 病院の部門と情報システム(入院)
講義
内藤道夫
武藤晃一
14
病院情報システムの
病院情報システムの導入・運用・評価
構築
講義
内藤道夫
武藤晃一
15
医療情報ネットワー
ク
地域・救急・遠隔ネットワーク概要
講義
内藤道夫
武藤晃一
16
標準化
医療における各種標準化
講義
演習
内藤道夫
武藤晃一
17
システムの安全管理
個人情報保護ガイドライン・医療情報システム安全管理ガイドライン
①
講義
内藤道夫
武藤晃一
18
システムの安全管理
医療における個人情報保護についての実際
②
演習
内藤道夫
武藤晃一
19
システムの安全管理
医療情報システムの安全管理の実際
③
演習
内藤道夫
武藤晃一
20
データ分析①
情報分析のための基本統計処理
講義
演習
内藤道夫
武藤晃一
21
データ分析②
病院管理のための指標・BSC
講義
演習
内藤道夫
武藤晃一
22
データ分析③
病院管理のための指標・部門別原価計算
講義
演習
内藤道夫
武藤晃一
23
まとめ
病院情報システムにおける医療情報技師の役割
講義
演習
内藤道夫
武藤晃一
中間試験および定期試験(70%)、レポート(20%)、授業への取り組み姿勢(10%)を総合して評価する。
評価法
中間試験および定期試験では前期の到達目標1~4、後期の到達目標5~8の理解度を測る設問を出題する。レポートは病院情報シス
基準
テムのフロー図作成、医療情報技師の役割、病院におけるBSC作成、部門別原価計算資料の作成など講義に沿って適宜課す。
日本医療情報学会医療情報技師育成部会 編 『医療情報 第
5版 医療情報システム編』 『同 医学・医療編』 篠原出版新
教材
教科書 社、
適宜プリントを配付する。
参考書
日本医療情報学会医療情報技師育成部会 編 『医療情報技
師能力検定試験過去問題・解説集2016年度版』 南江堂
オフィス 内藤:火曜日の5時間目終了後またはメールで対応
アワー 武藤:昼休み、放課後に医療科学部9号館5階507号室にて
準備
学習
連絡先
毎時間講義の冒頭に前回の講義内容に
ついて口頭質問および小テストを実施す 履修上
医療情報基礎知識検定試験、医療情報技師能力検定試験、診療情報管理士試
の
るので、必ず十分に復習して講義には臨
験受験予定者に対応。
むこと(最低30分以上の自己学習が必要 注意点
である)。
-78-
病院情報システム学実習
Hospital Information System, Practice
学年
評価
担当
科目
概要
到達
目標
No.
3学年
ないとう
専門
分野
み ち お
内藤 道夫(客・教)
担当
教員
必選
必修
む と う こういち
2単位
単位数
い の う
け
時間数
90時間
通年(前期)
火・4,5時限
開講
い こ
武藤 晃一(経・准)、稲生 圭伊子(経・手)
医療で発生する情報は、文字、画像、音声など多種多様である。本実習では、これらの多種多様な医療情報が何処でどの様に発生
し、処理・活用され保管されているのかについて、実習室内に設置された教育用電子カルテシステムを用いて実習する。また、実習を
通して、個人が現状を把握するとともに、グループ学習により問題点をみつけ、どの様にしたら改善できるかを考える力を身に付けさせ
ることを目指す。電子カルテ実習の集大成として、模擬病院において外来診療のロールプレイを行い、一連の流れとして理解を深め
る。さらに、病院情報システムに蓄積されるデータを、医学研究や病院運営にどのように活用するかについても、課題実習を行う。
1. 教育用電子カルテシステムを用いて、病院情報システムの概要を理解する。
2. 病院における代表的な部門業務について、そのフロー図を作成して理解し、オーダと部門システムの連携機能の動作確認を行う。
3. 画面インターフェースの設計には特に注意して学び、開発・設計の留意点の考察を行う。
4. 個別に実習した各部門の業務を、初診受付か会計までの外来の一連の流れとしてシナリオを作成したうえでロールプレイを行う。
5. 医療情報基礎知識検定試験および医療情報技師能力検定試験の対策として実務的な要点を理解する。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
2
電子カルテの概要
電子カルテシステムの概要
講義
実習
内藤・武藤・稲生
3
4
電子カルテ実習①
患者登録と外来一連の流れ
実習
内藤・武藤・稲生
5
6
病院部門と業務①
検査部門・放射線部門・資格試験対策問題
講義
実習
内藤・武藤・稲生
7
8
電子カルテ実習②
検査・放射線オーダ
実習
内藤・武藤・稲生
9
10
病院部門と業務②
薬剤部門・資格試験対策問題
講義
実習
内藤・武藤・稲生
11
12
電子カルテ実習③
薬剤オーダ
実習
内藤・武藤・稲生
13
14
病院部門と業務③
その他の部門:手術、給食、事務・資格試験対策問題
講義
実習
内藤・武藤・稲生
15
16
電子カルテ実習④
その他オーダ
実習
内藤・武藤・稲生
17
18
外来部門の業務
外来診療のシナリオ作成
GW
内藤・武藤・稲生
19
20
ロールブレイイング
①
外来診療のロールプレイ
GW
内藤・武藤・稲生
21
22
ロールブレイイング
②
外来診療のロールプレイおよび評価項目の検討
GW
内藤・武藤・稲生
23
24
ロールプレイイング
③
外来診療のロールプレイおよび相互評価
GW
内藤・武藤・稲生
実習レポート(60%)、ロールプレイ(30%)、実習態度(10%)を総合評価する。実習レポートでは、到達目標1~3について、2つの電子カ
ルテシステムの機能比較、ロールプレイ用のシナリオ作成、各種経営分析資料の作成などを課して評価し、目標4についてはロールプ
評価法
レイ実施にあたり、グループ単位でシナリオに沿った外来診療の実演をしその完成度を相互評価させた上で総合的に評価する。目標
基準
5は、実習の基礎知識なので随時小テストにより評価する。※授業コマ数の1/3以上を欠席した場合、それ以降の補講は原則として認め
ない。
日本医療情報学会医療情報技師育成部会 編 『医療情報 第
5版 医療情報システム編』 篠原出版新社
教材
教科書
適宜プリントを配付する。
日本医療情報学会医療情報技師育成部会 編 『医療情報技 参考書
師 能力検定試験過去問題・解説集2016年度版』 南江堂
内藤:火曜日の5時間目終了後またはメールで対応。
オフィス
武藤:昼休み、放課後に医療科学部9号館5階507号室にて
アワー
連絡先
稲生:昼休み、放課後に医療科学部9号館4階407号室にて
準備
学習
毎時間前回の講義内容について口頭質
履修上
問を行うので、必ず十分に復習して講義
医療情報基礎知識検定試験、医療情報技師能力検定試験、診療情報管理士試
の
には臨むこと(最低30分以上の自己学習
験受験予定者に対応。
注意点
が必要である)。
-79-
病院情報システム学実習
Hospital Information System, Practice
3学年
学年
評価
担当
ないとう
専門
分野
み ち お
内藤 道夫(客・教)
担当
教員
必選
必修
む と う こういち
2単位
単位数
い の う
け
時間数
90時間
通年(後期)
火・4,5時限
開講
い こ
武藤 晃一(経・准)、稲生 圭伊子(経・手)
科目
概要
医療で発生する情報は、文字、画像、音声など多種多様である。本実習では、これらの多種多様な医療情報が何処でどの様に発生
し、処理・活用され保管されているのかについて、実習室内に設置された教育用電子カルテシステムを用いて実習する。また、実習を
通して、個人が現状を把握するとともに、グループ学習により問題点をみつけ、どの様にしたら改善できるかを考える力を身に付けさせ
ることを目指す。電子カルテ実習の集大成として、模擬病院において外来診療のロールプレイを行い、一連の流れとして理解を深め
る。さらに、病院情報システムに蓄積されるデータを、医学研究や病院運営にどのように活用するかについても、課題実習を行う。
到達
目標
1.
2.
3.
4.
前期最後に作成した外来診療のシナリオの完成度をさらに高めて、グループ別にロールプレイを行い、相互評価を行う。
電子カルテシステムの重要な要素であるマスタファイルについて、その概念と役割を理解するとともに、管理の実際を学ぶ。
電子カルテシステム導入・開発における現状と課題について学習する。
病院情報システムに蓄積されるデータを、医学研究や病院運営に活用する方法について課題実習を行う。
テーマ
No.
授業内容
形式
担当教員
25
26
ロールプレイイング
④
外来診療ロールプレイのシナリオの見直し・完成
GW
内藤・武藤・稲生
27
28
入院関連部門と機
能
入院診療の流れ・入院オーダと入退院処理
実習
内藤・武藤・稲生
29
30
電子カルテシステム
の機能
マスタ管理と運用
講義
実習
内藤・武藤・稲生
31
32
病院情報システムの
病院情報システム導入・開発の手順・課題、その中での医療情報技師の役割
導入・開発
講義
演習
内藤・武藤・稲生
33
34
病院情報システムの
個人情報保護および医療情報システムの安全管理
安全管理①
講義
演習
内藤・武藤・稲生
35
36
病院情報システムの
医療情報システムの安全管理に関するガイドラインの理解
安全管理②
講義
演習
内藤・武藤・稲生
37
38
データ分析①
医学統計処理・グラフ化
講義
実習
内藤・武藤・稲生
39
40
データ分析②
病院経営管理指標・BSC
講義
実習
内藤・武藤・稲生
41
42
データ分析③
部門別原価計算の基礎
講義
実習
内藤・武藤・稲生
43
44
データ分析④
部門別原価計算の演習
講義
実習
内藤・武藤・稲生
45
46
まとめ
病院情報システムの将来像
講義
内藤・武藤・稲生
実習レポート(60%)、ロールプレイ(30%)、実習態度(10%)を総合評価する。実習レポートでは、到達目標1~3について、2つの電子カ
ルテシステムの機能比較、ロールプレイ用のシナリオ作成、各種経営分析資料の作成などを課して評価し、目標4についてはロールプ
評価法
レイ実施にあたり、グループ単位でシナリオに沿った外来診療の実演をしその完成度を相互評価させた上で総合的に評価する。目標
基準
5は、実習の基礎知識なので随時小テストにより評価する。※授業コマ数の1/3以上を欠席した場合、それ以降の補講は原則として認め
ない。
教科書
日本医療情報学会医療情報技師育成部会 編 『医療情報 第
5版 医療情報システム編』 篠原出版新社
教材
適宜プリントを配付する。
日本医療情報学会医療情報技師育成部会 編 『医療情報技 参考書
師 能力検定試験過去問題・解説集2016年度版』 南江堂
内藤:火曜日の5時間目終了後またはメールで対応
オフィス
武藤:昼休み、放課後に医療科学部9号館5階507号室にて
アワー
連絡先
稲生:昼休み、放課後に医療科学部9号館4階407号室にて
準備
学習
毎時間前回の講義内容について口頭質
履修上
問を行うので、必ず十分に復習して講義
医療情報基礎知識検定試験、医療情報技師能力検定試験、診療情報管理士試
の
には臨むこと(最低30分以上の自己学習
験受験予定者に対応。
注意点
が必要である)。
-80-
医療情報学Ⅱ
Medical Informatics Ⅰ
学年
評価
担当
科目
概要
到達
目標
No.
3学年
む と う
専門
分野
こういち
武藤 晃一(経・准)
必選
選択
単位数
1単位
時間数
22.5時間
後期
金・3時限
開講
担当
教員
病院情報システムは情報通信技術の上に成立しており、医療従事者として情報通信技術を理解し、効率的に利用するための技能を
身につけることが求められている。本科目では、2年次に履修した医療情報ネットワーク論Ⅰを基礎として、現在広く応用されインター
ネット利用の基盤技術となってきているWorld Wide Web関連の技能を身につける。後半では、病院情報システムを構築するための標
準仕様として利用が期待されるIHE(Integrationg the Healthcare Enterprise)について解説し、その応用例でもあるEHR(Electronic
Healthcare Record)システムや遠隔医療システムの概要について講義する。
1) 医療情報標準化の必要性を理解する。
2) わが国の用語・コードの標準化について説明できる。
3) 通信規約の標準であるDICOMとHL7について説明できる。
4) IHEに関連する基本用語について説明できる。
5) IHE放射線ドメインの統合プロファイルについて説明できる。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
医療情報の標準化
なぜ医療情報の標準化が必要なのか、医療情報標準化の対象範囲、医療情報標
準化の概要と動向、わが国の医療IT化政策
講義
武藤晃一
2
用語・コードの標準
化
MEDIS標準マスター(ICD10対応標準病名マスター, 医薬品HOTコードマスター,
JLAC10, JJ1017, J-MIX)、オントロジー、SNOMED-CT
講義
武藤晃一
3
通信規約の標準化1 DICOMの概要
講義
武藤晃一
4
通信規約の標準化2 HL7v2.x, HL7v3の概要
講義
武藤晃一
5
IHE 1
IHEとは、IHE統合プロファイルの考え方
講義
武藤晃一
6
IHE 2
放射線部門のテクニカルフレームワーク
講義
武藤晃一
7
IHE 3
様々なテクニカルフレームワーク
講義
武藤晃一
8
IHE 4
日本におけるIHEの活動、最新情報
講義
武藤晃一
9
遠隔医療1
遠隔医療とは、遠隔医療の類型、システム事例
講義
武藤晃一
10
遠隔医療2
遠隔医療と法令
講義
武藤晃一
11
EHR 1
地域医療情報システム(EHR)とは、EHRと標準
講義
武藤晃一
12
EHR 2
EHRをめぐる我が国の政策、アイデンティティ管理
講義
武藤晃一
評価法 定期試験の成績(90%)、受講態度(10%)を総合的に評価する。
基準 定期試験では到達目標1~5の理解度を計るための設問を出題する。
教科書
適時講義資料を配付する(プレゼンテーションのレジメ)。
山内一信ら 『医療経営情報学』 同友館
日本医療情報学会医療情報技師育成部会 編 『医療情報 第 教材 JAHIS編 『医療情報システム入門 新訂版』 社会保険研究所.
5版 医学・医療編』、『同 医療情報システム編』 篠原出版新 参考書 日本IHE協会 普及推進委員会 編 『IHE超入門』 篠原出版
社.
新社.
オフィス 昼休み時間や4時間目終了後(16:10~17:00)、医科9-5Fアワー 507にて
準備
学習
連絡先
毎回、講義資料にもとづいて30分程度の
復習を行うこと。穴埋め形式のページは 履修上 本講義内容は「医療情報基礎知識検定」、「医療情報技師認定試験」、「診療情報
の
重要事項が含まれるので重点的に復習
管理士認定試験(医療情報学)」の各資格試験に出題される内容を含むので、積
し、キーワードを抽出してインターネットで 注意点 極的に学習すること。
関連事項を調べてみることを勧める。
-81-
診療情報管理総合実習
Health Information Management, Comprehensive Practice
3学年
学年
評価
担当
専門
分野
む ら い
村井 はるか(経・准)
担当
教員
必修
必選
2単位
単位数
は まこ じ はる
よねもと く ら も と
かめい てつや
たかだ
時間数
90時間
しんざと まさ の り
通年(前期)
水・3時限
開講
む と う こういち
濵子 二治(経・教)、米本 倉基(経・教)、新里 昌功(経・准)、武藤 晃一(経・准)、
か
よ
こ
む ら た ゆき の り
お く はら しゅん
亀井 哲也(経・准)、高田 佳代子(経・講)、村田 幸則(経・助)、奥原 俊 (経・助)、
い の う
け い こ
こすが ま さ こ
稲生 圭伊子(経・手)、小菅 理子(客・准)
科目
概要
診療情報管理士認定試験の受験科目は全21科目であり、すでに1年次、2年次に修得済みの科目も多い。そこで受験対策の一環と
して、IT試験出題担当教員による科目別の特別講義を実施し、これまでの学習内容を復習するとともに受験に必要な知識を確認し
て、受験態勢の万全を期する。
到達
目標
1)
2)
3)
4)
2年次までに習得した学習内容の理解度を再確認する。
3年次に受講する科目についての理解を深める。
診療情報管理士教育問題集から新たな知識を得る。
受験への意識を高め、認定試験に合格する。
No.
テーマ
1
受験対策特別講義
2
授業内容
形式
担当教員
人体機能論
講義
濵子二治
受験対策特別講義
人体機能論
講義
濵子二治
3
受験対策特別講義
臨床医学英語
講義
村井はるか
4
受験対策特別講義
人体構造論
講義
新里昌功
5
受験対策特別講義
内科疾患学
講義
高田佳代子
6
受験対策特別講義
医療概論
講義
村田幸則
7
受験対策特別講義
診療情報管理論Ⅰ
講義
村井はるか
8
受験対策特別講義
臨床医学総論
講義
亀井哲也
9
受験対策特別講義
内科疾患学
講義
高田佳代子
10
受験対策特別講義
医療管理総論
講義
亀井哲也
村井はるか
11
受験対策特別講義
臨床医学各論Ⅰ
講義
新里昌功
12
受験対策特別講義
内科疾患学
講義
高田佳代子
受講態度、IT試験、IT試験問題復習提出により総合的に評価(100%)する。
評価法
到達目標の理解度を計るための包括的な設問をIT試験に出題する。
基準
※授業コマ数の1/3以上を欠席した場合、それ以降の補講は原則として認めない。
教科書
各科目の教科書および日本病院会診療情報管理士教育委
員会 編 『診療情報管理士教育問題集基礎医学編』、 『診療 教材
各教員作成の資料等
情報管理士教育問題集専門・診療情報管理編』 、 『診療情 参考書
報管理士教育問題集専門・国際疾病分類法編』 日本病院会
オフィス 村井:昼休みや放課後、医科9-5F-511にて
アワー 亀井:昼休みや放課後、医科9-4F-407にて
準備
学習
連絡先
毎回、『診療情報管理士教育問題集』の 履修上
の
授業内容に該当する範囲を30分程度予
注意点
習しておくこと。
-82-
診療情報管理総合実習
Health Information Management, Comprehensive Practice
3学年
学年
評価
担当
専門
分野
む ら い
村井 はるか(経・准)
担当
教員
必修
必選
2単位
単位数
は まこ じ はる
よねもと く ら も と
かめい てつや
たかだ
時間数
90時間
しんざと まさ の り
開講
通年(後期1)
月・1時限、木・1時限
む と う こういち
濵子 二治(経・教)、米本 倉基(経・教)、新里 昌功(経・准)、武藤 晃一(経・准)、
か
よ
こ
む ら た ゆき の り
お く はら しゅん
亀井 哲也(経・准)、高田 佳代子(経・講)、村田 幸則(経・助)、奥原 俊 (経・助)、
い の う
け い こ
こすが ま さ こ
稲生 圭伊子(経・手)、小菅 理子(客・准)
科目
概要
診療情報管理士認定試験の受験科目は全21科目であり、すでに1年次、2年次に修得済みの科目も多い。そこで受験対策の一環と
して、IT試験出題担当教員による科目別の特別講義を実施し、これまでの学習内容を復習するとともに受験に必要な知識を確認し
て、受験態勢の万全を期する。
到達
目標
1)
2)
3)
4)
2年次までに習得した学習内容の理解度を再確認する。
3年次に受講する科目についての理解を深める。
診療情報管理士教育問題集から新たな知識を得る。
受験への意識を高め、認定試験に合格する。
No.
テーマ
13
受験対策特別講義
14
授業内容
形式
担当教員
診療情報管理論Ⅱ
講義
村井はるか
受験対策特別講義
医療情報学
講義
武藤晃一
15
受験対策特別講義
医療概論
講義
村田幸則
16
受験対策特別講義
医療情報学
講義
武藤晃一
17
受験対策特別講義
医学管理各論Ⅱ
講義
米本倉基
18
受験対策特別講義
臨床医学各論Ⅴ
講義
高田佳代子
19
受験対策特別講義
診療情報管理士認定試験受験案内
講義
村井はるか
20
受験対策特別講義
臨床医学各論Ⅲ
講義
濵子二治
21
受験対策特別講義
臨床医学各論Ⅰ
講義
新里昌功
22
受験対策特別講義
臨床医学各論Ⅱ
講義
新里昌功
23
受験対策特別講義
臨床医学各論Ⅴ
講義
高田佳代子
24
受験対策特別講義
医療管理各論Ⅰ
講義
村田幸則
25
受験対策特別講義
臨床医学各論Ⅶ
講義
村田幸則
26
受験対策特別講義
臨床医学各論Ⅱ
講義
新里昌功
27
受験対策特別講義
臨床医学各論Ⅵ
講義
高田佳代子
受講態度、IT試験、IT試験問題復習提出により総合的に評価(100%)する。
評価法
到達目標の理解度を計るための包括的な設問をIT試験に出題する。
基準
※授業コマ数の1/3以上を欠席した場合、それ以降の補講は原則として認めない。
教科書
各科目の教科書および日本病院会診療情報管理士教育委
員会 編 『診療情報管理士教育問題集基礎医学編』、 『診療 教材
各教員作成の資料等
情報管理士教育問題集専門・診療情報管理編』 、 『診療情 参考書
報管理士教育問題集専門・国際疾病分類法編』 日本病院会
オフィス 村井:昼休みや放課後、医科9-5F-511にて
アワー 亀井:昼休みや放課後、医科9-4F-407にて
準備
学習
連絡先
毎回、『診療情報管理士教育問題集』の 履修上
の
授業内容に該当する範囲を30分程度予
注意点
習しておくこと。
-83-
診療情報管理総合実習
Health Information Management, Comprehensive Practice
3学年
学年
評価
担当
専門
分野
む ら い
村井 はるか(経・准)
担当
教員
必修
必選
2単位
単位数
は まこ じ はる
よねもと く ら も と
かめい てつや
たかだ
時間数
90時間
しんざと まさ の り
開講
通年(後期2)
月木・1時限、木金・1~4時限
む と う こういち
濵子 二治(経・教)、米本 倉基(経・教)、新里 昌功(経・准)、武藤 晃一(経・准)、
か
よ
こ
む ら た ゆき の り
お く はら しゅん
亀井 哲也(経・准)、高田 佳代子(経・講)、村田 幸則(経・助)、奥原 俊 (経・助)、
い の う
け い こ
こすが ま さ こ
稲生 圭伊子(経・手)、小菅 理子(客・准)
科目
概要
診療情報管理士認定試験の受験科目は全21科目であり、すでに1年次、2年次に修得済みの科目も多い。そこで受験対策の一環と
して、IT試験出題担当教員による科目別の特別講義を実施し、これまでの学習内容を復習するとともに受験に必要な知識を確認し
て、受験態勢の万全を期する。
到達
目標
1)
2)
3)
4)
2年次までに習得した学習内容の理解度を再確認する。
3年次に受講する科目についての理解を深める。
診療情報管理士教育問題集から新たな知識を得る。
受験への意識を高め、認定試験に合格する。
No.
テーマ
28
受験対策特別講義
29
授業内容
形式
担当教員
臨床医学各論Ⅲ
講義
濵子二治
受験対策特別講義
医療管理各論Ⅰ
講義
村田幸則
30
受験対策特別講義
臨床医学各論Ⅵ
講義
高田佳代子
31
受験対策特別講義
医療管理各論Ⅱ
講義
米本倉基
32
受験対策特別講義
臨床医学各論Ⅶ
講義
村田幸則
33
受験対策特別講義
分類法
講義
小菅理子
34
35
受験対策特別講義
国際疾病分類概論
講義
村井はるか
36~
38
受験対策特別講義
医療統計学
講義
亀井哲也
39
受験対策特別講義
臨床医学各論Ⅳ
講義
濵子二治
40
41
受験対策特別講義
分類法
講義
小菅理子
42
受験対策特別講義
臨床医学各論Ⅳ
講義
亀井哲也
43
受験対策特別講義
臨床医学各論Ⅷ
講義
亀井哲也
44
45
受験対策特別講義
分類法
講義
小菅理子
46
受験対策特別講義
臨床医学各論Ⅷ
講義
亀井哲也
47~
50
受験対策特別講義
国際疾病分類概論、分類法
講義
小菅理子
受講態度、IT試験、IT試験問題復習提出により総合的に評価(100%)する。
評価法
到達目標の理解度を計るための包括的な設問をIT試験に出題する。
基準
※授業コマ数の1/3以上を欠席した場合、それ以降の補講は原則として認めない。
教科書
各科目の教科書および日本病院会診療情報管理士教育委
員会 編 『診療情報管理士教育問題集基礎医学編』、 『診療 教材
各教員作成の資料等
情報管理士教育問題集専門・診療情報管理編』 、 『診療情 参考書
報管理士教育問題集専門・国際疾病分類法編』 日本病院会
オフィス 村井:昼休みや放課後、医科9-5F-511にて
アワー 亀井:昼休みや放課後、医科9-4F-407にて
準備
学習
連絡先
毎回、『診療情報管理士教育問題集』の 履修上
の
授業内容に該当する範囲を30分程度予
注意点
習しておくこと。
-84-
診療情報管理総合実習
Health Information Management, Comprehensive Practice
3学年
学年
評価
担当
専門
分野
む ら い
村井 はるか(経・准)
担当
教員
必修
必選
2単位
単位数
は まこ じ はる
よねもと く ら も と
かめい てつや
たかだ
時間数
90時間
しんざと まさ の り
通年(後期3)
月~土・1~5時限
開講
む と う こういち
濵子 二治(経・教)、米本 倉基(経・教)、新里 昌功(経・准)、武藤 晃一(経・准)、
か
よ
こ
む ら た ゆき の り
お く はら しゅん
亀井 哲也(経・准)、高田 佳代子(経・講)、村田 幸則(経・助)、奥原 俊 (経・助)、
い の う
け い こ
こすが ま さ こ
稲生 圭伊子(経・手)、小菅 理子(客・准)
科目
概要
診療情報管理士認定試験の受験科目は全21科目であり、すでに1年次、2年次に修得済みの科目も多い。そこで受験対策の一環と
して、IT試験出題担当教員による科目別の特別講義を実施し、これまでの学習内容を復習するとともに受験に必要な知識を確認し
て、受験態勢の万全を期する。
到達
目標
1)
2)
3)
4)
No.
51
~
101
102
~
178
-
2年次までに習得した学習内容の理解度を再確認する。
3年次に受講する科目についての理解を深める。
診療情報管理士教育問題集から新たな知識を得る。
受験への意識を高め、認定試験に合格する。
テーマ
授業内容
PBL
濵子,米本,
新里,武藤,亀井,
村井,高田,村田,
奥原,稲生,小菅
カルテ特別学習
カルテ自己学習
自ら診療情報管理士認定試験の学習範囲について課題を設定し、理解度を深める
ための学習を行う。
グループ別に学習範囲に対する学習の到達度について相互評価する。
GW
濵子,米本,
新里,武藤,亀井,
村井,高田,村田,
奥原,稲生,小菅
IT試験
前期に2回、後期に6回の計8回のIT試験を実施する。
前期は基礎・専門・分類法の3分野ごとに試験範囲を開示してIT試験を実施する。
後期は基礎・専門・分類法の3分野とも診療情報管理士認定試験の全範囲を出題
対象としてIT試験を実施する。
試験
-
受講態度、IT試験、IT試験問題復習提出により総合的に評価(100%)する。
※授業コマ数の1/3以上を欠席した場合、それ以降の補講は原則として認めない。
各科目の教科書および日本病院会診療情報管理士教育委
員会 編 『診療情報管理士教育問題集基礎医学編』、 『診療 教材
各教員作成の資料等
情報管理士教育問題集専門・診療情報管理編』 、 『診療情 参考書
報管理士教育問題集専門・国際疾病分類法編』 日本病院会
オフィス 村井:昼休みや放課後、医科9-5F-511にて
アワー 亀井:昼休みや放課後、医科9-4F-407にて
準備
学習
担当教員
グループ別にチュートリアル方式によるPBLで診療情報管理士認定試験に対する学
習を行う。
学習範囲についてチューターが主導して課題を設定し、学習の到達目標を達成す
る。
評価法
到達目標の理解度を計るための包括的な設問をIT試験に出題する。
基準
教科書
形式
連絡先
毎回、『診療情報管理士教育問題集』の 履修上
の
授業内容に該当する範囲を30分程度予
注意点
習しておくこと。
-85-
a
4年生
救急医療
※臨床検査学科・放射線学科・臨床工学科との合同授業
Emergency Medicine
学年
評価
担当
4学年
専門
分野
かとう りょういち
加藤 良一(放・教)
担当
教員
選択
必選
単位数
い わ た みつなが
1単位
ひらかわ あきひこ
時間数
22.5時間
前期
月・2時限
開講
う え に し のりたつ
こんどう
つかさ
岩田 充永(医・兼教)、平川 昭彦(医・兼教)、植西 憲達(医・兼教)、近藤 司(医・兼教)、
さ
さ
き
しげる
佐々木 滋(医・兼准)
科目
概要
医学部 救急総合内科、災害・外傷外科、医療科学部 放射線学科の臨床医が救急医学の基礎から実際について解説する。医療従
事者として、生命の大切さを理解し、救急疾患の特性を理解し、救命手当(心肺蘇生法+止血法)や応急手当を理解・修得出来るよう
に講義・実習を行う。
到達
目標
1)救急医学における医療従事者の役割を理解する。
2)救急患者について理解し、救命処置の知識を習得する。
3)救命手当、応急処置を理解し、習得する。
No.
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
救命救急処置①
生命の大切さ、救命の連鎖、救急活動体制を学ぶ
講義
近藤司
2
救命救急処置②
救急患者の特性、バイタルサイン、ショック、緊急度と重症度、トリアージについて学
ぶ。
講義
岩田充永
3
蘇生処置
意識障害
講義
植西憲達
4
蘇生処置
胸痛
講義
佐々木滋
5
蘇生手当
心肺蘇生法(AED)を修得する。
講義
近藤司
6
救命救急処置③
外傷患者の対応と放射線の意味
講義
平川昭彦
7
応急手当①
腹部・救急疾患
演習
植西憲達
8
応急手当②
気道閉塞、アナフィラキシー、呼吸困難
演習
植西憲達
9
救急IVR
救急におけるインターベンショナルラジオロジーについて学ぶ。
講義
加藤良一
10
救命救急処置④
環境障害(熱中症、低体温症、高山病など)について理解する
講義
平川昭彦
11
救命救急処置⑤
中毒
講義
平川昭彦
12
災害医療
災害医療の特徴および対策について理解する
講義
平川昭彦
評価法 定期試験では到達目標1~3の理解度を計るための設問を出題する。定期試験の出題は担当教員全員で、点数配分は授業数に応じ
基準 て比例配分する。評価は定期試験の成績(100%)を主体とし、受講態度に対する減点法を併用して総合的に評価する。
教科書
日本救急医療財団(監)改訂4版 『救急蘇生法の指針 2010
医療従事者用』 へるす出版
オフィス
メールでの質問を受け付ける。
アワー
準備
学習
授業前に講義予定の教科書の範囲を30
分程度予習すること。
教材
参考書
連絡先
履修上
の
注意点
-88-
経営管理論
Business Management
学年
評価
担当
科目
概要
到達
目標
No.
4学年
む ら た
専門
分野
ゆきのり
村田 幸則(経・助)
必選
必修
1単位
単位数
時間数
22.5時間
前期
火・1時限
開講
担当
教員
経営学と経営管理論の捉え方は、経営はポリシー(policy)に、管理は技術(technique)に重点を置いていると考えると理解しやすい。
組織である企業は、必要最小限の経営資源(人材、物資、資金、情報など)を市場(社会経済的環境)から調達し、それらを効率的・効
果的に管理することで、最大限の付加価値を持つ財・サービスの生産(価値変換)を行っている。
経営管理論では、これら一連の企業活動は社会システム環境の中でいかに実践的に運営・管理されているか。その普遍性や法則性
について講義する。
1)経営管理論の発展段階が理解できる。
6)雇用システムが理解できる。
2)組織構造・編成の原理が理解できる。
3)経営管理における戦略の位置付けが理解できる。
4)経営計画が理解できる。
5)技術経営が理解できる。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
経営管理論とは
経営学と経営管理論の違いを学ぶ。
講義
村田幸則
2
経営管理論の発展
Ⅰ
テイラーの科学的管理法とフォーディズムについて学ぶ。
講義
村田幸則
3
経営管理論の発展
Ⅱ
ホーソン実験と人間関係論について学ぶ。
講義
村田幸則
4
経営管理論の発展
Ⅲ
バーナードの管理論を学ぶ。
講義
村田幸則
5
経営管理論の発展
Ⅳ
行動科学的アプローチ、条件適応理論を学ぶ。
講義
村田幸則
6
経営計画と戦略
組織戦略策定と管理について学ぶ。
講義
村田幸則
7
技術経営Ⅰ
技術経営を理解する。
講義
村田幸則
8
技術経営Ⅱ
製品アーキテクチャーについて学ぶ。
講義
村田幸則
9
技術経営Ⅲ
コモディティ化とモノづくりについて学ぶ。
講義
村田幸則
10
技術経営Ⅳ
シナジーとイノベーションについて学ぶ。
講義
村田幸則
11
行動経済学と経営
行動経済学の視点で経営管理を理解する。
講義
村田幸則
12
ケースメソッド
雇用システムについて学ぶ。
講義
村田幸則
評価法 定期試験の結果(70%)、レポート・課題提出状況(20%)、授業態度(10%)を総合して評価する。
基準 到達目標1~6の理解度を計るための設問を中間・定期試験に出題する。
教科書
丸山啓介 『新経営管理論』 同友館
オフィス 4時限目終了後、事前連絡を下さい。
アワー 医科9-5F-510教室
準備
学習
講義前に指定された、講義予定の範囲
を30分程度の予習をすること。
教材 上林憲雄ら 『経験から学ぶ 経営学入門』 有斐閣
参考書 花岡正夫、丸山啓介 『経営学総論』 白桃書房
連絡先
履修上
講義や文献等で得た知識は重要であるが、自分の意見を持つことも大切である。
の
意見を求められた場合の積極的な発言・質問を期待している。
注意点
-89-
経営戦略論
Corporate Strategy
4学年
学年
評価
担当
専門
分野
よねもと く らも と
米本 倉基(経・教)
担当
教員
必選
必修
1単位
単位数
時間数
22.5時間
前期
火・2時限
開講
さ か た ゆうすけ
坂田 裕介(病1・事)
科目
概要
本講義は情報システムを駆使した情報分析の専門家という立場、医療経営のスペシャリストとしての立場から、今日の病院経営で欠か
すことのできないDPCによる病院経営・情報戦略を学ぶ。DPC(Diagnosis Procedure Combination)調査では様式1という退院サマリ、レ
セプトの詳細であるD/E/Fファイル、そして様式3という医療機関の構造等に関する情報が集められており、これらのデータを分析する
ことで自院の経営戦略を立案することが可能となり、本広義ではその基礎的な分析法から戦略への展開法を習得する。
到達
目標
1)
2)
3)
4)
DPC情報の仕組みについて理解している
DPCデータの分析ができる
DPCデータから改善すべき課題を発見できる
DPC分析から経営戦略を導きだせるようになる
テーマ
No.
授業内容
形式
担当教員
1
診断群分類
診断群分類が必要になった理由を学ぶ。
講義
米本倉基
坂田裕介
2
DPCマネジメント
DPC時代の病院マネジメントの概要を学ぶ。
講義
米本倉基
坂田裕介
3
DPCの構造
DPCの仕組みについて学ぶ。
講義
米本倉基
坂田裕介
4
DPC関連データ
DPCの関連データについて学ぶ。
講義
米本倉基
坂田裕介
5
病院機能係数
病院機能係数(指数)について学ぶ。
講義
米本倉基
坂田裕介
6
DPCの収支管理と品
DPCによる収支管理と品質管理について学ぶ。
質管理」
講義
米本倉基
坂田裕介
7
DPCデータ分析法
(1)
DPCデータの分析法を学ぶ。
講義
米本倉基
坂田裕介
8
DPCデータ分析法
(2)
DPCデータを用いた分析事例を学ぶ。
講義
米本倉基
坂田裕介
9
医療情報の標準化
DPCを用いた医療情報の標準化について学ぶ。
講義
米本倉基
坂田裕介
10
医療計画とDPC
医療計画とDPCの関係について学ぶ。
講義
米本倉基
坂田裕介
11
臨床研究への応用
DPCの臨床研究への応用について学ぶ。
講義
米本倉基
坂田裕介
12
まとめ
DPCによる経営情報・経営戦略への展開を学ぶ。
講義
米本倉基
坂田裕介
評価法 受講態度(10%)、授業内発表(30%)、定期試験(60%)を総合して評価する。
基準 定期試験は到達目標1~4の到達度を評価する設問を選択式の30問に解答する形式で出題する。
教科書
松田晋哉 『医療経営士テキスト上級9巻 DPCによる戦略的病 教材
教材:『DPCデータ活用術』 日経BP
参考書
院経営』 日本医療企画
米本:授業終了後教室、および電子メールで受けつける 医
オフィス
療科学部9号館510
アワー
連絡先
坂田:授業前後
準備
学習
授業前に講義予定の教科書の範囲を30
分程度予習すること。かつ、授業後は30 履修上 前半にDPCの解説を受けたのち、パソコン室で実際に分析ソフトウェアの用いて
の
分程度、授業内で示した要点について
DPC分析を行う。卒後、病院経営企画室に配属となった場合、必須の技術なので
ノートに記載するなどしてまとめて復習す 注意点 そのつもりで学ぶこと。
ること。
-90-
プロジェクト管理論
Management of Project
4学年
学年
評価
担当
専門
分野
よねもと く らも と
米本 倉基(経・教)
必選
必修
単位数
1単位
時間数
22.5時間
前期
月・1時限
開講
担当
教員
科目
概要
プロジェクトとは、到達するべき目的に向かって複数の人が関わるような取り組みを指し、その規模は様々であるが、成功にはプロジェ
クト開始から終了まで一定のマネジメント手法を用いる必要がある。本授業は、プロジェクトの具体的な進め方、技法をファシリテーショ
ンスキルを用いて演習をこなしながら学び、プロジェクト・リーダーとしての役割を担えることを目標とする。
到達
目標
1)
2)
3)
4)
No.
プロジェクトの特徴を説明できる
プロジェクト組織が組成できる
ファシリテーションの技法が活用できる
成果の品質管理ができる
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
プロジェクトとは
プロジェクトとは何か?を3つの側面から学ぶ
講義
米本倉基
2
プロジェクト組織
プロジェクト・ライフ・サイクルと組織構造を学ぶ
講義
米本倉基
3
アイスブレイク法
アイスブレイク法を用いたプロジェクト運営を学ぶ
講義
米本倉基
4
ブレーンストーミング
ブレーンストーミング法を用いたプロジェクト運営を学ぶ
法
講義
米本倉基
5
グルーピング&ツ
リー図法
グルーピングとツリー図法を用いたプロジェクト運営を学ぶ
講義
米本倉基
6
モア・レス法&As is
To be 法
モラ・レス法と&As is To be 法を用いたプロジェクト運営を学ぶ
講義
米本倉基
7
プロセスマッピング
プロセスマッピング法を用いたプロジェクト運営を学ぶ
講義
米本倉基
8
ペイオフマトリックス
ペイオフマトリックスを用いたプロジェクト運営を学ぶ
講義
米本倉基
9
SWOT分析
SWOT分析を用いたプロジェクト運営を学ぶ
講義
米本倉基
10
PREP法
PREP法を用いたプロジェクト運営を学ぶ
講義
米本倉基
11
プレゼン法
効果的なプレゼンテーション技法を学ぶ
講義
米本倉基
12
プロジェクト報告
プロジェクトの終結方法とその後の展開について学ぶ
講義
米本倉基
評価法 受講態度(20%) 中間報告(30%)、最終報告書(50%)を総合して評価する。定期試験は選択式設問に解答する方法で行う。試験では
基準 到達目標1~4の理解度を測る設問を出題する。
教科書 特に指定せず、毎回プリントを配布する。
教材
参考書
オフィス 授業終了後の教室と電子メールで受けつける。
アワー 医療科学部9号館510
連絡先
準備
学習
授業前に講義予定の教科書の範囲を30
分程度予習すること。かつ、授業後は30 履修上
授業は、アクティブラーニング方式を採用し、グループで課題に対して主体的に学
の
分程度、授業内で示した要点について
ぶので、コミュニケーション力が必要となる。
ノートに記載するなどしてまとめて復習す 注意点
ること。
-91-
医療組織管理論
Hospital Organizational Management
学年
評価
担当
科目
概要
到達
目標
No.
4学年
専門
分野
よねもと く らも と
米本 倉基(経・教)
必選
必修
単位数
1単位
時間数
22.5時間
前期
水・2時限
開講
担当
教員
医療組織管理論は、1年生で学んだ経営組織論の諸理論を医療分野へ適用する。すなわち、組織構造論やコンティンジェンシー理
論などの視点から、その後、意思決定、コンフリクトなど、組織人として直面する諸問題に対し、具体的にどのように医療組織へ適応す
べきかの基本的な知識を得る。特に、非営利組織である医療機関は、営利を目的とする企業組織と相違するいくつかの特徴があり、そ
の比較から、医療機関において、よりパフォーマンスの高い組織づくりの方法について学ぶ。
1) 医療組織の分析枠組みを理解する
2) 医療組織の構造形態を区分できる
3) 医療組織の動態を観察できる
4) 医療個人と組織の付き合い方を適切にできる
5) 医療組織の変革法をデザインできる
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
医療組織とは
医療組織の権限と権威、組織均衡、ポスト・モダンを学ぶ
講義
米本倉基
2
医療組織のダイナ
ミックス
オープン・システム、環境適合、限定合理性、組織化、組織慣性の医療組織への適
用を学ぶ
講義
米本倉基
3
医療スタッフのモチ
ベーション
行動科学とマズロー、内容理論、二要因理論、過程理論、目標管理の医療組織へ
の適用を学ぶ
講義
米本倉基
4
医療スタッフのキャリ キャリア発達、ガラスの天井、プロフェッション、ピーターの無能の法則の医療組織へ
ア
の適用を学ぶ
講義
米本倉基
5
医療スタッフのストレ 心理的アプローチ、組織ストレス、コーピング、組織的介入、コーピングの医療組織
ス
への適用を学ぶ
講義
米本倉基
6
医療組織のグルー
プ・ダイナミックス
集団凝集性、人間関係、帰属と所属、斉一性への圧力、アイヒマン実験の医療組織
への適用を学ぶ
講義
米本倉基
7
医療組織のリーダー 特性説、役割分化、状況適合モデル、代替モデル、アントレプレナーの医療組織へ
シップ
の適用を学ぶ
講義
米本倉基
8
医療組織の意思決
定
意思決定モデル、集団浅慮、会議法の医療組織への適用を学ぶ
講義
米本倉基
9
医療組織の組織デ
ザイン
ラインとスタッフ、事業部制、ビュロクラシー、パーキンソンの法則、ネットワーク組織
の医療組織への適用を学ぶ
講義
米本倉基
10
医療組織の文化
ガバナンス、学習する組織、日本的経営、エクセレントカンパニー、企業倫理の医療
組織への適用を学ぶ
講義
米本倉基
11
医療組織の危機管
理
危機管理とリスクマネジメント、組織スラック、コンプライアンスの医療組織への適用を
学ぶ
講義
米本倉基
12
医療組織の人的資
源管理
人事評価、研修、エンパワーメント、メンタリングとコーチング、ジョブデザインの医療
組織への適用を学ぶ
講義
米本倉基
評価法
受講態度(10%)、中間レポート(30%)、定期試験(60%)を総合して評価する。試験では到達目標1~5の理解度を測る設問を出題する。
基準
教科書
田尾雅夫編著 『よくわかる組織論』 ミネルヴァ書房
※1年生の経営組織論で使用したもの
教材
参考書
授業の前後に教室にて、その他は電子メールでアポイントのう
オフィス
え受けつける。
アワー
連絡先
医療科学部9号館510
準備
学習
毎回、講義資料にもとづいて30分程度の
復習を行うこと。資料の重要事項を重点 履修上
卒後、社会で働くうえで悩むのは人間関係である。それを少しでも軽減する知識と
の
的に復習し、キーワードを抽出してイン
してこの授業で学ぶ意義は大きい。
ターネット等で関連事項を調べてみるこ 注意点
と。
-92-
人的資源管理論Ⅱ
Human Resource Management Ⅱ
学年
4学年
評価
担当
福永 肇(経・教)
科目
概要
到達
目標
No.
分野
ふ く な が はじめ
専門
必選
必修
単位数
1単位
時間数
22.5時間
前期
火・3時限
開講
担当
教員
本科目は法律の労働法を学ぶ。医療サービスは労働集約的産業といわれているが、医療サービスそのものが医療専門職によって行
われるため、「ヒト」は重要な経営資源である。病院でのヒトの働き方を学ぶ。卒業後社会に出て働く場合には、労働基準法をはじめと
する労働関係の法律を知っておく事が必要である。勿論、将来人事・労務担当となってヒトや組織のマネジメントを企画・実施して行く
場合には不可欠の知識といえる。
1.組織内の権限、ヒトの雇用管理、昇格昇給など、人事ののしくみを理解できるようになる
2.近代社内では労働の基盤として労働関係法があり、その上で各企業や官公庁、病院などがあることを理解できるようになる。
3.現在では「守れない労働法」から「守る労働法」へと世の中がコンプライアンス(法律遵守)へ大きく転換ていることを理解できるように
なる。
4.採用から退職に至る雇用プロセスのなかの労働法を学び、日本の労働を理解できるようなる。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
労働法の基礎知識
労働法と労働基準法、労働者と使用者
講義
福永肇
2
労働法協約、労働基
労働組合と労働協約、労働基準監督署
準監督署
講義
福永肇
3
募集・採用
講義
福永肇
4
労働契約・就業規則 労働条件の明示、労働契約の期間、就業規則
講義
福永肇
5
労働時間 ①
労働時間とは、休憩時間
講義
福永肇
6
変形労働時間
変形労働時間制
講義
福永肇
7
三六協定
三六協定と残業
講義
福永肇
8
休日・休暇
休日、休暇、年休
講義
福永肇
9
賃金
賃金とは、賃金支払いの5原則、最低賃金、歩合制、
講義
福永肇
10
賃金
時間外・深夜・休日の割増賃金、年俸制、パートタイマーの賃金
講義
福永肇
11
雇用形態
年少者、障害者、外国人労働者、派遣労働者、不法就労者
講義
福永肇
12
退職・解雇
労働契約の終了、解雇の種類、懲戒解雇、論旨解雇、退職・解雇時の手続き
講義
福永肇
採用の自由、内定、内定取消、内定辞退
評価法 平成27年1月現在では以下を考えている。詳細は講義中に指示する。
基準 定期試験(100%)で評価する。到達目標1~4の理解度を計るための設問を定期試験に出題する。
教科書
『図解 わかる労働基準法(2015-2016年版)』
荘司芳樹著、新星出版社
教材
特になし。必要な教材は配布する
参考書
オフィス
質問は講義の後に、研究室(9号館508号室)で受け付ける。
アワー
準備
学習
講義で教わったことは教科書、配布プリ
ントで毎回30分程度復讐して、理解し
て、覚えてください。
連絡先
皆さんはまだ就業経験がなく、組織での人事制度や労働法は難しく思うかもしれません
履修上 人事や労働関係の法律用語も初めて目にするものが多いでしょう。しかし、卒業後、病
の
院や企業で働き始めると、毎日関わる事項なので、新しい知識、用語、考え方を積極的
注意点 に習得して行って下さい。労働法とは「働くための約束」「働いて頂くための約束」です。
社会で、働いて、活躍するためには労働法を理解しておくことは必須です。
-93-
地域医療福祉連携論
Community Based Integrated Care
学年
評価
担当
科目
概要
到達
目標
No.
4学年
専門
分野
よねもと く ら も と
米本 倉基(経・教)
担当
教員
必選
選択
1単位
単位数
い と う のぶえ
あ さの
時間数
ま さ ゆ き
22.5時間
前期
水・3時限
開講
あんどう た く や
井藤 信江(病1・相)、浅野 正友輝(病1・相)、安藤 拓哉(病1・相)
地域医療福祉連携とは、地域単位で保健・医療・福祉・介護の各サービスがお互いの長所を活かしてネットワークを構築することによっ
て、地域包括ケアシステムを構築し、一人ひとりのライフステージに応じた、シームレスなサービスを継続的に提供する取り組みである。
本授業では、主に病院の立場から、この取り組みを構築、推進、運営するための理論と実務を学ぶ。
1) 地域医療福祉連携の目的が説明できる
2) 地域の保健・医療機関との連携方法が理解できる
3) 地域の福祉・介護機関との連携方法が理解できる
4) 地域医療福祉連携室の業務内容が理解できる
5) 地域包括ケアシステムの中で地域医療福祉サービスの在り方が理解できる
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
イントロダクション
地域医療福祉連携の目的について学ぶ
講義
米本倉基
2
地域包括ケア制度
地域包括ケアシステムについて学ぶ
講義
米本倉基
3
関連する報酬制度
関連する医療・介護の報酬制度について学ぶ
講義
米本倉基
4
病‐診連携(1)
病院と診療所の連携の理論と実務ついて学ぶ
講義
安藤拓哉
5
病‐診連携(2)
事務職としての関わりについて学ぶ
講義
安藤拓哉
6
相談業務(1)
相談業務の理論と実務ついて学ぶ
講義
浅野正友輝
7
相談業務(2)
MSWとしての関わりについて学ぶ
講義
浅野正友輝
8
入・退院調整業務
(1)
入・退院調整業務の理論と実務について学ぶ
講義
井藤信江
9
入・退院調整業務
(2)
看護職としての関わりについて学ぶ
講義
井藤信江
10
DPCと地域連携
DPCデータによる地域連携分析について学ぶ
講義
米本倉基
11
診療情報と地域連
携
診療情報管理士としての関わりついて学ぶ
講義
米本倉基
12
まとめ
地域医療福祉連携の今後の展望について学ぶ
講義
米本倉基
評価法
受講態度(10%)、中間レポート(30%)、定期試験(60%)を総合して評価する。試験では到達目標1~5の理解度を測る設問を出題する。
基準
教科書
髙橋紘士ら編 『地域連携論−医療・看護・介護・福祉の協働と 教材
参考書
包括的支援』 オーム社
米本:授業終了後教室、および電子メールで受けつける 医
オフィス
療科学部9号館510
アワー
連絡先
井藤・浅野・安藤: 授業前後
準備
学習
毎回、講義資料にもとづいて30分程度の
復習を行うこと。資料の重要事項を重点 履修上
卒後、病院事務職にとって、極めて重要な実践的な知識なのでそのつもりで学ぶこ
の
的に復習し、キーワードを抽出してイン
と。
ターネット等で関連事項を調べてみるこ 注意点
と。
-94-
介護保険制度概論
Introduction to Long-term Care Insurance System
学年
評価
担当
4学年
専門
分野
よねもと く ら も と
米本 倉基(経・教)
担当
教員
必選
選択
く ろ の のぶこ
単位数
1単位
時間数
15時間
前期
木・5時限
開講
いしかわ す み え
黒野 伸子(客・准)、石川 澄江(客・講)
科目
概要
介護保険制度は介護や支援が必要となった時に介護サービスを提供し、介護を必要とする人とその家族を支援する為の制度である。
この授業では介護の現場における報酬請求事務を修得することを目的とし、介護保険の仕組みを理解することからスタートして、介護
保険制度全体の概要を学ぶ。
到達
目標
1)介護保険制度について、理解を深める
2)高度な算定技術ができるように、請求規定の解釈の基礎知識を修得し、各種検定の習得を合併せて目指す
テーマ
No.
授業内容
形式
担当教員
1
介護保険制度とは
制度のしくみ、支給限度額、給付管理業務、請求と支払いについて
講義
米本倉基
2
居宅サービスとは
居宅介護支援サービスの保険制度について
講義
石川澄江
3
居宅サービスの保険
居宅介護支援サービスの報酬制度(1)
制度(1)
講義
石川澄江
4
居宅サービスの保険
居宅介護支援サービスの報酬制度(2)
制度(2)
講義
石川澄江
5
施設サービスとは
講義
黒野伸子
6
施設サービスの保険
施設介護支援サービスの報酬制度(1)
制度(1)
講義
黒野伸子
7
施設サービスの保険
施設介護支援サービスの報酬制度(2)
制度(2)
講義
黒野伸子
8
まとめ
講義
黒野伸子
施設介護サービス、地域密着型サービスの保険制度について
介護保険活用のケースを通して理解を深める
評価法 成績は受講態度(10%)、定期試験(60%)、提出物(プリント)・小テスト(30%)を総合して評価する
基準 到達目標1~2の理解度を計るための設問を定期試験に出題する
教科書:
①秦康宏 『介護事務 介護保険と介護報酬請求事務』
②秦康宏 『介護事務 介護保険と介護報酬請求事務(実践
教科書
編)』
③『介護報酬早見表2015年4月版』 医学通信社
④『介護報酬サービスコード表2015』 医学通信社
教材
教材: 自作プリント
参考書
オフィス 米本: 医療科学部9号館510 米本研究室
アワー 黒野・石川: 講義後の空き時間
連絡先
準備
学習
本科目は、予習よりも復習に重きを置くこ
履修上
とが重要である。学習内容は、必ず見直
の
この科目は暗記よりも、正解を引き出す力(探し出す力)が重要である。
し、プリントおよびノートの整理を30分以
注意点
上しておくこと。
-95-
介護報酬請求論
Theory of Long-term Care Benefits
学年
評価
担当
4学年
専門
分野
よねもと く ら も と
米本 倉基(経・教)
担当
教員
必選
選択
く ろ の のぶこ
単位数
1単位
時間数
15時間
前期
木・4時限
開講
いしかわ す み え
黒野 伸子(客・准)、石川 澄江(客・講)
科目
概要
介護を取り巻く環境は様々な部分で変化しつつあり、とりわけ介護の質的向上と利用者への情報提供が強く望まれるようになってき
た。介護報酬請求論では、介護サービス情報の価値を十分に発揮させるための効率的な管理運用を理解し、介護情報を有効かつ迅
速に活用するために必要な基本的・具体的な管理方法と業務内容についての知識を講義する。
到達
目標
1)介護報酬体系について、理解を深める
2)請求規定の解釈を学び、高度な算定技術も併せて身に着けることにより、各種検定の習得を合併せて目指す
No.
テーマ
授業内容
制度のしくみ、支給限度額、給付管理業務、請求と支払いについて
形式
担当教員
講義
米本倉基
1
介護報酬請求とは
2
介護報酬の算定(居
居宅サービスの算定、支援サービスの算定方法について
宅)
講義
石川澄江
3
レセプトの書き方(居
居宅サービスの請求書類の書き方、支援サービスの請求書類の書き方(1)
宅1)
講義
石川澄江
4
レセプトの書き方(居
居宅サービスの請求書類の書き方、支援サービスの請求書類の書き方(2)
宅2)
講義
石川澄江
5
介護報酬の算定(施
施設サービス、地域密着型サービスの算定について
設)
講義
黒野伸子
6
レセプトの書き方(施
施設サービスの請求書類の書き方(1)
設1)
講義
黒野伸子
7
レセプトの書き方(施
施設サービスの請求書類の書き方(2)
設2)
講義
黒野伸子
8
まとめ(総合演習)
講義
黒野伸子
請求ケースを総合的に算定して理解を深める
評価法 成績は受講態度(10%)、定期試験(60%)、提出物(レセプト・プリント)・小テスト(30%)を総合して評価する
基準 到達目標1~2の理解度を計るための設問を定期試験に出題する
教科書:
①秦康宏 『介護事務 介護保険制度と介護報酬請求実務』
②秦康宏 『介護事務 介護保険制度と介護報酬請求実務
教科書
(実践編)』
③阿部崇 『介護報酬パーフェクトガイド2015-2017年版』 医
学通信社
教材
教材: 自作プリント
参考書
オフィス 米本:医療科学部9号館510 米本研究室
アワー 黒野・石川:講義後の空き時間
連絡先
準備
学習
本科目は、予習よりも復習に重きを置くこ
履修上
とが重要である。学習内容は、必ず見直
の
この科目は暗記よりも、正解を引き出す力(探し出す力)が重要である。
し、プリントおよびノートの整理を30分以
注意点
上しておくこと。
-96-
災害ボランティア論
Disaster Volunteer System
学年
4学年
分野
専門
選択
単位数
1単位
時間数
22.5時間
前期
火・4時限
開講
評価
担当
福本 由美子(看・講) 教員
科目
概要
阪神淡路大震災以降、災害ボランティア活動に対する国民の関心は高まった。さらに関心ごとでは終わらず、ボランティア活動の実現
性をもたらした東日本大震災以降、災害ボランティア活動に対する国民の意識はさらに高くなった。このような社会の現象に目を向け、
基本的なボランティア活動の価値や意義、役割等を理解し、社会観を養えるように講義する。また、災害について説明し、さらに医療
従事者としてどのような災害ボランティアが実際に行われているのかを講義する。
到達
目標
1.ボランティアの歴史と基本的な理念を理解できる。
2.社会人としてボランティア活動を行うことの意義を理解できる。
3.災害ボランティアに関する知基本的な知識を習得し、理解できる。
4.災害ボランティア活動の実際を、体験者である教員の言葉を通じて「感じること、感じたこと」の大切さを共有することができる。
ふくもと
ゆ
み
こ
No.
テーマ
1
ボランティアの
概念および性質
2
ボランティア活動
の歴史
3
ボランティア活動
の推進
4
災害に関する
基本的知識
5
災害ボランティアとは
6
担当
必選
すずき あ さ こ
いわた けいこ
鈴木 朝子(病1・看)、 岩田 啓子(病1・看)
授業内容
形式
担当教員
講義
福本由美子
講義
福本由美子
講義
福本由美子
講義
福本由美子
災害ボランティアの論理
活動内容(救援活動・復興支援活動)
講義
福本由美子
災害ボランティア活
動時の注意点
被災地でボランティア活動を行うときの安全確保・感染症対策
自分と被災者をも守るためのポイント
講義
福本由美子
7
ボランティア活動
の実際①
DMATの役割と活動の実際
講義
鈴木朝子
8
ボランティア活動
の実際②
災害時支援者への理解とネットワークの重要性
講義
鈴木朝子
9
ボランティア活動
の実際③
東日本大震災での災害支援ナースとしての活動の実際
講義
鈴木朝子
10
ボランティア活動
の実際④
保健・医療従事者が被災者と自分を守るための基本的な災害知識
災害についての医療知識、注意事項
講義
岩田啓子
11
ボランティア活動
の実際⑤
大災害時に医療従事者として対応すべきこと・求められること
講義
岩田啓子
12
ボランティア学習の
効果
ボランティアから得られる学習効果
災害ボランティア活動を考える
講義
福本由美子
ボランティアとは何か、ボランティアの概念および性質、ボランティア活動の語源、
ボランティア活動をする人の背景と推移
ボランティア活動の歴史、ボランティア組織・NPOについて、
ボランティア活動の振興策
ボランティア活動の調整
ボランティア活動を始めるには、ボランティア活動を選択する基準
ボランティア活動方法、ボランティア保険について
ボランティアを受ける方へのマナーとサポートの方法を考える
災害の定義と分類 国内外の災害の発生状況
災害の種類と被災状況の特徴
災害に関する法律と制度
評価法 到達目標の理解度を計るため「災害ボランティア活動」についてのレポートを作成する。詳細は講義内で説明する。
基準 課題レポート(90%)、受講態度(10%)を総合的に評価する。
菅麿志保ら編 『災害ボランティア論入門』 弘文堂
教科書 特に定めない。必要時、講義資料を配布する。
教材
森本友美ら編 『ボランティアのすすめ 基礎から実践まで』 ミ
参考書
ネルヴァ書房
オフィス 福本:生涯セ2-6F-612 随時
アワー 学外講師は各担当教員の授業後10分間
準備
学習
連絡先
ボランティア活動を実践しようとする心構えを持って授業に臨むこと。また、日頃から
ボランティアに関する新聞記事や書籍を 履修上
ボランティアに関する情報に関心をもち、社会の動向に注目すること。
の
読み、専門用語の意味など30分程度予
講義においては主体的な参加を望む。また、資料を配布した場合は講義内のポイ
注意点
習しておくこと。
ントを加筆していくこと。
-97-
医療管理学Ⅱ
Medical Management Ⅱ
学年
評価
担当
科目
概要
到達
目標
No.
4学年
む ら た
専門
分野
ゆきのり
村田 幸則(経・助)
必選
選択
1単位
単位数
時間数
22.5時間
前期
水・1時限
開講
担当
教員
医療管理学Ⅱでは、これまでの日本の医療を整理しまとめる。医療管理の質向上に必要とされるこれら取り組みの概念や方法、制度
を講義するとともに、医療管理および経営の問題点をケーススタディー形式で議論していく。
1)医療政策の歴史的変化を理解できる。
2)医療機関の歴史的変遷が説明できる。
3)医療保障制度の成立から現在が理解できる。
4)医療費の現状と医療の質の関係が分かる。
5)医療機関と医療従事者の役割を説明できる。
テーマ
6)今後の医療政策の説明ができる。
授業内容
形式
担当教員
1
ガイダンス
医療管理学Ⅱについて、講義に進め方と課題を整理する。
講義
村田 幸則
2
医療政策 Ⅰ
医療政策の参加主体について理解する。
講義
村田 幸則
3
医療政策 Ⅱ
政策課題について学ぶ。
講義
村田 幸則
4
医療機関と医療従
事者 Ⅰ
過去の医療機関について学ぶ。
講義
村田 幸則
5
医療機関と医療従
事者 Ⅱ
現在の医療機関について学ぶ。
講義
村田 幸則
6
医療保障制度 Ⅰ
医療保障制度の現状について理解する。
講義
村田 幸則
7
医療保障制度 Ⅱ
医療保障制度の成立過程について学ぶ。
講義
村田 幸則
8
医療費抑制の仕組
み(マクロ)
医療費抑制策をマクロの視点で理解する。
講義
村田 幸則
9
医療費抑制の仕組
み(ミクロ)
医療費抑制策をミクロの視点で理解する。
講義
村田 幸則
10
医療の質 Ⅰ
医療費抑制と医療の質について学ぶ。
講義
村田 幸則
11
医療の質 Ⅱ
母子保健、検診等の医療の質について学ぶ。
講義
村田 幸則
12
転換期の医療政策
公的病院を中心とした改革を理解する。
講義
村田 幸則
評価法 レポート・提出課題の内容(50%)、授業態度(50%)を総合して評価する。
基準 到達目標1~6の理解度を計るための質疑に応答できること。
教科書 池上直己、J.C.キャンベル 『日本の医療』 中公新書
教材
羽生正宗 『医療経営マネジメント戦略』 大蔵財務協会
参考書
オフィス 4時限目終了後、事前連絡をして下さい。
アワー 医科9-5F-510室にて
連絡先
準備
学習
講義前に教科書の予定範囲をA4用紙1
履修上
枚程度にまとめること。
講義や文献等で得た知識は重要であるが、自分の意見を持つことも大切である。
の
また、講義終了後に30分程度、まとめの
意見を求められた場合の積極的な発言・質問を期待している。
注意点
確認と訂正をし、知識の整理をすること。
-98-
医療経営情報学総合演習
Medical Management and Information Science, Comprehensive Practice
学年
4学年
専門
分野
必選
必修
単位数
ふくなが はじめ
評価
担当
は ま こ
じ は る
濵子 二治(経・教)
担当
教員
2単位
よねもと く ら も と
45時間
時間数
たけ さ こ か ず み
前期
月・3,4時限
開講
しんざと まさ の り
福永 肇(経・教), 米本 倉基(経・教), 竹迫 和美(経・教), 新里 昌功(経・准),
む と う こういち
むらい
む ら た ゆき の り
お く はら しゅん
かめい てつや
たかだ
か
よ
こ
武藤 晃一(経・准), 村井 はるか(経・准), 亀井 哲也(経・准), 高田 佳代子(経・講),
い の う
け
い こ
村田 幸則(経・助), 奥原 俊(経・助), 稲生 圭伊子(経・手), 図書館担当者(図・職)
科目
概要
到達
目標
No.
医療経営情報学の各論のトピックスに触れ、医療経営情報学の研究遂行に必要となる基礎的なスキルを身に付けることを目的とした
講義および演習を行う。
さらに、医療経営情報学の総合的な理解のため、関連資格に関するグループ学習を行い知識レベルを深化させる。
1)文献検索のスキルを身に付ける。
2)卒業研究の進め方について計画が立てられる。
3)卒業論文の構成・書き方を修得する。
4)適切な研究データの取扱いについて説明できる。
5)研究倫理について説明できる。
テーマ
6)医療経営情報学と関連する資格に合格できる水準に達している。
授業内容
形式
担当教員
1,2
文献検索
文献データベースの利用法、図書館の利用法
演習
図書館担当者
3,4
研究の進め方1
研究とは、研究の進め方
研究倫理とは
講義
演習
濵子、福永、
米本、新里
5,6
研究の進め方2
卒業研究の進め方
論文の構成と書き方、図表の作法
講義
演習
武藤、村井、
亀井
7,8
研究紹介1
医療経営学領域の研究(卒業研究事例、教員研究紹介)
研究テーマさがし演習1
講義
演習
福永、米本、
村田
9,10
研究紹介2
診療情報学領域の研究(卒業研究事例、教員研究紹介)
研究テーマさがし演習2
講義
演習
濵子、新里、
村井、高田
11,12 研究紹介3
医療情報学領域の研究(卒業研究事例、教員研究紹介)
研究テーマさがし演習3
講義
演習
武藤、亀井、
奥原
13,14 研究紹介4
国際医療・医療通訳分野の研究(教員研究紹介)
研究テーマさがし演習4
講義
演習
竹迫和美
15,16 医療経営情報学1
医療経営情報学関連資格に関するグループ別学習1
GW
各資格試験
担当教員
17,18 医療経営情報学2
医療経営情報学関連資格に関するグループ別学習2
GW
各資格試験
担当教員
19,20 医療経営情報学3
医療経営情報学関連資格に関するグループ別学習3
GW
各資格試験
担当教員
21,22 医療経営情報学4
医療経営情報学関連資格に関するグループ別学習4
GW
各資格試験
担当教員
23,24 医療経営情報学5
医療経営情報学関連資格に関するグループ別学習5
GW
各資格試験
担当教員
評価法 演習およびグループ学習の課題(70%)、受講態度(30%)を総合的に評価する。
基準 課題は到達目標1~6の到達度を計るためのテーマを設定する。
米国科学アカデミー 編 『科学者をめざす君たちへ 第3版』
佐渡島沙織ら編著 『レポート・論文をさらによくする「書き直
化学同人. / 澁谷恵宜ら 『卒論応援団2013』 クラブハウス.
し」ガイド』 大修館書店.
教材
教科書
/ 中村好一 『基礎から学ぶ楽しい学会発表・論文執筆』 医
藤田保健衛生大学医療経営情報学科編著 『入門 医療経営 参考書
学書院. / 戸田山和久 『新版 論文の教室―レポートから卒
情報学』 同友館.
論まで』 NHK出版.
オフィス 濵子:質問は月~金の4時限終了後(16:10~17:00)に、医科
連絡先
アワー 9-4F-406室にて
本科目は医療経営情報学の研究に必要な基本事項を身につけるとともに、関連資
準備
学習
演習及びGWの課題について、60分以上
取り組むこと(準備学習を含む)。
履修上
格に合格できる水準まで理解を深めるものであるため、積極的に学習に取り組むこ
の
と。
注意点
特にGWでは自主的かつ協働による学習により知識レベルを深めること。
-99-
臨地実習
Hospital Training, Exercise
4学年
学年
評価
担当
は ま こ
じ は る
専門
分野
濵子 二治(経・教)
担当
教員
必選
必修
2単位
単位数
時間数
90時間
開講
後期
月~金・1~4時限
第一教育病院臨地実習担当者一同、第二教育病院臨地実習担当者一同、
医療経営情報学科担当教員一同
科目
概要
病院システムを構成する施設的、人材的、財務的資源の3要素を中心に、病院管理・経営の総合能力を身に付ける。また、実際に医
療現場において実務を経験することにより、医療人としての心構えや自覚を養い、一般常識および専門知識を再確認する。さらに、実
務能力を習得するとともに、患者への接遇マナーや他の医療従事者とのコミュニケーション能力を高めることにより、将来、医療人とし
て活躍するために必要な知識、技能および態度を身に付けることを目的とする。
到達
目標
1.
2.
3.
4.
5.
No.
患者に対する接遇態度、コミュニケーション能力を身に付ける。
チーム医療に必要となる他職種とのコミュニケーション能力を身に付ける。
病院管理業務の実務を経験し、業務理解を深める。
病院全体での外来および入院医療の進め方、部門間の業務連携を理解する。
患者個人情報の保護、守秘義務、病院情報システムのセキュリティについて理解する。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
ガイダンス
臨地実習に関するガイダンスを実施する。
臨地実習の班分けを行う。
医療経営情報学
科担当教員一同
1
~
80
臨地実習
臨地実習期間: 9/2 ~ 12/19
実習方法: 実習班ごとに第一教育病院の①医療事務部(入院医事課・外来医事
課)、②診療録管理室、③医療情報システム部および④第二教育病院にて、4日間
×5回のローテーションで実習を行う。
実習指導は、各部署の臨地実習担当者が行う。
臨地実習場所、スケジュールの詳細については別途提示する。
実習
第一教育病院臨
地実習担当者
一同、
第二教育病院臨
地実習担当者
一同、
医療経営情報学
科担当教員一同
81
まとめ
グループ討議などを通して臨地実習を振り返り、総括する。
演習
医療経営情報学
科担当教員一同
臨地実習指導担当者により到達目標1~3の達成度を5段階評価し、到達目標1~5について実習レポートにて総合的に評価(95%)す
評価法
る。
基準
1年次の早期臨地体験実習の評価(5%)と合算し、最終評価とする。
特に指定しない。
教材 1~4年次の学習成果が総合的に試される場である。診療報
参考書 酬請求、診療情報管理、病院管理、経営管理、病院情報シス
教科書 臨地実習用テキストを配布する。
テム、に関連する教科書、参考書を参照すること。
濱子:質問は4時間目終了後(16:10~17:00)に、医科9-4F-
オフィス
406室にて。 臨地実習中に疑問に思うことはその都度、各臨
アワー
連絡先
地実習担当者に質問すること。
準備
学習
実習後には実習内容について60分以上復
習すること。問題となる点を考え、解決方法 履修上 無断欠席や遅刻は厳禁である。やむを得ない場合には、必ず事前連絡すること。
について考察するとともに、実習中の疑問
の
必ず実習ノートを作成し、メモや考察などを記録に残すこと。ただし、個人情報保護
点について質問した内容をよく復習し、次 注意点 や守秘に配慮すること。
の実習に活かせるようにすること。
-100-
卒業研究
Undergraduate Research
4学年
学年
評価
担当
専門
分野
医療経営情報学科
卒業研究担当教員
担当
教員
必選
必修
単位数
4単位
は まこ じ はる
ふくなが
はじめ
しんざと まさ の り
む と う こういち
む ら た ゆき の り
お く はら
時間数
180時間
よねもと く ら も と
開講
通年
月~金・1~4時限
す ず き しげたか
濵子 二治(経・教), 福永 肇(経・教), 米本 倉基(経・教), 鈴木 茂孝(医・兼教),
むらい
かめい てつや
新里 昌功(経・准), 武藤 晃一(経・准), 村井 はるか(経・准), 亀井 哲也(経・准),
しゅん
村田 幸則(経・助), 奥原 俊(経・助)
科目
概要
卒業研究を通じて実践的な知識・技術の習得だけでなく「チーム医療」に不可欠な協調性、責任感および自発的な問題解決能力を身
に付ける。さらに、自主的な学習意欲を向上させ、創造的な能力開発を目指すとともに、「医療人」として不可欠な生涯学習の態度を
身に付ける。
到達
目標
1.
2.
3.
4.
5.
No.
1
協調性と責任感を持って自発的に研究に取り組むことができる。
研究を行う上での倫理的配慮、プライバシー保護の重要性を理解する。
科学的研究の手法を理解する。
研究を実施し、得られた結果を論文としてまとめることができる。
研究内容を要約しプレゼンテーションすることができる。
テーマ
授業内容
オリエンテーション
ガイダンス
卒業研究のオリエンテーションは、3年次の3月初旬に行い、卒業研究担当教員の研
究分野、テーマ等を提示し、配属を決定する。
形式
担当教員
演習
研究
医療経営情報学
科全教員
演習
研究
医療経営情報学
科全教員
演習
医療経営情報学
科全教員
研究期間: 2016/4/7から2017/2/22にかけて実施する。時間割表に明示した期間
以外にも、必要に応じて研究を行う。夏季休暇、冬季休暇等も活用される。
研究テーマ: 卒業研究担当教員と検討のうえ決定する。
2
卒業研究
卒業論文: 卒業研究の成果は論文としてまとめ。担当教員に提出する。提出期限
や書式等の詳細については別途提示する。
※ 卒業研究期間中には、必要に応じて4年生全体あるいは複数の卒業研究班との
合同によるゼミ、抄読会、中間報告会等を行う場合がある。
期日: 2017/2/21, 22 口頭発表形式(プレゼンテーション)による卒業研究発表会
を行う。
3
卒業研究発表会
抄録形式および〆切、発表時間等の詳細は別途提示する。
発表会には3年生の参加を必須とし、1,2年生の参加任意とする。
評価法 卒業研究担当教員が、到達目標の達成度について、学生の卒業研究への取り組み姿勢、卒業研究発表、卒業論文により総合的に評
基準 価(100%)する。
教科書 特に指定しない。
教材 特に指定しない。
参考書 担当教員より研究に必要な資料が指示される場合がある。
オフィス 卒業研究期間中は、担当教員と密に連絡を取り、指導を受け
連絡先
アワー る。
準備
学習
履修上
の
研究の実施において、十分な倫理的配慮、プライバシー保護を行うこと。
注意点
-101-
a
特別教育活動
アセンブリⅢ(高学年アセンブリ)
Assembly Ⅲ
学年
評価
担当
4学年
分野
特別
教育活動
アセンブリ活動便覧
参照
担当
教員
必選
―
―
単位数
時間数
―
開講
前期
水・3~5時限、金・3~5
「アセンブリ活動便覧」 に掲載
科目
概要
アセンブリは、学部及び学校間の壁を乗り越え、学生・教員が共通の目的に向かって一緒に活動することを通して、心身を錬磨し、責
任感と奉仕の精神にあふれた人間形成を目指す。これにより将来、医療の専門職として社会に貢献するのに必要な専門職連携の基
盤を涵養する。
アセンブリⅢ(高学年アセンブリ)では、とりわけ専門職連携を理解し、実践する。学習方法としては、チーム基盤型学習(TBL:teambased learning)という小グループ学習で行う。
到達
目標
卒業時到達目標(アセンブリ活動便覧参照)を達成するために、アセンブリⅢ終了時の到達目標は以下のとおりとする。
1. 専門職連携を理解し、実践できる。
2. 将来、自分が従事する専門職を理解した上で、他の専門職となる他学部・他学科の学生を尊敬し、チームの一員として共に学ぶこ
とができる。
No.
テーマ
1
アセンブリ活動便覧
参照
2
授業内容
形式
担当教員
学科毎に事前説明会を実施(6月1日までに実施すること)
演習
「アセンブリ活動
便覧」に記載
アセンブリ活動便覧
参照
iRATおよびtRAT
演習
「アセンブリ活動
便覧」に記載
3
アセンブリ活動便覧
参照
応用課題1:KJ法による課題の抽出と分類および絞り込み
応用課題2:応用課題1で絞り込んだ課題の解決策の検討
演習
「アセンブリ活動
便覧」に記載
4
アセンブリ活動便覧
参照
発表:応用課題1および応用課題2にて検討した内容を発表する
演習
「アセンブリ活動
便覧」に記載
5
アセンブリ活動便覧
参照
企画書ポスター作成:応用課題1および2にて検討した内容をポスターにまとめる
演習
「アセンブリ活動
便覧」に記載
6
アセンブリ活動便覧
参照
ポスター発表:発表後、投票を行い結果を発表する
演習
「アセンブリ活動
便覧」に記載
7
アセンブリ活動便覧
参照
ピア評価およびポストアンケート
演習
「アセンブリ活動
便覧」に記載
8
アセンブリ活動便覧
参照
学生発表:投票により上位となったポスターの発表①
演習
「アセンブリ活動
便覧」に記載
9
アセンブリ活動便覧
参照
学生発表:投票により上位となったポスターの発表②
演習
「アセンブリ活動
便覧」に記載
10
アセンブリ活動便覧
参照
講評
演習
「アセンブリ活動
便覧」に記載
評価法 評価は、事前説明で配布された予習資料の内容を充分理解しているか否かを確認する個人テスト(iRAT)、チームテスト(tRAT)、応用
基準 課題、チーム学生によるピア評価等により、総合的に評価する。
教科書 特になし
教材
特になし
参考書
「アセンブリ活動便覧」参照
オフィス なお、アセンブリ活動便覧は「藤田保健衛生大学 アセンブリ・
連絡先
アワー ポータルサイト http://assembly.fujita-hu.ac.jp/」にて閲覧お
よびダウンロードすることができる。
準備
学習
事前説明で配布された予習資料の内容
を充分に理解して活動に臨む必要があ
る。もしも予習を怠った場合、チームのメ
ンバーに迷惑をかけることとなる。
履修上 ・チーム活動を主体とするため、欠席するとチーム全体に多大な迷惑をかけること
の
になる。
注意点 よって、欠席はしないこと。
-104-
自由科目
インターンシップ
Internship
学年
評価
担当
1~4学年
は ま こ
分野
じ は る
自由科目
濵子 二治(経・教)
担当
教員
必選
選択
単位数
2単位
時間数
90時間
開講
通年
長期休暇期間
よなもと く ら も と
米本 倉基(経・教)、インターンシップ担当教員、
インターンシップに関する協定書を取り交わした企業の実習担当者
科目
概要
インターンシップは、職業意識の明確化や今後の学習への動機づけ、社会人としての基礎力を身に着けることを目的とした、就業体験
型学習である。
実施時期は原則として夏季休業期間を利用し、藤田保健衛生大学とインターンシップに関する協定書を取り交わした企業等におい
て、14日以上の就業体験型学習を実施する。
到達
目標
1) インターンシップ先企業で与えられた就業体験の目的を達成できる。
2) 自らの職業意識を具体的に説明できる。
3) 社会人として身に着けるべき基礎力について説明できる。
No.
テーマ
授業内容
形式
担当教員
実習
インターンシップ
先企業の担当
者、
米本倉基、
インターンシップ
担当教員
演習
濵子二治、
米本倉基、
インターンシップ
担当教員
・事前学習:
学内にて、インターンシップ先の会社概要(業務内容、業種特性など)をインターネッ
トや資料によって情報収集し、学習したい事項を明確にする。
・事前訪問:
事前学習によって考えた学習目的や質問事項を持参し、インターンシップ先を訪問
し、実習前に目的を伝え、かつ疑問点を解決し、心構えを聴く。
1
インターンシップ
・インターンシップの実施:
指示された就業時間に指導者の指示の下で職場体験を実施する。体験した業務内
容、学習事項は、常時記録を取り、終業時には毎日、実習報告書に記録する。
・巡回指導:
インターンシップ中に、本学の担当教員による巡回指導が実施されるので、その際
に、学習内容の進捗を口頭で報告し、指導を受ける。
・報告書と報告会資料の作成:
インターンシップ終了後、学習内容を報告書として提出する。同時に、報告会の準備
としてプレゼンテーションできるスライドを作成する。
2
実習報告
・報告会:
指定された報告会でスライドを活用して、業務内容、習得内容等をプレゼンテーショ
ンする。
評価法 到達目標1について、インターンシップ先企業の担当者により、目標達成度や実習態度を総合的に評価する(60%)。さらに、到達目標
基準 2,3について、レポートおよびプレゼンテーションにて評価する(40%)。到達目標1~3の評価を合わせて100点満点として評価する。
教科書 特に設けない。
教材
インターンシップ先担当者により適時指定。
参考書
オフィス 濱子:質問は4時間目終了後(16:10~17:00)に、医科9-4Fアワー 406室にて
連絡先
準備
学習
インターンシップ先企業での1日の就業 履修上
・インターンシップ先企業担当者の指示に対し、誠実に対応すること。
の
体験について、30分以上の振り返り学習
・何か問題が発生した場合は、早急にインターンシップ担当教員へ連絡すること。
注意点
を行うこと。
-106-