大阪経済の情勢 (平成28年2月指標を中心に) 平成 28 年 4 月 大阪府商工労働部 (大阪産業経済リサーチセンター) 「大阪経済は、回復の動きが緩やかになっている」 需要面では、個人消費は、緩やかに回復している。新車販売台数は減少したが、百貨店・スー パー販売額、コンビニ販売額、家電販売額(1月)は増加した。家計消費支出(近畿)は減少。投資 は、持ち直しの動きがみられる。住宅投資、非居住用建設投資はともに増加。公共投資は増加。 輸出は、弱含んでいる。輸出額は減少。主要国向けでは、中国向け以外の地域向けで減少。輸入 額は減少。 供給面では、生産動向は、弱い動きとなっている。大阪府(1月)では、生産、出荷はともに上 昇。近畿の生産(1月)は上昇、全国の生産(2月)は低下。在庫循環は在庫調整・在庫減らし局 面。雇用は、改善している。近畿の失業率は改善。有効求人倍率、新規求人倍率はともに上昇。 所定外労働時間(1月)は低下。倒産では、件数は悪化、負債金額は改善。 先行きでは、所得環境の改善状況、海外経済の動向等に引き続き注意が必要。 需要 総合 消費 大型小売店 コンビニ 一致CI(大阪) 販売(大阪) 販売(近畿) 家電販売 (近畿) 投資 新車販売 (大阪) 新設住宅着 建築物着工 工(大阪) (大阪) 貿易・観光 輸出 (近畿) 関空外国人 旅客 2月 1月 供給 生産 生産指数 (大阪) 生産指数 (全国) 雇用 有効求人倍 率(大阪) 失業率* (近畿) 倒産 倒産件数* (大阪) 2月 ※前年同月と比較し、上向きの矢印は「景 況 改 善」、下 向きの矢印は「景 況 悪 化」。ただし、一致CI、生産指数、 有効求人倍率は季節調整済みのため、前月との比較。 失業率と倒産件数は、減少・低下が景況改善となり、上 向きの矢印となる。 1月 (参考)各機関の総括判断 大阪産業経済 リサーチセンター 「大阪経済の情勢」 内閣府 「月例経済報告」 近畿経済産業局 「近畿経済の動向」 日本銀行大阪支店 「近畿地域 金融経済概況」 前回(28 年 2 月公表分) (27 年 12 月指標中心) 大阪経済は、回復の動きが緩やかになっ ている。 今回(28 年 3 月公表分) (28 年 1 月指標中心) 大阪経済は、回復の動きが緩やかになって いる。 景気は、このところ一部に弱さもみられる が、緩やかな回復基調が続いている。 近畿地域の経済は、一部に弱い動きがみ られるものの、緩やかに改善している。 近畿地域の景気は、輸出・生産面に新興 国経済の減速の影響がみられるものの、緩 やかに回復している。 景気は、このところ弱さもみられるが、緩や かな回復基調が続いている。 近畿地域の経済は、一部に弱い動きがみら れるものの、緩やかに改善している。 近畿地域の景気は、輸出・生産面に新興国 経済の減速の影響がみられるものの、緩や かに回復している。 ※以下、P は速報値を表す 1 [総合] ○景気動向指数(CI) 【大阪府(1月)では、一致CIは低下、先行CIは上昇。大阪府(一致CI)では、 主に「有効求人倍率」、「所定外労働時間指数(製造業)」が低下に寄与。近畿(1月)では、一致CI、 先行CIはともに上昇。全国(1月)の一致CIは上昇。】 130 景気動向指数(一致CI) 大阪府 120 近畿 110 全国 100 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H26 H27 H28 景気動向指数(先行*CI) 150 大阪府 140 130 120 全国 110 100 近畿 90 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H26 H27 H28 (資料)大阪産業経済リサーチセンター「景気動向指数」、内閣府「景気動向指数」 ※ 先行 CI は、3ヶ月から半年程度、景気に先行する指標で構成されている。 H22=100 一致 CI 27 年 12 月 28 年 1 月 2月 H22=100 先行 CI 27 年 12 月 28 年 1 月 大阪府 118.7 P 118.5 大阪府 118.3 P 121.6 近畿 109.3 P 110.2 近畿 101.2 P 102.5 全国 111.0 113.5 全国 101.3 101.8 一致CIの個別系列の寄与度※(大阪府、28年1月速報) 百貨店売場面 大阪税関管内 製造工業 生産財 関西大口電力 有効求人倍率 積当たり販売額 輸入通関額 生産指数 出荷指数 使用量(合計) ▲0.04 0.45 0.18 0.54 0.14 ▲0.76 ※寄与度とは、CIの前月からの変化が、CIを合成する個別系列からどの程度もたらされたのかを示した数値。 2 2月 所定外労働時間 指数(製造業) ▲0.69 [需要] 消費 個人消費は、緩やかに回復している。新車販売台数は減少したが、百貨店・スーパー販売額、コン ビニ販売額、家電販売額(1 月)は増加した。家計消費支出(近畿)は減少。 ○百貨店・スーパー販売額(全店) 【11 ヶ月連続の増加。】 (前年同月比、%) 25.0 百貨店・スーパー販売額(全店ベース) 20.0 大阪府 15.0 近畿 10.0 5.0 0.0 -5.0 全国 -10.0 -15.0 -20.0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H26 H27 H28 (資料)近畿経済産業局「大型小売店販売状況」 、経済産業省「商業販売統計」 百貨店・スーパー販売額(全店) 27 年 12 月 28 年 1 月 販売額 (億円) 前年比 (%) 大阪府 1,980 1,524 P 1,337 大阪府 近畿 1.8 0.6 1.7 1.6 P 2.9 P 2.3 0.9 2.1 百貨店販売額(全店) 27 年 12 月 28 年 1 月 大阪府 1.2 ▲2.6 P 3.2 全国 前年比 (%) 前年比 (%) 2月 全国 ▲0.1 ▲2.1 スーパー販売額(全店) 27 年 12 月 28 年 1 月 大阪府 2.0 6.4 全国 1.2 4.3 前年比 (%) 前年比 (%) 2月 P 0.2 前年比 (%) P ▲0.3 家電大型専門店販売額(全店) 27 年 12 月 28 年 1 月 大阪府 ▲1.2 6.2 全国 ▲2.8 3.2 ドラッグストア販売額(全店) 27 年 12 月 28 年 1 月 大阪府 10.2 14.5 全国 5.7 8.0 ホームセンター販売額(全店) 27 年 12 月 28 年 1 月 大阪府 0.1 6.4 全国 ▲2.7 3.1 2月 P 5.9 P 5.0 ○コンビニエンスストア販売額(全店) 【近畿は 36 ヶ月連続の増加。】 27 年 12 月 販売額(億円) 前年比 (%) 近畿 近畿 全国 1,425 5.4 5.1 28 年 1 月 2月 1,299 5.2 4.8 P 1,245 P 8.3 P 7.6 ○家計消費支出【近畿は 4 ヶ月連続の減少。】 27 年 12 月 28 年 1 月 2月 円 近畿 339,414 282,302 265,786 前年比 近畿 ▲0.9 ▲0.3 ▲0.7 (%) 全国 ▲4.2 ▲3.1 1.6 (資料)総務省統計局「家計調査」 ※二人以上世帯、一世帯当たりの名目。 3 2月 P ▲4.7 P ▲1.2 2月 P 9.0 P 10.4 2月 P 4.1 P 1.7 [需要] 消費 ○家電販売額 【近畿(1月)は3ヶ月ぶりの増加。】 (前年同月比、%) 80.0 家電販売額 60.0 近畿 40.0 20.0 0.0 -20.0 -40.0 全国 -60.0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H26 H27 H28 (資料)近畿経済産業局「近畿経済の動向」 前年比 (%) 27 年 12 月 ▲5.5 ▲3.9 近畿 全国 28 年 1 月 4.9 5.2 2月 商品別の主な増減(近畿、28 年 1 月) 「テレビ」等が前年を下回ったものの、「携帯電 話」、「洗濯機」等が前年を上回った。 ○新車販売台数【前年同月比で 23 ヶ月連続の減少。】 (前年同月比、%) 40.0 30.0 前年同月比 (全国、左目盛) 20.0 (台) 35,000 新車販売台数 (普通+小型+軽自動車) 10.0 台数 (大阪府、右目盛) 30,000 前年同月比 (大阪府、左目盛) 25,000 20,000 0.0 15,000 -10.0 10,000 -20.0 -30.0 5,000 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H26 H27 H28 (資料) (一社)日本自動車販売協会連合会、(一社)全国軽自動車協会連合会 販売額(台) 前年比 (%) 大阪府 大阪府 全国 27 年 12 月 15,600 ▲9.5 ▲14.6 28 年 1 月 16,880 ▲2.3 ▲4.4 2月 19,423 ▲5.8 ▲7.5 4 車種別の増減 (大阪府、前年同月比(%)、2 月) 普通車 小型車 軽自動車 9.1 ▲12.9 ▲15.5 [需要] 投資 投資は、持ち直しの動きがみられる。住宅投資、非居住用建設投資はともに増加。公共投資は増 加。 ○新設住宅着工戸数 【前年同月比で 2 ヶ月連続の増加。】 (前年同月比、%) 80.0 60.0 前年同月比 (大阪府、左目盛) (戸) 8,000 新設住宅着工戸数 戸数 (大阪府、右目盛) 7,000 前年同月比 (全国、左目盛) 40.0 6,000 20.0 5,000 0.0 4,000 -20.0 -40.0 3,000 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H26 H27 (資料)国土交通省「住宅着工統計」 27 年 12 月 戸数 大阪府 5,856 前年比 大阪府 4.5 (%) 全国 ▲1.3 28 年 1 月 4,731 ▲3.0 0.2 H28 2月 5,746 45.1 7.8 利用者関係別の増減 (大阪府、前年同月比(%)、2 月) 持家 貸家 分譲 13.4 74.4 30.9 ○建築物着工床面積(非居住用)【前年同月比で 7 ヶ月連続の増加。】 建築物着工床面積(非居住用) (前年同月比、%) 300.0 250.0 700 前年同月比 (大阪府、左目盛) 200.0 150.0 (千平米) 800 床面積 (大阪府、右目盛) 600 500 前年同月比 (全国、左目盛) 100.0 50.0 400 0.0 300 -50.0 200 -100.0 100 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H26 H27 H28 (資料)国土交通省「建築着工統計」 着工床面積の主な増減 (大阪府、前年同月比の寄与度※(%)、2 月) 増加 運輸業(63.8)、 千 m2 大阪府 267 その他サービス業(14.7)、 前年比 大阪府 91.4 宿泊・飲食サービス業(12.5) (%) 全国 ▲12.0 減少 医療、福祉(▲10.2) ※寄与度とは、全体の増減率の要因として、各業種の増減がどの程度貢献しているのかを表す数値。 27 年 12 月 163 4.4 6.7 28 年 1 月 243 33.4 ▲11.1 2月 5 [需要] 投資 ○機械受注額【1 月(全国)は前月比で増加。】 (季調値、億円) 10,000 機械受注額(全国、船舶・電力を除く民需) 9,000 8,000 7,000 6,000 5,000 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H26 H27 H28 (資料)内閣府「機械受注統計調査」 全国(億円) 27 年 12 月 8,130 28 年 1 月 9,347 2月 ○設備投資動向【10~12 月期(近畿)は前年同期比で減少。「製造業」、「非製造業」はともに減 少。】 (前年同期比、%) 20.0 実額 (近畿、右目盛) (億円) 14,000 設備投資動向 前年同期比 (全国、左目盛) 12,000 前年同期比 (近畿、左目盛) 10.0 10,000 8,000 0.0 6,000 4,000 -10.0 2,000 -20.0 0 Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ H25 Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ H26 億円 前年比 (%) 大阪府 大阪府 全国 322 12.8 ▲9.6 28 年 1 月 232 35.2 ▲2.6 7,518 2.3 7,492 ▲3.6 全国 5.6 11.2 8.5 162 6.8 ▲2.2 6 10~12 月 6,438 ▲8.0 2月 (資料)西日本建設業保証(株)「公共工事前払保証統計」 7~9 月 近畿 近畿 ○公共工事請負金額【3 ヶ月連続の増加。】 27 年 12 月 Ⅳ H27 (資料)近畿財務局「法人企業統計」 、財務省「法人企業統計」 ※資本金 10 億円以上、全産業(金融・保険業を除く)。ソフトウエアを含む設備投資。 27 年 4~6 月 億円 前年同期比 (%) Ⅲ [需要] 貿易・観光 輸出は、弱含んでいる。輸出額は減少。主要国向けでは、中国向け以外の地域向けで減少。輸入 額は減少。 ○輸出額【5 ヶ月連続の減少。「鉄鋼」、「科学光学機器」などが減少。主要国・地域向けでは、中 国以外の地域向けで減少。】 (前年同月比、%) 25.0 20.0 15.0 10.0 5.0 0.0 -5.0 -10.0 -15.0 -20.0 輸出額・対ドル為替レート (円/ドル) 130 125 120 115 110 105 100 95 90 85 近畿圏 (左目盛) 対ドル為替レート (右目盛) 全国 (左目盛) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H26 H27 H28 (資料)大阪税関「貿易統計」、日本銀行「時系列統計」 ※対ドル為替レートは、東京インターバンク相場、ドル・円、スポット、中心相場/月中平均。 品目別の主な増減 (近畿、前年同月からの増減額順、2 月) 27 年 12 月 28 年 1 月 2月 増加 原動機、半導体等製造装置 輸出額(億円) 近畿 13,386 11,099 P 11,998 減少 鉄鋼、科学光学機器 前年比 近畿 ▲10.8 ▲14.9 P ▲3.4 (%) 全国 ▲8.0 ▲12.9 P ▲4.0 為替レート(円/ドル) 121.84 118.25 115.02 (前年同月比、%) 主要地域(国)別輸出額(近畿) 50.0 対中国 40.0 対アメリカ 30.0 20.0 10.0 0.0 -10.0 対EU -20.0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H26 H27 (資料)大阪税関「貿易統計」 主要地域別輸出額の増減(近畿、前年同月比(%)、2 月) アジア(含む中国) ▲3.2 4 ヶ月連続の減少 中国 0.4 5 ヶ月ぶりの増加 EU ▲1.3 5 ヶ月連続の減少 アメリカ ▲1.5 4 ヶ月連続の減少 7 H28 [需要] 貿易・観光 ○輸入額【6 ヶ月連続の減少。「天然ガス及び製造ガス」、「原油及び粗油」などが減少。】 (前年同月比、%) 輸入額 30.0 20.0 近畿圏 10.0 0.0 -10.0 全国 -20.0 -30.0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H26 H27 H28 (資料)大阪税関「貿易統計」 輸入額(億円) 前年比 (%) 近畿 近畿 全国 品目別の主な増減 (近畿、前年同月からの増減額順、2 月) 2月 27 年 12 月 28 年 1 月 増加 医薬品、穀物及び同調製品 11,721 P 11,694 P 10,605 減少 天然ガス及び製造ガス、原油及び粗油 ▲19.2 P ▲15.3 P ▲17.1 ▲18.0 P ▲17.8 P ▲14.2 主要地域別輸入額の増減(近畿、前年同月比(%)、2 月) アジア(含む中国) ▲20.5 6 ヶ月連続の減少 中国 ▲24.8 6 ヶ月連続の減少 EU 4.7 2 ヶ月連続の増加 アメリカ ▲4.3 2 ヶ月ぶりの減少 ○関西国際空港 国際線外国人旅客数【前年同月比で 48 ヶ月連続の増加。】 (前年同月比、%) (万人) 関西国際空港 国際線外国人旅客数 80 120 70 100 前年同月比(左目盛) 60 80 客数(右目盛) 50 40 60 30 40 20 20 10 0 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H26 H27 (資料)新関西国際空港(株)「運営概況」 27 年 12 月 28 年 1 月 2月 万人 89.5 P 95.0 P 103.5 前年比(%) 53.8 P 69.5 P 50.0 8 H28 [供給] 生産 生産動向は、弱い動きとなっている。大阪府(1 月)では、生産、出荷はともに上昇。近畿の生産(1 月)は上昇、全国の生産(2 月)は低下。在庫循環は在庫調整・在庫減らし局面。 ○鉱工業生産指数【大阪府(1月)は4ヶ月ぶりの上昇。「金属製品」、「電気機械」などが上昇。近畿 (1月、鉱工業)は3ヶ月ぶりの上昇。全国(2月、鉱工業)は2ヶ月ぶりの低下。】 (季節調整済) 鉱工業生産指数 120 大阪府 110 100 全国 近畿 90 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H26 H27 H28 (資料)大阪府統計課「大阪の工業動向」、近畿経済産業局「鉱工業生産動向」、経済産業省「鉱工業指数」 ※大阪府は製造工業指数。H22=100。 鉱工業生産指数 生産指数における産業別の主な変動 (大阪府、前月比(%)、寄与度順、28年1月速報) 27 年 12 月 28 年 1 月 2月 上 金属製品(43.4):橋りょう、飲料用アルミニウム缶 101.4 P 102.3 昇 電気機械(14.4):セパレート形エアコン、アーク溶接機 99.2 104.1 はん用・生産用・業務用機械(4.2):プレイバックロボッ 99.8 P 93.6 96.2 ト、印刷機械 鉱工業出荷指数 低 電子部品・デバイス(▲29.8):液晶素子 27 年 12 月 28 年 1 月 2月 季調済 下 化学(▲5.9):化粧品、アンモニア 大阪府 92.5 P 96.8 その他(▲2.8):おう版印刷(グラビア印刷)、平版印刷 近畿 97.7 101.2 (オフセット印刷) 全国 98.0 P 93.5 94.7 (資料)大阪府統計課「大阪の工業動向」、近畿経済産業局「鉱工業生産動向」、経済産業省「鉱工業指数」 ※大阪府は製造工業指数。H22=100。 季調済 大阪府 近畿 全国 9 [供給] 生産 ○鉱工業在庫指数【大阪府(1 月)は 2 ヶ月連続の低下。「はん用・生産用・業務用機械」、「金属製 品」などが低下。近畿(1 月)は 2 ヶ月連続の低下。全国(2 月)は 2 ヶ月連続の低下。】 (季節調整済) 鉱工業在庫指数 125 近畿 115 全国 105 大阪府 95 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H26 H27 H28 (資料)大阪府統計課「大阪の工業動向」、近畿経済産業局「鉱工業生産動向」、経済産業省「鉱工業指数」 ※大阪府は製造工業指数。H22=100。 28 年 1 月 2月 27 年 12 月 季調済 大阪府 114.1 P 114.0 近畿 118.1 117.4 全国 112.1 P 112.0 112.3 ○在庫循環図【大阪府は在庫調整・在庫減らし局面。全国は在庫調整・在庫減らし局面。】 10.0 在庫積み増し局面 45度線 26 I 意 図 せ ざ る 在 庫 増 全国 出 荷 指 数 の 前 年 同 期 比 5.0 27 I 26 I 景気の山 0.0 在庫積み増し 局面 27 III 27 IV (%) ▲ 5.0 意 図 せ ざ る 在 庫 減 27 I 27 IV 大阪府 意図せざる 在庫減 25 I 25 I 45度 景気の谷 在庫調整 ・ 在庫減らし局面 ▲ 10.0 ▲ 10.0 意図せざる 在庫増 出 荷 ▲ 5.0 0.0 5.0 10.0 在庫指数の前年同期末比 (%) (資料)大阪府統計課「大阪の工業動向」、経済産業省「鉱工業指数」、内閣府「鉱工業の在庫循環図と概念図」 ※出荷指数は原数値の四半期平均、在庫指数は原数値の四半期期末月の数値。 大阪府は製造工業指数。四半期は暦年ベース。 10 在庫調整・ 在庫減らし局面 在庫 [供給] 雇用・倒産 雇用は、改善している。近畿の失業率は改善。有効求人倍率、新規求人倍率はともに上昇。所定 外労働時間(1 月)は低下。倒産では、件数は悪化、負債金額は改善。 ○完全失業率【近畿は前年同月差で 5 ヶ月連続の低下(改善)。】 有効求人倍率【大阪は 2 ヶ月ぶりの上昇】、新規求人倍率【大阪は 4 ヶ月連続の上昇】 (季節調整済、倍) 1.40 有効求人倍率 1.30 (大阪府・左目盛) 1.20 1.10 有効求人倍率・完全失業率 (原数値、%) 6.5 6.0 5.5 5.0 有効求人倍率 (全国・左目盛) 1.00 4.5 0.90 0.80 0.70 4.0 完全失業率 (近畿・右目盛) 3.5 3.0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H26 H27 H28 (資料)厚生労働省「一般職業紹介状況」、総務省統計局「労働力調査」 ※有効求人倍率はパートを含む。 完全失業率(近畿、原数値) 27 年 12 月 28 年 1 月 2月 % 3.3 3.3 3.3 % 前年同月差 ▲0.1 ▲0.9 ▲0.7 前月差 大阪府、近畿及び全国の完全失業率(原数値、%) 27 年 4~6 月 7~9 月 10~12 月 大阪府 4.2 4.7 3.6 近畿 3.7 4.4 3.4 全国 3.4 3.4 3.1 (資料)大阪府統計課「大阪の就業状況」、総務省統計局「労働力調査」 有効求人倍率(季節調整値、倍) 27 年 12 月 28 年 1 月 2月 大阪府 1.29 1.27 1.29 全国 1.27 1.28 1.28 新規求人倍率(季節調整値、倍) 27 年 12 月 28 年 1 月 2月 大阪府 2.04 2.06 2.10 全国 1.90 2.07 1.92 (資料)厚生労働省「一般職業紹介状況」 ※パートを含む。 完全失業率(全国、季節調整値) 27 年 12 月 28 年 1 月 3.3 3.2 0.0 ▲0.1 新規求人数の主要産業別の増減 (大阪府、前年同月比(%)) 27 年 12 月 28 年 1 月 産業計 6.9 2.3 建設業 製造業 卸売業、小売業 宿泊業、 飲食サービス業 医療、福祉 3.3 0.1 2月 13.8 11.9 ▲0.6 11.8 7.8 ▲5.9 ▲0.1 4.2 6.0 8.5 ▲10.5 31.0 27.6 14.3 6.7 19.6 (資料)大阪労働局「求人・求職状況速報」 ※新規求人数の増減は原数値での比較 11 2月 [供給] 雇用・倒産 ○所定外労働時間指数【大阪府(1月)は13ヶ月連続の低下。】 (前年同月比、%) 15.0 所定外労働時間指数 (規模5人以上、調査産業計) 10.0 大阪府 5.0 全国 0.0 -5.0 -10.0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H26 H27 H28 (資料)大阪府統計課「大阪の賃金、労働時間及び雇用の動き」、厚生労働省「毎月勤労統計調査」 ※事業所規模5人以上、前年同月比は労働時間指数(H22=100)による。 指数 前年比 (%) 大阪府 大阪府 全国 27 年 12 月 113.5 ▲5.5 ▲0.9 28 年 1 月 105.2 ▲2.0 ▲2.8 2月 P ▲1.9 ○名目賃金指数【大阪府(1月)は2ヶ月ぶりの低下。】 (前年同月比、%) 4.0 名目賃金指数 (規模5人以上、調査産業計) 3.0 2.0 大阪府 1.0 0.0 -1.0 全国 -2.0 -3.0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H26 H27 H28 (資料)大阪府統計課「大阪の賃金、労働時間及び雇用の動き」、厚生労働省「毎月勤労統計調査」 ※前年同月比は名目賃金指数(H22=100)による。 27 年 12 月 現金給与総額(円) 前年比 (%) 大阪府 大阪府 全国 614,504 1.9 0.0 28 年 1 月 2月 272,091 ▲0.1 0.0 ※前年比は名目賃金指数(H22=100)による。 12 P 0.9 [供給] 雇用・倒産 ○倒産【倒産件数は前年同月比で 2 ヶ月ぶりの増加(悪化)、負債金額は前年同月比で 2 ヶ月ぶ りの減少(改善)。】 (前年同月比、%) (件) 前年同月比 倒産件数 40.0 150 件数 (大阪、左目盛) 140 前年同月比 30.0 (大阪、右目盛) 130 (全国、左目盛) 20.0 120 10.0 110 0.0 100 -10.0 90 -20.0 80 -30.0 70 -40.0 60 -50.0 50 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 H26 H27 H28 (資料)東京商工リサーチ「倒産月報」 件 前年比 (%) 大阪府 大阪府 全国 倒産件数 27 年 12 月 28 年 1 月 96 92 0.0 ▲4.1 1.8 ▲6.3 主要業種の倒産件数(大阪府) 27 年 12 月 28 年 1 月 建設業 19 13 製造業 15 16 卸売業 18 25 小売業 10 12 サービス業他 27 17 2月 108 4.8 4.4 2月 12 17 18 14 36 億円 前年比 (%) 大阪府 大阪府 全国 負債金額 27 年 12 月 28 年 1 月 57 207 ▲64.6 229.5 116.1 ▲24.4 主な倒産(大阪府、2月) 負債額 業種 (百万円) M&A 業務、投資業ほか 1,785 シリコン材料、ウェハ製造販売 500 13 2月 86 ▲32.8 8.1 倒産原因 信用性低下 販売不振 [その他] 物価 ○消費者物価指数【大阪市の生鮮食品を除く総合指数は 34 ヶ月連続で上昇。「食料」が上昇に 寄与。食料(酒類を除く)及びエネルギーを除く総合指数は 29 ヶ月連続で上昇。】 (前年同月比、%) 3.5 3.0 2.5 2.0 1.5 1.0 0.5 0.0 -0.5 -1.0 消費者物価指数(大阪市) 生鮮食品を除く 総合指数 食料(酒類を除く)及び エネルギーを除く総合指数 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H26 H27 H28 (資料)大阪府統計課「大阪市消費者物価指数」、総務省「消費者物価指数」 ※H22=100 総合指数(H22=100) 27 年 12 月 28 年 1 月 指数 前年比 (%) 大阪市 103.4 103.2 大阪市 0.8 0.6 全国 0.2 0.0 生鮮食品を除く総合指数(H22=100) 27 年 12 月 28 年 1 月 2月 P 103.3 P 0.8 0.3 2月 指数 前年比 (%) 大阪市 103.4 102.8 P 102.9 大阪市 0.7 0.5 P 0.5 全国 0.1 0.0 0.0 食料(酒類除く)及びエネルギーを除く総合指数(H22=100) 2月 27 年 12 月 28 年 1 月 指数 大阪市 101.3 100.6 P 100.7 前年比 大阪市 0.9 0.7 P 0.6 (%) 全国 0.8 0.7 0.8 14 総合指数において主に変動した分類 (大阪市、前年同月比(%)、寄与度順、2月速報) 食料(3.3):果物(グレープフルーツ、みかん、り んご B)、調理食料(冷凍調理コロッケ) 上昇 教養娯楽(2.3):教養娯楽用耐久財(テレビ、ビ デオカメラ、プリンタ)、教養娯楽サービス(サ ッカー観覧料、外国パック旅行) 光熱・水道(▲5.5):他の光熱(灯油)、ガス代 低下 (都市ガス代) [その他] 物価 ○企業物価指数【国内企業物価指数は低下。原油価格は低下。】 (前年同月比、%) 5.0 4.0 3.0 2.0 1.0 0.0 -1.0 -2.0 -3.0 -4.0 -5.0 国内企業物価指数、原油価格 (ドル/バーレル) 110 国内企業物価指数 (左目盛) 90 70 50 原油価格 (右目盛) 30 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H26 H27 H28 輸出・輸入物価指数(円ベース) (前年同月比、%) 15.0 輸出物価指数 10.0 5.0 0.0 -5.0 -10.0 -15.0 輸入物価指数 -20.0 -25.0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H26 H27 H28 (資料)日本銀行「企業物価指数」、IMF「Primary Commodity Prices」 ※輸出・輸入物価指数は円ベース。物価指数は H22=100。 国内企業物価指数 企業物価指数 27 年 12 月 28 年 1 月 101.0 100.0 2月 P 99.8 輸出物価指数 108.3 105.3 P 103.2 輸入物価指数 105.5 99.4 P 94.4 ※輸出物価指数、輸入物価指数は円ベース。H22=100. 原油価格(WTI) 27 年 12 月 28 年 1 月 ドル/バーレル 37.24 31.70 2月 30.35 15 国内企業物価指数の前月比変化に寄与した 主な類別・品目(2月速報、寄与度(%)) 農林水産物(0.06) :豚肉、鶏卵、玄米 石油・石炭製品(▲0.16) :軽油、ガソリン、 液化石油ガス 電力・都市ガス・水道(▲0.07) :産業用特別 高圧電力、業務用高圧電力、大口都市ガス 化学製品(▲0.05) :合成ゴム、キシレン、ベ ンゼン
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