New Rules for Creating Games in VR The Making of

New Rules for Creating Games in VR
The Making of:
今日の日程
• チームの紹介
• インタラクティブなオブジェクトの表現の仕方
• ゲーム内チュートリアルの秘訣
• 初めてのVRでの実験的な開発
• Q&A
チーム紹介
Vitei Backroom
日本の京都
プログラマ2名
アーティスト3名
サウンド0.5名
Sony Interactive Entertainment
PlayStation®VRを共同開発
The Modern Zombie Taxi Co.™ 歴史
“The Modern Zombie Taxi Driver”
• Oculus DK1
• 低解像度VR
• 明るくて色彩
豊かな世界
“The Modern Zombie Taxi Driver” デザイン
• タクシーゲーム
• VRゲームでの
プレイ時間の限界
• 物を破壊すると
ポイントが集まる
“The Modern Zombie Taxi Driver” の挑戦
遊び方を教える
VRの限界を生かす
“The Modern Zombie Taxi Driver” Reception
Bitsummit 2014
大賞を受賞
PlayStation®VR
専用タイトル
Today’s Takeaways
VRに存在する新しいルール
初めてVRゲームを遊ぶ人に教える方法
よりよいVRゲーム、VR体験を生み出す為のTIPS
インターフェース情報
従来のゲームのインタフェースデザイン
常に表示される
HUD情報
プレイヤーから
常に見える
従来のゲームのインタフェースデザーン
複雑なゲーム
複雑なインタフェース
ゴール、マップ、
体力、スコア,
残弾数, メッセージ,
アイテム等
VRのユーザーインターフェース
低像度
大きなテキスト必須
いつも視野にある
とは限らない
プレーヤーは自由
に視点を変える
VR
- 現実の世界との類似-
テレビ
ポスター
看板
LED ディスプレー
VR
- 現実の世界との類似-
従来のゲームのメニュー
従来のゲームのメニュー
細かい情報は使えません
高解像度が必要
VR体験を提供する
Look at Button
VRのメニュー ・Look at Button
「Gazing」と呼ばれている
一番効果的なインタフェースのツール
オブジェクトを見ると選択状態
ボタンを押すと効果が発生する
Unity内の Look at Button
Look at Buttonのスクリプトを
付け加える
選択ボタンを選ぶ
アニメーション、ハイライト等を
選ぶ
Unity内の Look at Button
イベントはトリガーに
付ける
グローバルイベント
システムに情報を送る
Unity内の Look at Button
メニュー以外に ゲーム内でも利用
Look at Buttonのルール
• 数が少なく、距離が離れたLook at Buttonが効果的
• もしボタンとボタンの距離を近くしければ、
プレーヤーの視線の先にカーソルを置いたほうがいい。
ゲーム中の
インタフェースエレメント
従来のゲームのメッセージウィンドウ
テキストは常に描画する
常にプレーヤーに見える
ピクセルパーフェクト
VRゲームのテキストとフィードバック
現実と近い
オブジェクトに描画
HMD、VRスクリーンに
描画してはいけない
メインメニュー
“リビングルーム”
テレビは本物のテレビと同じ役割
以下のVRルールに従う
• カメラ位置動かせない
• カメラを回転させない
• VRに慣れる為のスペース
ゲーム内のUI
ダッシュボード
ゲームUI
スコア
目的地
ステータス
ドライブゲーム情報
ダッシュボード - 開発
開発初期:要素が多すぎる
ダッシュボード - 開発
11種類の特殊な情報 !
ダッシュボード:問題点
• 複雑すぎる
• 新規VRユーザーを混乱させる
• プレイヤーにとってノイズ情報となる
• 情報をダッシュボードからゲーム中に移動させる必要
• デザイン変更でのアートタスクへの負担大
ダッシュボード - シンプルにする
残した要素
・ミッションの目的
・ステータス情報
カットした要素
・その他の全て
ダッシュボード - シンプルにする
ステータス情報テレビに集約
文字情報を減らす
重要でない情報を小さく
ビーフィーター
ロンドンの世界観を採用
ミッション
スタート/エンド情報
ダッシュボードのシンプル化
ビーフィーター
ミッションスタート時
-目的地を表示する
ビーフエーター:ミッションスタート時
• 手で目的地の方向を指す
• タクシー内の乗客の情報
• ゲーム世界観に合ったデザイン
• 文字/言葉の必要ないデザイン
ビーフエーター: ミッション終了時
• 目的地で待つ
• ミッションの結果発表
- かかった時間
- お金の集計
- 採点
• ゾンビも結果をコメント
矢印ガイド
Crazy Taxi 式
Modern Zombie 式
矢印ガイド
• 丁度よい頻度で目的地に導く
• パスファインディングコード
の再利用
• ゾンビの音声ガイド利用
• 常に矢印を表示しない
• VR世界を見てもらう事に成功
ゴール地点のバルーン
分かりやすいシンボル
常にプレイヤーの
視野に入る高さに調整
得点システムのUI
得点システム:領収書プリンター
障害にぶつかるとポイントゲット
ポイントに応じて、プリントされる
車内がカードだらけになった
いくつかの問題があった
得点システム:領収書プリンター
カードとゲームプレイを
関連付ける事が難しい
同じシステムの過剰利用
• ミッションのイベント
• ミッションのトリガー
• 情報が多くて、早すぎる
得点システム:コインシステム
コインが直感的に分かる
障害物からコインが飛び出し
ぶつかった障害物は暗くなる
得点システム:コインシステム
ビーフィーターの仕組み
と上手につながる
リビングルームでも使える
コントローラーのメニュー
従来スタイルのオプションメニューを採用
現実的で楽しいメニューが出来た
VRの臨場感を壊さない
チュートリアル
いままでのチュートリアル
チュートリアル:デザイン哲学
・目的地への矢印は常に表示しない
・マップを表示しない
・体験からマップレイアウトを学ぶ
・道路レイアウトのループデザイン
初めてVRを遊ぶユーザー
VR経験の無いプレーヤーから学んだ事
プレイヤーはVRの世界に
いる事に興奮します!
「ゲーム」を遊んでいる
ということを忘れてしまいます。
プレイヤーはVRの世界に
いる事に興奮します!
「ゲーム」
を無視してしまいます
プレイヤーはVRの世界に
いる事に興奮します!
ゲームの遊び方も
忘れてしまいます!
初めてVRを遊ぶ人
・VR空間を自由に動ける事を理解していない
・VR空間を自由に見回わせる事を理解していない
チュートリアル:シンプルに!
プレイヤーに馴染みのある事
・メインメニュー=リビングルーム
ビジュアルのエレメント制限
- 「Press X]のみ使用
カメラを動かさない
カメラを回転させない
VR空間に慣れるてもらう
チュートリアル: ゲーム内チュートリアル
チュートリアル: ゲーム内チュートリアル
チュートリアル: ゲーム内チュートリアル
チュートリアル: ゲーム内チュートリアル
チュートリアル: ゲーム内チュートリアル
チュートリアル
・シンプルすぎる事は無い
・理解できない場合を考える
プレーテスト!
プレーテスト!!
プレーテスト!!!
チュートリアル:教えない事
運転方法のメカニクス
・車をバックする方法
・難しい運転仕方 (U-ターンなど)
ゲーム的なメカニクス
・得点を得る方法
・マップレイアウト
チュートリアル:道案内
・多くのテスターが道に迷った
・実世界での道路に使われてる要素を使う
・色々な事を、試してみる
チュートリアル:ヴィジュアル ヒント
チュートリアル:ヴィジュアル ヒント
チュートリアル:音声 ヒント
交差点で曲がる場所を話す
楽しい会話
つい聞いてしまう
チュートリアル: ゲーム内チュートリアル
同じ要素を使う
同じ情報を複数表示
繰り返し!
繰り返し!!
繰り返し!!!
チュートリアル:問題
プレイヤーが乗客を乗せない場合
プレイヤーがガイドを無視した場合
VR開発を楽しむ
アイテムを ダッシュボードの上に配置する
アイテムを ダッシュボードの上に配置する
目の前に現れたアイテム:何かが起こる事を期待
アイテムのサイズを調整:良いアイテムを大きく
※ すべてのアイテムがゲームに大きな影響を与える必要は無い
VR開発を楽しむ
VRに特化したパワーアップ
「アイシーロード」
雪が降り道路がツルツルに
雪のエフェクトで 3D空間
にいる事を強く感じる
「体が小さくなるキノコ」
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ラッセルのお気に入り
IPD操作でVR世界が小さく感じる
VR体験では非常に効果的
VR酔いする可能性が高い
• 影響を感じないプレイヤーもいる!
• 他の効果(拡大/大きくなるキノコ等)
あまり効果なし
「インビシブルカー」
プレーヤーの車が透明になる機能
「インビシブルカー」
「インビシブルカー」
「インビシブルカー」
「インビシブルカー」
プレーヤーの車が透明になる機能
VR世界では 何か印になるものが必要
(車の窓枠、ターゲット等)
絶対やったらアカンよ!
DualShock®4 Selfie カメラ
ポラロイド写真を撮れる
ゲームのルールには関係ない
すごく楽しい!
世界初の自分撮り??
結論
結論
VRは新しいものだから、発見できることも多い
VRのスタンダードは、まだ決めていない
これから数年間、確立しないかもしれない
まとめ
インターアクティブなエレメントにLook at Buttonをつける
VRのチュートリアルは、従来のゲームより重要
HUD情報はスクリーンからゲーム世界に移す
楽しんで色々な新しいスタンダードを作って下さい!
VRはまだまだ新しい!まだまだ研究が必要!