むらを住み継ぐカタチ 瀬戸内 島を継ぐもの。

むらを住 み 継ぐカタチ 瀬 戸 内 島を継ぐもの 。
日本建築学会 農村計画委員会 集落居住小委員会 公開研究会
2016 年 6 月 4 日(土) 13 : 00−16 : 30 三原市小佐木公民館
誰が集落の維持活動を支え、誰が資金を提供するのか?第三者である個人や組織がそ
のような活動に参加する枠組みはあり得るのか?小佐木島の小鷺島ビオアイル計画
と、百島の ART BASE MOMOSHIMA という、瀬戸内海の離島で展開する地域再生を
目指したアートプロジェクトを取り上げ、その可能性を探りたい。
いずれも、自ら瀬戸内海の島に拠点を移して活動する現代美術作家・柳幸典による、
犬島の精錬所に続くライフワークとしてのアートプロジェクトとなっている。地域の
活性化のための便利な道具として利用されがちなお飾りのアートとは一線を画した、
それ自体がアート表現としての地域再生を目指す取組である。
プロジェクト全体がアートとしての表現活動であると同時に、経営のコンサルタント
や建築・農業・地域計画など、関連分野の専門家を巻きこみながら、過疎化高齢化に
直面する離島集落における、新たな集落の担い手の確立を目指す現在進行形の試みで
もある。アートを出発点としながらも、後継者確保に悩む各地の集落を持続可能なも
のとするためのプロトタイプともなり得る枠組みについて考える機会としたい。
[次第(予定)]
主 催:日本建築学会農村計画委員会集落居住小委員会
13:00 主催者挨拶・趣旨説明
共 催: 公益財団法人ポエック里海財団
13:10 事例紹介
日 時: 2016 年 6 月 4 日(土) 13:00∼16:30
各地の住み継がれるカタチ:山崎義人[兵庫県立大学]
13:30 話題提供 1 瀬戸内におけるプロジェクトのビジョン
柳幸典[現代美術作家]
話題提供 2 ポエック里海財団のミッションと活動
野口孝志[公益財団法人ポエック里海財団業務執行理事]
話題提供 3 移住を通した島での活動
大橋実咲[ART BASE MOMOSHIMA チーフマネージャー]
15:00 ディスカッション『住み継ぐ主体の多様性を考える』
来山哲二[ポエック株式会社代表取締役社長・
(公財)ポエック里海財団代表理事]
会 場: 広島県三原市小佐木公民館(広島県三原市鷺浦町須波)
交 通: 三原港より高速船瀬戸田行に乗船、小佐木港にて下船すぐ
10:40 発または 12:10 発の高速船にご乗船下さい
参加費: 学会員 1000 円 / 一般 1500 円 / 学生 500 円(資料代込)
定 員: 25 名
申 込: 参加申込フォームからお申し込み下さい
https://goo.gl/Hi8WnZ
(または右のQRコードから)
山本公平[広島経済大学教授・
(公財)ポエック里海財団業務執行理事]
締 切:5 月 20 日(金)締切
柳 幸典[前掲] 大橋実咲[前掲] 地元のみなさま
問合せ: 八木健太郎[広島大学]
16:20 まとめ
遊佐敏彦[奈良県立医科大学]
[email protected]