English

研究科間共通科目 を履修して
英 語
をマスターしよう!
今や英語は「世界の共通言語」となりつつあります。特に学問の世界では英語で書かれた文
献等が多く,大学院で研究活動を行うにあたっては英語力を必要とされることが頻繁にありま
す。また,最近では,一般企業でも英語力を有していることを入社の最低条件とするケースが
増えてきました。国際化時代を迎え,今まさに英語力の重要性は急激に高まっています。
明治大学大学院では,研究科間共通科目として,下記の英語系授業科目をレベル別に設置し
ています。例年,非常に多くの大学院生が本科目を履修し,英語力アップに役立てています。
みなさんも,ぜひこれらの科目を履修して,大学院在学中に英語力を修得してください。
科目
単位
学術英語コミュニケーション
2
英文学術論文研究方法論
2
レベル等
主たる目的
初級・準中級・
Speaking & Listening
Skills の修得
中級・上級
初級・中級・上級・
研究方法論
Reading (Academic
Journals) & Writing
Skills の修得
※ 各クラスの授業内容等は,Oh-o!Meiji システムで確認してください。
① 本科目は,大学院において英語の授業を行う能力ありと判断された指導経験豊かな,ネイ
ティブ教員または英語を日常的に使っている教員が担当します。
② 各授業の内容は,大学院生の研究活動に直接的に資するようカスタマイズされています。
③ 本科目を履修するためには,所定の期間内に履修登録を行うことが必要です。
④ 履修希望者多数の場合は,履修できないことがあります。
(各クラス定員 20 名)
⑤ 現在,英語が苦手でも,やる気がある人は歓迎します。
⑥ 簡単すぎる授業を受けても,英語力はほとんど伸びません。少し難しいと感じるレベルの
クラスを履修しましょう。
⑦ 修得した単位が修了要件単位としてカウントできるかどうかは所属する研究科により異
なります。各自,大学院便覧等で確認してください。
English
以 上
2016.4
明治大学大学院事務室
研究科間共通科目(英語系授業科目)
オリエンテーションのお知らせ
研究科間共通科目の英語系授業科目(
「学術英語コミュニケーション」及び「英文学術論文研
究方法論」
)について,毎年,多くの院生の皆さんより履修に関する質問を多く頂きます。そこ
で同授業科目ご担当の先生方が,皆さんの履修相談に直接応じる「オリエンテーション」を,
以下のとおり,実施いたします。
キャンパス
日 時
グローバルフロント3階
4031教室
駿河台キャンパス
和泉キャンパス
生田キャンパス
場 所
2016年4月8日(金)
13時~14時
中野キャンパス
和泉図書館ホール
第1校舎6号館
6-206教室
高層棟307教室
【研究科間共通科目オリエンテーション 担当教員】
・ナオウミ,エヴィーリン J特任教授(Prof. Evelyn J. NAOUMI)
【皆さんからの質問例】
・どのレベルのクラスを履修すれば良いのか,履修登録前にアドバイスが欲しい。
・
「学術英語コミュニケーション」や「英文学術論文研究方法」は,どのような授業内容なの
か,知りたい。
・昨年度から新設された「学術英語コミュニケーション」の“準中級”クラスは,どのよう
な人たちが対象なのか教えて欲しい。
etc…
以 上
研究科間共通科目
国際的・学際的 能力を修得するために
近年,急速にグローバル化・複雑化してきた社会に対応するためには,各自の専門分野につい
ての造詣を深めるとともに,国際的・学際的な能力を備えておくことが非常に重要です。
明治大学大学院では,研究科間共通科目に「国際系総合研究」
「学際系総合研究」という授業科
目を開設しています。これらの科目は,国際的・学際的な能力養成を目的とし,当該分野で活躍
しているスペシャリストによる講義が行われます。
下記科目を履修して,他では得られない貴重な知識・情報を得るとともに,現代社会で活躍す
るのに不可欠な国際的・学際的な能力を涵養しましょう。
○ 講義は各分野で活躍している講師により行われます。
○ 上記科目を履修するためには,所定の期間内に履修登
録を行うことが必要です。
○ 修得した単位が修了要件単位としてカウントできるか
どうかは所属する研究科により異なります。
* 各自,大学院便覧等で確認してください。
2016 年度
※
開講科目
各科目の詳細な情報は,Oh-o!Meiji システムで確認してください。
国際系総合研究B(2 単位)<春学期>
講座タイトル
Japanese Project Management
コーディネーター
鈴木研一(明治大学経営学部専任教授)
使用言語「英語」
鈴木研一(明治大学経営学部専任教授),光藤昭男(NPO 法人 日本プロジェ
クトマネジメント協会 理事長)
,Eweje, Gabriel(Massey University, School of
講師
Management, Massey Business School(Albany Campus), New Zealand.
Associate Professor, Director, Sustainability and CSR Research Group, Full
time)
,中村正伸(香川大学大学院地域マネジメント研究科准教授)
,
A lot of attention is given to Project Management. Project Management
can be applied to a large area. For example, it has been applied to social
infrastructure development, resource development, production equipment
授業の
development, new product development, engineering, information system
概要・目的 development, international cooperation business and management
innovation, etc. That area has been / will be enlarged.
In Japan, many projects have been executed, and now, many of them are
becoming to be executed on the global. It is beneficial and absolutely
necessary to consider Japanese Project Management.
But, the course on this theme has been conducted in few universities. This
course is organized to fill that gap.
Practitioners lead this theme, therefore, Masanobu Nakamura, who is
now Associate Professor of Kagawa University and has 15 years career as
management consultant, organized this class with Pro. Suzuki. The items of
Project Management resemble those of management control system. This
class is beneficial to understand Management Accounting in a deeper way.
学際系総合研究B(2 単位)<春学期>
講座タイトル
使用言語「日本語」
国の行財政と会計検査
担当教員
鈴土靖(明治大学大学院客員教授,会計検査院)
国会及び裁判所に属さず、内閣に対し独立の地位を有する憲法上の機関であ
る会計検査院。なぜ日本国憲法は会計検査院の設置を義務づけているのか。会
計検査院は、行政に見受けられる非効率や主要国中最悪ともいわれる財政状況
の改善に貢献できるのか。
一般論としての公監査の必要性から説き起こし、会計検査の制度や実務の説
授業の
明、会計検査院の各種報告における事例の分析等を通じて、会計検査制度が国
概要・目的 の統治構造及び行財政において果たす役割について論ずるとともに、会計検査
を通じて見る行財政の問題点とその改善策について考察する。さらに、各府省
等における政策評価や内部監査等の会計検査以外の評価・監査制度、地方公共
団体における監査制度、外国の会計検査制度についても論じることで、公会計
及び公監査について広範な理解を有することができるようにする。
学際系総合研究C(2 単位)<秋学期>
講座タイトル
日本「留学経験」についての総合的研究
コーディネーター
土屋光芳(明治大学政治経済学部専任教授)
講師
使用言語「日本語」
土屋光芳(明治大学政治経済学部専任教授),高田幸男(明治大学文学部専任教
授),村上一博(明治大学法学部専任教授),李英美(明治大学商学部専任教授),
秋谷紀男(明治大学政治経済学部専任教授),江旭本(長栄大学応用日本語学部
准教授),鈴木将久(一橋大学言語社会研究科教授),紀旭峰(早稲田大学地域
研究所主任研究員)
,王雪萍(東洋大学社会学部准教授)
本総合研究は、日本での「留学経験」が帰国後、母国の政治・経済・社会の
「民主化」に何らかの役に立ったかどうか、政治学、法制史、経済史、教育史、
メディアなどの分野から多角的に解明することが目的である。アジアで最初に
近代化を達成した日本には、明治・大正・昭和にかけて韓国、台湾、朝鮮半島
などから官立・私立の大学などに多くの留学生が来日した。帰国後、留学生た
授業の
ちが政界、法曹界、経済界、教育界、メディアなどで働き出すとまっさきに直
概要・目的 面したのは政治・経済・社会など伝統的な制度との摩擦であり、今日でいう「民
主化」の困難であった。本総合研究では「反日」と「親日」の二分法ではなく
「留学経験」をキー・タームにする。
「留学経験」を「技術知」と「実践知」の
習得と定義する。留学生の各界での「留学経験」の特徴を明らかにし、この知
識が受講生諸君の役に立つことが本授業の到達目標である。
学際系総合研究D(2 単位)<春学期>
講座タイトル
EViews で学ぶデータ分析入門
コーディネーター
北岡孝義(明治大学商学部専任教授)
使用言語「日本語」
北岡孝義(明治大学商学部専任教授),加藤久和(明治大学政治経済学部専任教
授),高橋青天(明治学院大学経済学部専任教授)
本講座では、博士前・後期課程の大学院生を対象に、データ分析の手法を実
習します。データを使って、
「様々な仮説をどのように検証するか」、
「予測や政
策効果の分析をどのように行うか」を中心に学習します。
講義のタイトルは「データ分析入門」となっていますが、内容は決して入門レベル
にとどまっていません。記述統計、単回帰・重回帰分析から始まり、パネルデ
ータ、質的データの分析、制限データの分析、データのボラティリティ(変動)
分析、時系列データ分析用のモデル(VAR モデル)による予測と政策効果の分
析など、最新のデータ分析手法を紹介します。これらのテーマを、難解な数学
授業の
を使わずに図やグラフを使ってビジュアルに解説する点が本講座の特徴です。
概要・目的 使用するデータ分析用のソフトは、Microsoft の表計算ソフト Excel や IHS 社
の計量分析ソフト EViews、MathWorks 社の科学技術計算プログラム言語 MATLAB
です。Excel は良く知られていますが、EViews や MATLAB も、世界の大学、研究
機関や企業等で広く使われているデータ分析用のソフトです。これらソフトの
基本的な使い方についても学習します。授業はパソコンを使って実習形式で行
われます。
受講生が、自らの専門分野でデータ分析を行うようになることを授業の到達
目標としています。
講師
以上
2016.4
明治大学大学院事務室