群馬THP推進協議会 平成28年度総会を開催 群馬THP推進協議会(会長:小田川眞也。会員数 42。)は、3 月 11 日(金) 午後 3 時より前橋テルサにおいて、群馬労働局の斎田健康安全課長外を来賓に 迎え、総会を盛大に開催した。出席者約 30 名。 席上、小田川会長は、 「大震災から 5 年。被災者の方々に改めて哀悼の意を捧 げたい。精神障害の労災請求は過去最多に。メンタルヘルスやストレスチェッ クなど今なお課題が多い。一層の活動推進に邁進したい。」と挨拶した。 議題の平成 27 年度事業報告並びに収支決算、平成 28 年度事業計画案並びに 収支予算案のほか、役員の変更案が満場一致で承認・可決された。 役員改選で、6 期 12 年会長を務めた小田川氏に代わり、新しく会長に選任さ れた堀口廣政氏(㈱上備製作所代表取締役)は、 「前会長の路線を引継ぐ方針で、 精一杯努力したい。」とし、新体制に旧倍の支援と協力を求めた。 総会の後、研修会を実施。群馬大学健康支援総合センター副所長で教授の竹 内一夫氏を講師に招き、 「ストレスチェック制度について」と題した講話を拝聴 した。なお、同氏は、群馬産業保健総合支援センターの開設以来、メンタルヘ ルス担当の相談員でもある。 メンタルヘルスに係る豊富な経験を踏まえ、同制度の実施、運用に際しての 実務面での留意事項等についてのわかり易い解説は大変好評であった。 ※竹内氏の講演ポイントは以下のとおり。 ・穴の多い制度だが、法律なのでやるしかない ・メンタルヘルスチェックは、2 次でなく、1 次予防(メンタル不調の未然 防止) ・手前、手前でやる、が趣旨。自分のことがわかる、がメリット ・高ストレス者(10%程度?)の絞り込みが悩ましい ・本人が拒否したとしても放っておいて良い訳ではないので注意 ・本人が承諾した途端にオープンになるので、敬遠されないかが気になる ・評価は定量モデル(数値)が望ましい ・個人情報としてセキュリティが極めて重要に 会場の様子 新会長の堀口廣政氏 竹内一夫氏(研修講師) 挨拶する小田川会長 斎田健康安全課長(来賓祝辞) 小田川さんへの花束贈呈
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