電力自由化を活用した NOI向上サポート

電力自由化…
もはや聞いたことのない人がいないほど
2016年4月の『低圧電力』自由化により
知名度が上がってきています。
しかし、この電力自由化、
【オフィス・レジ共用部・商業・物流・ホテル】
などの『高圧電力』については
もうとっくに自由化されていることを
知っている方はあまり多くありません。
<電力自由化の歴史>
実は10年以上かけて、段階的に自由化されてきました。
2000年∼
2004年∼
2005年∼
2016年∼
大規模工場 等
2,000kW
(20,000V)
【特別高圧】
電力量 26%
中規模工場 等
電力量 40%
オフィスビル
商業施設
ホテル
倉庫
50kW
(6,000V)
【高圧電力】
100 200V
【低圧電力】
全面自由化
電力量 62%
家庭・コンビニ 等
家庭・コンビニ 等
家庭・コンビニ 等
電力量 74%
電力量 60%
電力量 38%
経過措置
∼2020年
事業用不動産のプロである
デベロッパー・ファンド業界においても
「新電力」への切り替えを進めている企業は
半数程度にとどまっています。
※ 電力市場全体では普及率たった
5%
また、電力の市場価格は
震災後高値の半分まで落ちてきています。
にもかかわらず、
一度電力会社を切り替えた物件を
定期的に見直している企業は
残念ながらほとんどありません。
以前より電力自由化の可能性に
気づいていた私共は、
電力自由化を最大限に活用し、
収益不動産のNOIを向上させることを
推進してまいります。
・大手不動産デベロッパー
・J-REIT
・外資系不動産ファンド
・不動産オーナー会社
・個人オーナー 等
100社以上の取り組み状況をヒアリングしており、
同業事例の共有ができることが当社の強みです。
・同業の電力自由化導入状況
・テナント対応等の取り組み方針 【電力会社切り替えの特徴】
1.  コストを削減してNOIを上げられる
得られる削減効果:電気料金の約3∼10%
オフィスの電気料金はテナント総賃収の1割以上あり、
これを10%削減できたら、単純計算でNOIが1%向上
2.  初期投資がかからない
LEDなどの節電商材と違い導入コストが不要
3.  手続きが簡単
電力契約を切り替えるだけ
<電力自由化の仕組み>
∼電力会社が変わっても、安定供給を確保する制度・体制となっています∼
・新電力は、一般電力会社(東電等)の送電線や変電所の設備を借りて、自社の電気を需要家に
送り届けているため、電気の質は従来と全く変わりません。
・設備利用の対価として、新電力は送電線の使用料金(託送料金)を一般電力会社に支払います。
・一般電力会社配下の中立機関が責任をもって送電線の運営管理を行う制度となっております。
現状
新電力への切り替え後
新電力
発電所
送配電
ネットワーク
電力会社
発電所
送配電
ネットワーク
需要家
管理・運営
電力会社傘下の
中立機関
電力会社
発電所
需要家
<新電力の電力調達方法は?>
∼自家発電や卸電力市場など独自で調達ルートを獲得∼
・電力調達の方法は以下の3つがあります。
他社電源の調達や、需給予測に基づく卸電力市場からの調達ノウハウ等が、
需要家への供給電力価格に反映されます。
卸電力市場
からの調達
他社からの
電力購入
自社発電所
ベ
ス
ト
ミ
ッ
ク
ス
新
電
力
需要家
<新電力が供給不能になったら?>
∼一般電力会社から代わりに供給されるので、安定性に問題はありません∼
・新電力と一般電力会社間で締結する「託送供給契約」に基づき、新電力発電所が定期点検や事故、
倒産等で供給不能となった場合にも、一般電力会社の系統から需要家に電力が供給されるため、 電力供給がストップすることはありません。
電力の安定供給の仕組み
電力会社等から不足電力量を調達し、
新電力発電所に代わり電気が供給されます。
×
バックアップ契約
新電力から
電力会社等へ
使用電力分
を振り替え
新電力
発電所
送配電
ネットワーク
管理・運営
電力会社等
発電所
電力会社傘下の
中立機関
需要家
<何かデメリットはないの?>
1. 端末設置工事があります
電力契約の変更にあたり電力使用量を計測する必要があり、建物内の取引メーターに
自動通信端末を取り付けます。30分程度の工事で、停電も発生しませんが、建物内の
立ち入りが必要です。なお、この工事の費用負担は新電力側となります。
2. 契約年数の縛りがあります
新電力により契約年数が違うため確認が必要です(通常は1年)。契約期間中は電力
会社の変更ができませんが、契約満了後は自動更新となるため、また自由に変更する
ことができます。
3. 契約満了後の値上げがあり得ます
契約満了後は自動更新となるため、新電力によっては値上げを行う会社もあります。
各新電力の方針について事前に確認する必要があります。ただし契約満了後は自由に
変更できるので、その際は改めて電力会社を選択すればよろしいかと思います。
<切り替えまでの流れ>
・需要家の負担は、12ヶ月分の電力会社請求書を用意し、需給契約書を締結
するのみです。(供給開始まで約3ヶ月)
・電気の供給元を変更するだけですので、初期投資その他手数料等の費用負担は
一切かかりません。
直近12ヶ月分の電力会社請求書を
ご準備ください
2週間程度で削減の試算をします
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