八百津町人・農地プランについて

八百津町人・農地プランについて
農地中間管理事業の推進に関する法律(平成25年法律第101号)第26条第1
項に基づく農業者等の協議が行われたので、同項の規定により八百津町人・農
地プランの更新を下記のとおり公表する。
平成28年3月30日
八百津町長
金子
政則
記
1.協議の場を設けた区域の範囲
八百津町全域
2.協議の結果を取りまとめた年月日
平成28年3月25日
3.当該区域における今後の地域の中心となる経営体(担い手)の状況
○ 経営体数
法人
2経営体
個人
8経営体
集落営農組織
2経営体
4.3の結果として、当該区域に担い手が十分いるかどうか
担い手はいるが十分ではない。
5.農地中間管理機構の活用方針
当町は、西部地域の平坦地と東部地域の中山間地から形成されているが、
いずれの地域も圃場が大区画化、集団化している農用地が少ないため、農
地中間管理機構の事業の活用が進まない状況である。
中心となる経営体は主に農業経営基盤強化促進法に基づく利用権設定に
よる農地集積を行い、農業経営規模を徐々に拡大している。
将来的には、農地中間管理機構の活用を促し、担い手への農地の集積を
推進していく。
6.地域農業の将来のあり方
・農家の高齢化や後継者不足による耕作放棄地の拡大を抑制するために、
地域の中心となる経営体が中心となり、農地の集積化をすすめて農地の保
全を行っているが、それだけでは限界があるので、中心となる経営体以外
の農業者や農地所有者においても、個々でできないところを互いに補うよ
うな地域内での体制を整える。
・農業者や各関係機関と連携して、地域の地形や風土に合った農作物を研
究・分析し、地域の新たな特産物を生み出す。
・将来の担い手となる新規就農者の発掘・育成し、農地や空き家の斡旋等
新規就農者の受け入れ体制を地域ぐるみで整える。
・作業の効率化、減農薬、有機栽培、多品種栽培等を行うことで、農作物
の高付加価値化を進める。
・生産した農作物を販売するだけでなく、生産した農作物を地域内で加工
しブランド化して、新たな地域の特産品として販売するように6次産業化
を進める。
・地域内で新たな販路を模索する。
・担い手を確保するために、農外企業等の参入を検討する。