粘弾性材料の衝撃特性評価に関する研究

粘弾性材料の衝撃特性評価に関する研究
機械工学科
玉男木 隆之 (Takayuki Tamaogi )
TEL : 0897-37-7740
e-mail :[email protected]
研 究 概 要
高分子材料や複合材料は,軽量性や耐腐食性,加工性等に優れているため,幅広い分野で使用され
ています.これらの材料(粘弾性材料)に衝撃荷重が加わったときの挙動についての研究を行っています.
技術協力可能分野
粘弾性材料の力学的特性について,三次元的影響についての技術相談に対応可能です.
研究テーマ例
粘弾性材料の衝撃試験法の開発
x
プラスチック系の材料は,衝撃などの動的
荷重が作用する場合,粘弾性挙動を示すこ
とが知られており,その挙動を把握すること
は工学的に重要です.
これまで一般に広く利用されている粘弾性
材料の衝撃特性を評価する手法(粘弾性
SHB法など)の問題点を明らかにするととも
に,新しい実験,解析方法を確立する研究
を行っています.
図1 粘弾性棒中の縦波
高分子材料や複合材料内を伝ぱする応力波は,
伝ぱするごとに減衰,分散が生じる.
Compressor
Solenoid valve
Striker
Gage①
Gage②
Input bar
Gun barrel Support block
Specimen
Output bar
End block
図2 粘弾性SHB法の実験装置概略図
所属学会
日本機械学会,日本実験力学会,Society for Experimental Mechanics