ライフスタイルスポーツ事業部 2016 年度方針について 各分野

2016 年 3 月 29 日
一般生活、健康スポーツ分野のさらなる強化へ
ライフスタイルスポーツ事業部
2016 年度方針について
ミズノでの健康スポーツ事業を担うライフスタイルスポーツ事業部は、2016 年度の方針と施策を策
定しました。ライフスタイルスポーツ事業部は、ウォーキング事業やランニング事業を土台としつつ、
近年は子供向けシューズの強化、スポーツカジュアル市場やワーキングシューズ市場への参入など、
事業領域を拡大させている成長部門です。
2016 年度は、さらなる成長に向けて下記の施策を講じることによりライフスタイルスポーツ事業部
の売上を前年度比 110%増とすることを目指します。
各分野の事業方針・計画
1)ウォーキング事業
2015 年度は一般生活者に向けた自発的ウォーキングを後押しする「コソトレ(日常生活を‘コソッ
と’トレーニングに変える)
」をキーワードにしたプロモーションが奏効し、高価格帯を中心に好調に
推移しました。また、昨夏に発売したカジュアルコンフォートシューズ「WAVE LIMB DT2(ウエーブリムデ
ィーティーツー)
」により新たな女性顧客を獲得できました。
今後はアパレルとの組み合わせによるウォーキングスタイルの提案を進め、2016 年度には 120 万足
(前年度比 120%)の販売を目指します。
2013 年度から参入したノルディック・ウォーク事業も順調に拡大しています。2015 年度販売見込み
はウォーキングポールが前年度比 350%以上の販売になる見込みで、2016 年度はさらに前年度比 110%
増を目指します。
2)ランニング事業
昨秋に一新したブランドスローガン『RUN to ONE ~一人ひとりのゴールへ~』を掲げ、多様化が
進むランナーのニーズに向き合った施策を講じていきます。昨秋に発売した新商品群は概ね好調に推
移しており、特にランナーに幅広く使っていただける「WAVE RIDER 19(ウエーブライダーナインティーン)」や、も
っと速く走りたいランナーに向けた「WAVE EMPEROR(ウエーブエンペラー)」は前モデルと比較しても大きく
伸張しています。
2016 年度は市民ランナー日本一決定戦の「WAVE EMPEROR CUP(ウエーブエンペラーカップ)」や、20 周年を迎
える『MIZUNO WAVE』の訴求などにより、50 万足(前年度比 130%)の販売を目指します。
3)ワーキングシューズ事業
2016 年 3 月 10 日より公益社団法人日本保安用品協会(JSAA)プロテクティブスニーカー規格・普
通作業用(A 種)認定のワーキングシューズ「オールマイティ」を販売、本格的にワーキング市場に
参入しています。2016 年度の目標販売足数は 8 万足、2018 年度には年間 20 万足販売を目指します。
発売以降、店頭消化状況は非常に好調で、このシューズを足がかりに今後はサポーター類や「腰部骨
盤ベルト」などの周辺アイテムの販売も強化していき、ワーク市場への総合的な取り組みを進めます。
また、新規販売チャネルの開拓を進めるとともに、スポーツ品開発で培った知見を活かした商品開発
を進めます。
4) スポーツカジュアル市場への取組
2 月にデビューした「ミズノスポーツスタイル」を軸に、復刻させた「M-LINE(エムライン)」シューズ
と併せて強化していきます。2016 年度中にさらなる新製品の発売を計画しており、これまでのスポー
ツチャネルだけでなく、セレクトショップやスニーカー専門店など新規チャネルの開拓も行なう予定
です。
ウエアでは、「SUPERSTAR」ブランドから西陣織を使ったスポーツウエアの第 2 弾を発売する予定で
す。遊び心のある成人男性をターゲットに、ライフスタイルスポーツウエアの世界感の創出に取り組
みます。
5)キッズシューズ事業
近年大きく数字を伸ばしている分野で、2015 年度は前年度比で約 200%の成長を見込んでいます。
子供の発育における足の重要性が注目されている昨今の市場環境は、ミズノの強みが活かしやすいと
考えています。新商品の投入や体感イベントを通じたグラスルーツ活動の強化、子供用品販売店や大
手シューズチェーンなどへのチャネル開拓に取り組み、2016 年度は前年度対比 110%以上の成長を目
指します。
6)一般生活者向け商品
吸湿発熱素材『ミズノ ブレスサーモ』や涼感素材『アイスタッチ』を中心に展開していた機能性
アンダーウエアに、吸湿速乾素材『ドライベクター』を使用した「ドライベクター エブリ」を新たに
加え、年間を通して訴求できるラインナップが整いました。2015 年度の販売数は約 112 万枚(前年度
並み)となる見込みです。販売チャネルの拡大を強化していくことで、2016 年度はさらに前年度比
107%増の 120 万枚を計画しています。
2014 年 2 月に発売した「腰部骨盤ベルト」も順調に拡大しています。2015 年度販売見込みは前年度
比 170%以上の販売になる見込みで、2016 年度はさらに前年度比 110%増を目指します。
今後もスポーツ品開発で培った開発力や知見を、一般生活分野や健康分野で活用していきます。
6)ウエアラブル端末事業の方向性
ランニングなどで使用するためのウエアラブル端末の開発を 2014 年度から進めてきましたが、開発
過程において様々な想定外の課題が生じたため、事業採算性を勘案しながら抜本的な見直しを図るこ
ととしました。よって、当初予定していた仕様での発売は見送ります。
しかし、今後もスポーツに新たな価値を提供することを目標に、より完成度の高いアプリケーショ
ン開発、端末開発に取り組んでいきます。
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