財界(経団連)は、2016年の「経営労働政策特別委員会報告(経労委報告)」で、『わが国企業全体の内部 留保が増加していることを捉えて、それを原資とした賃金引き上げを求める声がある』と述べ『企業の持続的な 成長のためには将来への投資がなにより大切である。∼中略∼それは結果として従業員の中長期的な処遇改善に つながるものといえる』としています。 はたして、この間の内部留保の増加が、私たちの処遇改善(賃金引上げ)につながっているのでしょうか? 労働運動総合研究所「2016春闘提言」より
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