平成28年度北海道開発事業費 - 北海道開発局 釧路開発建設部

平成28年4月1日
お
件
名
知
ら
せ
平成28年度北海道開発事業費(釧路開発建設部実施分)について
お知らせ内容
平成28年度北海道開発事業費のうち、釧路開発建設部実施分及びこれに関する事業の概要を別紙
のとおりお知らせします。
担当部門
全
問
合
せ
先
所属役職名
釧路開発建設部
経理課長
体
氏
名
村上 均
電
話
番
号
(市外 0154)
24-7354(直通)
治水関係
治水課長
渡邉
和好
24-7250(課代表)
道路関係
道路計画課
課長補佐
髙橋
誠志
24-7268(課代表)
港湾・空港・
水産関係
築港課長
田川
人士
24-7326(課代表)
農業関係
農業開発課
課長補佐
村井
優峰
24-7349(課代表)
釧路開発建設部ホームページ http://www.ks.hkd.mlit.go.jp/
別紙
平成28年度
釧路開発建設部事業費総括表
(事業費)
事
(単位:百万円)
項
予
算
額
治
水
1,014
道
路
19,039
港
湾
整
備
4,716
空
港
整
備
480
都 市 水 環 境
204
農 業 農 村 整 備
1,834
水 産 基 盤 整 備
2,507
合
計
備
29,795
注)1.農業農村整備及び水産基盤整備を除き、工事諸費は含まれていない。 2.四捨五入の関係で計と内訳が一致しない場合がある。
考
平成28年度
北海道開発事業の概要
(釧路開発建設部実施分)
平成28年4月
釧 路 開 発 建 設 部
治
水
事
業
○強靱で持続可能な国土の形成
△
強靱な国土づくりへの貢献と安全・安心な社会基盤の形成
近年頻発する自然災害を踏まえ釧路川において、弟子屈地
区の河道整備により治水
テン バ
安全度の向上を図ります。また、標茶地区において堤防の天端をアスファルトで保護
し、越水した場合に堤防が決壊するまでの時間を少しでも引き延ばすための対策を実
施します。
スイ コウ モン
さらに、河川管理施設の機能を保持するため、堤防管理、水閘門等維持管理を実施
します。
≪弟子屈地区河道整備≫
事業の概要
堤防整備
河道掘削
一式
一式
≪標茶地区堤防天端保護≫
テン バ
事業の概要
天端保護
一式
弟子屈地区河道整備状況
平成28年度
事業別
治水事業の概要
地区別等
事業の概要
テン バ
河川改修
釧路川
堤防整備、河道掘削、天端保護
河川維持修繕
釧路川
堤防管理、水閘門等維持管理
ス イコウ モ ン
総合流域防災対策事業
調査検討
道
路
事
業
「各層の機能強化」と「相互の結び付き強化」の両輪により、北海道の「生産空間」
維持を目指します。
○広域分散型の地域構造を支える交通ネットワークの形成
広域的な交流・連携の確保、生産地や観光地、空港・港湾等とのアクセス強化により、農林
水産業・観光産業など地域経済を支える高規格幹線道路等の整備を推進します。
《主な事業》
○北海道横断自動車道(本別~釧路)など
平成28年度以降開通予定
・釧路外環状道路 釧路東IC~釧路別保IC L=6.9km【平成 30 年度開通予定】
・根室道路 温根沼 IC(仮)~根室 IC(仮)
L=7.1km【平成 31 年度開通予定】
・釧路中標津道路 上別保道路
L=6.6km【平成 30 年度開通予定】
北海道横断自動車道 本別~釧路
(平成27年度開通区間)
国道38・44号 釧路外環状道路
(平成27年度開通区間)
○冬期交通の安全確保と暴風雪災害時におけるきめ細かな地域支援
安全で円滑な冬期道路交通の確保を図るため、気象状況や交通状況等を踏まえて、適切なタ
イミングで除排雪作業を実施します。また、関係機関で組織する道路防災連絡協議会で相互の
連携強化を図るとともに、自治体支援のため除雪機械の貸付やリエゾン注)の派遣による災害関
連情報の共有等の支援体制構築について継続的に実施します。
(注:重大な災害の発生または発生の恐れがある場合に情報収集等を目的として自治体へ派遣する職員 )
○交通事故のない社会を目指した交通安全対策の推進
事故データや地域の声に基づく事故の危険性が高い区間等における重点的な対策を実施する
事故ゼロプラン(事故危険区間重点解消作戦)に基づき、幹線道路のみならず身近な道路にお
いても交通安全対策を推進します。
《主な事業》
○ 国道241号 鈴蘭交差点改良 ほか
○道路の防災・震災対策
大規模災害時の救急救命活動や復旧支援活動を支えるため、緊急輸送道路の強化や代替性確
保のための高規格幹線道路の整備、迅速な道路啓開実施のための施策を推進します。
《防災・震災対策の実施》
○北海道横断自動車道(本別~釧路)など
○国道391号ほか 耐震補強など
○道路施設の老朽化対策
橋梁・トンネル等の5年に1度の近接目視による定期点検を着実に推進するとともに、点検
結果に基づいた措置を計画的に実施します。
《老朽化対策の実施》
○国道44号ほか 橋梁修繕など
○無電柱化の推進
道 路 の 防 災 性 の 向 上 、安 全 で 快 適 な 通 行 区 間 の 確 保 、良 好 な 景 観 の 形 成 や 観 光 振 興
の観点から、地域住民や電線管理者等と連携し、無電柱化を推進します。
《主な事業》
○国道44号 釧路末広町電線共同溝
路線・地区名
平成28年度道路事業の概要
主
要 事 業
高規格幹線道路
北海道横断自動車道黒松内釧路線
[北海道横断自動車道(本別~釧路)(道東自動車
道)]高規格幹線道路の整備促進
国道 38 及び 44 号
国道 44 号
[釧路外環状道路]高規格幹線道路の整備促進
[根室道路]高規格幹線道路の整備促進
地域高規格道路
釧路中標津道路
[上別保道路]地域高規格道路の整備促進
一般改築
国道 38 号
[釧路新道]一般改築の整備促進
交通安全対策
国道 241 号ほか
交差点改良 241 号鈴蘭交差点改良ほか4か所
国道 38 号ほか
38 号ほか区画線、防護柵、情報提供装置等
防災・耐震対策
国道 44 号
[根室防雪]道路の防災・震災対策
国道 44 号
[雪裡橋架替]道路の防災・震災対策
国道 335 号
国道 391 号ほか
[標津防災]道路の防災・震災対策
391 号五十石橋架替ほか1か所
道路の老朽化対策
国道 44 号ほか
44 号阿雪裡橋橋梁補修ほか10か所
無電柱化の推進
国道 44 号
[釧路末広町電線共同溝]無電柱化の推進
港湾整備事業
東北海道は、酪農に適した冷涼な気候・広大な大地や寒流・暖流の混ざり合う好漁場を
有する地域であり、全国の3割以上の生乳生産量、また、1割以上の漁業生産量を誇るな
ど、我が国の食料供給基地として非常に重要な役割を果たしています。
このような特徴を有する東北海道と本州方面や海外との物流・交流のさらなる円滑化を
図るとともに、地場産業の拠点や生活基盤として地域の特性を活かした港湾整備を行いま
す。
【 釧 路 港 】 [西 港 地 区 ]
大型船舶による穀物の大量一括輸送を可能と
し 、穀 物 の 安 定 的 か つ 安 価 な 輸 送 を 確 保 す る た め 、
第2ふ頭において国際物流ターミナルの整備を進
めます。
また、船舶の安全な利用を確保するため、第4
ふ 頭 等 の 静 穏 度 の 向 上 を シ目
的とした防波堤の整備
ユ ンセ ツ
を進めるとともに、泊地浚 渫を実施します。
釧路港西港区国際物流ターミナル整備状況
ハ ナ サ キ
【 根 室 港 】 [花 咲 地 区 ]
港湾貨物の効率的で安全な陸上輸送を確保す
るため、臨港道路の改良を進めます。
また、荷役や船舶係留に支障が生じている施
設について、効率的な利用環境を確保するため、
既存岸壁の改良を進めます。
キ リ タ ッ フ ゚
根室港花咲地区道路整備状況
【 霧 多 布 港 】 [本 港 地 区 ]
利用船舶や施設の安全を確保するため、航路
や用地護岸の整備を進めます。
霧多布航路護岸整備状況
港湾整備事業の概要
事業区分
港湾改修事業
港 湾 名
重要港湾 釧 路 港
(国際バルク戦略港湾)
重要港湾
地方港湾
根室港
霧多布港
地区名
西港地区
花咲地区
本港地区
事業の概要
水深 14m 岸壁・水深 14m 航路泊地・
水深 14m 泊地・水深 12m 泊地・新西防波堤 ・
島防波堤
道路改良・水深 5.5m 岸壁改良
港湾施設用地護岸・水深 2.5m 航路
空港整備事業
東北海道は、世界自然遺産の知床、阿寒・釧路湿原他多数のラムサール条約登録地な
ど、自然に恵まれており、多数の国内・国外の観光客が訪れる中、釧路空港はその交流
の玄関口として重要な役割を担っています。
国内・国外航空路線網の基幹空港である釧路空港において、航空機の安全運航に必要
な基本施設の老朽化対策事業を実施します。
【釧路空港】
航空機の安全かつ安定した運航を維持するため、
滑走路・誘導路などの老朽化対策を計画的に進め、
空港機能を保持します。
釧路空港滑走路改良状況
空港整備事業の概要
空港種別
国管理空港
空港名
釧路空港
事業の概要
滑走路改良・誘導路改良
都市水環境整備事業
○強靱で持続可能な国土の形成
△
恵み豊かな自然と共生する持続可能な地域社会の形成
北海道の恵まれた自然環境の保全・再生を図るため、国、北海道、市町村、地域住
民、NPO、学識経験者等と連携・協働し事業を推進します。
近年、流域の経済活動の拡大や湿原中心部への土砂流入等に伴い、湿原面積の急激
な減少や乾燥化が進んでいる釧路湿原において、湿原再生や土砂流入対策等を行いま
す。なお、平成22年度で旧川復元工事が完了した茅沼地区では、地域と連携しなが
らモニタリングを行います。
≪久著呂川土砂流入対策≫
事業の概要
湿原流入部土砂調整地
(人工ケルミ)
一式
○湿原流入部に土砂調整地を整備し、
特に細粒土砂を捕捉して湿原流入
負荷を調整します。
※ケルミとはフィンランド語で畦(あぜ)を意味します。
久著呂川土砂調整地全景
≪幌呂地区湿原再生≫
事業の概要
地盤の切り下げ 一式
未利用排水路の
埋め戻し
一式
○地盤の切り下げにより、湿性植生
の回復を図ります。
○利用されていない排水路の埋め戻
し等により排水路周辺の地下水の
状態を回復させます。
幌呂地区湿原再生全景
平成28年度
都市水環境整備事業の概要
事業区分等
地区別等
事業の概要
総合水系環境整備事業
釧路川
久著呂川湿原流入部土砂調整地、幌呂地区
湿原再生、調査検討、モニタリング
農 業 農 村 整 備 事 業
管内 の農業は 、夏季 の農耕 期間の 気候が冷 涼であ ること から酪農 を主体とし た経 営が盛ん
であり 、経営の安定を目指した事業 展開を 行っています。
1.実
施
○国営 環境保全型かんがい排水事業 (継続 )
別海 西 部地 区・ 別海 北部 地区 ・根 室地区に お
いて、 用水路、排水路等の整備を行 います 。
完成した肥培かんがい施設( 別海西部地区)
○国営 総合農地防災事業(継続)
美留 和地区において、排水路の整 備及び
農地保 全工を行います。
排水路整備工事
2.調 査計画
◯国営 緊急農地再編整備事業 (継続)
阿寒 地区の調査を行います。
不整形な ほ場
平成2 8年度
1
農業農村整備事業の 概要
実施地区
( 継 続)
事
業
種
別
国営環境保全型
か ん が い
排 水 事 業
国
農
事
2
営
地
総
防
合
災
業
地 区 名
関 係 市
町 村 名
別海西部
別海町
9,952ha
別海北部
別海町
29,411ha
根室
根室市
5,896ha
美留和
弟子屈 町
受益面積
753ha
事 業 の 概 要
123 条
1 か所
8条
513 条
13 条
用水路
取水井戸
排水路
用水路
排水路
用水路
排水路
86 条
6条
排水路
農地保全工
8条
737ha
調 査計画地区
( 継 続)
調
査
名
地
地 区 調 査
阿
区
名
寒
関係市町村名
釧
路
市
水産基盤整備事業
釧路・根室管内は、サケ・マス、サンマ、イカ、コンブ、カキ、アサリ等の、多様な
漁業が盛んな道内漁業生産の約3割を占める一大水産地域であり、我が国の水産物供給
基地として大きな役割を担っています。
こうした地域において、これからも水産物を安定的に供給する役割を果たしていくこ
とはもちろんのこと、基幹産業である水産業のさらなる振興を図るため、平成28年度
は 、「 国 産 水 産 物 の 衛 生 管 理 や 安 定 供 給 の た め の 基 盤 強 化 対 策 」、「 災 害 に 強 い 漁 業 地 域 づ
くりのための漁港施設の防災・減災対策」を重点的に推進します。
ア ッ ケ シ
【厚岸地区】
国産水産物の衛生管理や安定供給を図るととも
に、災害時における漁業活動の早期再開や漁獲物
の 陸 揚 げ ・ 流 通 機 能 の 確 保 に 資 す る 、 水 深 4.5m岸
壁の改良を推進します。
厚岸地区岸壁整備状況
オ チ イ シ
【落石地区】
漁船の安全な航行と効率的な漁業活動を確保す
るため、突堤の整備や漁港内道路の法面改良を推
進します。
落石地区外郭施設整備状況
ハボマイ
【歯舞地区】
災害時における漁業活動の早期再開や漁獲物の
陸 揚 げ ・ 流 通 機 能 の 確 保 に 資 す る 水 深 3.5m岸 壁 の
改良などを推進します。
歯舞地区(歯舞工区)岸壁整備状況
ラ ウ ス
【羅臼地区】
大規模災害時における緊急物資輸送拠点として、
また、漁業活動の早期再開に資する、耐震性能を
強 化 し た 防 波 護 岸 や 水 深 3.5m岸 壁 な ど の 整 備 を 推
進します。
羅臼地区中央ふ頭整備状況
【北海道第3種及び第4種漁港地区】
漁港施設の長寿命化を図るため、厚岸漁港、歯舞漁港、羅臼漁港において岸壁などの
補修を行います。
水産基盤整備事業の概要
事業区分
特定漁港
漁場整備
事
業
地区名
厚岸地区
(第3種厚岸漁港)
落石地区
(第3種落石漁港)
歯舞地区
(第4種歯舞漁港)
事業の概要
係留施設:水深 4.5m 岸壁(改良)(湖南)
【落石工区】
外郭施設:突堤
輸送施設:道路(改良)
(法面)
【歯舞工区】
係留施設:水深 3.5m 岸壁(改良)
【珸瑤瑁工区】 外郭施設:東護岸(改良)
係留施設:水深 3.0m 岸壁(改良)
水深 3.5m 岸壁(改良)
羅臼地区
外郭施設:防波護岸(中央埠頭)(耐震)
(第4種羅臼漁港)
係留施設:水深 3.5m 岸壁(耐震)
漁港施設用地:用地
北海道第3種及び第4 【厚岸漁港】
係留施設:水深 4.0m 岸壁(補修)
種漁港地区
【歯舞漁港 歯舞工区】
係留施設:船揚場(西)(補修)
【歯舞漁港 温根元工区】
外郭施設:西防波堤(補修)
【羅臼漁港】
係留施設:水深 3.5m 岸壁(補修)
輸送施設:道路(補修)