大崎市古川大宮児童センター 施設名 事業内容(タイトル) 「困難から目を背けず乗り越えていく力」プロジェクト 開催日時 {1 生物の躍動}6/1, 9/26,11/4,3/4 { 2 正しい意思決定}7/12,7/19,7/20 {4 停電時に役立つ乾電池製作}6/29,7/2,7/9 {3 キャンドルナイト}2016 3/11 { 5 非常時に役立つ簡易椅子親子で製作}10/3 全 12 日間 開催場所 大崎市古川大宮児童センター 参加者数 子ども 実施したことや 5 つのプログラムを 1 年間にわたって全 12 回実施しました。東日本大震災 5 年を 経過し風化が心配されることや内陸部での最大被害地である大崎市古川では、沿 岸部や原発事故からの転居家族も多くおり,未だ生活上の悩みも多く抱えていま す。また,ひとり親,経済的に苦しい親,社会的に孤立している親など子育てに 何らかの課題を抱えている親たちに育てられている子ども達がいます。そこで, 地元の NPO 等との連携の元,自然の生き物からたくましく生きる姿を学びとり, 困難から目を背けず乗り越えていく 5 つのプログラムをとおして震災への復興を 願うレジリエンス(回復力)を培うことをねらいに実施して効果をあげることがで きました。 当日の様子 (です・ます調でご記入 ください) 352 人 大人 32 人 スタッフ・協力者 98 人 子どもたちや利用者 ・私の児童センターでの思い出はキャンドルナイト 2016 です。みんなからあつめたはいゆ の声 とびんで 214 このキャンドルができました。キャンドルの火を見て思ったことはすごくきれ いだなと感じたことです。(3 年女子) ・いきもののかんさつをした時,コクワガタを見つけました。それを児童センターでかうこ とをかんちょう先生にゆるしてもらい,せわをしてふゆごしをさせることができました。(3 年男子) ・初めて児童センターで土曜日に親子で非常時に役立つ椅子をづくりに参加して感じたこと は,中々普段から父親の物づくりする姿をみせることができずにいましたが今日だけは父親 としての子どもにはできないことを見せることができ家に帰っても話題が尽きません。出来 上がったものを使わせて頂きます。(2 年男子父親) 児童館の担当者の感 想 支援金を大宮児童センターと NPO 等との継続的かつ効果的な協働プログラムの基本形を他の 児童センターにも提案できました。 最終のねらいを「3.11 忘れない」と設定した「キャンドルナイト 2016」までのプロジェク トが一つ一つの活動を,年間を通して 12 日間に渡って繋げることができました。年間を通し て実施できたことは今後の児童館の行事の設定に影響を与えました。 募金してくださった全 被災地というと沿岸部に注目がいきがちですが,内陸部の最大被害地である大崎市古川で 国の皆さまへのメッセ は,ハード面での復旧はできたもののソフト面ではまだまだ課題があります。そうした中, ージ 全国からの募金を頂戴して実施したプロジェクトはマスコミにも取り上げられるなど子ど も達にとっても保護者にとっても貴重な体験でした。皆様方の熱いお気持ちをいずれ何かの 形でお返ししようとする子ども達が育ってくれることを願っています。
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