議案第42号 大口町国民健康保険税条例の一部改正について 大口町国民健康保険税条例の一部を改正する条例を別紙のように定めるものとす る。 平成28年3月31日提出 大口町長 鈴 木 雅 博 (提案理由) この案を提出するのは、国民健康保険の財政基盤の安定及び保険税負担の軽減を 図るため、この条例の一部を改正するため必要があるからである。 大口町国民健康保険税条例の一部を改正する条例 大口町国民健康保険税条例(昭和41年大口町条例第12号)の一部を次のよう に改正する。 第2条第2項ただし書中「52万円」を「54万円」に改め、同条第3項ただし 書中「17万円」を「19万円」に改める。 第26条各号列記以外の部分中「52万円」を「54万円」に、「17万円」を 「19万円」に改め、同条第2号中「26万円」を「26万5,000円」に改め、 同条第3号中「47万円」を「48万円」に改める。 附 則 (施行期日) 1 この条例は、平成28年4月1日から施行する。 (適用区分) 2 この条例による改正後の大口町国民健康保険税条例の規定は、平成28年度以 後の年度分の国民健康保険税について適用し、 平成27年度分までの国民健康保 険税については、なお従前の例による。 - 1 - 大口 町 国 民健 康保 険 税 条 例の 一 部 改 正 新旧 対照 表 新 旧 (課税額) 第2 条 2 3 (課税額) 略 第2 条 前 項 の 基 礎課 税額 は 、世 帯 主 ( 前 条第 2項 2 略 前 項 の基 礎課 税 額 は 、世 帯 主 ( 前 条第 2項 の 世 帯 主 を除 く。 ) 及 び その 世 帯 に 属 する 国 の世 帯 主 を 除 く。 )及 び その 世帯 に 属 す る 国 民 健 康 保 険の 被保 険 者 に つき 算 定 し た 所得 割 民健 康 保 険 の 被保 険者 に つき 算定 し た 所 得 割 額 及 び 資 産割 額並 び に 被 保険 者 均 等 割 額及 び 額及 び 資 産 割 額並 びに 被 保険 者均 等 割 額 及 び 世 帯 別 平 等割 額の 合 算 額 とす る 。 た だ し、 当 世帯 別 平 等 割 額の 合算 額 とす る。 た だ し 、 当 該 合 算 額 が5 4万 円 を 超 える 場 合 に お いて 該合 算 額 が 5 2万 円を 超 える 場合 に お い て は 、 基 礎 課税 額は 5 4 万 円と す る 。 は、 基 礎 課 税 額は 52 万 円と する 。 第 1 項 の 後期 高齢 者 支援 金 等 課 税 額は 、世 3 第 1 項の 後期 高 齢 者 支援 金 等 課 税 額は 、世 帯 主 ( 前 条第 2項 の 世 帯 主を 除 く 。 ) 及び そ 帯主 ( 前 条 第 2項 の世 帯 主を 除く 。 ) 及 び そ の 世 帯 に 属す る被 保 険 者 につ き 算 定 し た所 得 の世 帯 に 属 す る被 保険 者 につ き算 定 し た 所 得 割 額 及 び 資産 割額 並 び に 被保 険 者 均 等 割額 及 割額 及 び 資 産 割額 並び に 被保 険者 均 等 割 額 及 び 世 帯 別 平等 割額 の 合 計 額と す る 。 た だし 、 び世 帯 別 平 等 割額 の合 計 額と する 。 た だ し 、 当 該 合 算 額が 19 万 円 を 超え る 場 合 に おい て 当該 合 算 額 が 17 万円 を 超え る場 合 に お い て は 、 後 期 高齢 者支 援 金 等 課税 額 は 、 1 9万 円 は、 後 期 高 齢 者支 援金 等 課税 額は 、 1 7 万 円 とする。 とす る 。 ( 国 民 健 康 保険 税の 減 額) ( 国 民 健 康 保険 税の 減 額) 第2 6 条 次 の各 号の 一 に掲 げ る 国 民 健康 保険 第2 6 条 次 の各 号 の 一 に掲 げ る 国 民 健康 保険 税 の 納 税 義務 者に 対 し て 課す る 国 民 健 康保 険 税の 納 税 義 務 者に 対し て 課す る国 民 健 康 保 険 税 の 額 は 、第 2条 第 2 項 本文 の 基 礎 課 税額 か 税の 額 は 、 第 2条 第2 項 本文 の基 礎 課 税 額 か ら ア 及 び イに 掲げ る 額 を 減額 し て 得 た 額( 当 らア 及 び イ に 掲げ る額 を 減額 して 得 た 額 ( 当 該 減 額 し て得 た額 が 5 4 万円 を 超 え る 場合 に 該減 額 し て 得 た額 が5 2 万円 を超 え る 場 合 に は 、 5 4 万円 )、 同 条 第 3項 本 文 の 後 期高 齢 は、 5 2 万 円 )、 同条 第 3項 本文 の 後 期 高 齢 者 支 援 金 等課 税額 か ら ウ 及び エ に 掲 げ る額 を 者支 援 金 等 課 税額 から ウ 及び エに 掲 げ る 額 を 減 額 し て 得た 額( 当 該 減 額し て 得 た 額 が1 9 減額 し て 得 た 額( 当該 減 額し て得 た 額 が 1 7 万 円 を 超 える 場合 に は 、 19 万 円 ) 並 びに 同 万円 を 超 え る 場合 には 、 17 万円 ) 並 び に 同 条 第 4 項 本文 の介 護 納 付 金課 税 額 か ら オ及 び 条第 4 項 本 文 の介 護納 付 金課 税額 か ら オ 及 び カ に 掲 げ る額 を減 額 し て 得た 額 ( 当 該 減額 し カに 掲 げ る 額 を減 額し て 得た 額( 当 該 減 額 し て 得 た 額 が1 6万 円 を 超 える 場 合 に は 、1 6 て得 た 額 が 1 6万 円を 超 える 場合 に は 、 1 6 万 円 ) の 合算 額と す る 。 万円 ) の 合 算 額と する 。 (1) 略 (1) 略 (2) 法 第 7 03 条の 5 に規 定 す る 総 所得 金額 (2) 法 第7 03 条 の 5 に規 定 す る 総 所得 金額 及び 山 林 所 得 金額 の合 算 額が 、3 3 万 円に 及び 山 林 所得 金額 の 合 算 額が 、 3 3 万 円に 被保 険 者 及 び 特定 同一 世 帯所 属者 1 人 につ 被保 険 者 及び 特定 同 一 世 帯所 属 者 1 人 につ き2 6 万 5 , 00 0円 を 加算 した 金 額 を超 き2 6 万 円を 加算 し た 金 額を 超 え な い 世帯 - 2 - 新 旧 えな い 世 帯 に 係る 納税 義 務者 (前 号 に 該当 に係 る 納 税義 務者 ( 前 号 に該 当 す る 者 を除 する 者 を 除 く 。) く。 ) ア∼カ ア∼カ 略 略 (3) 法 第 7 03 条の 5 に規 定 す る 総 所得 金額 (3) 法 第7 03 条 の 5 に規 定 す る 総 所得 金額 及び 山 林 所 得 金額 の合 算 額が 、3 3 万 円に 及び 山 林 所得 金額 の 合 算 額が 、 3 3 万 円に 被保 険 者 及 び 特定 同一 世 帯所 属者 1 人 につ 被保 険 者 及び 特定 同 一 世 帯所 属 者 1 人 につ き4 8 万 円 を 加算 した 金 額を 超え な い 世帯 き4 7 万 円を 加算 し た 金 額を 超 え な い 世帯 に係 る 納 税 義 務者 (前 2 号に 該当 す る 者を に係 る 納 税義 務者 ( 前 2 号に 該 当 す る 者を 除く 。 ) 除く 。 ) ア∼カ 略 ア∼カ - 3 - 略 改 正 要 旨 1 改正の趣旨 国民健康保険の財政基盤の安定及び保険税負担の軽減を図るため、この条例の 一部を改正します。 2 改正概要 (1) 課税限度額の改正(第2条関係) 基礎課税額及び後期高齢者支援金等課税額の限度額を、次のとおり引き上げ ます(下線部分)。 ア 基礎課税分 区分 応能割 応益割 4.0% 4.0% 資産割 10.0% 10.0% 均等割 24,000円 24,000円 平等割 24,000円 24,000円 520,000円 540,000円 後期高齢者支援金等分 区分 応能割 応益割 税率等【改正前】 税率等【改正後】 所得割 1.5% 1.5% 資産割 5.0% 5.0% 均等割 7,800円 7,800円 平等割 7,200円 7,200円 170,000円 190,000円 課税限度額 ウ 税率等【改正後】 所得割 課税限度額 イ 税率等【改正前】 介護納付金分(改正なし) 区分 応能割 応益割 税率等 所得割 1.1% 資産割 5.0% 均等割 7,800円 平等割 7,200円 課税限度額 160,000円 - 4 - (2) 軽減対象所得基準額の改正(第26条関係) 5割軽減及び2割軽減の対象となる所得基準額を引き上げます(下線部分)。 ア 5割軽減 現行の加算額26万円を、26万5千円に引き上げます。 合計所得金額が33万円+{26万円×(被保険者数+特 【改正前】 定同一世帯所属者)}を超えない世帯 【改正後】 合計所得金額が33万円+{26万5千円 ×(被保険 者数+特定同一世帯所属者)}を超えない世帯 *特定同一世帯所属者…国民健康保険から後期高齢者医療保険へ移行した者で、引き 続き、国民健康保険の被保険者と同一の世帯に属する者をいう。 (例)世帯の合計所得85万5千円、夫(世帯主)・妻の2人で加入の場合 【改正前】 33万円+26万円×2人(加入者である夫と妻) =85万円<85万5千円 【改正後】 33万円+26万5千円 =86万円>85万5千円 イ …5割軽減に該当しない ×2人(加入者である夫と妻) …5割軽減に該当する 2割軽減 現行の加算額47万円を、48万円に引き上げます。 合計所得金額が33万円+{47万円×(被保険者数+特 【改正前】 定同一世帯所属者)}を超えない世帯 【改正後】 合計所得金額が33万円+{48万円×(被保険者数+特 定同一世帯所属者)}を超えない世帯 (例)世帯の合計所得128万円、夫(世帯主)・妻の2人で加入の場合 【改正前】 33万円+47万円×2人(加入者である夫と妻) =127万円<128万円 【改正後】 33万円+48万円×2人(加入者である夫と妻) =129万円>128万円 * …2割軽減に該当しない 7割軽減(改正なし) 合計所得金額が33万円を超えない世帯 - 5 - …2割軽減に該当する 【参考】軽減額一覧表 国保 加入 者数 加入者全員 の所得合計 1人 基礎課税分 後期高齢者 支援金等分 介護納付金分 軽減額 軽減額 軽減額 均等割 平等割 均等割 平等割 均等割 平等割 24,000 円 24,000 円 7,800 円 7,200 円 7,800 円 7,200 円 16,800 円 7割軽減 2人 5,460 円 33,600 円 330,000 円以下 5,460 円 10,920 円 16,800 円 10,920 円 5,040 円 5,040 円 3人 50,400 円 16,380 円 16,380 円 4人 67,200 円 21,840 円 21,840 円 12,000 円 3,900 円 3,900 円 1人 5割軽減 2人 3人 4人 1人 2割軽減 2人 3人 4人 *( 3 595,000 円以下 ( 590,000 円以下) 860,000 円以下 ( 850,000 円以下) 1,125,000 円以下 (1,110,000 円以下) 1,390,000 円以下 (1,370,000 円以下) 810,000 円以下 ( 800,000 円以下) 1,290,000 円以下 (1,270,000 円以下) 1,770,000 円以下 (1,740,000 円以下) 2,250,000 円以下 (2,210,000 円以下) 24,000 円 7,800 円 12,000 円 7,800 円 3,600 円 3,600 円 36,000 円 11,700 円 11,700 円 48,000 円 15,600 円 15,600 円 4,800 円 1,560 円 1,560 円 9,600 円 3,120 円 4,800 円 3,120 円 1,440 円 1,440 円 14,400 円 4,680 円 4,680 円 19,200 円 6,240 円 6,240 円 )…改正前 施行期日 平成28年4月1日から施行します。 - 6 -
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