生物多様性応援団活動等助成金募集要項(PDF:447KB)

平成28年度
生物多様性応援団活動等助成金募集要項
目的
生物多様性応援団活動等助成金は、市民活動団体等が実施する企画・提案事
業に対して事業費の一部を支援することにより、宇部市の主要な水源である小
野湖周辺における水源かん養機能の維持、向上及び生物多様性の保全に寄与す
ることを目的とします。
生物多様性の保全に寄与する事業例は「別紙1」を参照してください。
申請資格(対象団体)
営利を目的としない、NPO団体(法人を含む)、ボランティアなどの市民活
動団体で、次の要件全てに該当する団体に限り、申請資格を有します。
◆宇部市内に活動拠点を置き、主な活動場所が市内であること
◆申請の時点において、1年以上継続した活動を行っていること
◆年間の活動状況や会計処理の内容が明らかであること
◆団体の運営に関する規約又は会則等を定め、運営を適正に行っていること
◆政治、宗教、選挙活動及び暴力的不法行為を目的とする団体でないこと
助成金額等
◆助成率は、助成対象経費の10分の8以内とし、千円未満切り捨てです。
ただし限度額については以下のとおりです。
一般枠
助成限度額
特別枠
10万円
20万円
◆特別枠とは、次世代を担う団体と協働して事業実施を行うことが要件です。
◆助成対象経費とは、助成事業に係る参加費、売上金及び協賛金等の収入があ
る場合に、当該収入を助成事業に係る費用の総額から控除したものを言います。
◆予算の範囲内で助成事業及び助成金額を決定します。
◆交付決定された助成金は、原則、事業完了後に精算払いしますが、事前に概
算払いをすることもできます。
助成の対象となる事業
水源かん養機能の維持向上及び生物多様性保全を目的とした市民活動のうち、
事業区域内(「別紙2」参照)で実施し、且つ2以上の異なる市民活動団体等と
相互に協力し、平成28年4月1日~平成29年3月31日までの間に実施完
了できるものが助成の対象となります。
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(助成対象事業例)
◆休耕田を整備し、野菜づくりを行い、収穫した作物を使った料理教室を実施
する(水源地保全と地産地消を目的とした団体同士による協働実施)。
◆ウォーキング大会にあわせて森林観察会を実施する(健康増進と水源かん養
啓発を目的とした団体同士による協働実施)。
助成の対象とならない事業
(実施目的に関するもの)
◆営利を目的とするもの
◆政治、宗教、選挙活動に関するもの
◆親睦を目的とするもの
◆学術等の研究を主な目的とするもの
(他の助成金との重複受給が認められるもの)
◆申請年度において、他の助成金等の対象になっている、又はなる見込みのあ
るもの
(その他)
◆公序良俗に反する内容のもの
助成対象経費
(助成の対象となる経費)
事業実施のために直接要する経費で、主な例としては「別紙3」を参照して
ください。
(助成の対象とならない経費)
活動団体の運営に要する経費で、主な例としては下記のとおりです。
◆賃金:団体構成員に対して支払われる賃金・給料など
◆不動産取得経費:用地・建物等の購入費用など
選考審査
環境審議会委員等で構成する選考審査会が、申請事業について選考審査を実
施します。また、選考審査に当っては、選考審査会委員が申請事業の内容につ
いて書類審査を行います。
(ただし、必要に応じて申請者に対してプレゼンテー
ション及び質疑応答による審査を行う場を設ける場合もあります。)
選考審査の結果は、後日、郵送により申請団体に通知します。なお、事業完
了後に本事業に関する報告を行っていただくことや、市ホームページにおいて、
実施内容の公表を行う場合があります。
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申請方法
(1)申請に必要な書類
①宇部市生物多様性応援団活動等助成金交付申請書(様式第1号)
②事業企画提案・収支予算書(様式第1-1号)
③団体概要書(様式第1-2号)
④協働実施団体構成員名簿(様式第1-3号)
(以上様式は市ホームページよりダウンロード可能です。)
⑤事業実施スケジュール
⑥団体の規約又は会則
⑦会員名簿
(2)提出部数 5部
(3)提出方法
持参又は郵送のいずれか
(4)申請受付期間
平成28年4月1日(金)~平成28年5月31日(火)
※郵送の場合、当日消印有効
(5)提出先
〒755-8601
宇部市常盤町一丁目7番1号
(場所:本庁舎2階 東側)
宇部市環境政策課環境保全対策係
宛
その他
◆申請内容は、助成対象事業の選考の際の重要な判断材料となるため、事業実
績が申請内容と著しく異なる場合は、助成金の返還を求める場合があります。
◆助成金交付団体には、事業完了後、事業実績報告書と関係書類を提出してい
ただきます。(領収証の提出が必要です。)
◆助成金交付団体から提出された書類について、市民から閲覧の申し出がある
場合には、環境政策課において閲覧可とします。
(ただし、個人情報等非公開に
すべき情報は除きます。)
(問い合わせ先)
宇部市環境政策課環境保全対策係
0836-34-8249(直通)
(参考URL)
http://www.city.ube.yamaguchi.jp/boshuu/shimin_kankyou/h28_ouendanjose
ikin.html
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生物多様性保全を目的とした活動例
目標
1.自然保護
(別紙1)
施策の展開
①地域固有の生態系の保全
生物多様性保全の取組
1.自然環境保全調査
野生動植物やその生息地・生育地を保全・管理します
具体的取組例
探鳥会・野鳥生息調査
河川魚類生息場調査
河川水質調査
自然観察調査
2.特定外来種の駆除
特定外来種等学習会の開催
3.鳥獣保護
希少野生動植物種保護支援員制度
鳥獣保護区(特別鳥獣保護地区)の指定
4.水源地の保全
小野湖の水源地保全活動
水源保全体験
5.河川・湖沼環境の保全
小野湖清掃活動
小野湖内水面漁場の管理
大田川桜並木の整備
やまぐちの美しい里山・海づくり推進事業
②里地里山の環境保全
1.植林・間伐
民有林造林事業
林内作業道開設改良事業
再生可能エネルギー森の再生事業
森林づくり活動支援事業
2.竹林整備・竹の伐採
竹林整備推進事業
小野湖周辺の里山を竹の侵害から守る市民活動
3.耕作放棄地の活用
耕作放棄地対策事業
ふれあい農園開設支援事業
グリーンツーリズムを目的とする耕作放棄地の再生利用活動
遊休農地のあっせん
2.自然共生
①農林業の保全と6次産業の展開
4.環境意保全型農業
環境保全型農業直接支援対策事業
1.鳥獣被害防止対策
鳥獣被害防止総合対策事業
里地里山の維持・再生に取り組みます
有害鳥獣捕獲奨励事業
2.地域ブランドの推進・創出
うべ元気ブランド推進事業
学校給食地産地消推進事業
地産地消推進事業
農林業6次産業化推進事業
「うべまるごと元気」雇用拡大プロジェクト
農産物及びその加工品の栽培・製造活動
小野ブランド品を生み出そう!活動
3.就農促進・就農支援
青年就農交付金制度
経営所得安定対策
4.農林業施設の保全・整備
中山間地域等直接支払制度事業
農用地借受奨励助成事業
農地・水保全管理支払交付金事業
農地整備事業(経営体育成型)
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生物多様性保全を目的とした活動例
目標
(別紙1)
施策の展開
生物多様性保全の取組
具体的取組例
2.自然共生
①農林業の保全と6次産業の展開
4.農林業施設の保全・整備
農地及び山林の保全活動
里地里山の維持・再生に取り組みます
②地域の営みの維持
1.生活インフラの維持
小野地区デマンドタクシー運行事業
宇部市生活交通バス運行事業
浄化槽設置整備及び水道水源水質保全対策事業
農業集落排水施設維持管理事業
道路維持管理事業
市道立熊沖田線道路整備事業
各市道改良事業
準用河川改修事業
橋梁長寿命化修繕事業
一般国道490号道路改良工事
主要県道宇部美祢線道路改良事業
一般国道490号外 道路維持管理事業
交通安全事業
ごみ収集事業
し尿収集事業
2.育児・教育対策
地域学童保育事業
小中学校施設耐震化事業
3.医療・健康対策
保健・がん予防推進・健康づくり推進事業
予防接種事業
母子保健推進事業
消防・救急業務
4.地域活性化活動の促進
中山間地域集落機能支援事業
ご近所福祉活動推進事業
二俣瀬校区コミュニティ推進活動
旧山陽道「どんだけ道」整備活動
小野地区クリーン大作戦
地域ふれあい体験型環境学習
3.交流協働
①地域間交流機会の創出
1.地域資源活用イベントの実施
都市部に住む人との交流や地域活動への参加を促進します
平原岳市民ハイキング
大田川環境保全及び放流活動
ハーブ活用イベントの開催
ウォーキング教室
市民走ろう大会
くすのきカントリーマラソン
宇部市お茶まつり
アクトビレッジおの5周年記念事業
つつじまつり
森と湖に親しむ旬間
2.ツーリズムの創出・実施
うべふるさとツーリズム創出事業
楠地域の地域資源を活用したグリーンツーリズム
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生物多様性保全を目的とした活動例
目標
3.交流協働
(別紙1)
施策の展開
①地域間交流機会の創出
生物多様性保全の取組
3.地域情報の発信
都市部に住む人との交流や地域活動への参加を促進します
具体的取組例
生物多様性応援団運営事業
県民活動に関する情報提供
②地域密着型サポーターの開拓
4.他地域等との連携
子どものためのスタディツアー
1.地域ファンの育成
宇部志立市民大学環境学部の運営
新しい農業体験とふるさとの恵みを小野で満喫しよう!
4.教育学習
①教育・学習の実施・充実
2.居住関連情報の発信
空き家情報バンク事業
3.UJIターンによる定住促進
UJIターンによる定住促進
1.学校教育での取組
自然体験型環境教育推進事業
環境教育・学習、地域文化の継承を推進します
二俣瀬校区の生き物観察
バードウォッチング
カヌー学習
2.地域連携による教育支援
博物館学校地域連携推進事業制度
博物館教室事業制度
学芸員派遣講座事業制度
希少野生動植物種保護支援員の育成活動
3.環境教育・学習プログラムの充実
水環境創生活動
環境サロン
自然体験型環境学習
米づくり教室
親と子の水辺の教室事業
体験学習事業
緑の少年隊制度
4.学習・活動拠点機能の充実
まちなか環境学習館管理運営委託事業
アクトビレッジおの管理運営委託事業
里山ビオトープ二俣瀬管理運営委託事業
②地域文化の保存・継承
1.伝統文化・技術の継承
宇部白河おどり交流会
吉部村芝居
和紙づくり
2.地区文化行事の実施
上小野ほたる祭り
小野地区生活改善グループ活動
吉部生涯学習文化展
吉部ほたるまつり
どんど焼き
万倉のつどい
②地域文化の保存・継承
3.史跡・文化財の保護
文化財マップの活用及び利用促進
荒滝山城跡遺構及び登山道環境整備委託事業
宗方古墳環境整備委託事業
ツルマンリョウ自生地環境整備委託事業
円通寺跡(十一面観音) 環境整備委託事業
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(別紙2)
生物多様性応援団活動等助成金 対象事業区域
事業区域
1.東は、山口市の市境とする。
2.西は、荒滝鳥獣保護区及び東万倉・丸山ダム鳥獣保護区を含み、県道30号
(小野田美東線)とする。
3.北は、山口市、美祢市との市境とする。
4.南は、厚東川右岸は国道2号とし、厚東川左岸はJR新幹線高架とする。
事業区域図
(別紙3)
生物多様性応援団活動等助成金 助成対象経費一覧表
経費の区分
謝金
経費の内容
講師、専門家、出演者等への謝礼等
※謝礼の1回の支払上限額は10000
円とします。
旅費
上記謝金対象者への交通費
消耗品費
文具費、日用品費、材料費等
印刷製本費
チラシ、広報、資料等の印刷費及びコ
ピー代等
通信運搬費
郵便料、宅配便等の運搬費用
食糧費
講師、専門家、出演者等の食事代等
※原則、事業実施時の弁当代(支払上限
額500円)、飲料代(支払上限額15
0円)とします。
燃料費
機器の燃料、ガソリン代等
使用料及び賃借料
会場使用料、器材使用料等
保険料
ボランティア保険等
※宇部市が加入している市民活動補償の
活用(無料)を検討してください。
備品購入費
比較的長期(2カ年程度以上)の使用に耐
えるもので、その評価額が一品1万円以
上の物品など
雑費
支払手数料、振込手数料等
その他経費
その他市長が必要と認める経費
※・・・注意事項