新工場を設立して被災地の復興に貢献する化粧品製造の

NEWS RELEASE
SHOKO CHUKIN BANK
平成 28 年 3 月 31 日
商 工 中 金
新工場を設立して被災地の復興に貢献する
化粧品製造の株式会社コスメティック・アイーダを金融面からサポート!
商工中金は、各地域の金融機関や関係機関等と連携しながら、
「地域経済の活性化」や「地
域雇用の創造」に貢献する中小企業等を積極的にサポートしています。
商工中金(新宿支店)は、株式会社コスメティック・アイーダ(本社:神奈川県大和市、
代表者:神谷 文夫氏)に対し、七十七銀行および横浜銀行と協調して、新設する化粧品工
場(所在地:宮城県亘理郡亘理町の亘理中央地区工業団地)の土地取得資金、合計 2 億 9
千万円を融資しました。
株式会社コスメティック・アイーダは、宮城県亘理郡に 3 工場を設けて、美容室やエス
テサロン向けの業務用化粧品、舞台演劇や映画撮影向けのプロメイク用化粧品を開発・製
造・販売するほか、有名ブランド化粧品のOEM生産も請け負っています。
同社は、東日本大震災により主力工場の 1 つが甚大な被害を受け、操業を停止しており、
震災前の倉庫を仮設工場として操業しています。今回、化粧品メーカーからの受注増加に
対応するため、新工場を設立して生産体制の再整備を図る事業計画を策定しました(工場
完成:平成 29 年 10 月予定、生産能力:現在の 5 倍程度)
。また、県や東北大学、宮城大学
との産学官共同研究で新たな原料開発にも着手するなど、画期的なスキンケア化粧品を世
界に発信していく予定です。
こうした同社の取組みを地域雇用の創出や地域経済の活性化に貢献するものと高く評価
し、商工中金は地域金融機関と協調して必要資金を融資しました。
商工中金は、公的金融機関で唯一のフルバンキング機能を有する機関として、地方公共
団体や地域金融機関等と連携しながら、地域経済の活性化に貢献してまいります。
【株式会社コスメティック・アイーダの概要】
所 在 地 神奈川県大和市中央林間 5-20-5
代表取締役会長 会田 康二
代 表 者
代表取締役社長 神谷 文夫
業
種 医薬部外品および化粧品製造販売
資 本 金 49 百万円
従 業 員 数 140 名(平成 28 年 3 月現在)
設
立 昭和 59 年 4 月
【新工場の概要】
所 在 地 宮城県亘理郡亘理町亘理中央地区工業団地内
稼 働 時 期 平成 29 年 10 月予定
・敷地面積 2 万㎡、建築面積約 4,500 ㎡
・総投資約 26 億円(うち約 11 億円は補助金を活用)
概
要
・スキンケアやファンデーションなどを 1 日で 3 万t、4 万個の生産能力
・当社全体の生産能力は現在の 5 倍程度となる予定