ジャパン・ツーリズム・アワード UNWTO 部門賞 – ガイドライン

2016 年 3 月 31 日
ジャパン・ツーリズム・アワード UNWTO 部門賞 – ガイドライン
1. はじめに
(1)ジャパン・ツーリズム・アワード UNWTO 部門賞は、2015 年に創設した“ジャパン・ツーリ
ズム・アワード”の枠組みの中の賞である。この賞は、UNWTO 総会で制定された世界
観光倫理憲章(以下、観光憲章)の理解を日本の政府、観光産業界、地域社会
に広め、観光憲章に沿った活動を通して責任ある観光産業の発展を目指すものであ
る。
(2)この賞は、評価過程で、観光憲章の厳守と個々の取組みの進捗状況を確認するもの
である。
(3)この賞は、観光憲章の趣旨に沿って優れた取組みを実践している企業・団体、及び、
観光産業における新しい価値を生み出している企業・団体を対象として表彰する最上
級の賞である。
2. 名称
ジャパン・ツーリズム・アワード UNWTO 部門賞
3. 対象
観光憲章署名会社・団体、及び、観光憲章署名団体の会員会社とする。
また、表彰対象は、日本国で創設・登録されている会社・団体とする。
4. 評価基準
責任ある観光産業の発展をめざす取組みの貢献度を評価する。
評価基準は観光憲章の 9 つの主要取組み事項と、観光産業における新しい価値創造
の取組み事項からなる。
-人間と社会間の相互理解と敬意への観光の貢献
-個人と集団の充足感を得る手段としての観光
-観光:持続可能な開発の要素
-観光:人類の文化遺産の利用とその価値を増進させる貢献
-観光:受入国及び受入側地域社会に役立つ活動
-観光開発の利害関係者の義務
-観光をする権利
-観光客の行動の自由
-観光産業における労働者と事業者の権利
-観光産業における新しい価値創造の取組み
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5. 賞の形式
賞は表彰状及びトロフィー(又はメダル)の形で行う。 金銭的な対価は支払わない。
6. 応募資格
(1)観光憲章署名会社を対象とし、観光憲章署名会社が応募する。また、観光憲章署
名団体の加盟会社は、観光憲章署名団体の推薦のもと、応募することができる。
(2)提出される取組みは達成されたもの、及びある程度の達成が期待されるもの。実施さ
れていない取組みは評価対象としない。
7. 審査委員会
(1) レスポンシブル・ツーリズム・アワード審査委員会を設置する。
(2) レスポンシブル・ツーリズム・アワード審査委員会は、下記の 6 名で構成する。
- ツーリズム EXPO ジャパン実行委員会委員長、
- 日本旅行業協会理事長、
- 日本観光振興協会理事長、
- 日本政府観光局理事長、
- UNWTO アジア太平洋センター副代表、
- 世界観光倫理委員会メンバー(本保芳明氏)
本保芳明氏は、審査委員会の委員長となる。
(3)審査委員会の受賞対象者の評価結果は、受賞者発表前に UNWTO 本部に連絡さ
れる。
(4)審査委員はこの業務に関し、金銭的な報酬を受け取る事が出来ない。
(5)レスポンシブル・ツーリズム・アワード 審査委員会の事務局を、ツーリズム EXPO ジャパ
ン推進室内に設置し、一般社団法人日本旅行業協会事務局長が、レスポンシブル・
ツーリズム・アワード 審査委員会事務局長を兼務する。
ジャパン・ツーリズム・アワード UNWTO 部門賞 審査委員会
ツーリズム EXPO ジャパン推進室内
〒100-0013 東京都千代田区霞が関 3-3-3
全日通霞が関ビル 4 階
電話:03-5510-2004、 FAX:03-5510-2012
8. 受賞者の発表及び表彰式
(1) 受賞者の発表は、毎年 8 月中旬から下旬。
(2) 表彰式典は、ツーリズム EXPO ジャパンで開催させる。
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9. 表彰式までのスケジュール
6 月 15 日
8 月上旬
8 月下旬
9月
9 月 22 日
申込締切り
評価審査
UNWTO 本部への評価審査結果の連絡
受賞者発表
第 2 回ジャパン・ツーリズム・アワード UNWTO 部門賞 表彰式
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