News Letter 2016 年 3 月 30 日 ※11 月 11 日「介護の日」 企画に是非ご検討くだ さい ナリス化粧品 過去 10 年の育児休業復職率 100%(※1) 妊娠後の継続就業率も 9 割(88%)(※2)に 株式会社ナリス化粧品(本社:大阪市福島区 代表:村岡弘義)は、過去 10 年(平成 18 年度~27 年 度)の、女性正社員における育児休業取得後の復職率が 100%(※1)、妊娠後継続就業率が 88%(※2)になり ました。 また現在、 50 人(全女性正社員のうち 15%)が時短勤務社員として子育てと仕事の両立を実現し、 内 7 人は部課長としてチームを統率。今後は 6 年後の創業 90 周年、さらには 100 周年に向け、女性が最 も活躍できる関西企業を目指して、より女性が長く働き続けられる環境整備に取り組みます。 (※1) 正社員のみ。一部、家庭事情(配偶者の転勤など)により復帰しなかった者を除く。 (※2) 正社員のみ。複数の妊娠・出産も含む。 【背景】 少子高齢化や労働者不足が日々深刻化するなか、4 月 1 日に施行される女性活躍推進法など、女性の働 きやすい環境整備が急ピッチで進んでいます。しかし妊娠・出産に対する差別的待遇や、働く母親への 理解不足が問題視されるなど、未だ育児と仕事の両立が難しい状況であることに変わりはありません。 日本の平均育休復職率は 92%(※3)と高い数字にありますが、実際は、第一子の妊娠後も仕事を継続する女 性の比率はわずか 38%(※4) (正社員は 53%(※4))と低く、多くの女性が両立できない、もしくは厳しいと判 断し、産休・育休取得前に離職を選択している現状です。 (※3)出典:厚生労働省 「平成 22 年度雇用均等基本調査」結果概況 (※4)出典:国立社会保障・人口問題研究所「第 14 回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」 2005~2009 年の間に第一子を出生した前後の女性(妻)の就業変化を集計した結果 女性が輝き、活躍できる社会を応援することを使命に事業を拡大 当社の創業社長、村岡満義の妻 村岡愛(後の副社長)は、1932 年 の創業当時、化粧品企画や、積極的に美容理論・メーキャップについ て講演するなど、創業社長と二人三脚で事業を確立。化粧品を通じて、 女性が輝き、活躍できる社会を応援することを原動力に、事業拡大を 成功させました。その創成期を経て、今日の当社があることを踏まえ 「女性活用」は経営に不可欠な要素として、80 年以上の間、女性の積 極雇用や働きやすい環境づくりに努めて参りました。 復職支援金や時短延長など支援制度を整備 特に近年は、女性が長く働き続けられる環境整備として、子どもの 保育料負担をサポートする復職支援金(子ども一人につき月 20,000 円)の 支給や、時短勤務期間の延長(小学校卒業迄)など子育て支援策を強化。 その結果、過去 10 年で育児休業取得後の復職はもちろん、妊娠・出産 後も約 9 割の女性社員が復職し、時短勤務などの制度を利用しながら 継続就業を選択(時短勤務制度利用対象者のうち、75%が制度を利用)。 現在は時短勤務制度を活用する部長も誕生し、彼女たちが、これから 結婚・出産を控える若手を導く好循環が生まれています。 2001 年入社、研究開発部 成田美穂リーダー。 一児を育てながら、研究グループリーダーとして活躍。 1995 年入社、製品管理部 森本邦揚部長。 時短勤務ながら、基幹部門のトップとして活躍。 心理面のサポートも充実へ 今後もまずは「出産による退職ゼロ」を目指し、さらなる環境整備を推進します。制度だけではなく 産休、育休中の不安を解消するために休業中の面談やサポートブックの配布など、心理的な面でもサポ ートを充実。多角的な支援体制で、当たり前のように女性が活躍できる環境づくりに取り組んで参りま す。 本件に関するメディアからのお問い合わせ先 株式会社 ナリス化粧品 経営企画室 マーケティング部 広報課 〒553-0001 大阪市福島区海老江 1 丁目 11 番 17 号 TEL:06-6346-6672 ◆参考資料 ナリス化粧品 子育て支援の一例 復職支援金の支給 育児短時間勤務期間 育児休職期間を勤続年数に算入 時間外勤務の免除・制限期間 育児休職者相談窓口の設置 小学校就学前の子どもを養育する正社員に対し、一定の基準を満 たした場合に、対象となる子ども 1 人につき月 2 万円の復職支援 金を支給する 小学校 6 年生以下の子どもをもつ社員が希望した場合、1 日 5 時 間までの時短勤務が可能 休職期間中も勤続期間とすることで、休職による退職金等の影響 を無くす 子どもが 3 歳までは免除、その後 3 時間制限を小学校卒業時点まで 認める 育児休職者を対象とした相談窓口(メール・電話)を設け、育休中の 不安や質問等の問い合わせに対応する ◆女性社員 関連データ(正社員のみ)2016 年 2 月末時点 女性社員の割合 全社員の 49% 役職者における女性社員の割合 全役職者の 29%(課長格以上) 、35%(主任格以上) 時短勤務社員の割合 全女性正社員の 15% 以上
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