(一社)部研第■■■号 2015年3月■■日 第一研究部門 研究会員、登録会員の皆様 関係者の皆様 一般社団法人部落解放・人権研究所 代表理事 奥田 均 所長兼研究部長 谷川 雅彦 第一研究部門部門長 朝治 武 (一社)部落解放・人権研究所第一研究部門「部落差別の調査研究」 第15回公開講座のご案内 謹啓 皆様におかれましては、常日頃より部落問題の解決と人権確立にむけてご尽力頂いておりますこ とに、心より敬意を表します。 さて、部落解放・人権研究所第一研究部門「部落差別の調査研究」の第15回公開講座を下記の要 領で開催致しますので、ふるってご参加下さいますようご案内申し上げます。 敬具 記 1.日 時:5月14日(土) 14:00~17:00 2.場 所:大阪人権博物館3階研修室④ (大阪市浪速区浪速西3−6−36 電話06−6561−5891) 3.テーマ:「伊予小松藩の「かわた」と和歌山藩の「かわた」の共通点と相違点について」 4.報告者:水本正人さん(八幡浜部落史研究会会長) 5.報告要旨: 伊 予 小 松 藩 の 「 伊 予 小 松 藩 会 所 日 記 」 ( 以 下 、 「 日 記 」 と 略 す ) に 、 「 か わ た 」 の 記 載 が 結 構 あ る 。 和 歌 山 藩 に は 、 「 か わ た 」 の 頭 が 書 い た 「 紀 州 藩 牢 番 頭 家 文 書 」 (以 下 、 「 牢 番 頭 家 文 書 」 と 略 す )が あ る 。 両 者 を 比 較 さ せ て 、 共 通 点 と 相 違 点 を 明 ら か に し た い 。 比 較 項 目 は 、 掃除役・牢番役・警察役・行刑役・旦那場・宗門などである。 「日記」の「かわた」記載は、翻刻され『続愛媛部落史資料』(近代史文庫大阪研究会、1983年) に収録されている。また、「牢番頭家文書」は、『城下町警察日記』(清文堂、2003年)と『城下町 牢番頭仲間の生活』(清文堂、2009年)の二つの翻刻本が出ている。以上、三つの翻刻本を用いて、 論を展開する。 但し、「日記」の「かわた」記載は、宝暦3(1753)年から慶応元(1865)年までで、江戸後期の記 録である。一方、「牢番頭家文書」の翻刻本二冊では、1700年から1750年が特に充実していて、江 戸中期の記録と言える。 6.参加費:1,000円(会員の方は無料) ※ ※ ※ 当文書は公印を省略しております。 参加希望の方は、公開講座開催日の3日前までにFAX、電話、またはEメールにて参加される旨をお 知らせ下さい。当日は大阪人権博物館の正面入口からお入り下さい。なお、入館料は部落解放・人 権研究所研究所の方で支払います。また、当日参加も可能です。 この件に関するお問い合わせは部落解放・人権研究所第一研究部門事務局の本郷まで。 TEL:090-4273-7794/E-mail:[email protected] <会場周辺地図> 最寄駅:JR環状線「芦原橋駅」下車、南へ約600メートル JR環状線・大和路線「今宮駅」下車、西へ約800メートル 南海汐見橋線「木津川駅」下車、東へ約300メートル
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