(建築設計、設備設計)[PDF:74KB]

委 託 業 務 施 行 成 績 評 定 基 準
(建築設計
建築設計・
設計・設備設計)
設備設計)
(通則)
第 1 条 評定は、正確な資料及び業務担当者の業務又は検査により確認した事実に基づき、現場
の条件等を勘案の上、評定者ごとに独立して的確かつ公正に行うものとする。
(評定項目等)
第 2 条 評定の項目は、次のとおりとする。
専門技術力
項
目
工程管理
コミュニケーション力等
成果品の品質
事故等による減点
瑕疵補修及び損害賠償による減点
(評定方法)
第 3 条 評定は、業務委託完了後速やかに行うものとする。
2 評定については、委託業務施行成績評定表(別記第 1 号様式)項目別評定表(別記第 3 号様
式)及び委託業務成績採点表(別記第 5 号様式)により評定を行うこととし、別に定める評価
項目別運用表で該当する事項を委託業務成績採点表の考査項目欄の加点を記入するものとする。
3 種別の重み付けの記入方法
業務委託の実態に合わせて重み付けを記入するものとする。
(1)建築・設備一括発注の場合
受託者
設計等共同体
単体企業で業務
の全てを実施す
る場合
建築単体企業で
業務の一部を再
委託する場合
設備単体企業で
業務の一部を再
委託する場合
建築(X)
電気(Y)
機械(Z)
0.7
0.15
0.15
実態と著しく異なる場
合は、出資比率等
に変更可
0.7
0.15
0.15
実態と著しく異なる
場合は、予定建設費
の比率等に変更可
a
1-a-b
再委託契約
金額÷委託
金額 a
再委託契約
金額÷委託
金額
(1-a)÷2
b
再委託契約
金額÷委託
金額
(1-a)÷2
摘
要
実態と著しく異なる
場合は、予定建設費
の比率等に変更可
実態と著しく異なる
場合は、予定建設費
の比率等に変更可
(2)分離発注の場合
受託者
建築(X)
電気(Y)
機械(Z)
建築単体企業
1.0
0
0
電気単体企業
0
1.0
0
機械単体企業
0
0
1.0
設備単体企業
0
0.5
0.5
摘
要
実態と著しく異なる
場合は、予定建設費
の比率等に変更可
4 事故等による減点は、当該業務に関わり、受託者に指名停止等の措置を行った場合には、別
表-1 を参考として-15 点まで減点することができる。
別表-1 受託者に起因した事故が発生した場合の減点基準
区分
文書注意
指名停止 1 月まで
指名停止 1 月を超える
考査点
-5 点
-10 点
-15 点
(合計評定点の算出方法)
第 4 条 業務委託の合計評定点は、次の式により算出する。
この場合、合計評価点の算出に当たっては少数第 1 位を四捨五入するものとする。
(1)業務委託完了検査
合計評定点=(業務担当者の評定点)+(業務担当員の上司の評定点)+(検査員の評定点)
+(過失に伴う減点)+(事故による減点)
(2)検査が業務完了検査のほかに部分検査等がある場合
合計評定点=(業務担当員の評定点)+(業務担当員の上司の評定点)+(検査員(部分検
査等)の評定点×0.5)+(検査員(完了検査)の評定点×0.5)+(過失に伴う減点)+(事
故等による減点)
2 前項の合計評価点の算出において、部分検査等が 2 回以上ある場合の検査員(部分検査等)
の評定点は、それぞれの部分検査等における評定点を平均した値とする。この場合、平均点
の算出に当たっては少数第 2 位を四捨五入するものとする。
(評定の特例)
第 5 条 受託者の責めに帰すべき事由により契約を解除した場合は、当該解除の時点における業
務の出来形等について評定するものとする、ただし、引渡しを受ける必要がある業務の出来
形がない場合は、この限りでない。
2 市の責めに帰すべき理由により契約を解除した場合は、当該委託業務は評定の対象としない
ものとする。
(評定の修正)
第 6 条 委託業務において、成果品に、受託者の責任に起因する瑕疵が存在し、契約図書に記さ
れた手続きに従い、瑕疵修補又は損害賠償が実施された場合は、評定を修正するものとし、別
表-2 を参考として-10 点まで減点することができる。ただし、ここでいう瑕疵修補とは、軽
微なミスの修正ではない大幅な修補をいう。
別表-2 瑕疵修補又は損害賠償が実施された場合の減点基準
区分
瑕疵修補の実施
損害賠償の実施
考査点
-5 点
-10 点
附 則
この基準は、平成27年4月1日から施行する。
この内規は、平成28年4月1日から施行する。