常総市文書復旧文書復旧ニューニュース第2号￥￥￥本誌は，平成２７年９月関東・東北豪雨により被災した常総市公文書の復旧活動に係る進捗状況等について，御支援いただいた方々にお伝えるために作成しています。常総市公文書復旧活動にこれまでに延べ６２０名を超えるボランティアの方に参加いただくと同時に，多くの機関・個人の方々から資機材を御送付いただきました。また，茨城県（教育委員会文化課，歴史館），独立行政法人国立文化財機構，大学共同利用法人人間文化研究機構国文学研究資料館，茨城文化財・歴史資料救済・保全ネットワーク，全国歴史資料保存利用機関連絡協議会，国立公文書館等から御指導・御助言・御支援をいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。有期限文書庫の有期限文書庫の復旧工事を復旧工事を実施しました実施しました。しました。３月中旬から下旬にかけて有期限文書庫（復元作業を進めている永年文書とは別棟）の復旧工事を行いました。約1,500箱の有期限文書を請負業者の倉庫へ搬出した上で，書棚を分解撤去し，文書庫内の壁材や床材の貼り文書搬出作業替え工事を施工しました。また，分解した書棚は，清掃，書棚分解作業研磨，注油等を行った後に，内装の工事が完了した文書庫内へ再び据え付け，新しい保存箱に入れ替えた文書を収納しました。水害直後搬出した文書は，保存箱の表面に若干のカビの発生が見られましたが，箱の中には顕著なカビの被害はありませんでした。しかし，保管場所の都合でこの有期限文書庫内に置いてあった明治期の地租改正に関するものと見られる文書１８箱については，劣化が極めて著しかった復旧工事後ため，エタノールで洗浄し，凍結処理を行いました。今後の今後の作業予定５月の公開作業予定国立公文書館ニュース国立公文書館ニュース Vol.5 に掲載３月末を目途に進めていゴールデンウィーク中は，た開頁作業は，予定より若干次のとおり復旧作業現場の公遅れ気味です。開頁作業が終開を行います。の Pick up に「復興に向けて―茨城県常了後は，未処置分のカビ除去 ◆作業日時総市における水損行政文書等の復元作業本活動が国立公文書館ニュース Vol.5 やドライクリーニング，洗浄５月２日(月)～７日(土) の現場から」という記事で，取り上げら作業を適宜行う予定です。午前９時～午後４時れました。詳しい内容は，国立公文書館体験したい作業がある場復旧状況を御覧になりたいホームページを御覧ください。合は，御連絡ください。御希方，作業を体験したい方等，また，本市にも配布用に印刷物をいた望の作業を行っていただけ多くの方の御参加をお待ちしだいていますので，作業等にお越しの際るよう調整いたします。ています。に，是非お持ち帰りください。ボランティアの御支援を随時受け付けております。また，作業の見学や視察も歓迎いたします。作業日時平日・毎月第１土曜日午前９時～午後４時問い合わせ先 [email protected] 編集・発行平成２８年３月３１日茨城県常総市水海道諏訪町3222番地3 常総市役所総務部総務課