自助・共助・公助について、「どこへ」逃げるのか―マップの使用方法

目次
「どこへ」逃げるのか-マップの使用方法
2. 洪水・土砂災害用防災マップ
目次/自助・共助・公助について ....................... P1
「どこへ」逃げるのか-マップの使用方法........... P2
1. 地震用防災マップ
「いつ」
・
「どうやって」逃げるのか-地震編
............................................................... P3 ~ P4
日頃からの地震対策 ......................................... P5
震度分布図 ....................................................... P6
液状化危険度分布図 ........................................ P7
地域の危険度 ................................................... P8
「いつ」
・
「どうやって」
逃げるのか-洪水・土砂災害編
............................................................. P9 ~ P10
土砂災害の種類 ..............................................P11
・次の各ステップに従って、必要な情報をこのマップに実際に書き込んで、
あなたの家族だけの防災マップを完成さ
せてください。
・マップに赤いペンなどで直接記入してください。
・地震と洪水では、安全な避難場所や避難経路が異なる場合がありますので、災害の形態に合わせてそれぞれ選択
しましょう。
洪水・土砂災害ハザードマップ ............P12 ~ P42
学習情報
非常用持出品 .................................................P43
ステップ
1
あなたの家の位置を探して、周辺の浸水箇所や土砂災害の
危険箇所などの状況を確認し、地図に記入しましょう。
関係機関一覧 .................................................P44
□ あなたの家はどこですか?
(あなたの家に印をつけましょう)
避難所等一覧 ..................................... P44 ~ P45
□ 地震時にあなたの家の辺りは、
どのくらいの震度になりますか?
□ 洪水時にあなたの家の辺りは、
どのくらいの水深になりますか?
気象等の情報入手先 ......................................P46
□ あなたの家の周囲に、土砂災害の危険がある箇所や地震のときに
わが家の防災メモ/災害用伝言ダイヤル .......P47
倒壊しそうなブロック塀等はありますか?
自助・共助・公助について
災害に強いまちをつくるために
ステップ
2
□ あなたの家の避難場所はどこですか?
① 自助 まずは自分の身は、自分で守ってください
地震時
(この地図上の1cmは、実際の距離の100mになります。)
□ あなたの家から避難場所までの最も安全な経路はどこですか?
・転倒した家具で怪我をしないために、家具の転倒防止をしてください。
□ その他の避難経路の候補はありますか?
・逃げ遅れないために、災害の前兆を感じたら早めに自主避難をしてください。
・隣近所で安否確認をしてください。
もし被災している人がいたら、皆さんで救助してください。
・世帯台帳を作成してください。
(世帯台帳の内容は、隣組内で相談して決めてください。)
・広域避難所は、避難している人たち
(自主防災会等)が、市などと協力して自主運営をしてください。
洪水時
□ あなたの家から避難場所までの距離はどのくらいですか?
( m位)
・建物の下敷きにならないために、
自宅の耐震診断や耐震補強をしてください。
② 共助 次に隣組や隣近所で、助け合ってください
あなたの家の避難場所と避難経路を選択しましょう。
ステップ
3
あなたが地図上で選択した避難経路を実際に歩いて
安全かどうか確認しましょう。
(その他の避難経路も確認しましょう。)
□ 避難経路に沿って、土砂崩れが起きそうな崖はありますか?
□ 避難経路上は、
どのくらいの水深になりますか?
( m位)
□ 避難経路の近くにマンホール、道路の端の側溝、深く窪んだ場所などがあり
ますか?
③ 公助 防災機関の救助活動について
・行政、防災関係機関では公助のために、
できる限りの備えをしています。
・大災害では、発生直後の間もない期間は、消防署、警察、
自衛隊などの充分な救援・救助活動には限
界があります。
・そのため皆さんひとり一人の自助及び共助が必要になります。
1
□ 避難経路に沿って、大雨になると勢いよく水が流れたりあふれたりするよう
な水路はありますか?
□ 避難経路の近くに、浸水しても確認できる、看板や信号など、高い位置に目
印になるようなものはありますか?
□ 避難経路に沿って、
ブロック塀や看板など倒壊や落下の恐れ等があるもの
はありますか?
□ 避難経路に沿って、夜間でも避難できるような街灯などはありますか?
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