平成 28 年 3 月 30 日 東京都住宅供給公社 障害福祉サービス事業所等整備・運営事業者(土地借受人)再公募概要 1 公募施設、規模等 本事業は、公社が土地を賃貸し、6ページ「整備に係る付帯条件」に示すB敷地を 借り受ける事業者(以下「B敷地借受者」という。)が自ら障害福祉サービス事業所 等を整備及び運営していただくものです。 施設の開設時期は平成31年4月を予定しています。 ・生活介護(定員50人) ※このうち東京都重症心身障害者通所事業の定員を10人とする。 ・就労継続支援B型(定員20人) ・福祉型児童発達支援センター(定員30人) ・発達障がい者支援センター(就労継続支援B型に併設すること) なお、発達障がい者支援センター以外については、事業形態により、多機能型事業 所としての指定を受けることが可能です。 2 応募資格 以下の資格要件を全て満たすことが必要です。なお、同一の応募者が本公募に複数 の提案を行うことはできません。ただし、同時に公募を行っている「特別養護老人ホ ーム等整備・運営事業者(土地借受人)再公募」に応募を行うことは可能です。 (1)事業形態 以下のア~ウのうちいずれかの方法を選択してください。なお、共同提案(イ及び ウ)の場合は、①及び②を整備・運営する各々の法人について、表に示す事業の運営 実績を有する必要があります(運営実績については、平成28年4月1日時点で1年 以上を条件とする。 ) 。 整備・運営する施設 共同提案 イ 単独 ア 全施設 生活介護又は就労継続支援事業 ①生活介護、就労継続支援B型、 発達障がい者支援センター ②福祉型児童発達支援センター 共同提案 ウ 求める運営実績 生活介護又は就労継続支援事業 児童発達支援 ①生活介護、福祉型児童発達支援センター 生活介護 ②就労継続支援B型、 発達障がい者支援センター 1 就労継続支援 イ及びウについては、共同提案協定を締結し、円滑な施設整備及び施設の円滑・ 安定的な運営のための体制を確立することができる場合とする。 (2)財務状況 ア 応募時において、事業開始当初の運営資金が確保されていること。 年間事業費(予算額)の12分の2以上+法人事務費(100万円以上)を自 己資金で確保していること(金融機関からの借入金は認められません。 ) 。 イ 応募時において、負債金額が資産総額の2分の1を超えていないこと。 (3)その他 東京都が定めた直近の「社会福祉施設整備費補助対象法人審査要領」等の補助金申 請に係る審査基準を満たすこと 等 3 貸付予定地 (1)所在地 《地 番》東京都板橋区向原三丁目1354番1、1354番22、1354番23の一部 《住居表示》東京都板橋区向原三丁目7番の一部 (2)敷地面積 B敷地 3,000㎡程度(現況:向原住宅Cブロック) 敷地面積約12,964㎡のうち、東側 3,000㎡程度を貸付けます。詳細は、6ペ ージ「整備に係る付帯条件」を参照してください。 ※面積については契約締結時に確定します。 (3)敷地条件 ① 地区計画 貸付予定地は、向原三丁目地区地区計画が設定されています。地区計画で設定 されている地区施設として、敷地法面部分における緑地1号の保存及び、敷地東 側における歩道状空地7号の新設が定められています。また、敷地西側のコーシ ャハイム向原建替計画(第3期)において、歩道状空地4号が計画されています。 ただし、現在、当該地域に設定されている地区計画については、変更を行う予 定があります。 ② 位置指定道路 貸付予定地には、東西方向に建築基準法第42条第1項第5号道路(位置指定道 路4m)が存在します。位置指定道路の廃止に伴い、開発行為が必要となります。 当初の開発許可申請については、公社にて行います。その後、開発に伴う工事 は、各借受者にて申請を行い、工事を実施した上で、完了の申請を行っていただ きます。 ※開発行為の条件 ア 施設利用者の送迎用車両の通行は、西側に限定した動線計画とすること。 東側区道:地区計画に定められた歩道状空地を含め、道路空間を9mに拡幅 2 する必要があります(B敷地借受者の負担により、拡幅工事を要 する。)。 西側区道:公社による隣接地で計画中の歩道状空地等を含め、道路空間は 9mとなります(当敷地の拡幅工事は無し。)。 北側区道:一方通行道路の拡幅は、必要ありません。 イ 敷地内の北側の桜並木の景観を活かした、施設利用者および地域の方が憩う ことのできる公園・緑地・広場等を緑地1号に沿った位置に計画すること ウ その他、区と協議を行うこと。 ③ 敷地内の通路 敷地の南側及び A 敷地と B 敷地の境界に、同時公募を行っている特別養護老 人ホーム等整備・運営事業者(以下「A 敷地借受者」という。)の負担により整 備することとしており、整備・管理する敷地内通路及び転回路については、B 敷 地借受者が通行できるものとします。 また、近隣の方が通行可能な歩道の整備をしてください。 ④ 緑地の整備 敷地内の樹木等は保存・移植等に配慮し、敷地内の連続性・一体性のある計画 としてください。 ⑤ インフラ整備(上下水道・電気・ガス等) 敷地内のインフラは B 敷地借受者の負担によって整備してください。なお、 インフラが他方の敷地にまたがる場合は、A 敷地借受者、B 敷地借受者の双方で 必ず協力を行い、整備をしてください。 (4) (4)建築上の法規制等(主な用途地域等) ① 当該地域・地区等 用途地域 第一種中高層住居専用地域 防火地域 準防火地域 建ぺい率 40% 容積率 160% 日影規制 3H-2H 測定水平面4m 高度地区 第二種高度地区 ② 埋蔵文化財 貸付予定地は埋蔵文化財包蔵地に該当しますが、埋蔵文化財調査は完了してい ます。 ③ 建物及び工作物 貸付予定地には、RC造4階建の公社向原住宅C号棟が7棟あります。居住者に 関しては、平成27年12月をもって移転が完了しております。貸付予定地内の建 築物、工作物等は、平成28年度中に公社にて、解体・除却を行います。 3 (5)接道状況(敷地全体の状況) 接道状況(敷地全体の状況) 西側道路(幅員:約8.00m)区道 北側道路(幅員:約6.00m)区道 東側道路(幅員:約7.50m)区道 南側道路(幅員:約4.00m)区道 (6)敷地の状況 (6)敷地の状況 貸付予定地は、現在、仮囲いにて覆われており、立ち入ることはできません。 5 貸付条件等 B 敷地借受者は、以下の条件により公社と借地借家法(平成3年法律第90号)第 22条に規定する定期借地権の設定を目的とする土地賃貸借契約を締結するものと します。なお、共同提案の場合は、それぞれの借受者が公社と契約を締結するものと します。 (1)貸付期間 50年 (2)貸付開始時期 施設整備費の補助内示後に、契約を締結し、貸付けを開始します。 (3)貸付料 通常に算定された額から50%以上減額(東京都の「都有地活用による地域の福祉 インフラ整備事業」に準じ、土地価格が都内公示地価平均額である1平方メートル当 たり34万円までは50%減額とし、34万円を超える部分は90%減額します。 ) なお、正式な貸付料は、土地賃貸借契約の締結時点において、土地の評価をした上 で決定します。 (4)保証金 貸付料の30か月分(利息を付さないものとします。 ) (5)用途の指定 (5)用途の指定 B 敷地借受者は、当該用地を公募施設に定める施設用途として使用しなければなり ません。 (6)転貸の禁止等 (6)転貸の禁止等 借受地を公社の承諾なく目的外に利用した場合、第三者に転貸した場合は、原状回 復の上、返還していただきます。なお、整備された建物についても、第三者への譲渡、 交換又は貸付けを禁止します。 (7)施設整備 (7)施設整備 本用地で事業を行うために必要な施設、設備等は、B 敷地借受者の責任及び負担で 設置してください。 (8)維持管理 B 敷地の施設、設備等の維持管理に係る費用は B 敷地借受者が負担することにな ります。 また、B 敷地内の地区計画にて設定されている緑地1号及び地域から保存の要望が 4 ある敷地北側の桜及び工作物について B 敷地借受者の負担により維持管理を行って ください。 (9)共同提案の場合の貸付 共同提案により施設整備を行う場合、土地の貸付けに当たっては、それぞれの法人 が所有する建物の床面積の割合に応じて貸し付けるものとします。 (10)協議・ (10)協議・調整について 協議・調整について A 敷地及び B 敷地における設計・工事・管理にあたり、一体的な開発であること から A 敷地借受者及び B 敷地借受者と公社による定例連絡会を開催し、協議・調整 を行うこととします。 6 今後のスケジュール(予定) 平成 28 年 4 月11日 公募要項公表 平成 28 年 4 月12日~5月27日 書類受付期間 (応募申込書類及び借受申請書類ごとの提出期限は公募要項にて示します。 ) 平成 28 年 5 月下旬 障害者(児)施設整備事業計画説明会(東京都主催) 平成 28 年 6 月下旬 土地借受人決定 平成 28 年 7 月上旬 障害者(児)施設整備事業計画書提出 平成 31 年4月 施設開所 7 その他 施設整備、施設運営などの条件や様式などは、公募要項の公表時に示します。 なお、前回の公募要項や様式をホームページに掲載しておりますので参考にしてくだ さい(様式については、概ね変更しない予定です。 ) 。 5 整備に係る付帯条件 地区計画 現在、当該地域に設定されている地区計画については、今後変更があります。 位置指定道路 貸付予定地には、東西方向に建築基準法第42条第1項第5号道路(位置指定道路4m)が存在しま す。位置指定道路の廃止に伴い、開発行為が必要となります。 当初の開発許可申請については、公社にて行います。その後に開発に伴う工事は、B敷地借受者に て申請を行った上で、工事を実施し、完了申請を行っていただきます。 ※開発行為の条件 ア 施設利用者の送迎用車両の通行は、西側に限定した動線計画とすることとしてください。 西側:公社による隣接地で計画中の歩道状空地等を含め、道路空間は9mとなります。 イ 敷地内の北側の桜並木の景観を活かした、施設利用者および地域の方が憩うことのできる公園・ 緑地・広場等を緑地1号に沿った位置に計画してください。 敷地内の通路 敷地の南側及び A 敷地と B 敷地の境界に、A 敷地借受者の負担により敷地内通路(6m+歩道) 及び転回路を整備し管理をしていただきます(東側への通り抜けは不可)。整備・管理する敷地内通 路及び転回路については、B 敷地借受者が通行できるものとします。 また、近隣の方が通行可能な歩道の整備をしてください。 緑地の管理 敷地内の樹木等は保存・移植等に配慮し、敷地内の連続性・一体性のある計画としてください。 インフラ整備(上下水道・電気・ガス等) 敷地内のインフラは B 敷地借受者の負担によって整備してください。なお、インフラが他方の敷 地にまたがる場合は、A 敷地借受者、B 敷地借受者の双方で必ず協力を行い、整備をしてください。 その他 行政との協議による事項が付加されることもあります。 6
© Copyright 2025 ExpyDoc