移行支援会議について 高等部卒業生の進路状況(3月6日現在) キャリア

青森県立森田養護学校
進路指導部
平成25年度
No.5
移行支援会議について
移行支援会議について
高等部3年生は卒業間近のこの時期、移行支援会議
を実施しています。
移行支援会議は、学校卒業を機に、生徒が地域での
生活や進路先での生活にスムーズに移行できるよう
に、本人・保護者と関係する各機関を結びつけるため
の最初の手続きとして実施するものです。
卒業後の本人・保護者の願いを実現するための情報
交換、支援内容の確認、役割分担を明らかにしていく
ことが目的となっています。
卒業後に本人や家族の状況が変わったり、要望が変
わったりする可能性もあります。そのときは必要に応じて関係者で支援会議を開き、支援の変更や追加など
を確認します。このようにして、学校から地域支援へ少しずつ移行していくことになります。
参加メンバーは本人、保護者、担任、進路担当者、相談支援事業所職員(サービス利用計画作成)
、行政
(福祉課)
、必要に応じてグループホーム、ケアホーム担当者、支援センター、ハローワーク等です。メン
バーに行政も入っている所は県内でもめずらしく、有意義なことです。
高等部卒業生の進路状況
高等部卒業生の進路状況(3月6日現在)
いわきの里(生活介護)
しまの荘(グループホーム)
ひまわりの家(B 型)
楽多(B 型)
千年園(生活介護)
拓(B 型)
ジョブサポート八晃園
ワークサポート八晃園(B 型)
第2サントピアホーム
えいぷりる(生活介護)
ワークサポート八晃園(B 型) 月見野食房
夢工房月見野(B 型)
月見野園
サンエースⅡ(グループホーム)
ゆきあいの里(B 型)
ふ~どスタジオ八晃園(A 型)
キャリア教育についての取り組み
前回に引き続き、キャリア教育の取り組みについて紹介します。今回は、中学部の調理学習の様子です。
中学部5組では、自分に与えられた役割を工夫して最後までやり遂げよ
うとする心や、友だちと力を合わせて計画し、より良いものを創り出そう
とする力をはぐくむために、調理学習「カレーやさん」を行いました。
自分たちの力で作成したポスターを持って、他の教室や職員室を回り、
開店の期日や値段・味などを積極的に伝えました。当日は、店員になって
カレーや温野菜サラダなどを提供しました。
「注文のお願いが上手く言えました。
」
「みんなで協力してできたのでよか
ったです。
」
「自分のカレーライスがとてもおいしかった。
」
(生徒の感想)
* 今年度の進路ジャーナルは、今回で最終号となります。今年度は、本校の進路指導の取り組みや福祉に
関する用語等についてお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか。
次年度も進路や福祉サービスに関する情報などを紹介していきたいと思っています。よろしくお願いし
ます。それでは、平成26年度 No.1 でお会いしましょう。