16.03.29 ファンドレポート「ニッセイ豪州ハイ・インカム株式ファンド(毎月

2016年3月29日
ニッセイ豪州ハイ・インカム株式ファンド(毎月決算型) 【愛称:ラッキー・カントリー】
オーストラリア株式銘柄のご紹介
∼内需拡大の恩恵が期待される業種と銘柄∼
人口増加に伴い内需が拡大し、堅調な経済成長を続けるオーストラリア。今回は、内需拡大の恩恵
を享受することが期待される「消費関連、実物資産、金融」の各セクターの銘柄を一部ご紹介いたし
ます。
23年連続で経済成長、今後も相対的に高い成長率を予測
オーストラリア経済は、リーマンショック後の2009年を含む2014年まで23年連続でプラス成長を達成
しています。2015年以降も2020年まで、日本や米国を上回る3%前後の成長が見込まれています。
8
7
6
5
4
3
2
1
0
-1
-2
【オーストラリアの実質GDP成長率の推移】
(%)
日米豪の2009年の実質GDP成長率
国名
成長率
オーストラリア
1.6%
米国
-2.8%
日本
-5.5%
日米豪の実質GDP成長率の予測値
2015
2016
2017
年
年
年
豪州
2.4%
2.9%
3.1%
米国
2.5%
2.6%
2.6%
日本
0.6%
1.0%
0.3%
国名
1990
1995
2000
2005
2010
2015
2020
出所)ファクトセットのデータをもとにニッセイアセットマネジメント作成(2015年以降はIMFの予測値)
データ期間:1990年∼2020年(年次)
(年)
人口増加が内需成長の原動力となり、国内消費は堅調に推移
オーストラリアの人口は、自然増に加え毎年約20万人(2005年∼2014年の平均)の移民受け入れに
よって、2050年までに約40%増加すると見込まれています。
オーストラリアでは、人口増加を背景に小売売上高は堅調に拡大しており、2015年に豪ドル安が進ん
だことによる観光客増加等の恩恵も個人消費にひろがりつつあります。
(%)
50
【予想人口増減率(2015年∼2050年)】
39.7
40
30.1
30
オーストラリア
180
160
20.9
20
【日米豪の小売売上高の推移】
200
14.6
140
米国
10
0
-15.1
-10.4
-7.7
120
-2.0
日本
-10
100
-20
80
日本
ロシア
ドイツ
中国 ブラジル 米国
1/9
2002
インド オースト
ラリア
出所)国際連合のデータをもとにニッセイアセットマネジメント作成
データ期間:2015年∼2050年(年次)
※2002年1月を100として指数化
2004
2006
2008
2010
2012
2014
(年)
出所)ファクトセットのデータをもとにニッセイアセットマネジメント作成
データ期間:2002年1月∼2015年11月(月次)
●当資料に記載されている投資リスク、ファンドの費用等を必ずご覧ください。
<H28-MA4>
内需が経済をけん引、資源から非資源への構造転換が進む
オーストラリアではGDPに占める鉱業の割合は約9%にすぎず、GDPの70%以上を占めるサービス業を
中心とした内需型産業が経済成長の原動力となっています。
オーストラリアでは、製造業や鉱業などの雇用者数が減少する一方で、サービス業の雇用者数が増
加しており、資源から非資源への構造転換が進んでいます。
【オーストラリアの産業別雇用者数増減】
【オーストラリアGDPの産業別構成】
第1次産業
農林水産
2%
鉱業
9%
第2次産業
第3次産業
建設
8%
その他
30%
製造
7%
金融・保険
9%
教育・訓練
5%
小売
5%
運輸・郵便・
倉庫
5%
行政・
国防
6%
医療・
社会扶助
専門・科学・ 7%
技術サービス
6%
医療・社会扶助
専門・科学・技術
建設業
小売業
教育・訓練
行政・国防
宿泊・レストラン業
その他サービス
運輸・郵便・倉庫業
管理・支援サービス
金融・保険業
リース・不動産業
芸術・レクリエーション
農林水産業
電気・ガス・水道・ゴミ処理
情報メディア・電気通信
卸売業
鉱業
製造業
-8.3
-12
-0.2
-0.7
-3.6
-4.5
(万人)
8
12 16 20
-4
0
4
2012年11月と2015年11月の比較
-8
2015年6月時点
出所)オーストラリア統計局のデータをもとにニッセイアセットマネジメント作成
6.9
6.4
4.1
4.0
3.8
3.2
2.8
2.6
2.4
1.9
1.6
0.3
16.2
10.6
出所)オーストラリア統計局のデータをもとにニッセイアセットマネジメント作成
非資源セクターの企業収益は拡大傾向、産業毎にパフォーマンスに違い
オーストラリアの企業収益の約26%*を占める資源セクターの企業業績が軟調な推移となる中、非資
源セクターの企業収益は堅調な内需を背景に拡大傾向にあります。
* 2015年9月時点
商品価格下落の影響を受け、2014年以降、素材やエネルギー産業の株価が低迷する一方で、内
需型のサービス業は個人消費拡大の恩恵を受け、堅調なパフォーマンスとなっています。
【オーストラリアの企業収益の推移】
【オーストラリア株式の産業別パフォーマンス】
(億豪ドル)
500
160
公益事業
400
非資源セクター
140
金融
資本財・サービス
120
300
100
一般消費財・サービス
200
素材
80
資源セクター
100
60
エネルギー
0
2000/12
※2014年初を100として指数化
2003/12
2006/12
2009/12
2012/12
(年/月)
出所)オーストラリア統計局のデータをもとにニッセイアセットマネジメント作成
データ期間:2000年第4四半期∼2015年第3四半期(四半期毎)
※資源セクターは鉱業セクター、非資源セクターは鉱業セクター以外のすべ
ての産業の企業収益の合計値(すべて季節調整済み)
2/9
40
2014/1
2014/7
2015/1
2015/7
2016/1
(年/月)
出所)ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネジメント作成
データ期間:2014年1月2日∼2016年3月14日(日次)
※セクターは、ASX200産業別指数(配当込)
●当資料に記載されている投資リスク、ファンドの費用等を必ずご覧ください。
銘柄紹介:消費関連 ウェスファーマーズ(生活必需品)
配当利回り(2月末):5.3%
オーストラリア企業最大の売上を誇る小売大手。中間配当は+2.2%の増配。
l 雑貨・日用品などの小売事業を軸とした大手複合企業。傘下にスーパーマーケット「Coles」やホームセンター
「Bunnings Warehouse」、デパート「Kmart」「Target」を持つ。
l 売上高はオーストラリア企業最大。2015年度の売上高は628億豪ドル(前年比+3.9%)。
l 2016年度上半期決算は堅調。一株当たり利益(EPS)は前年同期比+2.6%、中間配当は同+2.2%の増配。
【営業利益の内訳(部門別)】
デパートメント部門
19%
【株価(配当込)とオーストラリア株式(配当込)の推移】
115
工業部門
1%
ウェスファーマーズ
110
109
105
営業利益
スーパーマーケット部門
(2016年度上半期)
45%
21.2億豪ドル
101
100
95
ホームセンター&
オフィス用品部門
36%
90
2015/10/30=100
2015年7月∼12月
出所)ウェスファーマーズ会社資料をもとにニッセイアセットマネジメント作成
※営業利益:EBIT(利払い前の税引前当期利益)
※四捨五入の影響により、合計が100%にならない場合があります。
※年度は前年7月∼当年6月
85
2015/10
2015/11
オーストラリア株式
2015/12
2016/1
2016/2 (年/月)
出所) ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネジメント作成
データ期間:2015年10月30日∼2016年3月14日(日次)
オーストラリア株式:S&P ASX200指数
※配当利回りは、投資顧問会社(レッグ・メイソン・アセット・マネジメント・オーストラリア・リミテッド)の調査による予想配当利回りです。
したがって、今後変動する場合があります。
銘柄紹介:消費関連 JBハイファイ(一般消費財・サービス)
配当利回り(2月末):4.6%
音楽・電子製品の小売大手。1株当たり利益の好調な伸びに伴い配当も堅調に増加。
l オーストラリアを中心に電器店「JB Hi-Fi」を展開、2015年12月末時点の店舗数は約200。その他、商品の配送
サービスやITコンサルティングのサービスも提供。
l 2016年度上半期決算は好調。一株当たり利益(EPS)は前年同期比+7.5%、中間配当は同+6.8%の増配。
l 長期的にみると、1株当たり利益(EPS)の好調な伸びに伴い配当も堅調に増加。
【1株当たり利益(EPS)と配当の推移】
2.0
予測値
(豪ドル)
1.8
前年比
1.6
1.4
2016年
+6.7%
2016年
前年比 +6.7%
1.0
140
136
JBハイファイ
130
120
1株当たり利益(EPS)
1.2
2017年
+8.7%
【株価(配当込)とオーストラリア株式(配当込)の推移】
2017年
+9.3%
1株当たり配当
110
オーストラリア株式
100
0.8
2015/10/30=100
0.6
2012
2013
2014
2015
2016
2017(年度)
出所) ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネジメント作成
データ期間:2012年度∼2017年度
※年度は前年7月∼当年6月
90
2015/10
2015/11
2015/12
2016/1
2016/2 (年/月)
出所) ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネジメント作成
データ期間:2015年10月30日∼2016年3月14日(日次)
オーストラリア株式:S&P ASX200指数
※配当利回りは、投資顧問会社(レッグ・メイソン・アセット・マネジメント・オーストラリア・リミテッド)の調査による予想配当利回りです。
したがって、今後変動する場合があります。
3/9
101
●当資料に記載されている投資リスク、ファンドの費用等を必ずご覧ください。
●上記は、特定の銘柄を推奨するものではなく、また当該銘柄を保有することを保証するものでは
ありません。
銘柄紹介:実物資産 ビシニティ・センターズ(リート)
配当利回り(2月末):5.9%
豪州に85のショッピングセンターを保有・運営。合併による相乗効果に期待。
l 2015年に大手リート2銘柄(フェデレーション・センターズ、ノビオン・プロパティ・グループ)の合併により誕生。
オーストラリア・リートで時価総額第3位*。オーストラリア最大級のショッピングセンター、チャドストーンを保有。
l 合併の相乗効果は表れ始めている。コスト面では費用が前年比で18.2%減、収益面では一株当たり利益(EPS)
が同9.3%上昇。収益改善などを背景に一株当たり配当は4.8%の増配見通し。
* 2016年2月末時点
【株価(配当込)とオーストラリア株式(配当込)の推移】
【州別のショッピングセンター数と資産価値】
115
総SC数
85店
総資産価値 150億豪ドル
西オーストラリア州
クイーンズランド州
SC数:17店
資産価値比率:16%
南オーストラリア州
SC数:5店
資産価値比率:5%
SC数:17店
資産価値比率:20%
ビクトリア州&タスマニア州
SC数:29店
資産価値比率:46%
店舗数は2015年末時点
109
105
ニュー・サウス・ウェールズ州&
オーストラリア首都特別地域
SC数:17店
資産価値比率:13%
ビシニティ・センターズ
110
101
100
95
90
オーストラリア株式
2015/10/30=100
85
2015/10
2015/11
2015/12
2016/1
2016/2 (年/月)
出所) ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネジメント作成
データ期間:2015年10月30日∼2016年3月14日(日次)
オーストラリア株式:S&P ASX200指数
出所) ビシニティ・センターズ会社資料をもとにニッセイアセット
マネジメント作成
※配当利回りは、投資顧問会社(レッグ・メイソン・アセット・マネジメント・オーストラリア・リミテッド)の調査による予想配当利回りです。
したがって、今後変動する場合があります。
銘柄紹介:実物資産 シドニー・エアポート(資本財・サービス)
配当利回り(2月末):4.8%
シドニー国際空港の運営会社。堅調な収益拡大を背景に増配続く見通し。
l
l
l
l
空港設備の開発・メンテナンスや、小売業者などに対するターミナル・スペースのリースなどのサービスを提供。
乗降客数と航空機発着数は長期的に増加傾向。とりわけ中国やアジアにおける旅行者の増加による恩恵に期待。
航空サービスや小売など4つの事業を展開。2015年の売上高は4事業すべてにおいてプラス成長。
配当は2015年に前年比+8.5%、2016年に同+17.6%(会社発表見通し)と、堅調な収益拡大を背景に増配続く。
【シドニー国際空港:乗降客数と航空機発着数】
40
(万回)
(百万人)
乗降客数(右軸)
【株価(配当込)とオーストラリア株式(配当込)の推移】
40
35
35
30
30
110
シドニー・エアポート
105
104
101
100
25
25
航空機発着数(左軸)
20
20
2003
2006
2009
2012
出所)エアサービシズオーストラリアのデータ等をもとに
ニッセイアセットマネジメント作成
データ期間:2003年∼2015年(年次)
※国内便を含む
2015 (年)
95
90
2015/10/30=100
85
2015/10
2015/11
オーストラリア株式
2015/12
2016/1
出所) ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネジメント作成
データ期間:2015年10月30日∼2016年3月14日(日次)
オーストラリア株式:S&P ASX200指数
※配当利回りは、投資顧問会社(レッグ・メイソン・アセット・マネジメント・オーストラリア・リミテッド)の調査による予想配当利回りです。
したがって、今後変動する場合があります。
4/9
2016/2 (年/月)
●当資料に記載されている投資リスク、ファンドの費用等を必ずご覧ください。
●上記は、特定の銘柄を推奨するものではなく、また当該銘柄を保有することを保証するものでは
ありません。
銘柄紹介:金融 インシュアランス・オーストラリア・グループ(IAG)
配当利回り(2月末):6.2%
アジア・オセアニアで事業展開する総合保険会社。
l アジア・オセアニアにおいて複数の保険ブランドで事業を展開。個人・法人向けに自動車保険や住宅保険等を提供。
l 2015年6月、著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる米投資・保険会社バークシャー・ハサウェーがIAGに5億
豪ドル出資することを発表。
l 保険事業の利益率は改善傾向続く。2016年度上半期も上記出資などを背景に改善し、安定的な配当に期待。
【保険事業の利益率の推移】
【株価(配当込)とオーストラリア株式(配当込)の推移】
16%
110
14.2%
14%
12%
10%
インシュアランス・オーストラリア・グループ
105
107
101
100
8%
95
6%
4%
90
2%
オーストラリア株式
2015/10/30=100
0%
2008
2010
2012
2014
2016 (年度)
出所)IAG会社資料をもとにニッセイアセットマネジメント作成
データ期間:2008年度∼2016年度(年次)
※年度は前年7月∼当年6月、2016年度は上半期
85
2015/10
2015/11
2015/12
2016/1
2016/2 (年/月)
出所) ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネジメント作成
データ期間:2015年10月30日∼2016年3月14日(日次)
オーストラリア株式:S&P ASX200指数
※配当利回りは、投資顧問会社(レッグ・メイソン・アセット・マネジメント・オーストラリア・リミテッド)の調査による予想配当利回りです。
したがって、今後変動する場合があります。
銘柄紹介:金融 ウエストパック銀行
配当利回り(2月末):6.7%
オーストラリア最古の歴史を持つ金融グループ。銀行業界の寡占状態の恩恵を享受。
l
l
l
l
オーストラリア4大銀行の一角。オーストラリアのほか、ニュージーランドや太平洋地域でも事業に注力。
オーストラリアの銀行業界は大手4行の寡占状態。預金総額、ローン総額に占める大手4行の比率は約80%。
ウェストパック銀行のローン総額は増加傾向にあり、オーストラリアの銀行で第2位の残高。また預金総額も第2位。
業界の寡占状態により収益は見通しやすく、安定的な配当に期待。
(億豪ドル)
【ウエストパック銀行:ローン総額の推移】
6,000
【株価(配当込)とオーストラリア株式(配当込)の推移】
115
5,005
5,000
110
ウエストパック銀行
4,000
105
3,000
100
2,000
95
1,000
90
101
オーストラリア株式
2015/10/30=100
0
2003
2005
2007
2009
2011
2013
2015 (年)
出所)APRAのデータをもとにニッセイアセットマネジメント作成
データ期間:2003年∼2015年(年次)
85
2015/10
2015/11
2015/12
2016/1
2016/2 (年/月)
出所) ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネジメント作成
データ期間:2015年10月30日∼2016年3月14日(日次)
オーストラリア株式:S&P ASX200指数
※配当利回りは、投資顧問会社(レッグ・メイソン・アセット・マネジメント・オーストラリア・リミテッド)の調査による予想配当利回りです。
したがって、今後変動する場合があります。
5/9
109
●当資料に記載されている投資リスク、ファンドの費用等を必ずご覧ください。
●上記は、特定の銘柄を推奨するものではなく、また当該銘柄を保有することを保証するものでは
ありません。
ファンドの特色
①オーストラリア株式等に実質的に投資することにより、配当等収益の確保と信託財産の中長期的な成長をめざします。
②オーストラリア株式等の実質的な運用はレッグ・メイソン・アセット・マネジメント・オーストラリア・リミテッドが行います。
③原則として、毎月28日(休業日の場合は翌営業日)の決算時に収益分配を行います。
※分配金額は、委託会社が基準価額水準、市況動向、残存信託期間等を勘案して決定します。分配対象額が少額の場合には、
分配を行わないこともあります。
※将来の分配金の支払いおよび水準について、保証するものではありません。
投資リスク
※ご購入に際しては、投資信託説明書(交付目論見書)の内容を十分にお読みください。
基準価額の変動要因
●ファンド(指定投資信託証券を含みます)は、値動きのある有価証券等(外貨建資産には為替変動リスクもあります)に投資
しますので、基準価額は変動します。したがって、投資元本を割込むことがあります。
●ファンドは、預貯金とは異なり、投資元本および利回りの保証はありません。運用成果(損益)はすべて投資者の皆様のものと
なりますので、ファンドのリスクを十分にご認識ください。
主な変動要因
株式投資リスク
株式は国内および国際的な景気、経済、社会情勢の変化等の影響を受け、また業績悪化
(倒産に至る場合も含む)等により、価格が下落することがあります。
不動産投資信託(
リート)
投資リスク
保有不動産に
関するリスク
リートの価格は、リートが保有する不動産の価値および賃貸料収入の増減等、また
不動産市況や景気動向等の影響を受け変動します。リートが保有する不動産の賃貸料や
稼働率の低下、また自然災害等によって保有する不動産に損害等が生じた場合、リート
の価格が下落することがあります。
金利変動リスク
リートは、金利が上昇する場合、他の債券の利回り等との比較から売却され、価格が下落
することがあります。また、金融機関等から借入れを行うリートは、金利上昇時には金利
負担の増加により収益性が悪化し、リートの価格が下落することがあります。
信用リスク
リートは一般の法人と同様に倒産のリスクがあり、リートの経営や財務状況が悪化した
場合、リートの価格が下落することがあります。
リートおよび
不動産等の法制度に
関するリスク
リートおよび不動産等に関する法制度(税制・建築規制等)の変更により不動産の価値
および収益性が低下する場合、リートの価格が下落することおよび分配金が減少すること
があります。
為替変動リスク
原則として対円での為替ヘッジを行わないため、外貨建資産については、為替変動の
影響を直接的に受けます。一般に円高局面ではファンドの資産価値が減少します。
流動性リスク
市場規模が小さいまたは取引量が少ない場合、市場実勢から予期される時期または価格
で取引が行えず、損失を被る可能性があります。
<当資料において使用している指数についての説明>
S&P各種指数に関する著作権、知的所有権その他一切の権利はスタンダード&プアーズ(以下「S&P」といいます。)に帰属
します。S&PはS&Pが公表する各指数またはそれに含まれるデータの正確性あるいは完全性を保証するものではなく、また
S&Pが公表する各指数またはそれに含まれるデータを利用した結果生じた事項に関して保証等の責任を負うものではありま
せん。
6/9
●当資料に記載されている投資リスク、ファンドの費用等を必ずご覧ください。
分配金に関する留意事項
l 分配金は、預貯金の利息とは異なり、ファンドの信託財産から支払われますので、分配金が支払われると、その金額相当
分、基準価額は下がります。
分配金
ファンドで分配金が
支払われるイメージ
ファンドの信託財産
l 分配金は、計算期間中に発生した収益(経費控除後の配当等収益および評価益を含む売買益)を超えて支払われる場合
があります。その場合、当期決算日の基準価額は前期決算日と比べて下落することになります。また、分配金の水準は、必
ずしも計算期間におけるファンドの収益率を示すものではありません。
計算期間中に発生した収益を超えて支払われる場合
前期決算日から基準価額が上昇した場合
10,500円
10,550円
期中収益
(①+②)50円
*50円
10,500円
分配金
100円
10,450円
*500円
(③+④)
前期決算日
*分配対象額
500円
前期決算日から基準価額が下落した場合
*500円
(③+④)
*450円
(③+④)
10,400円
配当等収益
① 20円
分配金
100円
*80円
当期決算日分配前 当期決算日分配後
*50円を取崩し
*分配対象額
450円
前期決算日
*分配対象額
500円
10,300円
*420円
(③+④)
当期決算日分配前 当期決算日分配後
*80円を取崩し
*分配対象額
420円
※分配対象額は、①経費控除後の配当等収益および②経費控除後の評価益を含む売買益ならびに③分配準備積立金および④収益調整金です。
分配金は、収益分配方針に基づき、分配対象額から支払われます。
分配準備積立金:期中収益(①および②)のうち、当期の分配金として支払われず信託財産に留保された金額をいい、次期以降の
分配金の支払いにあてることができます。
収益調整金:追加型株式投資信託において追加設定が行われることによって、既存の受益者の分配対象額が減らないようにする
ために設けられた勘定です。
! 上記はイメージ図であり、実際の分配金額や基準価額を示唆するものではありませんのでご留意ください。
l 受益者のファンドの購入価額によっては、支払われる分配金の一部または全部が実質的に元本の一部払戻しに相当する
場合があります。ファンド購入後の運用状況により、分配金額より基準価額の値上がりが小さかった場合も同様です。
分配金の一部が元本の一部払戻しに相当する場合
分配金の全部が元本の一部払戻しに相当する場合
普通分配金
受益者の購入価額
分配前の
個別元本
元本払戻金
(特別分配金)
*
分配後の基準価額
分配後の
個別元本
受益者の購入価額
分配前の
個別元本
元本払戻金
(特別分配金)
分配後の基準価額
分配後の
個別元本
普通分配金:個別元本(受益者のファンドの購入価額)を上回る部分からの分配金です。
元本払戻金(特別分配金):個別元本を下回る部分からの分配金です。分配後の受益者の個別元本は、元本払戻金
(特別分配金)の額だけ減少します。
※普通分配金に対する課税については、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
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●当資料に記載されている投資リスク、ファンドの費用等を必ずご覧ください。
*
*実質的に元本の一部払
戻しに相当する元本払
戻金(特別分配金)が支
払われると、その金額だ
け個別元本が減少しま
す。
また、元本払戻金 (特
別分配金)部分は非課
税扱いとなります。
手続・手数料等
お申込みメモ
購入単位
各販売会社が定める単位とします。
購入価額
購入申込受付日の翌営業日の基準価額とします。
換金価額
換金申込受付日の翌営業日の基準価額とします。
換金代金
換金申込受付日から起算して、原則として7営業日目からお支払いします。
申込締切時間
原則として毎営業日の午後3時までに販売会社の手続きが完了したものを当日受付分とします。
申込不可日
申込日または申込日の翌営業日がオーストラリア証券取引所(半休日を含みます)、シドニーの銀行、メルボ
ルンの銀行のいずれかの休業日と同日の場合は、購入・換金の申込みの受付けを行いません。
信託期間
平成33年8月27日まで(設定日:平成24年6月18日)
繰上償還
・投資対象とする「LM・オーストラリア高配当株ファンド(適格機関投資家専用)」が存続しないこととなる場合に
は、ファンドを繰上償還します。
・受益権の口数が10億口を下回っている場合等には、委託会社はあらかじめ受益者に書面により通知する等
の手続きを経て、ファンドを繰上償還させることがあります。
決算日
毎月28日(該当日が休業日の場合は翌営業日)
収益分配
年12回の毎決算日に、収益分配方針に基づき収益分配を行います。
課税関係
課税上は株式投資信託として取扱われます。公募株式投資信託は税法上、少額投資非課税制度の適用
対象です。
! ご購入に際しては、投資信託説明書(交付目論見書)の内容を十分にお読みください。
ファンドの費用
投資者が直接的に負担する費用
購入時
購入時手数料
(1万口当り)
換金時
信託財産留保額
購入申込受付日の翌営業日の基準価額に3.24%(税抜3.0%)を上限として販売会社が独自に定める率を
かけた額とします。
※ 料率は変更となる場合があります。詳しくは販売会社にお問合せください。
ありません。
投資者が信託財産で間接的に負担する費用
ファンドの純資産総額に年率1.188%(税抜1.1%)をかけた額とし、ファンドからご負担いただきます。
毎 日
運用管理費用
(信 託 報 酬)
LM・オーストラリア高配当株ファンド
投資対象とする
(適格機関投資家専用)
指定投資信託証券
ニッセイマネーマーケット マザーファンド
実質的な負担
随 時
年率0.6048%(税抜0.56%)
ありません。
ファンドの純資産総額に年率1.7928%(税抜1.66%)程度をかけた額となります。
監査費用
ファンドの純資産総額に年率0.0108%(税抜0.01%)をかけた額を上限とし、ファンドからご負担いただき
ます。
その他の費用・
手数料
組入有価証券の売買委託手数料、信託事務の諸費用および借入金の利息等はファンドからご負担いただき
ます。これらの費用は運用状況等により変動するため、事前に料率・上限額等を記載することはできません。
また、ファンドが投資対象とするLM・オーストラリア高配当株ファンド(適格機関投資家専用)において、実質的に
投資する投資信託証券には運用報酬等の費用がかかりますが、銘柄等が固定されていないため、事前に
料率・上限額等を記載することはできません。
!
当該費用の合計額、その上限額および計算方法は、運用状況および受益者の保有期間等により異なるため、事前に記載することはできません。
!
詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
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●当資料に記載されている投資リスク、ファンドの費用等を必ずご覧ください。
ご留意いただきたい事項
●投資信託はリスクを含む商品であり、運用実績は市場環境等により変動し、運用成果(損益)はすべて投資者の皆様のものとなります。投資元本およ
び利回りが保証された商品ではありません。
●当資料はニッセイアセットマネジメントが作成したものです。ご購入に際しては、販売会社よりお渡しする投資信託説明書(交付目論見書)、契約締結前
交付書面等(目論見書補完書面を含む)の内容を十分にお読みになり、ご自身でご判断ください。
●投資信託は保険契約や金融機関の預金ではなく、保険契約者保護機構、預金保険の対象とはなりません。証券会社以外の金融機関で購入された
投資信託は、投資者保護基金の支払対象にはなりません。
●当資料のいかなる内容も将来の運用成果等を示唆あるいは保証するものではありません。また、資金動向、市況動向等によっては方針通りの運用が
できない場合があります。
●当資料は信頼できると考えられる情報に基づいて作成しておりますが、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。
取扱販売会社一覧
※販売会社は今後変更となる場合があります。また、販売会社によっては、新規のお申込みを停止している場合もあります。
詳しくは、販売会社または委託会社の照会先までお問合せください。
取扱販売会社名
金融商品
取引業者
登録金融
機関
登録番号
日本証券業
協会
一般
社団法人
日本投資
顧問業協会
一般
社団法人
金融先物
取引業協会
一般
社団法人
第二種金融
商品取引業協会
○
株式会社SBI証券
○
関東財務局長(金商)第44号
○
○
カブドットコム証券株式会社
○
関東財務局長(金商)第61号
○
○
髙木証券株式会社
○
近畿財務局長(金商)第20号
○
内藤証券株式会社
○
近畿財務局長(金商)第24号
○
楽天証券株式会社
○
関東財務局長(金商)第195号
○
○
株式会社あおぞら銀行
○
関東財務局長(登金)第8号
○
○
株式会社阿波銀行
○
四国財務局長(登金)第1号
○
株式会社関西アーバン銀行
○
近畿財務局長(登金)第16号
○
株式会社紀陽銀行
○
近畿財務局長(登金)第8号
○
株式会社ジャパンネット銀行
○
関東財務局長(登金)第624号
○
株式会社但馬銀行
○
近畿財務局長(登金)第14号
○
株式会社千葉興業銀行
○
関東財務局長(登金)第40号
○
株式会社中京銀行
○
東海財務局長(登金)第17号
○
株式会社中国銀行
○
中国財務局長(登金)第2号
○
○
株式会社東京都民銀行
○
関東財務局長(登金)第37号
○
○
株式会社長崎銀行
○
福岡財務支局長(登金)第11号
○
株式会社百十四銀行
○
四国財務局長(登金)第5号
○
株式会社八千代銀行
○
関東財務局長(登金)第53号
○
委託会社【ファンドの運用の指図を行います】
ニッセイアセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第369号
加入協会:一般社団法人投資信託協会 一般社団法人日本投資顧問業協会
受託会社【ファンドの財産の保管および管理を行います】
三菱UFJ信託銀行株式会社
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●当資料に記載されている投資リスク、ファンドの費用等を必ずご覧ください。
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○
○
○
ファンドに関するお問合せ先
ニッセイアセットマネジメント株式会社
コールセンター:0120-762-506
(午前9時∼午後5時 土、日、祝祭日は除きます)
ホームページ: http://www.nam.co.jp/
○