機械要素 - 日本工業大学

日本工業大学
平成27年度授業計画
講義内容
科目名
機械要素−J
科目英名
Machine Elements-J
担当教員
有賀 幸則
学科名
機械工学科
コース名
科目区分
学科専門科目
必選区分
選択科目
Jプログラム【必選の別】
必修科目
オープン履修
不可
学年
1年
開講学期
秋学期
単位
2単位
週時間数
2時間
学術分野
ものづくり技術科学分野
科目分類
運動・振動系
授業の目的
種々の機械はたくさんの部品により組み立てられているが、これら部品の中には同じような部品が共通に使
われていることが多い。機械を構成する要素・部品について、設計・製造する上で必要なことは何かを考え
、最も基本的な要素であるねじ、歯車、ころがり軸受などについて学ぶ。 授業の内容と進め方
機械に関する基礎や、機械要素の標準化について学習し、その後、各種機械要素の種類と働きについて学習
する。なお、最近の技術動向や、情報機器への使用例なども随時紹介する。
授業の到達目標1
機械を設計するのに必要な精度や公差などについて基本的な事柄を理解する。
評価における重み1
30%
授業の到達目標2
機械要素の種類と働きを理解し、なかでも重要なねじについては計算ができる。
評価における重み2
30%
授業の到達目標3
回転運動や動力を伝達する機械要素の種類と働きを理解し、計算に習熟する。
評価における重み3
40%
授業の到達目標4
評価における重み4
授業の到達目標5
評価における重み5
授業の到達目標6
日本工業大学
平成27年度授業計画
講義内容
評価における重み6
学習・教育目標との対応A(地球市民
)(1)
学習・教育目標との対応A(地球市民
)(2)
学習・教育目標との対応A(地球市民
)(3)
学習・教育目標との対応B(自立の素質
)(1)
学習・教育目標との対応B(自立の素質
)(2)
学習・教育目標との対応B(自立の素質
)(3)
学習・教育目標との対応C(技術科学の知
識)(1)
学習・教育目標との対応C(技術科学の知
識)(2)
学習・教育目標との対応C(技術科学の知
識)(3)
学習・教育目標との対応D(ものづくり実
践)(1)
学習・教育目標との対応D(ものづくり実
践)(2)
学習・教育目標との対応D(ものづくり実
践)(3)
学習・教育目標との対応E(技術遂行の姿
勢)(1)
学習・教育目標との対応E(技術遂行の姿
勢)(2)
学習・教育目標との対応E(技術遂行の姿
勢)(3)
学習・教育目標との対応F(表現・交流の
力)(1)
学習・教育目標との対応F(表現・交流の
力)(2)
学習・教育目標との対応F(表現・交流の
力)(3)
学習・教育到達目標との対応A(広い視野
)(1)
−
学習・教育到達目標との対応A(広い視野
)(2)
−
学習・教育到達目標との対応B(自立の素
養)(1)
−
学習・教育到達目標との対応B(自立の素
養)(2)
−
学習・教育到達目標との対応C(科学技術
の知識)(1)
⃝
学習・教育到達目標との対応C(科学技術
の知識)(2)
◎
学習・教育到達目標との対応D(実践力
)(1)
−
学習・教育到達目標との対応D(実践力
)(2)
−
学習・教育到達目標との対応D(実践力
)(3)
−
学習・教育到達目標との対応E(優れた姿
勢)(1)
−
日本工業大学
平成27年度授業計画
講義内容
学習・教育到達目標との対応E(優れた姿
勢)(2)
−
学習・教育到達目標との対応E(優れた姿
勢)(3)
−
学習・教育到達目標との対応F(技術交流
)(1)
−
学習・教育到達目標との対応F(技術交流
)(2)
−
授業計画1
機械に関する基礎知識、機械要素の標準化と分類
授業時間外課題(予習および復習を含む
)1
機械要素の必要性について調べる。
授業計画2
はめあいと寸法公差、表面粗さ
授業時間外課題(予習および復習を含む
)2
はめあいの必要性について調べる。
授業計画3
ねじの形、用途、種類、強度
授業時間外課題(予習および復習を含む
)3
ねじが関係した事故例を調べる。
授業計画4
ねじの締め付け力とゆるみ対策
授業時間外課題(予習および復習を含む
)4
ねじのゆるみ対策を調べる。
授業計画5
軸系要素
授業時間外課題(予習および復習を含む
)5
軸の破損が原因の事故例を調べる。
授業計画6
軸受の種類、カタログの見方
授業時間外課題(予習および復習を含む
)6
軸受を製造している会社を調べる。
授業計画7
転がり軸受の取り付け方、転がり直動案内
授業時間外課題(予習および復習を含む
)7
転がり軸受、転がり直動案内の使用例を調べる。
授業計画8
すべり軸受の分類、すべり軸受の種類
授業時間外課題(予習および復習を含む
)8
すべり軸受を製造している会社を調べる。
授業計画9
転がり軸受とすべり軸受との比較
授業時間外課題(予習および復習を含む
)9
転がり軸受とすべり軸受との比較を調べる。
授業計画10
動力伝達要素
授業時間外課題(予習および復習を含む
)10
動力伝達要素の種類について調べる。
授業計画11
動力伝達の方法、歯車の種類、精度
授業時間外課題(予習および復習を含む
)11
歯車の作り方、用途について調べる。
授業計画12
転位歯車、歯車の強度
授業時間外課題(予習および復習を含む
)12
転位歯車、歯車の強度について調べる。
授業計画13
歯車機構と速度比、巻き掛け伝動
日本工業大学
平成27年度授業計画
講義内容
授業時間外課題(予習および復習を含む
)13
巻き掛け伝動の種類、用途について調べる。
授業計画14
その他の機械要素
授業時間外課題(予習および復習を含む
)14
ばねやシールの使用例を調べる。
評価方法と基準
期末試験(80点)、演習(20点)で60点以上を合格とする。
テキスト
「機械要素の基礎知識」有賀幸則著 養賢堂(予定)
参考図書
科目の位置づけ
「機械設計入門」 大西清著 理工学社
「JISハンドブック⑦ 機械要素」日本規格協会
「はじめての機械要素」 吉本成香著 森北出版(株)
機械要素は世界共通の基準で整理・分類されており、機械システムの機能を実現するために適した機械要
素部品を選定する必要がある。このために、この科目では機械システムを構成する要素の機能を理解する。
また、材料力学の基礎に基づいて各機械要素の設計基準を学習することにより、目的にあった機械要素を規
格から選択したり、設計する方法を学ぶ。
履修登録前の準備
機械材料Ⅰ-J、機械製図基礎-Jの復習をすること。
スチューデントアワー
日時:月・水・木・金の2時限目
場所:E1-2-206