大規模災害に関するアンケート集計結果【小学校・特別支援】

大規模災害に関するアンケート集計結果【小学校・特別支援】
39校回答/49校
質問1 今回の震災の際に、学校から自宅までの帰宅方法はなんでしたか?(学校の対応)
①
②
③
④
⑤
複数回答あり
通常の帰宅 【10】
児童・生徒の徒歩による集団下校【17】
保護者の引き取り【15】
学校での保護【5】
その他【4】
コメント
1 1・2年生は下校途中、残っていた児童は先生たちで引率下校。
1・2年生は既に下校済み。その他の学年は、学年ごとの集団下校及び教員による学区内点
2
検。
1・2年生は既に下校後、3~6年生は父母懇談会の日だったため、保護者と下校。父母懇談
3
会に保護者が欠席の家庭は、先生と共に集団下校。
4 先生が通学路のポイントに立っていた。
質問2
子どもたちが学校にいる時間帯に震災があった際、保護者が共働きなどで自宅に不
在な場合にどうして欲しいとお考えですか?
複数回答あり
① 学校での保護【38】
② 近所の同級生宅での保護【2】
③ その他【1】
コメント
1 家族のいる先生は帰したほうが良い。
とりあえずケータイが繋がらないと困るので、学校。でも友人の方が安心。本当の大災害だ
2
と、先生もご自宅に帰りたいのでは?と心配。
3 避難場所への誘導(災害に応じた指定避難場所、広域避難地など)。
質問3 今回の震災に関して、保護者として心配したことは何ですか?
1 子どもの安否確認 ※多数
メールが使えず、学校からの連絡が届かなかったので、待つべきか迎えに行くべきか迷った
2
※多数
3 学校の対応マニュアルをもっと周到徹底させたほうがよい。
携帯電話が繋がらない不安があった。携帯電話が無くても生活ができるようにしたほうが良
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いと思う。
5 子どもの安全確保
6 車での迎えに行く保護者が多く、信号も止まり危険だった。
下校時の道のりでの、瓦や落石などの落下物や地面の陥没など、安全に児童が帰宅できる
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か?
電話・携帯がつながらない場合、市内であれば防災放送があるが、市外の勤務者に情報が
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入らない。
9 災害について話す機会が無かったので、いざという時困った。
10 放射能、津波、断水、停電
11 学校内で安全か。(校舎の倒壊、崖崩れなど)
電話が不通になり、周りの様子がわからず、不安に思った。→各学校がインターネット上で状
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況を公開は可能か?
小学校 1
13 学校や通学路に被害が出ていないかがわからなかったこと。
14 親が帰宅できなかったこと。
低学年は下校中、高学年は授業中・・という時間帯での震災で、子ども自身が「学校に戻った
15 ほうが良いか?帰宅したほうが良いか?」の判断が難しかったようである。学校ではどのよう
に指導しているのか?
16 津波の心配(通学路)
17 津波に関して、二次避難場所がどこなのかわからなかった。
学校の対応が不明だったこと。電話やメールが使えないような緊急事態には引き取り下校に
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する、等対策を決めておくと安心。
昼間学校にいるので安心・安全と思っているが、実際に津波のことを考えたことがなかったの
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で、自分達の住んでいるところや通学路etcはどうなのか?と思った。
大震災後しばらくは、子どもだけの外出や留守番がさせられなかった。いつもより帰宅時間を
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早めたり、とにかく離れることが心配でそばにいさせたかった。
仕事中の震災だったので、誰もいない家へ子どもが一人で帰宅するということがとても気に
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なった。
通信手段(電話・メール)が全て断絶することを前提とした対策を取ることの必要性(児童対
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応、保護者対応)
原発事故による放射能漏れが今後長期にわたり、子どもたちの健康にどのような影響がある
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か心配。現在流通している食品が全て安全なのか・・。産地を気にして購入している。
私たちの仕事場が海の近くの建物であるため、何かあった時は誰がどのように対応してくれ
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るのか。
学年によって防災頭巾の着用がある、無しで違ったし、1・2年は先生によって集団下校すら
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しないクラスもあったので、全学年統一して欲しかった。
学校からのメール配信は出ていたが、携帯会社よりメールが届く時間がまちまちだったため、
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情報が入ってこなかった。
27 子ども2人のうち、一人は在校、一人は下校途中の時間だったため、どう対処してよいか迷っ
た。
28 子どもの精神的ストレス。
29 校門が揺れで勝手に開閉してしまったので、児童が挟まれそうだった。
30 1・2年生が親より先に下校したため、安否確認に時間がかかったこと。
31 帰宅後、保護者が家にいない子どもが外で遊んでいたので、危険だった。
32 情報の把握は正確か。
33 下校時に重なり、子どもの所在が不明だったこと。
質問4
行政だけでなく地域防災の連携が大切だと思いますが、近隣小中学校や地域と何
か対策を話し合われていますか?
はい【19】
いいえ【16】
無回答あり
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池上小、池上中、平作小学区での三校連絡協議会で話し合っている。でもこれからはもっと
具体的な話をしたほうが良いと思う。
走水小の場合、近隣となると馬堀小中学校となるが、5部会を通じ情報交換、また地域につ
いては、防災訓練時に避難場所などを確認している。
地域とは地区懇談会を開いて情報交換をしている。
学校からのメール配信。
地域ごとの防災訓練。
学童クラブの子どもに対し、クラブで保護するのではなく、学校で一括保護をする。
各自治体で対策を練り、防災訓練を実施。例年よりも参加者は多かった。
地域との連携
・自主防災組織「船越小震災時避難所運営委員会」として連合町内会(船越1・2・3丁目、
南郷親和会(4・5丁目)及び北消防署と連携し、運営マニュアルを作成した。
近隣の小中学校との連携
・同様の対応をとっていくように話し合っている。
学校対応だと思う。PTAでは何もしてない。というか、できない。
連合町内会の会報で、一度簡単に説明があり、地区として対策を考える必要があるとの旨を
受けた。その後はまだ話し合っていない。
地元町内会長など、地域代表者と防災対策を旨とした会合を開催する予定
小学校 2
12 こども110番協議会で、連携の大切さの話をした。
久里浜地区にある市立総合高校と中学校2校と小学校3校の計6校が、消防署を交えて、避
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難場所などの適切な場所の検討を行う計画がある。(校長先生より)
9月に行った地区懇談会において、防災対応について、学校・町内会と情報交換を行い、運
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営委員会にもその概要を報告した。10月に行う町内会主催の防災訓練にも参加する予定。
15 震災後、地域との話し合いは何度か行われた。
震災がきっかけで、話し合いがされた訳ではなく、今までの流れで防災に対する対策は進め
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られている。
17 友人と、何かあった場合には、自宅にいたほうがお互いの子どもを見ようと話している。
18 小学校からは在校時の場合の対応がプリントで出された。
19 やろうという話は出ているが、まだ実現されていない。
横須賀市行政としても、今までの防災マニュアルの見直しを行うこととなり、地域にあった震
災時の対応に着手しており、市内小・中・高校などは、震災時には避難場所にもなることか
ら、森崎小学校では被災地場所として、横須賀市市民安全部と付近自治体、保育園・幼稚園
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も一体となり、現在災害時避難所運営委員会を設置し、モデル地区とし、避難所運営マニュ
アルの作成に着手している。これは、避難場所となる学校側と災害時に地域とが連携して対
処できるよう取り組んでいるところ。
21 根岸小学校災害時避難所運営委員会(仮称)を立ち上げる予定
防災訓練はしているが、もっと明確な避難時のつながりが必要と思った。(非常時には声かけ
22 あって、留守のときは子どもを預かる。メールや電話など連絡手段が途絶えたときにどうする
か、等)
野比小学校区応急避難所会議が毎月1回行われている。(PTAと学校側からも代表が参加
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している)
毎年小中合同交流会があるが、今年は「防災」をテーマに、グループに分かれて討論会を
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行った。
25 各町内会会長、小中PTA会長、教頭、校長を集めて、町内会主体の地域防災会議を行っ
26 各地区懇談会で、震災関係の共通テーマを設けて、地区ごとの対策を検討。
27 地区の防災会議に役員が出席して、話し合いに参加。
28 防災用具の見直しなど。
質問5 日頃からお子様と避難先について話し合いをされていますか?
1 原則的に、親が迎えに行くまで学校で待っているように。 ※多数
2 メールは待っていても届かないので、自分から問い合わせるように言っている。
3 メールは使えないものと考え、別の手段で安否を確認する。
登下校の時の対応も確認したほうがよい(どこまでだったら家に戻れ、そこを過ぎたら学校に
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向かえ、など)。
5 避難場所の確認。
6 兄弟姉妹でも動けるように確認。
防災訓練などを通じ話し合いをしたり、ニュースなどにて地震の速報などを聞いた時に話をし
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ている。
今回の震災前までは、特に子どもたち(家族)と話し合った事はなかったが、何か大災害の時
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は、父母に会えるまでは学校にいるようにと話をした。
9 もしも停電、自宅が壊れたりした時の避難先を話し合っている(家族の集合場所)。
10 文化会館へ避難する。
11 それぞれのいる集団の避難方法に従い、集団で行動をとる。
12 警報発令中に無理に帰宅しない。
野比東小に集合、という家族が多い。←ここに行くルートも考えている。
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危険な場所は通らないように。いつも同じルートで登下校する。
地域の指定避難場所が追浜小学校なので、小学生の子どもは学校に待機するか、下校後家
14 族で小学校へ避難する。ただ中学生の子どもは、具体的な避難方法が学校から報告されて
おらず、検討中。
15 避難先は決めていないが、家に子どもだけでいた場合は、近所の人に相談すること。
16 津波が来ることを想定して、海抜の高い所(鷹取山)に逃げるよう伝えてある。
17 町内で遊んでいる場合、近所の友達の家。
18 行政センター、みんなの家、110番の家など、最寄りの施設に避難する。
小学校 3
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家族の待ち合わせ場所について話し合っている。
学校にいる時は学校の指示を仰ぎ、自宅近くにいる時は家に帰る。
集団避難所(地域)が海に近い公園なので、今は家に帰るように伝えてある。
文化会館か市役所か近い方に行って、親の到着を待つように言っている。
親が引き取りに行けない場合は「○○さんにお願いするから」と伝えてある。
下校後など、地域で遊んでいた時や親と接触できない時は、「○○公園」など家族で待ち合
わせ場所を決めている。
地震の場合、避難場所とは違う家族での集合場所を決めている。
家族間で田浦中学校と決めている。
みんな待ち合わせ場所を決めている。(現在いる10名)
例:上の子のいる中学(公郷中は高台なので)
公園で待ち合わせして避難先へ
家から近い避難場所の把握はしている。
親の携帯番号は知らせているが、緊急時に連絡を取り合えるかは不安。
頑張って家に帰ってきて・・学校で待っていて・・などと話してはいるが、何処で被災するかに
よって違ってくる。最寄りの安全な場所に避難していれば、必ず迎えに行くから・・と話してい
る。
正直なところ具体的に話していなかった。被害が余りなかったため、学校に迎えに行けば大
丈夫だと思っていた。
きちんとした話し合いはしていないが、震災後、外で何かあった場合は、近くにいる大人の言
う事を聞きなさい、と行っている。
1年生なので、本人がしっかり理解できているかわからない。
震災があってから、地震が来たら海に近づかない・・などと話したが、その時の状況で判断が
できないので、場所を決めてなるべく時々話すようにしている。
昼間、仕事で不在の時があるので、もしまた大きな地震があったら『揺れている間はじっと動
くな。机の下にいて。おさまったらドアと窓をあける。しばらくしたら階段でマンションの屋上に
向かって親の帰りを待つように』という話はしてみたが、本人たちがいざという時にその通り動
けるかどうか心配。
大地震のときのような立っていられない大きな揺れがあったときには、近くにある高い建物の
3階以上へ逃げるように伝えた。
津波の場合、マンションの屋上へ行く。
まずは自宅を目指す。マンションに住んでいるので、親が不在だったら両隣に声をかける。
外にいた場合は、とにかく近くのマンションや高台へ逃げる。学校にいた場合には、先生の指
示に従う。放課後の校庭にいた場合には学校指定の避難場所へ逃げる。
震災を考え、非常食などを備えた。
学童保育にいる。塾にいる。→そのまま動かない。
下校後は学校側が子どもの安全確認をするのは困難である。
連絡が取れた場合は、学校を開放することは可能。
学校にいる場合は、家までの帰路はブロック塀や電柱なども多く、迎えに行くまでは学校で待
機するように伝えてある。その際は先生の指示に従う、または校庭で待つように伝えてある。
特に避難先については話していないが、学校にいる以外で遊びなどで出かける時は必ず行
き際を伝えるようにはしている。
津波警報が出たときは、正門から出て坂を上がるように言ってある。
緊急下校の時には、仕事ですぐには行けないけれど待っていること。家では家が壊れない限
り家にいること。遊んでいて学校に近い時は、いつも通っている学校の校庭へ行くこと。
小学校・幼稚園にいるときは、先生の指示に従うこと。必ず親が迎えにいくまでは、自ら動か
ないこと。
両隣の家に避難するように伝えてある。
ハザードマップを持っている家庭が増えている。
通学中は自宅か学校の近い方へ避難するように子どもに話している。避難場所、連絡方法を
教えている。
休日に災害が起こったなど、親子が別行動をとっていた場合などは、想定していない。
その時点で近くに避難できるところ(学校・青尐・公共機関、人の集まるところ、銀行、スー
パー、駅、YMCA)に行き、誘導してもらうよう話している。
家の敷地内にいるように言っている。
津波が来るときと来ないときでは、対応が変わってくると思う。
小学校 4
今回の地震の時に、電話は繋がらなかったが、メールは遅れても届いたので、日頃より子ど
56 もに両親のメルアドを持たせて、もしもの時に大人の人(近所の人や通りがかりの人)にメー
ルをしてもらい、無事なこと、居場所を知らせるようにした。
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毎日、12時に避難所(小学校)の正門前で30分待ち合わせ、会える日まで続けるよう決めて
いる。
共働きなので、連絡がとれない場合の対応は、ご近所へお願いしておくなど、一緒に考え、と
にかく落ち着くこと。それから行動する、を言い聞かせた。
59 自宅が高台にあるが、出先の時は尐しでも高い所に行くよう話し合った。
なるべく一人では行動しないように。鶴久保小学校か不入斗中学校のどちらか近い方へ避難
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して動かないように。避難先で知っている大人がいたら声をかけなさい。
61 当学校は高台にあり、避難場所なので、地震がきたらすぐ学校へ逃げろと言っている。
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下校後、保護者が帰宅困難な場合、子どもの安全は確保できていますか?どのよう
な確保方法か具体的にお書き下さい。
低学年の児童は地震後に遊びに出てしまっていた。→とても危ないので、地震後は家にいる
ように徹底した。怖い物だという認識を植え付けた。
家の中でも、地震の際はどこに隠れるか決めることにした。
学校にいさせてもらう。
避難場所を決めている。
できていない。携帯電話が繋がる状態であれば、近所の友人にお願いをするしかないと思っ
ている。
津波情報の場合、余裕があれば高台へ。なければマンションの上段へ避難する。
祖父母宅への避難。
近所の方に預かってもらう。
同級生の家で預かってもらう。
わからない
特に決めていない
地震が起き続いている時は、頭を守り机の下に隠れ、治まったら近隣の人達と逃げるように
伝えてある。
自宅マンションが比較的安全なので、家に帰るように言っている。
保護者が帰宅困難な場合には、子どもだけで留守番になってしまうから、安全は確保できて
いない。
近所の家の人とお互いに預かりあうようにしている。
子どもによっては、地域の人(例:親の友人など)に代理で引き取ってもらいたい(その場合代
理人の名前をメモして欲しい)
自分で身を守るように日頃から話し合っている。
親と会えるが基本でしか話し合っていないようだ。
実家や近所の方など、緊急時に助けを求めたら受け入れてくれる家を何軒か決めてあり、子
ども達も把握している。災害時だけでなく、母が倒れたなど、子どもの力で対処できない場合
もお願いしてある。
隣近所の友達の家に何か困ったことがあったときは行くように子どもにも相手先の家にもお
願いしてある。
避難先は話し合ったが、具体的にはなっていない。
隣近所へ声をかける。自分がいるときも隣へ声をかける。
両親ともに勤め先が自宅に近い徒歩圏なので、学校かマンションの屋上で会えると思ってい
る。
子どもの下校時間帯には自宅近くにいるので大丈夫。
自宅が大規模マンションなので、近隣で助け合う約束ができている。
今回ほどの災害であれば、頼れるのは家と学校しかない。
特に安全確保はできていない。
学童保育にいる。塾にいる。→そのまま動かない。
通信・交通手段が無くなると完全な安全確保、確認はできないので不安を感じている
下校後は学校側が子どもの安全確認をするのは困難である。
連絡が取れた場合は、学校を開放することは可能。
ご近所の連絡先を交換している。また不在時は緊急時に係わらずお願いしている。
小学校 5
33 一人で、携帯と鍵を持って待つように話してあるが、現実問題として困難だと思われる。
34 学校正門の側の親類の家に行くように言ってある。
家にいること。どうしても避難する時でも誰も来てくれないので、自分達で○○さんの家に行く
35
こと。
隣近所の友達の家に何か困ったことがあったときは行くように子どもにも相手先の家にもお
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願いしてある。
家にいること。どうしても避難する時でも誰も来てくれないので、自分達で○○さんの家に行く
37
こと。
38 基本的には家に居るように言っている。
祖父母が在宅している。父親の勤務先が近いため、徒歩で移動できるので、帰宅困難になら
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ない。
40 近所の同じ子持ちの家庭2~3軒と協力し、お互いに留守時の留め置き預かりを約束してい
る。
41 留守時(両親不在時)は、学校に行って預かってもらう。
学校に留め置いた場合は、お迎えが来るまでずっと面倒を見ますのでご安心ください。(学校
42
より)
子どもには鍵を持たせているが、一人で家に居ることにせず、ご近所の家に行くように話し
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た。震災後ご近所の方と話をして、何軒かの方達に受け入れをお願いした。
質問7 その他、何かご意見がありましたらお聞かせください。
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地域とのつながりを重視する上で弊害になるのが、個人情報保護法だと思う。何でもかんで
も「保護法で・・」と動かないのは世の中、子どもたちのために良くないと感じる。
今回の震災を踏まえて、やはり行政には限界があることが改めてわかった。全て行政に、と
いう考えは捨て、「自分達ができることは、自分達で」という気持ちが強くなったと思う。
災害に応じた避難場所の広報を強化して欲しい。掲示してない等の意見が多かった。
今回の地震で、家族全員が揃ったのが夜中だった。安否確認が取れない間は本当に不安
で、災害時の事を話し合う必要性を感じた。
防災頭巾では不安なので、ヘルメットを児童数用意して欲しい。
防災放送の充実。聞こえる場所とそうでないところがあるため、詳細な調査の実施、改良をお
願いしたい。
野比東小では、今年度からメール配信を実施。
災害の時などに活用することができる。今回の震災で不安なのは、連絡が取れなくて安否の
確認ができないことなので、90%以上の保護者が登録している。
市P協がアンケートを取ることで、横須賀市の子どもたちがより安全に、安心して過ごせる環
境に近づけることを希望する。
急な天災があった場合、被害状況・児童の安否など、一斉メール配信してもらえると助かる。
そうでないと憶測が飛び交い、かえって混乱をきたしてしまうと思う。
下校しても安全かどうか確認ができるまでは学校で保護し、家族が学校へ引き取りに行く
ルールが良い。
近所にお友達の家があるとも限らないので、日頃から近所の方と顔見知りになっておくべき。
災害時、保護者がいない場合、子ども会、町内会、敬老会などと連携した対策を考える必要
があると思う。
震災後、引き取り訓練や津内を想定した避難訓練、集団下校訓練などが実施され、学校の
意識が高くなったように思う。
「よこすかわが街ガイド」を参考にして、放課後遊んでいる時に、震災に遭った場合は、高い
場所に行くように話し合っている。
質問6の時のように、いろいろなパターンを想定して話し合う必要があると思った。
本当に大地震になった場合、小学校中学校はどこまで面倒をみてくれるのか?夜まで?次
の日も?親に会えるまで預かって欲しいが、先生にも家庭があるので、そちらも心配だと思
う。一度ゆっくり話してみたい。
連絡手段がとれないことが一番困ったのだが、ラジオは聞くことができたので、メディア通信
システムで(地元FM放送など)、学校・交通情報などの情報が得られるようになればと思う。
今回のように電話もメールも使えなくなってしまうと、学校との連絡手段が無くなり不安。学校
と市が連携して、防災無線を活用することはできないか?『児童は体育館に避難しています
ので引き取り下校でお願いします』『○○時に集団下校します』など。学校側からの連絡を放
送してもらえると助かる。
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校舎がすごく古いから、どんな大きな地震があっても大丈夫なようにして欲しい。
どのくらいの災害で引き取りに行けばよいかわからない。
学校が崩れそうで怖かった。余震の時も。
最悪の事態を想定した備え(衣食住)を行政、自治体にはしっかり整えておいて欲しい。
子どもたちの避難訓練回数を増やす。もっと本格的な教育が必要。
子どもが学校にいるときにどうするかという話し合いはしたが、遊びに行っている時に地震が
あったらという話をしていなかったことに気がついた。
他の家庭では、子どもが外遊びをしている時に災害があったときの連絡手段など、どのように
考えているのか聞くことができる機会があると嬉しい。
保護者が帰宅困難などで、家庭に保護者がいない状況での子どもの下校は安全確保の点で
問題があると考えるので、引き取り下校を基本として欲しいと思う。
今回は津波を念頭に考えてしまったが、別の災害も想定しないと安心できないと思った。
学校はすぐに対応方針を出したが、全市統一の方針を出すのに、なぜ数ヶ月かかるのかわ
からない。余震が続く間にすみやかに方針を出して欲しい。また、学校での防災物品の備蓄
状況、使い方などの情報、原子力防災対応などの計画ももっとオープンにして、積極的に情
報提供して欲しい。よい機会だと思う。このようなアンケートはとても良いことだと思うので、
もっと早く役員の方の決定で出してもらって良いと思う。また、会長に限定せず、市P協のホー
ムページに書式を載せて、たくさんの保護者から意見をもらうことも可能だと思う。ご検討くだ
さい。
保護者がいない状態での下校はさせない。(今回の震災の反省をふまえて)
今回の震災では、重大さが伝わりにくかった為、対応も完全にはできなかった。
ほとんどの学校には食料などがないため、市に申し入れをしているところ(水・非常食など)
近隣の方々と協力も難しいかもしれないが、何かあった場合には、やはり頼らざるを得ない
ので、仕方ないとは思うのですが、やはり子どもだけ残る家も多いだろうと思うので、パトロー
ルなどの強化をお願いしたいと思う。
天災は何時起こるかわからないので、学校で起きた場合でも、自分の命を守ることを第一に
考えて動くように話してある。天災が起きた時、パニックになるなと言っても大人でさえパニッ
クになると思うので、自分自身で判断ができるようになって欲しいと思い、色々と話はしてい
る。
学校での食料の備蓄の管理はどのようになっているのか知りたい。
誰が把握管理しているのか?
賞味期間は大丈夫なのか?
いざと言うときに、市との連絡連携がマヒした時に学校ではどこまで権限を持って動けるの
か?
日頃から地域の人の顔を覚えておかなくては。携帯はつながらないけれど、ツイッターのほう
が使えるとの情報があるので、連絡をとる手段も常に検討していきたい。
トップダウン方式で、「こういう場合はこうしなさい」という方がやりやすい。
行政も含め、会議ばかりで、具体策が出てきていないので、早急な対策を・・・
災害が起きた時に、最初に力を発揮できるのは、被災現場にいる地域の人たちです。昼間
は、多くの大人は勤めに出ており、残っているのは、高齢者と小・中・高生が大半です。この
場合、小・中・高生は大きな力となります。それと、過去の対応からも組織が充実している地
域では、いざという時にリーダーの適切な指示や地域に残っている地域住民などの適切な防
災活動により、被害を現消しております。それには、普段からの災害に備えて防災訓練を
行っておくことと、自主的に防災意識に取り組むことが重要になります。
阪神・淡路大震災(1995.1.17)M7.3近代都市で起きた直下型地震ん。死者6,434名行方不明
者3名、負傷者43,792名、建屋の半壊149,189棟、全半焼7,132棟の大被害から地域の防災力
もたかまっているのも事実です。
この地震以来、今日まで鳥取県西部地震M7.3から芸予地震M6.7、宮城連続地震M6.4、十勝
沖地震M8.0、新潟中越地震M6.8、福岡県西方沖地震M7.0、能登半島地震M6.9、新潟中越沖
地震M6.8、岩手・宮城内陸地震M7.2、岩手北部地震M6.8、と連続に起きており、今回の3月1
1日の東日本大震災M8.0とここ16年間の間にも見られるように、地震大国日本では、避けて
は通れないのが現状です。
7月11日のテレビ報道で、将来発生する地震の評価する政府の地震調査委員会は、三浦半
島断層群地震が起きた場合、最大震度6強以上の強い揺れが予想されると評価結果をまと
め公表された。断層の上に住んでいるこの地域でも改めていつ起きてもおかしくない災害に、
日頃から災害時の備えをしておく必要が差し迫った状況にあることを認識しておくことが重要
今年度、引き取り訓練の方法を校庭での引き取りに変更し、保護者が通る順路を一方通行
にしたので、良かったという意見があった。3.11の経験を元に、先生方が工夫されたのだと
思う。私たち保護者もいろいろと考えさせられた。
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地域(ご近所)の手助けが必要だし、今回はそれを実感した。子どもを持つ親だけでなく、年
41 配の方々も声をかけてくれありがたいと思った。年配者が多い所なので、安否確認や声かけ
などお互い支え合えればと思っている。
学校によって対応が違うようなので、統一して知らせて欲しい。特に下校後、保護者がいない
42 子どもの対応を考えて欲しい。保護者も身内も近くにいない子どもの一時的な避難場所が
あったらいいと思う。
当学校は、町内の方々が集まってきて、避難所になった。色々な情報不足で、対応が難しい
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部分が多かった。しっかりとした情報が収集できる体制を作って欲しい。
小学校 8
大規模災害に関するアンケート集計結果【中学校】
21校回答/23校
質問1 今回の震災の際に、学校から自宅までの帰宅方法はなんでしたか?(学校の対応)
①
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複数回答あり
通常の帰宅【3】
児童・生徒の徒歩による集団下校【9】
保護者の引き取り【7】
学校での保護【4】
その他【4】
コメント
1 担当教師引率のもと、地区ごと集団下校。
2 教員が各地区まで送った。
3 途中まで教員が送った。
当日は研修会があったため、生徒は通常より早く下校していた。部活動をしていた生徒は、
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校長判断で下校。海方面を通学路としていた生徒のみ職員と下校した。
質問2
子どもたちが学校にいる時間帯に震災があった際、保護者が共働きなどで自宅に不
在な場合にどうして欲しいとお考えですか?
複数回答あり
① 学校での保護【18】
② 近所の同級生宅での保護【2】
③ その他【2】
コメント
各家庭でそれぞれの事情があると思う。
5月に配信メールを導入して、学校のパソコンからだけでなく、携帯からも情報発信できるよう
にしたい(学校より)
質問3 今回の震災に関して、保護者として心配したことは何ですか?
1 学校・子ども・家族と連絡が取れなかった事。(子どもの安否、学校の判断が不明) ※多数
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下校時間と重なったので、通学路は安全なのか、途中で事故は起きていないかが心配だっ
た ※多数
親としてどう動いたらよいか(学校へ迎えに行くのか、自力で帰ってくるのか)わからなかった
※多数
子どもがどこにいるかわからなかったこと(下校時間だったため、下校途中か学校なのか)
保護者が帰宅困難になったので、子どもだけで在宅となった。
高校生や越境通学の生徒が帰宅困難になった。
今回の震災では、広い地域で電話が使えなかったので、連絡方法を考えて欲しい。例えば、
地域の放送を使って、○○中学校、○○小学校は全員学校にいます、など。
学校の被災状況(倒壊しないのか)、地域の状況。
P、教職員を含めた大人の判断力。
食料(食事)
暖をとること。
二次災害の元とならぬよう、家内外の安全の確認。
中学校 1
質問4
行政だけでなく地域防災の連携が大切だと思いますが、近隣小中学校や地域と何
か対策を話し合われていますか?
はい【9】
いいえ【10】
無回答有り
1 地区の防災訓練に参加。地区と一緒に防災訓練を行っている。
2 近隣小学校との連携。
池上中学校と池上小学校は敷地が隣り合っているため、緊急時には、中学校グラウンドへ避
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難するようになっていて、そのための通路を2カ所設けてあり、以前よりも広くした。
4 災害時の下校方法を統一する。
5 一時避難場所の取り決めや、防災訓練も行っているが、連携・対策は不足していると感じる。
6 地域の防災対策会議を実施している。
地域連携防災デーの実施
地域と教職員、生徒が顔見知りになる
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地域の防災体制、災害時の活動を理解する
災害時に中学生ができることを考え行動する
中学校区連絡会(地域対象)や懇談会(保護者対象)で、市役所の方に防災についての講演
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をしてもらった。
9 学校校外連絡会にて、防災などの情報共有を行っている。
10 学校での防災訓練に、町内会長に出席いただいていいる
7月に地区懇談会を行った。その際、中学生は地域の力(学区の力)にならなくてはならな
11 い、地域の防災力となるよう、その指導をしていきたいと学校より話があった。(具体的なこと
については未だ)また、地域からも中学生の力を期待していると言われた。
訓練にとらわれず、授業の教室移動時も生徒達に整列させて移動させている(日常生活の中
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でも役立つ事があると思われる。)
質問5 日頃からお子様と避難先について話し合いをされていますか?
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特になし
学校にいる場合は学校に残り、先生の指示に従う。
家にいる場合は町内の避難場所に行く。
時間によって異なるが、学校で震災にあったら、そのまま学校の先生の指示に従うこと。
津波がきたら、高台や自宅(マンション)の上層階に逃げる。
避難場所の確認。
連絡が取れる場合、安否・居場所を家族で連絡しあう。
災害時の家族の集合場所を決めてある。
近寄らない方が良い危険箇所について話し合っている。
学区内にいる時は、学校へ行くように話している。
駐車場などの広い場所へと話している。
外出時(自宅周辺以外の場所)の事はまだ話し合っていない。
周りの話を聞いても、現在のところ、この地域では具体性を欠いているように思う。
避難場所の確認と、避難経路について話し合っている。
津波の場合は、一般的に指定されている広域避難場所とは逃げる場所が違うと言うこと。
避難所に行き、そこで親が探しに行くまで待っている。
学校の指示に従いながら、最後は自宅で集合するようにしている。
津波、地震、マグマなどの仕組みを話ながら、その時にどのような動きをしたらよいか等を話
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し合っている。
19 湘南山手の相鉄ローゼンに行け!
中学校 2
質問6
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下校後、保護者が帰宅困難な場合、子どもの安全は確保できていますか?どのよう
な確保方法か具体的にお書き下さい。
携帯サービスの災害用伝言板を利用するつもり。
具体的には話していない。
下校後再度学校に戻る。
確保できていない。確保できるか不安。
自宅待機。
避難所へ行く。但し安全の確保ができるかはわからない。
状況によって違ってくるが、自宅が無事な場合は、ある程度安全だと思う。ただ確保できてい
るかと聞かれたら、できていないと思います。
普段から高い所へ物を置かない、部屋の靴を置いておく。
下校後保護者が帰宅困難な場合は、安全確保ができるとは思わない。地域との連携はそこ
まで進んでいない。
家が大丈夫なら家にいる。不安なら会館や避難先へ行く。
祖父母、近所、地域への保護依頼。
家庭により様々なケースが考えられる。
同じ中学在校生がいる近隣の方との連携。
携帯電話を持たせた方が良いか検討中。
携帯電話のメールや電話で連絡を取り合うようにする。
質問7 その他、何かご意見がありましたらお聞かせください。
1 学校の備蓄品をもっと充実させて欲しい。震災が起こった時に今のままでは不安。
2 このアンケートが有意義に使われることを願う。
家庭に保護者がいない場合、北下浦地区はどこか一つ受け入れ学校に集まるようにできれ
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ば良いと思う。先生方も家庭があるので、その際は地域の人達に引き継いでは。
4 通信網が遮断された時に、自転車などで行政が情報提供して欲しい。
行政への要望だが、緊急避難場所の周知を徹底して欲しい。看板が古くて間違っている所が
5 ある。ホームページを見られない市民もいると思うので、町内会を通して、一年に一度くらい
お知らせするべきだと思う。
6 学校の伝言ダイヤルなどを使って、連絡を取れるようにして欲しい。
7 連絡網で次ぎの人がいない時の対応の仕方。
小学校での兄弟を引き取りに、中学生が行ったら渡してもらえなかった事例があった。その場
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合はどう対応するのか?
9 広域避難場所としての中学校の位置づけ。地域との連携。
10 準備と告知、周知をしなくては?
11 災害が起きた場合の中学生の役割。
12 共稼ぎの家庭の子どもたちの下校後の避難についての心配がある。
このアンケートの目的がはっきりしていないので、質問の意図もどの立場の人間を対象にし
13 ているのかよくわからない。また前年度役員をしていない方は、今回の震災の事で、学校の
対応などわからない部分はあると思う。
避難場所になった当校では、発電機が古くなかなか起動しなかったり、防災用品も必要なも
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のがなかったり、その無いものが避難場所にならない学校にあったり、ということは聞いた。
15 避難した後についても考えるべきだと思う(食料、飲料、寝る場所など)。
大きな被害を受けたところもあったが、この辺りは停電くらいだったため、親戚や知人に被災
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された方がいないと、身近なこととしてとらえにくい。
学校でも今年度は防災訓練を増やしているが、初回は締まりの無い生徒も目立ったようだ。
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回を重ねる度に、真剣さが強くなってきている。備えあれば憂いなし、ということか。
改めて防災グッズや避難地について用意したり考えたいと感じているが、具体的に始めてい
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る人と、未だの人と取り組みはまちまちだ。
中学校 3