平成 27 年度豊見城市青年就農給付金事業 年度豊見城市青年就農給付金事業( 豊見城市青年就農給付金事業(経営開始型) 経営開始型) 給付対象者公募要領 給付対象者公募要領 第1 趣旨 農業従事者の高齢化が急速に進展するなか、持続可能な力強い農業を実現するためには、青年の 新規就農者の拡大を図る必要がある。 一方で、新規に就農するにあたっては、技術の習得や所得の確保等が課題となっており、青年の 就農希望者が就農を躊躇する大きな要因の一つになっている。 このため、経営開始直後の新規就農者に対して、青年就農給付金(以下「給付金」という。)を給 付することで、青年の就農意欲の喚起を図り、青年新規就農者の拡大につなげる。 第2 事業内容 経営開始直後の新規就農者に対して給付金を給付する事業 第3 応募要件 本事業に応募ができる者は、以下の要件を全て満たすものとする。 なお、給付の決定は、給付希望者のうち以下の要件を全て満たし、かつ本事業の趣旨に沿った優先 度の高い者(就農意欲、経営リスク、生活費確保の必要性の観点から審査した結果、優先度が高いと 判断される者)に対して、予算の範囲内で給付する。 1 独立・自営就農時の年齢が、原則45歳未満であり、農業経営者となることについての強い意欲 を有していること。 2 青年等就農計画の認定を受けた者であること。 3 次に掲げる要件を全て満たす独立・自営就農であること。 (1)農地の所有権又は利用権を給付対象者(以下、対象者)が有していること。(親族からの貸 借が主である場合は、給付期間終了日の一年前までに農地の所有権を対象者に移転することを 確約すること。) (2)主要な農業機械・施設を対象者が所有している又は借りていること。 (3)生産物や生産資材等を対象者の名義で出荷・取引すること。 (4)対象者の農産物等の売上げや経費の支出などの経営収支を対象者の名義の通帳及び帳簿で管 理すること。 (5)対象者が農業経営に関する主宰権を有していること。 4 経営の全部又は一部を継承する場合は、継承する農業経営に従事してから5年以内に継承して 農業経営を開始し、かつ給付期間中に、新規作目の導入経営の多角化等経営発展に向けた取組を 行い、新規参入者(土地や資金を独自に調達し、新たに農業経営を開始した者をいう。)と同等 の経営リスクを負って経営を開始する経営開始計画であると豊見城市長に認められること。 5 提出する経営開始計画(別紙様式第2-2号)が次に掲げる基準に適合していること。 (1)農業経営を開始して5年後までに農業(農業生産のほか、農産物加工、直接販売、農家レ ストラン、農家民宿等関連事業を含む。)で 175 万円以上の所得を目標とする計画があること。 (2)計画の達成が実現可能であると見込まれること。 6 豊見城市が作成する人・農地プランに中心となる経営体として位置づけられていること、又は、 位置づけられることが確実と見込まれていること。あるいは、農地中間管理機構から農地を借り 受けていること。 7 経営開始計画承認申請時に最低10a(約 300 坪)以上の経営農地を所有している、又は貸借 権(農地法3条許可、利用権設定等)の設定を受けて借りていること。 8 原則として、生活費の確保を目的とした国の他の事業による給付等【生活保護制度、雇用保険 制度(失業手当)等】を受けていないこと。 9 市税等の滞納が無いこと。(国民健康保険税については世帯主に係る滞納が無いこと。) 10 原則として、一農ネットに加入していること。 11 平成 22 年 4 月以降に農業経営を開始した者であること。 第4 給付金額及び給付期間 1 給付金の額は、経営開始初年度は1人あたり年間 150 万円とし、経営開始2年目以降は、1人 あたり 350 万円から前年の総所得を減じた額に5分の3を乗じて得た額(1 円未満は切り捨て) とする。また、給付期間は最長5年間(昨年以前に経営を開始した者にあっては、経営開始後5 年目分まで)とする。 2 夫婦で農業経営を開始し、以下の要件を満たす場合は、給付期間1年につき夫婦合わせて、1 の額に 1.5 を乗じて得た額(1 円未満切り捨て)を給付する。 (1)家族経営協定を締結しており、夫婦が共同経営者であることが規定されていること。 (2)主要な経営資産を夫婦で共に所有していること。 (3)夫婦共に人・農地プランに位置づけられた者等になること。 3 複数の新規就農者が農業法人を設立し、共同経営する場合は、当該新規就農者(当該農業法人 及び青年就農者それぞれが人・農地プランに位置づけられた者等に限る。)に給付期間1年につ きそれぞれ1の額を給付する。 なお、経営開始後5年以上経過している農業者と法人を設立する場合は、給付の対象外とする。 第5 給付対象者の責務等 給付対象者は、経営計画等に掲げる計画を責任もって達成するとともに、交付要綱等で定める事 項を遵守すること。 なお、給付金の給付停止及び給付金の返還については、次のとおりとする。 (1)次に掲げる事項に該当する場合、市長は給付金の給付を停止する。 ア 要件を満たさなくなった場合。 イ 農業経営を中止した場合。 ウ 農業経営を休止した場合。 エ 交付要綱等に定める就農報告等を行わなかった場合。 オ 市が行う就農状況の現地確認等により、適切な農業経営を行っていないと市長が判断し た場合。 【例:経営開始計画の達成に必要な経営資産を縮小した場合、耕作すべき農地を遊休化 した場合、農作物を適切に生産していない場合、農業従事日数が一定(年間 150 日かつ年間 1,200 時間)未満である場合、市から改善指導を受けたにも関わらず 改善に向けた取組を行わない場合など】 給付対象者の前年の総所得(給付金は除く。)が 250 万円以上であった場合。 カ (2)次に掲げる要件に該当する場合、給付対象者は給付金を返還しなければならない。ただし、 次のアに該当する場合にあっては、病気や災害等のやむを得ない事情として市が認めた場合 はこの限りではない。 ア (1)のアからオに掲げる要件に該当した時点が既に給付した給付金の対象期間中であ る場合にあっては、残りの対象期間の月数分(当該要件に該当した月を含む。)の給付 金を月単位で返還する。 イ 虚偽の申請等を行った場合は給付金の全額を返還する。 ウ 親族からの貸借が主であった対象者は給付期間中に農地の所有権の移転が行われなか った場合は全額返還する。 第6 応募方法等 1 申請書類 本事業に応募しようとする者は、次に掲げる申請書類を提出すること。 (1)経営開始計画【別紙様式第2-2号】 (2)収支計画【別紙様式第2-2号 (3)履歴書【別紙様式第2-2号 別添1】 別添2】 (4)経営を開始した時期を証明する書類【別紙様式第2-2号 別添3】 (5)過去の経歴を証明する書類(親の経営を継承する場合は、親元で従事していた期間が5年以 内である事を証明する書類)【別紙様式第2号別添4】 {在職証明書、就業証明書、卒業証明書、住民票(遠隔地に住んでいた場合)}の写しなど。 (6)農地及び主要な農業機械・施設の一覧及び契約書等の写し【別紙様式第2-2号 (7)農地の権利を証明する書類 ア 全部事項証明書(登記簿謄本)、農地法許可書、利用権設定通知等 (8)確約書とその農地を示す地図(親族からの貸借した農地が主である場合) (9)通帳・帳簿(仕訳、収支の分かるもの)の写し【別紙様式第2-2号 (10)所得証明書 (11)出荷実績が分かる書類の写し (12)完納証明書(市税及び市国民健康保険税) (13)身分証明書の写し(顔写真があるものに限る) (14)その他市長が認める書類 別添6】 別添5】 2 申請書類の提出にあたっての注意事項 (1)申請書類は、様式に沿って正確に作成すること。 (2)申請書類の用紙サイズは A4及び A3とする (3)申請書類や添付書類に不備等がない場合に限り受付するものとする。 (4)申請書類の作成及び提出にかかる費用は、応募者の負担とする。 (5)申請書類の提出方法は、豊見城市役所2階農林水産課へ直接持参とする。 (6)提出後の申請書類については、原則として、資料の追加や差替えは不可とし、採択の可否に かかわらず返却はしない。 (7)虚偽の申請を行った場合、給付金の全額を返還しなければならない。 (8)提出書類について、市は提出された書類を判断・審査を行うだけであるため、作成は各自で 行い用意すること。 3 受付期間及び募集人数 (1)受付期間 平成 27 年7月 13 日(月) (2)募集人数 若干名(市外在住者を除く) 4 ~ 平成 27 年7月 31 日(金) 申請書類の提出先 豊見城市役所 農林水産課 〒901‐0292 沖縄県豊見城市字翁長 854 番地 1 ※居住地と農地の所在が異なる場合は農地が所在する市町村が申請窓口となっている。 5 個人情報等の取扱い 提出された申請書類については、別に定める「青年就農給付金事業に係る個人情報の取扱いにつ いて」に基づき取扱うこととする。 第7 給付金給付対象者の選定 1 審査方法 提出された申請書類については、豊見城市農林水産課において書類審査及び面接審査を行った後、 豊見城市検討会における協議結果を踏まえ、予算の範囲内において、給付対象とすべき者を選定す るものとする。 なお、面接の日程・会場は別で通知する。 2 審査結果の通知 審査結果については、審査が終了次第、速やかに応募者に対して通知する。 第8 問い合わせ先 〒901-0292 沖縄県豊見城市字翁長 854 番地 1 豊見城市役所 農林水産課 農政係 TEL:098-850-5305 附則 この要領は、平成 27 年度に行う事業について適用する。 FAX:098-856-3968
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