平成27年度第3回理事会議事録

一般社団法人日本老年歯科医学会 平成 27 年度第 3 回理事会・第 1 回常任理事会議事録
日 時:平成 27 年 6 月 11 日(木)14:00~15:45
場 所:神奈川県歯科医師会館
出 席:櫻井 薫理事長、下山和弘、羽村 章両副理事長
佐藤裕二、深山治久、水口俊介、那須郁夫、柿木保明、菊谷 武、菅 武雄、
植田耕一郎、小野高裕、河相安彦、眞木吉信、武井典子、井上農夫男、小正 裕、皆木省吾
渡邊 裕、平野浩彦、高井良招、米山武義、又賀 泉、森戸光彦、山根源之 各理事
工藤逸郎、渡辺郁馬 各監事
上田貴之、下平 修、金澤 学、杉山哲也、阪口英夫、高橋賢晃、 飯田良平、戸原 玄
伊藤誠康、大神浩一郎、小林國彦、高橋一也、森田一彦、北原和樹、大渡凡人、潮田高志
各幹事
Ⅰ.開会の辞
羽村副理事長より、開会の辞が述べられた。
Ⅱ.理事長挨拶
老年歯科医学のリーダーとして今後の発展に向けて十分な討議をお願いしたい旨、挨拶があった。
Ⅲ.大会長挨拶
羽村大会長より挨拶があった。事前参加登録者が 901 名であった旨、報告があった。
Ⅳ.議長選出
定款に則り櫻井理事長が選出された。
Ⅴ.確認事項
1.定足数の確認〔定款第 32 条、理事現在数(27 名)の 2 分の 1 以上の出席〕
佐藤理事より、25 名の出席があり定足数を満たしている事が確認された。
2.配付資料の確認
3.平成 26 年度第 5 回理事会・第 1 回常任理事会議事録(P.1-4)
4.平成 26 年度第 6 回理事会議事録(P.5)
5.平成 27 年度第 1 回理事会議事録(P.6)
6.平成 27 年度第 2 回理事会議事録(P.7-21)
佐藤理事より、平成 26 年度第 5 回理事会・第 1 回常任理事会議事録、第 6 回理事会議事録、
平成 27 年度第 1 回第 2 回理事会議事録の提示があり、確認を行った。
Ⅵ.協議事項
1. 平成 26 年度事業報告及び収支決算について(総会資料 P.1-18)
佐藤理事、那須理事より説明があり、工藤監事の監査報告の後、承認された。
2. 平成 27 年度事業計画及び収支予算について(総会資料 P.19-20)
佐藤理事、那須理事より説明があり、承認された。
3. 平成 27 年度学会功労賞について
櫻井理事長より、山根源之元理事長の推薦があり、承認された。
4. 平成 27 年度日本歯科医学会会長賞候補者の推薦について
櫻井理事長より、森戸光彦前理事長の推薦があり、承認された。
5. 新規入会者の承認について(P.22-26)
新規入会者 250 名について承認された。
6. 表彰制度規程の一部改正について(P.27-28)
米山理事、又賀理事、佐藤理事より説明があり、承認された。
7. 老年歯科医学教育基準について(P.29-36)
柿木理事の説明の後、森戸理事、眞木理事、佐藤理事より用語などについての指摘があった。
修正点を加味し、委員長に一任することで承認された。
Ⅶ.報告事項
1. 会務報告(櫻井理事長)
学会員への周知のため、委員会活動を HP へ積極的に掲載してほしい旨の要望が出された。
また、
「認知症患者の歯科的対応および歯科治療のあり方」に対する学会の立場表明(2015 年版)
の策定、日本老年看護学会設立 20 周年記念誌への寄稿について報告があった。
2.総務報告(総会資料 P.21-22)
(佐藤理事)
活動内容、会員数動向、認定制度認定者数および摂食機能療法専門歯科医師数・認定歯科衛生士
数について報告があった。
3.編集報告(総会資料 P.23)
(深山理事)
学会誌発刊状況、および平成 27 年度から北原和樹先生が編集委員に加わる旨の報告があった。
4.学術報告
1)第 25 回学術大会決算報告(那須理事)
(P.37)
平成 26 年度学術大会の収支について報告があった。
2)第 26 回学術大会(羽村大会長)
プログラムの概要について説明があった。また、演題数も 240 題を数え、セミナーなどの企画も
盛況な応募状況である旨、報告があり感謝の意が述べられた。
3)第 27 回学術大会(市川大会長)
(P.38-39)
代理として佐藤理事より、概要について報告があった。
4)第 28 回学術大会(櫻井大会長)
日本老年医学会との合同大会を名古屋にて開催する旨、準備委員長を上田先生、実行委員長を
角先生とし準備を進めている旨、報告があった。
5)平成 26 年度活動報告(総会資料 P.24-25)
(水口理事)
平成 26 年度の活動内容と次年度の活動計画について報告があった。
6)平成 26 年度日本歯科医学会プロジェクト研究実施報告(平野理事)
研究課題名「後期高齢者の口腔機能を改善する診療ガイドラインに関する研究」について内容の
説明があり、データ作成中との報告があった。
7)平成 27 年度日本歯科医学会プロジェクト研究申請報告(水口理事)
研究課題名「高齢がん患者の周術期における口腔管理のガイドライン策定のための調査研究」を
申請する予定である旨、報告があった。
8)その他
特になし。
5.財務報告(P.40)
那須理事より説明があり、順調に推移している旨、報告があった。
6.各種委員会報告(社員総会 資料参照)
1)法人運営委員会(櫻井委員長)
委員会の趣旨について報告があった。
2)教育問題検討委員会(柿木委員長)
老年歯科医学の教育基準案について検討している旨、今後は臨床実習に関する基準案、歯科衛生
士教育の基準案、専門医研修要綱について検討する予定である旨、報告があった。
3)社会保険委員会(菊谷委員長)
WS 出席、介護報酬改定、新規技術提案書の提出について報告があった。
4)ガイドライン委員会(市川委員長)
代理として佐藤理事より、
「認知症患者の歯科的対応および歯科医療のあり方」に関する学会の立
場表明(理事会資料 P.8-21)を作成した旨、報告があった。
5)在宅歯科医療等検討委員会(菅委員長)
口腔咽頭吸引に関する教育現場の動向などについて検討を行っている旨、報告があった。
6)摂食嚥下リハビリテーション委員会(植田委員長)
摂食機能療法専門歯科医師の育成に関し、今後、質の担保に重点を置く方向性である旨、報告が
あった。
7)国際渉外委員会(小野委員長)
台湾老年歯科医学会と交流協定を締結した旨、大韓老年歯科医学会とは交流協定を交渉中である
旨、Wiley 社と Gerodontology 誌の公式英文誌契約の agreement を交わした旨、報告があった。
8)広報・研修委員会(河相委員長)
HP リニューアルを行った旨、ニュースレター発刊状況、研修実施について検討中である旨、
報告があった。また、積極的に HP へ委員会活動報告を寄せてほしい旨、要望があった。
9)学術用語委員会(眞木委員長)
学術用語辞典の平成 28 年 3 月発行を予定し、原稿の確認および編集作業を進めている旨、報告が
あった。
10)歯科衛生士関連委員会(武井委員長)
認定歯科衛生士認定審査の状況、歯科衛生士関連委員会主催セミナーの開催、認定歯科衛生士の
申請資格に関する一部要件の緩和、次年度の活動計画について報告があった。
11)認定制度委員会(井上委員長)
12)認定資格検討委員会(井上委員長)
13)研修機関認定委員会(井上委員長)
認定医研修機関に所属しない者の認定医申請に関する制度の運用に関し指導医の紹介を行う旨、
終身資格の運用に関し 60 歳以上の申請条件を明確化した旨、研修単位のデータベース化に伴う規
則の改正を行った旨、報告があった。
14)認定試験実施委員会(小正委員長)
平成 26 年度の専門医認定試験実施状況と、平成 27 年度日本老年歯科医学会認定医試験(6 月 13
日実施予定)のスケジュールなどについて報告があった。
15)専門医試験問題作成委員会(皆木委員長)
平成 27 年度から代議員あるいは専門医に対して専門医試験問題の作成を依頼する旨、専門医試験
問題解説集(仮題)の作成・出版を検討中である旨、報告があった。
16)多職種連携委員会(渡邊委員長)
平成 27 年老年学会合同シンポジュウムにおけるシンポジストとして岩佐委員が採択された旨、
平成 27 年度介護報酬改定における口腔・栄養管理に係る取組についての資料提出と本年度の厚生
労働科学研究費への申請を行った旨、報告があった。
17)支部組織・地域保健医療福祉検討委員会(平野委員長)
支部長不在支部について山形支部、三重支部、富山支部で候補者が未定である旨、今回の学術大
会において支部長会を開催する旨、報告があった。
18)学会間連携委員会(高井委員長)
日本口腔インプラント学会との共同研究について承認した旨、有病者歯科医療学会との共同研究
である「抗血栓療法患者の抜歯に関するガイドライン」の 2015 年版が 3 月末に完成し近日中に
発行予定である旨、報告があった。
19)表彰委員会(米山委員長)
優秀奨励論文賞(ライオンアワード)として原 豪志氏(東京医科歯科大学大学院医歯学総合研
究科高齢者歯科学分野)と村田尚道氏(岡山大学病院スペシャルニーズ歯科センター)が選考さ
れた旨、6 月 11 日付で表彰制度規程が改正された旨、開業歯科医師や歯科衛生士の活躍を評価す
る表彰について検討中である旨、報告があった。
20)規程委員会(又賀委員長)
規則、細則の適時改訂を行っている旨、報告があった。
21)倫理委員会(角委員長)
代理として佐藤理事より、倫理審査委員会からの倫理審査に関する各種書類(案)について検討
中である旨、報告があった。
22)倫理審査委員会(森戸委員長)
「臨床・疫学研究に係る業務に関する細則及び手順書」
(案)を倫理委員会へ審議依頼した旨、
報告があった。
23)利益相反委員会(山根委員長)
今回の学術大会から COI 開示を実施している旨、報告があった。
7.日本歯科医学会報告(森戸理事)
山根源之先生が日本歯科医学会会長賞を受賞された旨、日本歯科医学会の法人化を進めている旨、
学術講演委員会を廃止して歯科医師会と合同で活動することとなった旨、世界大会 2015 でエビデ
ンス集(歯科医師会 HP に掲載)が提示された旨、日本歯科医学会主催の集いが 9 月 19 日に開催
される旨、報告があった。
8.日本歯学系学会協議会報告(羽村理事)
教育に関するシンポジウムの企画を行っている旨、専門歯科医師について協議している旨、
6 月 15 日に昭和大学で総会が開催される旨、報告があった。
9.歯学系学会社会保険委員会連合報告 (佐藤理事)
保険改定の資料となる歯保連試案を作成した旨、報告があった。
10.日本老年学会報告(櫻井理事長)
7 学会同一の HP が完成した旨、IAGG に関して 10 月 18 日~22 日にチェンマイ(タイ)でアジ
ア部門大会が、2017 年 7 月 23 日~27 日にはサンフランシスコで世界大会が開催される旨、報告
があった。
11.その他
森戸理事より、講習会、研修会などの主催、共催、後援の定義に関する内規を定めてほしい旨、
要望があった。
Ⅷ.閉会の辞
下山副理事長より、スムースな討議、報告に対する謝意が述べられた。
・参考資料
P.41 各種委員会委員一覧
P.42 支部長一覧
P.43 関係団体担当一覧