平成24年度 第2回 医学教育企画室会議 議 事 要 旨

平成24年度 第2回
医学教育企画室会議
議 事 要 旨
日
時:平成24年8月15日(水) 14:00~15:20
場
所:基礎研究棟3階 医学教育企画室事務室
出席者:室
長
高山
室
員
小宮 一郎
屋良 さとみ
宮田
武村 克哉
崎原 永作
久保学務課長代理
青木
大屋 祐輔
加藤 誠也
欠席者:室
員
千利
一雄
裕史
粟田 久多佳 平田 哲生
陪席者:
石田
肇
比嘉係員
武富学務課長
屋宜教務係長
深沼係員
審議事項
1.平成24年度学生学習サポート事業について
武村委員から資料1に基づき、今年度採択された学生学習サポート事業の企画案につ
いて説明があり、審議の結果、今年度も PBL を用いた学習方法とし、対象学生は2,3
年次の希望者と成績下位者等を含めること、チューターは4,5年次を中心に依頼する
ことが了承された。
また、症例シナリオについては、事前に基礎系の先生方へ確認していただくこと、成
績下位者等については、高山室長の方で選出することになった。
2.医学教育企画室英語表記名について
屋良委員から資料2に基づき、医学教育企画室の英語表記名を明記する必要がある旨の
説明があり、審議の結果、
「Office of Medical Education」とすることで了承された。
3.平成24年度中期計画達成プロジェクト経費について
小宮委員から資料3に基づき、今年度採択された中期計画達成プロジェクトについて
説明があり、審議の結果、9月にヘルスプロモーションの一環として地域枠1年次を「健
診後教室」へ参加することが了承された。
その他、県外の他大学等へ地域枠学生以外の学生も含めた地域医療研修プログラムを
計画してはとの意見があり、検討することとなった。
また、武村委員から一昨年より実施している「地域医療学生セミナー」について、夏
休み明けに募集を始めるとの説明があった。
4.その他
(1)医師国家試験対策について
屋良委員から、医師国家試験対策について説明があり、審議の結果、外部講師
を招聘した講習会を実施することが了承された。また、その実施に伴う謝金等に
ついては、予算化を医学部長へ依頼することになった。
(2)M1 外来患者付添実習のレポートついて
武村委員から、M1 外来患者付添実習のレポートについて、学生より「患者の
個人情報等を記載しても良いか」との質問があったとの報告があり、種々意見交
換の結果、個人名を伏せる等、個人が特定できない内容であれば問題ないとの確
認がなされた。
(3)医学教育企画室のあり方について
高山室長から、様々な医学教育の企画・改善等、国家試験対策も含めて本室に
て討議していくことが確認された。
報告事項
1.M4離島地域病院実習について
各実習担当者から資料4に基づき、今年度の M4 離島地域病院実習について、報告が
あった。
①久米島病院・・・他の実習施設とは違い比較的中規模な病院であるため、行政や看
護施設等、地域に密接した医療の全体が学べるプログラムになって
いた。また、今年度から学生が待合室の患者へレクチャーを行う「健
康レクチャー」を取り入れたことにより、地元の方との交流が持て
たことが良かった。
②宮古病院・・・
今回、1グループは離島である伊良部へ行く機会があったが、今
後はプログラムに離島の診療所も含めるとなお、良いと感じた。
③八重山病院・・・昨年度は1日のみ竹富島実習があったが、今年度からはその他 5
ヶ所の離島を加えたプログラムであったため、学生からはイメージ
通りの離島医療というものを見て学ぶことができ、好評だった。
④北部病院・・・今回、骨折のため参加できない学生がいた。
武富学務課長から、本実習の旅費等を支出している寄付金が年々減額していることに
ついて説明があり、今後は学生に旅費の一部負担や実習謝金の減額も視野に入れながら、
実施する必要があるとの意見があった。
また、実習謝金の基準額について、平成18年度から20年度までの「離島医療人養
成プログラム」の間は、1 時間1650円であったが、補助金が切れた平成21年度以降
は予算の都合上、1時間800円に減額した経緯がある旨、報告があった。
2.医学科地域枠学生沖縄県表敬について
高山室長から、資料5に基づき、8月10日(金)
、地域枠新入生(12名)のうち7
名とともに沖縄県に表敬訪問し、与世田副知事と面談した旨、報告があった。