第2.事 業 別 概 要 1.公益目的事業会計 事 業 名 業 務 内 容 (1)アワビ種苗生産育 県の委託を受け、白浜事業所及び同事業所千倉支所において、 成事業 アワビ種苗を生産育成し、関係17漁業協同組合に配付した。 ○配付数 28.8mm 162万個(直接放流用) 14.8mm 25万個(中間育成放流用) (2)ヒラメ種苗中間育 放流効果を高めるため種苗を大きく育てる中間育成を白浜事業所、 成事業 勝浦事業所及び富津事業所小久保支所において実施した。 県が生産したヒラメ種苗35.8mm134万2千尾を育成し、87.4mm 96万8千尾を関係22漁業協同組合と協力して放流した。 (3)ノリ養殖振興対策 ア.ノリ種苗生産配付事業 事業 富津事業所において、ノリ養殖種苗を生産し、関係13漁業協同 組合等に配付した。 ○生産数 完製品 173,300枚 準完製品 0枚 半製品 800枚 フリー糸状体 10.0本(24,000枚分) イ.藻類種苗生産配付事業 富津事業所においてワカメ(種糸1,930m)ヒロメ(種糸 1,930m)、コンブ(種糸310m)の種苗を生産し、関係12漁業協同 組合および2高等学校に配付した。 ウ.ノリ養殖情報提供事業 ノリ養殖の管理に必要な気象情報等の解析・提供を関係機関と 連携して実施した。 エ.健全種網作製推進事業 技術指導・調査等の実施及び研修会での講演により、関係漁業協 同組合に組織されている「健全種網作製推進協議会」の育成を通じ て、健全種網の作製を推進した。 オ.養殖種苗緊急確保事業 天災・人災等により被害を受けたノリ養殖業者に対する種網 等の緊急供給体制を整備し、202枚の種網を供給した。 事 業 名 業 務 内 容 カ.ノリ優良品種作出試験事業 県と共同して優良品種の育成に向けた試験を行った。 キ.下水処理場等放流水影響調査事業 委託を受け、下水処理場からの排水が漁場に及ぼす影響等に ついて調査を実施した。 ○君津富津終末処理場に係る調査(君津富津広域下水道組合) (4)クルマエビ種苗 生産配付事業 富津事業所新富支所において、クルマエビ種苗を生産し、東京湾 地域栽培漁業推進協議会(関係9漁業協同組合)に配付した。 ○配付数 31.6mm 662万尾 (5)種苗生産飼育事業 県から委託を受け、県水産総合研究センター種苗生産研究所において 種苗生産飼育業務を実施した。 ○勝浦生産開発室:マダイ・ヒラメ・アユ ○富津生産開発室:ヒラメ・マコガレイ (6)マダイ種苗中間 育成事業 放流効果を高めるため、種苗を大きく育てる中間育成を地域栽培漁 業推進協議会への委託等により県内各地で実施した。 県が生産したマダイ種苗35.5mm140万5千尾を11か所(8漁 協)で育成し、78.3mm112万1千尾を関係漁業協同組合と協力して 放流した。 (7)栽培漁業普及推進 栽培漁業及び資源管理に関する啓発活動として、計45万4千尾の 事業 マコガレイ種苗を放流した。 4地域協議会と連携して小中学生対象の放流イベントを実施した。 事 業 名 (8)調査研究事業 業 務 内 容 ア.ミルクイ種苗生産試験事業 富津漁業協同組合からの委託を受け、ミルクイの種苗生産 試験を実施し、6万6千個の種苗を生産した。 イ. 県単港湾整備委託 県からの委託を受け、千葉みなと地先における藻場造成の調査 検討の一環として、同海域の環境調査等を実施した。 (9)漁船漁業経営改善 効率的かつ安定的な漁業経営体を育成するため、千葉県地域漁船 指導事業 漁業改革推進集中プロジェクト及び千葉県地域漁船漁業復興プロ ジェクトを運営し、漁業者及び地域が一体となった構造改革や復興を 推進するとともに、千葉県中小漁業経営支援協議会を運営し、漁業 経営の改善等を図ろうとする漁業者を支援した。 (10)水産業経営安定促 進事業 ①漁協総合整備事業 ②特別振興事業 漁協経営安定化対策事業審議委員会の答申を受け、経営の改善を要 する漁業協同組合に対し助成した。 (当該年度実施なし)
© Copyright 2024 ExpyDoc