わくわく通信

第30号(平成27年度第1号)
平成27年5月 発行
わくわく通信
特定非営利活動法人わくわくネットいわき
〒970-8028
福島県いわき市平上神谷字神谷分 22-1
TEL 0246-57-0255
FAX 0246-57-0256
平成27年度を迎えて
NPO法人わくわくネットいわき
理事長
新妻 寿雄
今年度も、4 月 12 日(月)に法人全体研修を社会福祉協議会の研修室をお借りして実施致しました。
全職員参加のもと、第一部は今年度の法人の目指す方向や理念等についてお話させて頂き、我々は何を目標
として進んでいくのかを職員一同が共有と再確認する場とさせて頂きました。
第二部は、昨年に続き「元気が出る講座」と題して、元旭化成・教育コンサルティング部長を務められた石
井俊男氏に自己啓発のコーチング実践講座を5時間にわたって講義して頂きました。ある職員の感想です。
「傾聴スキルでコミュニケーションは、聞くことが難しく意識的に行えない。その日の自分の体調を見極め
ることが大切だと思いました。「えぇ、えぇ」「なるほど」「そうなんだ」には、相手の話を共感はするが審判は
しないということも含め、話の中から事実を思い出しました。保護者とのやり取りの中で私自身が「何様?」
になっていたのに気がつきました。また1年、冷静にセルフコントロールしながら傾聴が行える支援者にな
れるよう頑張ります。」言うまでもなく翌日からまた、一人一人が良い仕事をしていきたいという思いが強
くなり職場の雰囲気にも影響してきたと感じました。石井先生お忙しい中講演して頂き有り難うございま
した。
さて、法人の基本方針の核となるところは、物理的な環境整備も大切ですが、それ以上に個々人への対応
が中心となる環境づくりに努め、利用者一人一人の発達と成長が確実に保証できる支援の確立が大切と考
えております。そして、そのことにより個々人が、将来的に少しでも、本人なりの自律に継がることを目指
します。法人代表として有り難い事にスタッフも牛歩のごとく成長してきているのが解ります。今年度も法
人が力を入れている人財(材)育成と研修を計画しておりまた、児童精神科医の門眞一郎氏そして PECS(ペ
クス)の第一人者である今本繁氏をそれぞれいわき市にお呼びし、コンサルテーションや講演会を実施した
いと思っています。このことにより OJT、OFFOJT の両面からとらえた学習をしていくことで、私達が陥りや
すい業界内でしか通用しない狭い知識だけでなく、枠を越え広く社会全般に目を向けた幅広い知識を得る
ことが出来ると考えます。そして、結果としてコーチングで学んだ物事を柔軟に考えることができ、今の自
分でいいんだという生き方と相手や外部に対して受け入れられる気持ちをもてるようになるのだと思いま
す。今年度も保護者の皆様、また地域住民の皆様そして、関係各位の方々には、大変お世話になると思いま
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す。道半ばであり未熟な事業所ではありますが、高い使命感を持ちながら利用者さんの健康と安心を第一に
考え、地域から認めてもらえる法人を目指してまいります。何卒ご協力とご支援を宜しくお願い致します。
各事業所の紹介
セカンドハウスわくわく
☆放課後等デイサービス☆
セカンドハウスわくわくの放課後等デイサービスは、これまで小学生のみのご利用とさせていただいていまし
たが、今年度より中学生・高校生にもご利用いただけるよう、定員枠をこれまでの 10 名から 20 名に拡大しまし
た。中高生にも、落ち着いて余暇を過ごしたり、スタッフが利用者様それぞれ
に抱える課題にじっくり向き合っていける環境を提供できればと考えており
ます。
スタッフにも、わくわくキッズで個別療育を実践してきた佐々木をはじめ、
以前デイサービスに所属し、子供たちの信頼が厚かった原、佃が加入しました。
スタッフそれぞれの持ち味を結集し、子供たちがより楽しく過ごせるよう頑張
ります!
〒970-8028
福島県いわき市平上神谷字神谷分 22-1
【渡邉・新妻・原・佃・佐々木】
TEL 0246-57-0255
FAX 0246-57-0256
☆居宅介護・行動援護・移動支援☆
平成27年4月よりメンバーが一新致しました!
目標・目的を明確に、又利用者さまの芽生えを大事に育む支援をモ
ットーに頑張っていきますので宜しくお願い申し上げます。
【鈴木(賢)・鈴木(真)】
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☆事務☆
迅速、丁寧でミスの少ない仕事を目標に職員一同笑顔で努めていきたいと思
います。(^^)(^^)(^^)よろしくお願い致します。
【渡邉・小野・草野】
チャレンジド(多機能型生活介護)
利用者様が楽しく通所できることを目指し、また少
しでも集団生活ができるよう支援を行っています。利
用者様の強みを活かした支援を職員1人1人心がけて
いきたいと思います。
今年度もチャレンジドをよろしくお願い致します。
〒970―0113 福島県いわき市平塩字中島 5-5
TEL 0246-21-2255
FAX 0246-21-2255
【佐々木(奈)・田中(敬)・矢吹・田中(紀)・中川・佐々木(千)・斉藤】
わくわくキッズ(児童発達支援事業・保育所等訪問支援)
わくわくキッズは、自閉症スペクトラム障がいなど、生活全般、主にコミュニケーションに困り感を持つ
お子さんの通訳者となり、子供たちひとりひとりの特性を理解し、「わかるからできる!」という経験を積
み重ねていけるような支援ができることを目的としています。また、お子さんが通われている保育所や幼稚
園との連携、保護者の皆様と共に学ぶ機会として保護者学習会の開催、ペアレント・トレーニングなども計
画、実施しています。
新たな職員体制のもと、お子さんたちと楽しみながら学んでいきたいと思います。
〒970-8021 福島県いわき市平中神谷字苅萱 1-8
TEL 0246-38-9406
FAX 0246-38-9416
【涌井・野木・草野(明)・鈴木・草野(睦)・大内・坂本】
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和―夢わくわく(特定・障がい児相談支援事業)
相談支援事業所とし3年目を迎えました。
昨年度途中より、新しいスタッフも入りました。
今年度は、より中身を重視した相談支援になるよう努めていきたいと思い
ます。
【新妻・岡部・小松】
今年度もよろしくお願いいたします。
ゆいまーる・ふたば
(被災地における障がい福祉サービス基盤整備事業・発達障がい児(者)障がい福祉サービス利用支援事業)
穏やかで過ごしやすい季節となりました。
さて、このたび当事業所は 4 月より場所を上神谷反町に移して療育を開
始しております。入口には大きな桜の木があり、春には見事に満開に咲き
誇りました。是非、一度お立ち寄りください。
新しい環境のなかでも子どもたちが元気に通ってきて下さっています。そ
【永井・小松・江原】
の様子には大きな成長を感じ、とても嬉しく思っています。新しい職員
が加わり、雰囲気も新たに変わりました。今年度もより良い環境づくりを心がけ、子供たちと楽しく学びな
がら一緒に成長していけるよう、職員一同努めていきたいと思います。よろしくお願い致します。
〒970-8021
福島県いわき市平字上神谷字反町 13-1
TEL
0246-38-9234
FAX 0246-38-9233
辞令交付式
去る4月1日、平成27年度NPO法人わくわくネットいわき辞令交付式
が行なわれました。事業所間の人事異動に加え、新たな職員を迎え気持ちも
新たに、日々の業務に努めてまいります。
今年度もどうぞよろしくお願い致します。
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新人職員紹介
わくわくキッズ
支援員
坂本
真純
今年度いわき明星大学心理学科を卒業し、わくわくネットいわきで勤めさせて頂くことになりました、坂
本真純です。私は楢葉町出身ということもあり、とても縁があるなと感じています。いち早く職場に慣れ、
一員として働けるようになっていくことを目標としてがんばって行きたいです。不慣れなこともあり、迷惑
をおかけすることも多々あると思いますが、ご指導のほどよろしくお願いします。
セカンドハウスわくわく
支援員
神田
恵
4 月より、放課後等デイサービス支援員として勤務しております神田恵です。子どもに関わる仕事に就き
たいという思いから、3 月までは幼児教育・保育の分野を学んでいました。障がい児者の分野を仕事とする
のは初めてで、分からないことが多く、支援に携わりながら勉強中の毎日です。自他共に認めるおっとりの
んびりマイペースな私ではありますが、子どもたちの可愛い笑顔に元気をもらいながら、一歩づつ着実に歩
んでいけるよう努力していきたいと思っています。どうぞよろしくお願い致します。
おしらせ
日頃より、わくわくの活動に御協力いただきましてありがとうございます。これまで御協力いただきま
した、ペットボトルの回収を、今月をもって終了させていただきます。本当にありがとうございました。
なお、アルミ缶の回収は継続し各事業所で受け付けさせていただきますので、今後とも、ご協力のほど
宜しくお願い致します。
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今後の行事予定
5/22
6/23~24
5月~7月
7/10
7/18
8/13~16
ヘルパー支援員スキルアップ研修
9/11~12
9月~11月
強度行動障害支援者研修
ペアレントプログラム全6回(セカンドハウスわくわく)
ワークセンターほくと小黒先生による研修(強度行動障害について)
ペアレントプログラム全6回(キッズ・ゆいまーる)
ヘルパー支援員スキルアップ研修
保護者学習会(キッズ・ゆいまーる)
お盆休み
~編集後記~
4月にスタートした平成27年度も、蛙の鳴く季節を迎えようとしています。新しい事業所で、新年度
を迎えた職員、昨年度からの継続で同じ事業所で今年度を迎えた職員。それぞれの立場で、利用者さん一
人一人の困っている事へのお手伝いが出来るよう丁寧に支援を進めていきたいと思っています。今年度
も、よろしくお願い致します。
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