平成₂₆年度 北海道長寿社会推進センター情報誌 K O R E K A R A C L U B これから倶楽部 北海道内 社会福祉協議会 イメージキャラクター 北海道社会福祉協議会 北海道長寿社会推進センター ◇北海道社会福祉協議会 北海道長寿社会推進センターで実施している事業をご紹介します。 自主企画事業 60歳以上の方が企画し運営する、生きがいや健康づくりにつながる地域活動を行うグループの 立ち上げに対して、2年間の助成を行う事業です。 次回の募集時期…平成27年5月頃の予定です。 ※2年に1度の募集です。 助 成 金 額…平成27年度の助成上限額は未定ですが、前回(平成25年)は25万円で した。 対 象 団 体…◇60歳以上の会員が7名以上いること ◇自分たちで新たに立ち上げた団体であること ◇自主的に企画した内容を確実に運営できること ◇助成期間終了後も活動を継続すること 助 成 対 象 経 費…外部講師の謝金や旅費、事務用品の購入など (グループの会員に対する謝金、水道光熱費、参加者への交通費・飲食 費などは助成対象外となります。 ) ※今後の募集では、助成上限額や対象団体の要件に変更が生じる場合があります。 〈現在助成を行っているグループの活動の紹介〉 ①笑楽会(帯広市) 地域の高齢者の居場所づくりによって、孤独・孤立化予防 の推進を目的に活動しています。帯広市内のコミュニティセ ンターなどを活動の場として、サロンの開催、ディスコン、 料理教室、認知症サポーター養成講座の開催、ボランティア 活動などを中心として活動しています。 幅広い年齢層の方々が会員として活動に取り組んでいて、 90歳代の方も一員として活動しています。また、障がいを 持っている方や親子連れの方なども活動に参加しています。 ②ふる里を創る会(恵庭市) 子ども達の「ふる里」を創ることを理念とし、子ども達の健やかな成長と、地域の人間関係の緊密 化を図るため、高齢者が主体となって立ち上がったグループです。 毎月数回の会合の中では、高齢社会における高齢者のあ り方や地域の環境づくり等について協議を行い、講演会を 通じての課題提起や、子どもを主な対象にした季節行事 (例えば、子どもの日や七夕祭りなど)の企画・開催をし ています。地域の絆をつくり、地域の人々に喜んで貰える ことに嬉しさと生きがいを感じながら、力を合わせて活動 しています。 ③うたごえサークル〝カナリア〟 (苫小牧市) 高齢者うたごえサークル交流事業として、近隣住民の仲間づくりによる地域の高齢者の孤立化の 防止、そして、みんなで声を出して歌うことによる健康づくりを目的として活動しています。 活動内容は毎月1回、40名程度の参加者によるう たごえ会、おしゃべりサロン活動、お茶飲みもしくは 食事会、レクリエーション活動などを行っています。 会費はあえて額を定めず、参加者は自分の意思で、 中の見えない貯金箱にコインを入れます。参加してみ んなと歌って、お話をして、また参加してみようと実 感できたら、コインを入れる仕組みにしています。 ◆これらの他にも、 現在は次の活動に対して助成を行っています。 市町村名 旭 川 市 旭 川 市 旭 川 市 せたな町 上 川 町 下 川 町 グループ名 旭川カーリンコン同好会 ふれあいサロン菜の花 スポーツ・文化・食の世代交流の学習会 はんぱあず まちなかサロンサポート隊 下川ハッピーふまねっとクラブ 事業内容 カーリンコン活動 サロン活動、健康体操、合唱活動など 生涯学習講座、ノルディックウォーキング等の実施 パソコン講座、軽スポーツ活動 サロン活動 ふまねっと活動 地域活動と心身の健康維持機能の強化 地域活動への参加は、家から出て、人と会い、適度に運動もできるという点で、仲間づくりだ けではなく、心身の健康の維持にも効果的です。特に、①家に閉じこもらないこと、②人と会っ ておしゃべりをすること、の2点は重要ポイントです! また、健康の維持機能を強化するような活動プログラムを、グループで設定していくという展 開を図ることによって、健康維持や介護予防の効果がより期待できます。特にシニア世代では、 介護予防や認知症予防についての要望が強く、そうしたプログラムを取り入れているグループも 増えているようです。 また、グループの活動が、「健康を維持しよう」 「毎日の生活に気をつけよう」という一人ひと りの動機づけの機会となる点においても、このような活動は意義があると思われます。 参考:全社協地域福祉推進委員会編『 「ふれあい・いきいきサロン」のてびき』(2008) 北海道シニアリーダーバンク 「北海道シニアリーダーバンク」は、地域貢 献活動に熱意のあるシニアの方々に、これまで 培ってきた特技や知識などの情報を登録してい ただいています。これらの情報はホームページ で閲覧可能で、地域でのイベント、講座や学習 会等の講師をお探しの時などに活用いただいて おります。 <活用方法> 「講座の講師や、家庭のちょっとした困りごとへの指導を頼みたい! 例えば… 「地域でレクリエーション教室を開きたいんだけど、講師をしてくれる人を紹 介してほしい」 「町内会の集まりで、防犯指導の講話を引き受けてくれる人はいないかな」 など ⬇ 北海道長寿社会推進センターホームページ 「高齢指導者(シニアリーダー)登録者検索」で検索! http://dochoju.jp/service3.html ⬇ 依頼したいシニアリーダーが見つかったら下記へお問い合わせ TEL:011-271-1574 FAX:011-271-3956 ※ホームページでは、シニアリーダー登録者の個人情報が目的外の用途に用いられるこ とを防止するために、住所、電話番号等を掲載していません。上記までお問合せいた だき、 その際に本人に了解を得た上で、 該当する登録者の連絡先をお知らせいたします。 登録希望のシニアの方も、北海道長寿社会推進センターまでお問い合わせください。 関係資料をお送りします。 [平成26年7月発行] 北海道社会福祉協議会 北海道長寿社会推進センター 〒060-0002 札幌市中央区北2条西7丁目 かでる2.7 2階 TEL 011-271-1574 FAX 011-271-3956
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