7月 - さいたま市立大谷口中学校

平成 27 年度7月号
平成 27 年7月6日
さいたま市立大谷口中学校
[学校教育目標]かしこく
美しく
たくましく
『チーム・家族の力』~絆のつよさ~
校 長 千 葉 和 博
向夏の候、地域の皆様、保護者の皆様に於かれましては、益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。先
日行いました「第41回 体育祭」には、大勢のご来賓の方々、保護者の皆様の参観をいただき、また、
地域の皆様のご協力をいただき、無事終了することができましたことに、あらためて御礼申し上げます。
当日は全家庭の96%の保護者の方々にご参観をいただきましたことに、深く感謝申し上げます。
お陰様で生徒たちにとって、大きな励みとなり、競技中はもちろん、招集から退場まで、しっかりとし
た態度で参加することができました。また、係りを担当している生徒は自分の責任を全うすべく、先を読
みながら素晴らしい動きをしてくれました。正に生徒全員と保護者や地域の方々、教職員による「チーム
大谷口」を実感した体育祭でした。
体育委員長の夏目祥希君の選手宣誓、
「僕たちチーム大谷口は、今日この日のために、仲間と先生とと
もにたくさん準備をしてきました。先輩から受け継いだ伝統を胸に、誇りを持って戦い、大谷口中の歴史
に新たな1ページを刻むべく、全力で戦い抜くことを誓います。
」という宣誓のとおりになり、今でも心
に響いています。
演技では、特にムカデ競争が素晴らしく、どの学年もクラスも朝練習を重ね、その成果を発揮させよう
としていました。特に3年生は、中学校最後の体育祭にふさわしい演技で迫力、チームワークともに満点
だったと思います。練習を重ね、心を重ねた結果であったと思います。1,2年生にとって、良い手本に
なりました。
5月末から6月初旬に開催された、さいたま市学校総合体育大会
でも、サッカー部の準優勝、男子バレー部の3位をはじめ、個人で
もたくさんの入賞を果たし、チーム大谷口の力を存分に発揮してく
れたと思います。今後、県大会に進むチームや個人の健闘を祈ります。
残念ながら県大会出場を逃した人たちは、この経験を無駄にせず、
自分の成長への糧にして欲しいと願っています。
さて話は変わりますが、最近よく「家族とは・・」という家族論を
色々な所で目にします。家族の結びつきに変化があるということなの
でしょうか。確かに、生活様式や形態が変わり、
「家族」に対する見方などが多様になる中で、昔のよう
に家族主義は薄くなりつつあります。しかし、家族一人ひとりの持つ「情や絆」は、昔も今も変わるはず
がないと思っています。もし、家族の結びつきをゆるめる原因があるとするならば、自分に寄せられる家
族の愛情を、敏感に感じ取れないことによるのではないかと考えます。世の中全体が忙しく、家族間の対
話が少ないからかもしれません。カレンダーには母の日、父の日、子どもの日、敬老の日などがあります。
また、さいたま市では「いま大切なのは 家族で 元気・あそび・会話」をキャッチフレーズに、
「早寝・
早起き・朝ごはんを大切に」
「毎月23日を、ノーテレビ・ノーゲームデー」にしましょう。などを家族
に呼びかけています。
家族とは、社会の中で最も小さい単位ですが、私たちの心身ともに健康な生活の基盤です。日頃の家族
から寄せられているたくさんの思いを、改めて受け止め直し、もっともっと家族の一員としての自覚を持
ちたいものです。