アドモントフロアの施工方法(PDF)

UENOJYUKEN
ADMONT FLOOR
アドモント/三層無垢フロア
アドモント/三層無垢フロアの施工方法、注意点
1.施工前の注意点
※床下基礎は、よく乾燥した状態で行って下さい。
フロア施工2週間前から暖房スイッチを入れ、一週間前までに最高温度の70%程度になるよう、1日5℃ずつ温度をあげます。
施工5日前に暖房温度を最高にし、2日前からは通常の室内温度に合わせておきます。施工後は、暖房温度を急激に上げず、徐々
に温度を上げていきます。
※床材が雨水に濡れないよう保管して下さい。
※歪みを防ぐため、平らなところに均一に重ねて保管して下さい。
※基盤が水平であるか確認して下さい。(水平でない場合、床材の浮きや床鳴りの原因となります)
・下地がコンクリート製等で平坦ではない場合には、相応の器具を使用し、均して下さい。
・木製の下地の場合においても同様に、削るなどして均す必要があります。
※多湿な場所での使用は、床下の防湿処理を十分に行って下さい。
※無垢材は、1枚1枚で木目が異なりますので、施工前に仮並べを行って下さい。
※日焼けにより色が変化しますので、施工中は壁際までしっかりと養生して下さい。
また、養生は工事が完了するまで剥がさないで下さい。
※万が一、明らかに目に見える商品の不具合(節の小さな亀裂や欠けを除く表面の割れや極端な反りなど)が発見された場合、必
ず施工前にご連絡ください。即日、代替品出荷などの対応をさせていただきます。この場合、不具合品との交換となりますので、
お手数ですが不具合品の保管をお願いいたします。
2.施工方法
※木は性質上伸縮しますので、壁際のクリアランスを 10mm 前後取って下さい。
※基本的にモルタルへ直接施工する事は避けて下さい。(浮貼参照)
■ 床根太への板貼り (釘・ボンド併用)
50cm 以内の間隔で取り付けた床根太に釘などを使用し、貼り付けます。
ボンドを併用する場合、サネ部分のみに使用します。その際、1液型湿気硬化型ポリウレタン樹脂系の木質系床材接着剤を使用し
て下さい。フロア裏面への使用、木工用ボンドの使用はカッピングや床鳴りの原因となりますので使用しないで下さい。
■ 床合板への板貼り -(1)根太組工法
捨貼り材(下地合板)を釘、ボンドを使用し、根太に貼り付けます。
捨貼りの上に釘などを使用して、床材を貼り付けます。
床材の貼り付けにボンドを使用する場合、適正な使用量にするため、サネ部分のみに使用して下さい。
その際、1液型湿気硬化型ポリウレタン樹脂系の木質系床材接着剤を使用して下さい。
フロアー裏面への使用、木工用ボンドの使用はカッピングや床鳴りの原因となりますので使用しないで下さい。
■ 床合板への板貼り -(2)土間コンクリート上への施工
捨貼り材(下地合板)を土間コンクリートに直接接着します。
この際、エポキシ系の接着剤を使用して下さい。
捨貼り材の上に釘などを使用して、床材を貼り付けます。
床材の貼り付けにボンドを使用する場合、適正な使用量にするため、サネ部分のみに使用して下さい。
その際、1液型湿気硬化型ポリウレタン樹脂系の木質系床材接着剤を使用して下さい。
フロアー裏面への使用、木工用ボンドの使用はカッピングや床鳴りの原因となりますので使用しないで下さい。
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アドモント/三層無垢フロア
アドモント/三層無垢フロアの施工方法、注意点
2.施工方法
■ 浮き貼り
コンクリートの上に専用の下地マット(■ローアーコーティング)を敷きます。
ローアーコーティングの平らな面(ベージュ色の面)を上向きにして、強く押さえ込みます。
2枚のローアーコーティングの端と端が重ならないように強く押さえながら、全体を平らにならし、専用テープで固定します。
その上に、さねはぎ部分の接着のみでフローリングを貼ります。
その際、1液型湿気硬化型ポリウレタン樹脂系の木質系床材接着剤を使用して下さい。
釘は一切使用しません。
■ ローアーコーティング 浮き貼り工法で施工される場合にご利用ください。
紙繊維でできた蛇腹状の床下敷きは、アドモント・ナチュラルフロアーの浮き貼りに最適なマットで、防音効果とともに、防湿効
果も併せ持っています。
・化学混合物の含まれていない古紙から製造されており、環境保護を考えた100%リサイクル可能な商品です。
・ホルムアルデヒドの放散率はゼロです。
・静電気は発生しません
・表裏に厚紙、中間層にポリエチレンシートを入れた三層構造により湿気を防ぎます。
・蛇腹状の形状が、緩衝材として衝撃を和らげます。
・蛇腹状の形状によって生まれる空気層により、断熱効果が得られます。
・足音の反響音を20デシベル抑えることができます。
・低温式床暖房にご利用いただけます。
3.引き渡し前の作業
1. フロア表面の埃等をきれいに取り除きます。
床表面が汚れている場合は、クリーン&ケアを使用して汚れを落とし、よく乾燥させます。
2. メンテナンスオイルを薄めず原液のまま、乾いた布などを用いて薄く塗り伸ばします。
(スプレー式容器に移し変えてご使用いただくと均一に塗ることができます。)
この際、オイルの塗りすぎはベタつきの原因となりますので、十分に注意して下さい。
(目安は、1㎡に対し10∼15cc程度。1本で約100∼200㎡塗布できます。)
3.15∼20分程放置した後、乾いた布でオイルを馴染ませるように磨き上げます。
この作業は、フロアー表面の磨耗を防ぎ、光沢を出す効果がありますので必ず行って下さい。
4. 約24時間放置し、完全に乾燥、硬化させます。この間水気には十分にご注意下さい。
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