レーザ結晶 Cr:Mg2SiO4 結晶 クロム・ドウプケイ酸二マグネシウム結晶(Cr:Mg2SiO4) Cr:ケイ酸二マグネシウム結晶は、近赤外の空白領域を埋める新しい波長可変レーザ媒質です。波長可変域 は、1167nmから1345nmの重要な波長域をカバーし、この領域は光ファイバーでの分散が最少となる領域です。 Cr:ケイ酸二マグネシウムレーザは、半導体の特性評価やアイセーフ、医療、産業および理化学研究などのニッ チな応用に適しています。532、578、629 および 1064nm で励起した場合、パルス発振と CW 発振の両方の動 作ができます。 CASIX 社は、最近、チョクラルスキー法で Cr:ケイ酸二マグネシウム結晶を成長させることができる最先端 の技術を開発しました。 (5 ∼ 10)×(5 ∼ 10)×(15 ∼ 20)mm の標準サイズの Cr:ケイ酸二マグネシウム 結晶が提供可能です。その他の仕様、AR コーティングは、ご要求に応じて供給します。 物理的、熱的、光学的特性 化学式: 濃度: 融点: Cr:Mg2SiO4 ∼3 ∼ 6 x10 18 cm-3 1890℃ 密度: モース硬度: 熱膨張係数: 熱伝導性: 誘導断面積: 3.22 g/cm3 7 9.5x10-6 8 W /m /K (300 K) 1.44x10-19 cm-2 レーザ発振準位での緩和時間: 放射寿命: <10 ps 25 µs 自然蛍光寿命: 損失係数: 屈折率: 2.7 µs 0.02 cm-1 1.635 分光およびレーザ特性 N-42 主な励起帯域: 850∼1200、600∼850、350∼550nm 蛍光帯域: 680∼1400nm 室温蛍光寿命: ∼3 µs レーザ発振波長(中心): 1235nm(パルス時) 、1244nm(CW 時) スペクトルバンド幅: 30nm(パルス時)、12nm(CW 時) 一般的な傾斜効率: 23%(パルス時)、38%(CW 時) 波長可変域: 1167 ∼ 1345 nm 利得断面積: ∼1.45x10 -19 2 cm
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