CSW活動小冊子 ダウンロード

こえをかけあい
わかりあい
たすけあおう
その心から始まる・・・
地域のふくし
社会福祉
法
人
富田林市社会福祉協議会
―目次―
・ごあいさつ
・・・・・・・・・・・・・
・CSWの役割(連携図)
1
・・・・・・・
2
~
・・・・・
3
・・・・・・
4
・事例
~
生活困窮からの脱出
~
うつ病からの復帰
~
とあるスーパーでの出来事
~
夫が行方不明!?
~
ひきこもりから社会復帰へ
~
障がい者手帳ってなに?
~
突然 時が止まってしまった
~
・・
外国人の家族
・地域のみなさんからの声
・CSW活動報告
~
~
~
~
~
5
6
・・
7
・・・
8
・・
9
・・・・・・
10~11
・・・・・・・・・・
12~14
・いっぷく(一福)ベンチ設置個所
・各地域のなんでも相談窓口
・・・
15
・・・・・
16~17
・各事業の紹介
~
いっぷくシステム ~
・・・・・
18~22
~
ボランティア活動
・・・・・
23~27
~
小地域ネットワーク活動
~
~ ・・・ 28~30
・おわりに ・・・・・・・・・・・・・・
31
ごあいさつ
富田林市コミュニティソーシャルワーカー配置事業( CSW 配置事業 )は平
成 25 年度より再編成され、市内全圏域を富田林市社会福祉協議会が受託する事
となり、地域の様々な課題に対し、地域住民、民生委員・児童委員、社会福祉
施設、専門機関、ボランティア、NPO 団体等と協働し、事業や活動を地域の実情
に応じて展開し、地域福祉推進を図ってまいりました。
今年で3年目を迎えるにあたり、実践事例を通した活動報告書を作成し、新
しく創設された専門職 CSW の活動内容や役割をご理解頂けたらと考えておりま
す。
本事例集の内容は、すべて富田林市の事例を記載しております。社会的孤立の
解消、経済的困窮や低所得者への支援、権利擁護の充実など、地域における福祉
課題は多様化・深刻化しております。
このような状況の中、社協においては、安心して生活が営め、適切なサービ
スが利用できるよう、相談支援体制として、CSW 配置事業の役割を果たすととも
に、多様な相談についてのワンストップ化、スピード化を図り支援の充実をさ
らに高めてまいります。
また平成 26 年度には多様な課題に対応するため、地域住民における相互扶助
体制の強化を図るとともに、住民参加型軽度生活支援事業(通称:一福システ
ム)を新規事業として実施致しました。
地域福祉を推進する中核的な団体として社会福祉協議会が果たすべき役割が
ますます大きくなる中、その責任と使命を果たすため、誰もが地域でいきいき
と安心して暮らせる「ハートのあるまちづくり」の実現に向けて、より一層、
広く市民に信頼される社会福祉協議会を目指してまいります。
社会福祉法人
1
富田林市社会福祉協議会
会長 端山 弘明
CSW(コミュニティソーシャルワーカー)の役割
身寄りがない
生活困窮
虐待・暴力
ひきこもり
モノ屋敷
地域包括支援
センター
町会・地域
市役所
警察 他行政機関
保健所
民生児童委員
医療機関
福祉施設
各機関と連携
連絡会などに参加
障がい者相談
支援事業所
児童関係機関
制度のはざまに
こぼれ落ちてしまった人たち
連絡調整
相談援助
個別訪問
要援護者
情報提供
SOS
地域活動
同行支援
CSW(コミュニティソーシャルワーカー)は、制度のはざまや複数の福祉課題を抱えるなど、
既存の福祉サービスだけでは対応困難な事案の解決を行えるよう、様々な機関と連携を行い
地域における見守り・発見・つなぎ機能の役割を担っています。
2
~ 生活困窮からの
生活困窮からの脱出
からの脱出 ~
小学○年生 女児と、その両親、祖母が暮らすAさん一家が抱える困りごと。
町のはずれにある一軒家に住むAさん一家は、周りの人たちに困りごとを相談することができず生活困窮に陥って
いました。
生活費も底をつくことがあり、食べるものも我慢することがあったため、女児は空腹のまま学校へ行く事もあったそ
うです。いつもと様子が違うことに気付いた学校の先生たちは、女児に問いかけ、Aさん一家が生活に困ってい
ることを知りました。
おなかすいた…
小学校
少しずつ増えていった借金の返済・食べ物の確保・病気がちな母の通院・祖母の通院など、この家族には困りご
とがたくさんありました。
どうすれば良い
んだろう…
学校だけでは解決できない…そう思った先生たちは CSW を見つけ、相談を持ちかけていただいたことから、Aさ
ん一家と関わることになりました。小学校の先生と CSW でAさん宅に訪問し、これまでの生活歴や借金の状況な
どを伺うと、早急な支援が必要でした。
・借金が多かったため、無料の弁護士相談に繋がせていただきました。
・食べ物は、畑をやっている親戚を頼り、数週間分ほどの食糧を確保することができました。
・病気がちの母も自身の病気を理解してもらえるような場所があれば働きたいという希望があったため、相談支
援事業所とともに障がい理解のある就職先を見つけることができました。
・父は失業保険の手続きを行っておらず、申請できることを伝えると、数か月後には失業保険を受けとることがで
きました。
借金の不安も無くなり、食べるものも確保でき、病院に通うこともできるようになったため、Aさん一家は落ち着
きを取り戻していきました。
なにより喜ばしかったことは、女児の表情も豊かになり、安心して家族全員で話合う機会が増えたことでした。
3
~ うつ病
うつ病からの復帰
からの復帰 ~
30 代男性 Bさん。些細な体調不良が続き、うつ病になってしまったBさん。病気のため、仕事を1年間ほど休
職していました。
そんなある日、病院の先生やカウンセラーさんから
「体は元気だから、ボランティアでもしてみたらどうだろう?」と勧められ、社会福祉協議会へ相談に行きました。
ボランティア
してみる?
社会福祉協議会
社協に登録されているボランティアを確認していると、広報誌や情報誌などを目の見えない人たちが読めるよう
点字に打ち直す(点訳サークル)ボランティアや、壊れたおもちゃを修理する(おもちゃ病院)ボランティアが
目に留まりました。
点訳サークルに加入するためには講座などを受講する必要があり、時間がかかるため断念…
さっそく、おもちゃ修理のボランティア団体「おもちゃ病院」の代表者と CSW で参加日の調整を行い、Bさんの活
動を支援。
Bさん加入後、初めてのおもちゃ病院での活動では、こどもたちのおもちゃを修理する楽しさや、喜ぶ姿、おもち
ゃが直った時の笑顔を見て、Bさんの緊張も無くなりました。
活動にも積極的に参加され、以前に断念された点訳サークルでも活動してみたいとのことで、年間点訳講座を受
講する事となりました。
1年間の受講を無事に終了し、自分にも自信を持てるようになったそうです。
合格
ハローワークにも通い始め、自分に合う仕事を見つけることができました。
現在は、仕事に復職されています。
また、時間が空いた時にはボランティアの活動に参加されるなど、うつ病になる前よりも地域へ出向くことが多く
なったBさんでした。
4
~ とあるスーパーでの出来事
とあるスーパーでの出来事 ~
市内の○○スーパーでレジを担当しているCさん。
スーパーが駅前の集合団地に密接しているため、高齢の方もよく買い物に来るそうです。
そんな中、買い物中に金銭の支払いに戸惑っていたり、自分の家に帰る方向がわからなくなり何度もサービスカウ
ンターへ聞きに来る方などがおられ、店員側はどういった対応をすれば良いかわからなかったそうです。
…財布の中にはお金いっぱい
何を出せば
あるのに、どうしたんだろう?
良いの?
認知症??でも…
疑うわけには
いかないわよね
ある日、Cさんがスーパーの周辺で社会福祉協議会が行う募金活動を見かけ、
『福祉』と書いてあったため、その
場にいた職員に「認知症の方への対応方法」や「こんなときは誰に相談すればよいのか」といったことを相談。
相談を受けた職員は高齢者関係の相談ということもあり、地域包括支援センターへ連絡し資料を取り寄せました。
社会≪福祉≫
協議会?
地域包括
地域の問題でもあるため、CSW も介入し『認知症』に関する資料をCさんへ提供させていただき、
後日、市内の○○スーパーにて地域包括支援センターや在宅介護支援センター、CSW が主体となり出張相談会を
実施したことで、地域の問題を見ることができました。
出張相談会
地域に根付いたスーパーでもあり、長年住み続けた方々の集いの場ともなっていることを改めて実感し、地域の
方々の理解や見守りを広めて頂くためにも、今後も地域への出張相談を積極的に行いたいと思っております。
5
~ 夫が行方不明!?
行方不明!? 外国人の
外国人の家族 ~
Dさん一家は海外から移住してきて数年の家族です。幼児が2名おり、母は育児・夫は仕事をしていました。
ある日、夫が帰ってこなくなり、音信不通となってしまいました。生活に困ったDさん(おかあさん)は知人に相
談したところ、社協に相談窓口があることを知り、CSW が相談を受け付けました。
夫が帰ってこない…
連絡もつかないの。
CSW に相談して
みたら?
CSW が介入した時、事態は深刻な状況で、生活費が無いために数日分の食事しか手元になく、夫がいなければ更
新することができない在留許可(ビザ)の期限が迫ってきていました。
在留許可
生活費については CSW が市役所や社会貢献事業と連携を行い支援しましたが、在留許可については国際交流セン
ターへ依頼しました。
在留許可
社会貢献事業
国際交流センター
生活費の問題では、まず社会貢献事業への「つなぎ」を行い、食料の提供を依頼しました。
また、切迫している状況でしたので、Dさん家族は一時的に市の援助を受けることができたのですが…。
食料の確保
市役所
知人の調べにより夫の居場所がわかりました。
しかし、遠く離れた病院に入院しており、退院の見込みが無いとのこと。
在留許可は国際交流センターの支援もあり更新できたのですが、夫の病状が良くないため、関係機関の支援が必
要な状態でした。今後もDさん一家が自立して本市で生活していけるよう、国際交流センター・保健センター・
市役所・民生児童委員などの関係機関と連携してDさん一家を支援していくことが必要です。
6
~ ひきこもりから社会復帰
ひきこもりから社会復帰へ
社会復帰へ ~
父とふたり暮らし ひきこもり 40 代男性 Eさんは、あることをきっかけに二十数年間ひきこもり生活をしていま
した。
就職活動をしてみても上手くいかず、Eさんの父も困り果て、専門機関に相談しました。
いやぁ…
困った…
市役所
市役所へ相談に行くと「ひきこもり支援」は行っているが、本人が相談に来なければ対応できないと言われ、
困り果てた父…
そこで、別の方法を市役所で伺いました。
市役所は CSW に相談していただくよう提案。父とEさんが社会福祉協議会に相談へ来られました。
社協 CSW
社会福祉協議会が行う配食サービスのボランティアを紹介され、活動を開始。配食ボランティアには休まず出席
され、高齢者デイサービスでのボランティア活動にも参加され、無遅刻無欠席であった。
ボランティアだけでなく、就労も可能なのでは?
ということで、Eさんは就労支援プログラムを行っている老人ホームにて働くことになりました。
現在は配食ボランティア・老人ホームでの就労を掛け持ちし、積極的に活動をされています。
父もEさんが働けたことに安心されており、Eさんを応援してくれています。
7
~ 障がい者手帳
がい者手帳ってなに
者手帳ってなに?
ってなに? ~
身体障がい者手帳の申請がわからず、困っていた 80 歳代男性のFさん。市役所から、身体障がい者手帳の申請用
紙をもらったが、その後の流れがわからず社会福祉協議会に相談に来られました。相談に来られたのは義理の妹
で、Fさん夫婦の身の回りのことをして下さっている人です(こういった方をキーパーソンと言います)
。
身体障がい者手帳を取得するためには指定の医療機関の診断書でなければいけません。そういった情報を義理の
妹に提供させていただきました。
【必要な 物】
社協 CSW
後日、Fさんは義理の妹に付き添われ診断書を書いてくれる病院を受診しました。
身体障がい者手帳の申請に必要な書類がそろったことを確認し、CSW が介入しました。
CSW はFさんから委任状と必要書類を受け取り、市役所での申請を代行させていただきました。
市役所
Fさん夫婦は高齢であるにも関わらず、介護保険の申請をしていませんでした。CSW は地域包括支援センターへ
Fさん夫婦を紹介し、介護保険申請の支援を依頼しました。
介護保険
相談窓口
地域包括
数週間後、身体障がい者手帳が発行されたとのことで、CSW はFさんに同行し市役所へ行く事になりました。
障がい者福祉に関わる様々な手続きを行い、障がい福祉サービスや障がい者減免を受けることができるようになり
Fさん夫婦は無事に福祉サービス・介護サービスを受けることができるようになりました。
身体障がい
者手帳
・障がい福祉サービス
・障がい者減免
・介護サービス
の利用が可能。
8
~ 突然 時が止まってしまった ~
家賃の滞納で困っていた大家さんが社会福祉協議会に相談へ来られました。いつもはきっちり家賃を振り込んでい
たGさんに変化が起きたのは4ヵ月ほど前のことでした。
家賃が振り込まれていない…
?
ずっとひきこもってる…
Gさんが家から出てくるところを見かける機会が減っていき、次第に夜間も電気がついている日が少なくなり、ずっ
と家に居る様子でした。呼び鈴を鳴らしても反応がありません。
しかし、生活はできているので、お金に困っている様子ではなさそうでした。Gさんも高齢者ということでしたの
で、なんらかの病気(認知症)を疑い、CSW に相談されたことが始まりです。
いきなり退去願いを出しても…
Gさんのことも気になるし、CSW
に相談してみるか。
社協 CSW
CSW は地域包括支援センターと連携し、Gさんの部屋を訪問しましたが、反応はなく鍵を開けてくれる様子はあり
ません。後日、大家さん立会いのもとで、Gさんの部屋の鍵を開けてもらいました。
Gさんは部屋の隅に座っておられ、こちら側を見ても無反応で呼びかけにも反応がありませんでした。
大家さんも CSW も本人の身に何が起きたのかわからず、Gさんの部屋の保証人である弟に連絡を取りました。
・・・・・・
・・・・・・
弟に事情を説明すると、あわててGさんのもとに駆けつけてくれました。弟も何が起きたのかわからない様子でし
たが、Gさんの反応に少し変化がありました。
こちらにも、ずっと
連絡が無かったんです。
訪問時、鍵を開けていただける様になり、簡単な問いかけにうなずいていただけるようになりました。専門機関
が積極的に訪問することで、Gさんは少しずつ心を開いてくれている様子でした。
しかし、声が出ないことについては、原因がわかりません。今後も大家さんや弟、専門機関などがGさん宅に訪
問し、人とのつながりが無くならないよう支援を継続しなければいけません。
9
地 域 の み な さ ん か ら の 声
さまざまな相談を受ける中、法制度のことや市役所の
手続きなどに困っている住民から相談を受けた時、CSW
(コミュニティーソーシャルワーカー)に連絡するこ
とが最近多くなってきました。
連絡をすると対応が早くて、市役所との連携も良くす
ごく助かっています。困りごとがあっても、その場だ
けではなく引き続き支援に当たってくださり、後々ま
で気にかけていただいていることを実感しています。
また、その後の結果連絡もしていただけるので、安心
して相談することができます。
民生委員・福祉委員であ
る A さんからの声
児童本人及び家庭全体への支援が必要な家庭に入
り込み、生の情報を入手していただいたり、保護
者・本人の相談役になっていただいたり、福祉関係
へのパイプ役となったりしていただいています。
学校としてできるサポートには限界があります。
CSW の方には、その範囲を超えたサポートをしてい
ただいており大変有難いです。
小学校の先生からの声
いつも本当に有難う御座います。
この度は、姉の件で支援をしていただき有難うござ
いました。家賃の支払いが滞っている状態から支払
いが行えるようにするまでの流れ等を丁寧に教え
て頂いたことで、姉が強制退去にならずに済みまし
た。
社会福祉協議会の方々による再三の訪問や本人へ
の説得のおかげで、なんとか諸々の滞納分の精算が
出来ました。途方に暮れていた私には一息つけた状
態です。
現在、本人とはまともな会話も成立しない状態です
が、通院等により状態の改善が出来ればと願ってい
ます。
10
相談者からの声
身体障がい者手帳の取得方法がわからなかった私
に、CSW の方が様々な手配をしていただき、無事に
身体障がい者手帳を取得することができました。
親戚である私が動けない際、手続きを代行して頂い
たり、様々な福祉制度を教えて頂けたのでとても助
かりました。
また、本人が視覚障がいとなっていた際に、字が読
めずに溜まっていた書類の中に重要な書類もあり、
税金を滞納している状況でした。そんな中、本人の
家庭状況などを詳細にまとめた書類を作成してい
ただき、法テラスへ相談もしていただけました。
病院相談員からの声
相談者からの声
CSWの皆様と関わっていると、CSWの活躍される
現場なんだなぁという事を感じます。
それは、「今 何かが起こり、早急に対応しなければな
らない」と感じ、動きが見えるのはCSWの方たちで
はないかと思ったからです。
クライアント(利用者)が不在である時、消息不明で
ある時、自宅において救急搬送が必要である時、市役
所で早急に手続きをしなければならない時など、様々
な状況に応じて動くべく期待され、動いているという
印象を受けます。
各専門機関が個々の力を駆使してクライアントに援助
しようとも限界がある中で、それらを繋ぎ走る。思い
通りにいかないことや縛りがある中での活動について
は葛藤や伝えきれない思いや援助の足りなさに対して
悩まされることもあるでしょうが、私たちは頼りにし
ています。これからも助けていただき、協力させてい
ただきたいと思います。
一番印象深かったのは、就職先に一緒に付き添ってく
れたことです。言葉がなかなか出てこない時に、いろ
いろと口添えサポートしてくれたことが本当にうれし
くて、有難かったです。
普段も話しかけてくれたりするのも嫌じゃないし、心
配してくれているのも嬉しいです。
11
相談者からの声
CSW 活動報告
第 1 圏域
地域から見た第 1 圏域の特徴
喜志中学校と第一中学校の校区からなる第
1圏域では、1年間に 382 名の方からの相談
を受け付けました。
「その他」の相談の中でも、離職し生活に困
っている方や、高齢の方と同居中で介護と就
労について困っている等の相談が多く、市役
所の福祉窓口との連携が多くみられました。
1 = 身体障がい者からの相談
300
相談対象者数
258
250
3 = 精神障がい者からの相談
4 = 独居高齢者からの相談
200
173
158
135
150
5 = 高齢者のみの世帯からの相談
6 = 子育て中の親からの相談
120
7 = 青少年からの相談
100
50
2 = 知的障がい者からの相談
8 = その他
※8の【その他】相談者に関しては高齢者の同居家
35
27
族からの相談や、成人のひきこもり、関係機関(民
11
生児童委員・校区福祉委員・医療機関やケアマネー
0
1
2
3
4
5
6
250
7
8
相談内容
206
188
200
186
ジャーなど)
1= 福祉に関するサービスや手続き
2= 生活に関する相談・悩みなど
3= 健康や医療に関する相談
4= 生活費・生活困窮などの相談
150
5= 就労に関する相談
6= 地域福祉に関する相談
100
75
68
50
9
70
2
3
4
5
6
8= その他
※8の【その他】相談内容に関しては、高度な法律
22
に関する相談や専門機関の紹介などが含まれます。
0
1
7= 子育てに関する相談
7
8
CSW 活動報告
第2圏域
地域から見た第2圏域の特徴
第二中学校と第三中学校の校区からなる第
2圏域では、1年間に 533 名の方からの相談
を受け付けました。
他の圏域に比べ広域であるため、相談者数も
多く、駅が遠いこともあり、その地域ならで
はの相談もありました。移動手段が無く市役
所へ行けない人の支援や介護保険などの制
度がわからず地域包括支援センターと連携
させていただく機会が多くありました。
350
1 = 身体障がい者からの相談
相談対象者数
304
2 = 知的障がい者からの相談
300
3 = 精神障がい者からの相談
248
250
4 = 独居高齢者からの相談
198
200
5 = 高齢者のみの世帯からの相談
6 = 子育て中の親からの相談
150
123
100
50
52
7 = 青少年からの相談
8 = その他
68
52
※8の【その他】相談者に関しては高齢者の同居家
族からの相談や、成人のひきこもり、関係機関(民
15
生児童委員・校区福祉委員・医療機関やケアマネー
0
1
2
3
4
5
6
400
8
ジャーなど)
1= 福祉に関するサービスや手続き
相談内容
343
350
7
2= 生活に関する相談・悩みなど
3= 健康や医療に関する相談
300
250
4= 生活費・生活困窮などの相談
220
5= 就労に関する相談
200
6= 地域福祉に関する相談
150
93
100
7= 子育てに関する相談
113
8= その他
67
50
※8の【その他】相談内容に関しては、高度な法律
29
6
14
に関する相談や専門機関の紹介などが含まれます。
0
1
2
3
4
5
6
7
8
13
CSW 活動報告
第3圏域
地域から見た第 3 圏域の特徴
藤陽中学校、葛城中学校、金剛中学校、明治
池中学校の4校からなる第3圏域では、1年
間に 436 名の方からの相談を受け付けまし
た。UR(都市機構)が立ち並び、地域福祉
が活発な地域でもあります。
どの圏域でも独居高齢者からの相談が多く
なっていますが、URに住む方々の高齢化も
深刻になっており、介護保険などの制度関係
よりも生活に関する相談が増えてきていま
す。
250
相談対象者数
221
200
185
1 = 身体障がい者からの相談
2 = 知的障がい者からの相談
3 = 精神障がい者からの相談
4 = 独居高齢者からの相談
5 = 高齢者のみの世帯からの相談
150
6 = 子育て中の親からの相談
7 = 青少年からの相談
100
69
50
17
24
8 = その他
49
38
※8の【その他】相談者に関しては高齢者の同居家
14
族からの相談や、成人のひきこもり、関係機関(民
生児童委員・校区福祉委員・医療機関やケアマネー
0
1
2
3
4
5
6
250
7
8
相談内容
211
1= 福祉に関するサービスや手続き
2= 生活に関する相談・悩みなど
196
200
ジャーなど)
3= 健康や医療に関する相談
4= 生活費・生活困窮などの相談
150
5= 就労に関する相談
6= 地域福祉に関する相談
100
50
7= 子育てに関する相談
8= その他
47
24
32
15
7
8
2
0
1
2
3
4
5
6
※8の【その他】相談内容に関しては、高度な法律
20
に関する相談や専門機関の紹介などが含まれます。
いっぷく(一福)ベンチ設置個所
富田林市社会福祉協議会
石川
170
富田林市役所
喜志
⑨
③
⑫
309
⑩
⑤
⑰
⑧ ⑲
⑮
②
⑯
⑦
川西
⑱
④
⑬
滝谷不動
金剛
⑭
⑥
滝谷
⑪
①
汐ノ宮
⑭
河内長野
⑬
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
⑩
妙見寺前
板持住宅集会所前
ヴェルデスタ緑ヶ丘集会所前
寿美ケ丘遊園内
清水住宅内
汐ノ宮温泉病院内(中庭)
南大伴町会館前
楠町府営住宅4棟前
川面墓地内
楠住宅1棟花壇前
⑪
⑫
⑬
⑭
⑮
⑯
⑰
⑱
⑲
不動ヶ丘自治会館前
五軒家総合会館前
府営楠風台団地入口前
幸の香訪問介護前
明治池老人憩いの家前
寺池公園内
高辺台集会所入口
桜ヶ丘町会館玄関前
北大伴町会館
会福祉法人
H26年度設置個所
富田林市社会福祉協議会
15
<各地域のなんでも相談窓口>
寺池台校区福祉委員会
・寺池台小学校 多目的ルーム 毎月第2木曜
10:30~11:30
・第4住宅集会所 毎週木曜日 10:00~12:00
清水町地区福祉委員会(よつ葉サポートクラブ)
・清水町集会所 毎月第4水曜 10:00~11:30
伏山台校区福祉委員会
・金剛第3住宅(カフェ愛サンサン)
毎月の第三水曜日 10:00~12:00頃
梅の里南地区福祉委員会
・梅の里4丁目集会所
第3木曜日 12:00~15:00
緑ヶ丘地区福祉委員会
・府営緑ヶ丘集会所
13:30~16:00
※開催日は、毎月異なりますので、お問い合わせください(25-8200)
久野喜台校区南福祉委員会
・久野喜台小学校 第2火曜日 11:00~14:00
※月によって異なる場合あります。お問い合わせください。
※在宅介護支援センター相談員も配置されています
高辺台校区福祉委員会
日
時: 毎月 第 4 水曜
場
所: 高辺台集会所
10:00~14:00
2階
16
小金台校区福祉委員会
日
時: 奇数月 第 3 土曜
場
所: 明治池集会所
13:30~15:30
南大伴地区福祉委員会
日時:不定期開催のため、お問い合わせください。
場所:南大伴町会館
府営楠風台地区福祉委員会
日時:毎月第1金曜日
12:00~12:30
場所:府営楠風台集会所
梅の里 3 丁目地区福祉委員会
日時:毎月第 1 木曜日
13:00~15:00
場所:梅の里 3 丁目西集会所
福祉に関する疑問やお困りごとがございましたら
CSW(あなたの「まち」の相談員)まで、お気軽にご相談ください。
0729-25-8200(福祉なんでも相談)
17
~ いっぷくシステム
18
~
【パンフレット(協力会員)】
【パンフレット(利用会員)】
19
20
【養成講座】
第1回 平成26年8月27日(水)14:00~
第2回 平成26年9月10日(水)14:00~
すばるホール 小ホール
かがりの郷 講座室3
<第 1 部>
「制度の狭間にある課題とは?」
<第 2 部>
「ワンコインで人助けをしてみませんか?」
○なぜボランティア(地域住民)で援助するのか?
○いっぷく(一福)システム事業説明
○すばるホール申込者 120名
○すばるホール受講者 104名
○すばるホール登録者 79名
○男女比 男性35%・女性65%
○かがりの郷申込者 35名
○かがりの郷受講者 31名
○かがりの郷登録者 29名
○男女比 男性45%・女性55%
【活動風景】
蛇口ゴムパッキン交換、粗大ゴミ出し、庭の手入れ、換気扇掃除・・・・等
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【フォローアップ研修】
平成27年3月27日(金)13:30~
<第 1 部>
すばるホール
銀河の間
一緒に考えよう!
いっぷくシステムサポーターと小地域ネットワーク活動が交流することの意義
~地域福祉の推進のために“おせっかいさん”になろう~
講師:大阪教育大学 准教授 新崎 国広氏
<第 2 部>
意見交換会(ワールド・カフェ)
◯参加者数
48名
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~ ボランティア活動
23
~
ボランティア活動
富田林市社会福祉協議会(以下:社協)では、ボランティアに関する各種相談や啓発等を行い、
『人と人とが出会い・つながる場作り』を進めています。昨今、制度改正や社会情勢の変化によ
り、ボランティアに対する期待が高まるなか、ボランティアセンターの役割と責務は増々重要に
なっています。社協では、地域社会において点在する課題を少しでも解決していけるように、ボ
ランティア団体と連携しながら『誰もが安心して住み続けることのできる町づくり』を目指して
います。そこで、社協登録ボランティア団体を一部ご紹介します。
◇在宅ボランティアグループ『にんじん』
由来:“人”がつどい“参”加する
介護保険制度の非該当者や要援護者高齢者などが、孤立せず安心して生活できるよう、ミ
ニデイサービスを毎月1回実施しています。おいしい手作り料理も食べられます。
◇配食ボランティア
市から委託を受けた配食サービス事業で、高齢の方や自力で調理ができない方のために、
配食ボランティアが見守り訪問・安否確認を兼ねて、ご自宅までお弁当をお届けします。
お一人暮らしや高齢者世帯の方も安心です。
◇とんぼ
由来:“富”田林“ボ”ランティア
介護用品(薬入れやエプロン等)の製作や手芸(服のやぶれやゴムの入れ替え)、修理(車い
す)などを通して、高齢者の方等へのお手伝いをしています。施設からも毎月のように依頼
があります。
◇とじぼ
由来:“富”田林“自”助具“ボ”ランティア
高齢の方や障がいをお持ちの方の自立支援につながる自助具の製作を行っています。自助
具とは、日常生活に不自由をきたしている動作を補うための工夫・改良された道具のこと
をいいます。複数回依頼される方もおられます。
◇傾聴ボランティア『またあした』
在宅の高齢者を訪問し、相手の心に寄り添いながら悩みや不安感の整理がつくようにしっ
かり傾聴し、共に喜びや楽しみを共感できるように活動しています。定期的な勉強会も行
っています。
◇富田林市朗読ボランティアサークル『くさぶえ』
目の不自由な方へ書籍等を録音したテープを発送します。また、図書館からの依頼を受け
て録音図書を作製したり、対面朗読も行っています。
『くさぶえ』とは、草笛のように美し
い音色をお届けしたいという願いを込めて名付けられました
◇富田林点訳サークル
目の不自由な方からの依頼を受けて、ご希望の小説や記事等を点字にかえて発送します。
市の刊行物も毎月点訳しており、目の不自由な人たちにも情報をお伝えできるように活動
しています。
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【福祉共育とは】
富田林市社会福祉協議会(以下:社協)では、点訳・要約筆記・自助具制作・朗読・車
いす体験などの福祉体験を通して、障がい児・者に対する理解を学生の頃から培う取り組み
を進めています。社協登録ボランティアが講師となったり、当事者の方々の協力を得て、生
活や経験・体験談や考え方を語っていただくことから、様々な“学び”や“気づき”を発見し、
『共育』の文字に示されるように学生・先生・ボランティア・社協が『共に育ちあいながら』、
子どもたち一人ひとりの思いや疑問を大切にして、その場限りの体験ではなく、その後に繋
がるような体験をお手伝いしたいと考えています。
【福祉共育の実施数】
平成23年度に福祉共育の手引きを作成し、市内の小・中・高校へ配布を行ってきました。
今では、たくさんの学校から福祉共育の依頼をいただき、平成25年度では9校・延べ18
件、平成26年度では9校・延べ20件で実施しており、学校での福祉共育も定着しつつあ
ります。また、今年度は幼・小・中学校の先生が集まる学校連絡会議にてCSW・福祉共育
などの紹介をさせていただき、学校とボランティア・社協が連携して、子どもの福祉共育を
軸とした「まち」づくりを目指しています。そして、福祉共育によって10年後・20年後
25
の地域福祉の担い手を育み、誰にでも優しく豊かな地域・共に助け合うことのできる地域を
次世代に期待しながら、福祉共育を進めています。
【社協への見学・講習会】
富田林市社協では、総合福祉会館の案内や社協各事業について見学・参加してもらい、地
域福祉について知っていただく機会を設けています。子どもたちが地域福祉について学ぶ機
会は大きなチャンスであり、自分たちの住んでいる「まち」を再確認する機会にもなります。
地域での取り組みや課題などに触れることで、地域福祉に対する関心を呼び寄せ、その関心
と地域の福祉課題をつなぎ、子どもたちが地域の人たちと一緒に地域づくりに取り組めるよ
うな活動を目指すことも、福祉共育の一環です。そのために、アンケートなどを実施して子
どもたちの主体形成を促しながら、地域福祉活動への啓発を行っています。
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【CSWと福祉共育】
現在、多くの学校では、いじめ・不登校・非行・障がい児・外国人などの問題や課題に直
面しています。さらに家庭においても、低所得・虐待・介護・障がい・病気などの生活課題
や福祉課題が存在します。時代や家族形態の変化とともに、新たな福祉課題やニーズが浮き
彫りとなり、1つの組織や団体だけでの解決は困難となってきました。
こうした現状に対して、学校や保護者だけでなく、社協や地域の住民が協力しながら問題
解決にあたることが、必要になってきました。
学校からCSWへの相談も増えてきており、地域住民や民生委員と協力し、行政などの公
的サービスやインフォーマルサービス、保健・医療・施設・事業所などの専門機関につなぐ
ことで、解決に結び付けることができます。このように、色々な機関や人たちが協働しなが
ら問題解決にあたり、教員や保護者だけで抱え込まず、共に考え・取り組んでいくことも地
域福祉活動であり、参加する全ての人たちの福祉共育にもつながります。生活課題や福祉課
題の問題解決にあたっては、『まちの相談員CSW』に是非ご相談ください。
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~ 小地域ネットワーク活動
28
~
小地域ネットワーク活動とは?
小地域(概ね小学校区)を単位として要援護者一人ひとりを対象に、保健・福祉・医療の開係者と住民が
協働して進める、見守り・援助活動で、ひとり暮らしや寝たきりの老人世帯などが地域の中で孤立するこ
となく、安心して生活できるよう地域住民による支え合い・助け合い活動を展開し、あわせて地域におけ
る福祉の啓発と住みよい福祉の町づくりをすすめようというものです。
学校・市役所・福祉施設など
自治会
CSWや
ほんわかセンター等
の市内関係機関
民生委員
支援を必要とする方
子育てサロン活動
老人会・子ども会等
見守り訪問活動
いきいきサロン活動
世代間交流活動
校区・地区福祉委員会が「主体」となって地域で行う活動
富田林市社会福祉協議会
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No
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44
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46
47
48
49
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51
福祉委員会設立状況 平成27年3月現在
校区名
福祉委員会名
設立年月
主な活動
梅の里三丁目地区福祉委員会
H14.11 いきいきサロン、訪問活動
梅の里二丁目地区福祉委員会
いきいきサロン、訪問活動
H15.2
喜志西 宮三地区福祉委員会
ふれあい交流活動、いきいきサロン
H15.2
梅の里1.4地区福祉委員会
いきいきサロン、訪問活動
H15.3
いきいきサロン、訪問活動、ふれあい交流
平町1丁目地区福祉委員会
H17.4
宮町福祉委員会
H14.12 いきいきサロン、ふれあい交流活動
旭ヶ丘地区福祉委員会
H14.12 いきいきサロンふれあい交流活動
喜志新家町地区福祉委員会
いきいきサロン、訪問活動
H15.2
喜 志 喜志町福祉委員会
子育てサロン、いきいきサロン
H16.4
川面地区福祉委員会
いきいきサロン、子育て、友愛訪問
H18.1
木戸山町地区福祉委員会
いきいきサロン
H20.6
南旭ヶ丘町地区福祉委員会
いきいきサロン、ふれあい交流活動
H27.3
清水町地区福祉委員会
いきいきサロン・出張相談
H19
新 堂
緑ヶ丘地区福祉委員会
いきいきサロン・ふれあい交流・友愛訪問
H25.7
寿町3・4丁目地区福祉委員会
訪問活動、サロン活動
H15.7
富田林
富美ヶ丘町地区福祉委員会
友愛訪問、サロン活動
H16.2
甲南町地区福祉委員会
H14.11 いきいきサロン、訪問活動、広報活動、子育て
川西新家地区福祉委員会
いきいきサロン、ふれあい交流活動
H15.1
川西
桜ヶ丘町地区福祉委員会
訪問活動、子育てサロン
H15.5
南甲田地区福祉委員会
いきいきサロン、ふれあい交流
H17.7
須賀台地区福祉委員会
H14.12 いきいきサロン、訪問活動、ふれあい交流
錦町福祉委員会
いきいきサロン、ふれあい交流、友愛訪問
H15.2
錦郡
錦聖・西町地区福祉委員会
いきいきサロン、友愛訪問
H16.9
須賀東地区福祉委員会
H17.11 いきいきサロン、広報啓発活動
西板持地区福祉委員会
ふれあい交流活動、訪問活動
S52.9
府営楠風台地区福祉委員会
H14.10 ふれあい交流活動、訪問活動
嬉地区福祉委員会
H14.11 ふれあい交流活動、広報活動
横山福祉委員会
H14.11 訪問活動、サロン活動・ふれあい交流
彼方
楠風台地区福祉委員会
訪問活動、ふれあい交流活動、子育てサロン、
H15.1
不動ヶ丘町地区福祉委員会
H15.12 訪問活動、ふれあい交流、いきいきサロン
伏見堂地区福祉委員会
訪問活動、ふれあい交流
H17.9
青山台住宅地区福祉委員会
友愛訪問、ふれあい交流、いきいきサロン
H17.6
板持住宅地区福祉委員会
ふれあい交流、いきいきサロン
H25.3
楠町地区福祉委員会
いきいきサロン、訪問活動
H12.4
南大伴地区福祉委員会
いきいきサロン、広報活動、ふれあい交流
H12.5
北寿美ヶ丘地区福祉委員会
いきいきサロン
H14.8
山中田地区福祉委員会
いきいきサロン、訪問活動、ふれあい交流
H15.7
大伴
別井地区福祉委員会
ふれあい交流活動
H16.2
南寿美ヶ丘地区福祉委員会
H16.12 友愛訪問活動、いきいきサロン、広報活動
川向町地区福祉委員会
H17.11 いきいきサロン
東板持町地区福祉委員会
いきいきサロン
H19
北大伴地区福祉委員会
いきいきサロン、ふれあい交流、広報活動
H26.7
東 条 山手町地区福祉委員会
ふれあい交流活動、広報活動
H14.1
高辺台 高辺台校区福祉委員会
いきいきサロン、広報活動、ふれあい交流
S55.1
久野喜台校区北福祉委員会※青葉支部 H21.4
いきいきサロン、訪問活動、ふれあい交流活動
久野喜台
久野喜台校区南福祉委員会
いきいきサロン、世代間交流活動、友愛訪問
S63.3
寺池台 寺池台校区福祉委員会
いきいきサロン、子育てサロン、遠足
S52.11
伏山台 伏山台校区福祉委員会
子育てサロン
H15.3
小金台 小金台校区福祉委員会
いきいきサロン活動、子育てサロン
H15.3
向陽台 向陽台校区福祉委員会
いきいきサロン活動、子育てサロン
H21.7
藤沢台校区福祉委員会
訪問活動、いきいきサロン、子育てサロン
藤沢台
H22.8
※GCC、6丁目は支部として存続
世代間交流
30
おわりに
私たち CSW が関わる地域住民の特徴は、心身の疾病や障がい、生活困窮による
不安、虐待・社会的孤立や排除などの、複数の課題が重複している事案が非常
に多いことを実感しております。また、その課題解決には、関係機関や地域住
民との協働など、チームワークをもって解決していくことが非常に有効的であ
ることが分かりました。
このような状況にある人に対して、高齢や障がい、子育てといった分野を超
えた課題に対して、分野を問わない総合的支援を伴走的に行えるよう心がけて
おります。地域の繋がりが希薄な現在だからこそ、共に支えあう仕組みづくり
が非常に重要であり、その仕組みをつくることが、CSW の使命であると思ってお
ります。
また、目指すべき CSW 像には、支援必要であるにも関わらず必要性を自覚で
きない人や、支援を拒否する人達に、心を開いてもらえるよう更なる専門性の
スキル向上。並びに、今後も調査研究を行いながら、実践を積み上げ、制度の
狭間にある要支援者を早期に発見できるよう地域に根差した相談員として頼ら
れる存在になれるよう頑張っていきたいと思います。
今後とも、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
社会福祉法人
富田林社会福祉協議会
CSW(まちの相談員)一同
31
社会福祉
法
人
富田林市社会福祉協議会
発刊年月日:2015 年 5 月 1 日