萎 ものづ くりの まち・浜松。しか し、リーマ ンショック以降、製造業 を支 える中小企 業 が厳 しい経営環境 に立たされている。そこ で か つ ての活 力 を取 り戻 そ うと立 ち上 が ったのが「協同組合HAMINGJだ 。背景 には下 請 けの仕 事 か ら脱 却 して 自力 で 二‐ズを掘 り起 こす狙 いが ある。 同組合 の結成 前 、浜 松市 にあ る「橋 本 螺 子株 式会 社 」の 社 長・橋 本 秀比 呂さん は、軽量高硬度 で錆び ない特性 を持 つ チ タンに着 目して「チタン事業化研究会」に 参加 。その活 動 の 中で、地 域 の ビジネ ス マ ッチングのイベ ン トにサンプル を出展 し たところ、医療機器メーカーか ら試作品の 依 頼 を受 け、医療分野 へ の進 出を決 意す る。しか し、医療機器製造業許可なども取 得 して体制 を整 えた ものの、1社 の単独参 入では限界があると考 え、以前か らチタン 次 代 を拓 く 国 内はもちろん、世界 にも通 じる静 岡県 の「ものづ くり」。 新技 術 や 新分 野 で期 待 され る県 内企 業 として 、 医療 分 野 へ の 参入で “ 次代 を拓 く"「 協 同組合 HAMING」 を紹 介 す る。 の応 用 に関心 を持 っていた「橋 本 エ ンジ 「有 限会社岩倉溶接 エア リング株 式会社」 「株 式会社榛葉鉄工所」に声 をか 工業所」 ける。こうして平成 24年 、浜松市の中小企 業 4社 による「協 同組合 HAMINGJが 誕 生 し、静 岡県 が成長 分 野 のひ とつ として 支援する医療機器 製造分野 へ 進 出するこ とになつた。 同組合は大阪の医師か ら依頼 された肛 門鏡を皮切 りに、さまざまな医療機器の開 発 に着手 。職 人 技 に頼 っていた手 術用鋼 製器具 の製造 を機械化することで量産化 を図る一方、理学療 法士の声 を拾って、床 ずれ を防止する寝返 り補助機 を試作する など、福祉・介護分野 へ の進 出も目指 して いる。現在 は、医療 関連 企業 とのマ ッチン グや マーケ ティング 戦 略を練 り上 げなが 協 同組 合 HAM NGが 製 造 した 医 療 機 器 製 造 の 突 破 口 となつた ステ ン レス製 の 肛 門鏡 。 ステ ン レス製 の手 術 用 鋼 製 器 具 特 殊 鋼 子 。 ら、医療 現 場 に あ る声 を丁寧 にす くい上 げ、細 か なニーズ に対応 しようして いる。 中で も注 目を集 めているのは東京のデザ イ ン会社 と開発 を進 めている折 りたたみ 式軽 量 電 動 車 イス だ。パ ー ソナル モ ビ リ ティ ←り、 乗 りの移動 機器 )を 歩行補助器 の延長 線 として捉 え、福祉や 介 護 に役 立 てようとい う試 みだ。同組合 の事務局長・ 展 示 会 で の 一 コ鳥 右 か ら榛 葉 貴 博 さん (榛 葉 鉄 工 所 )、 橋 本 秀 比 呂 さん 、岩 倉 義 典 さん (岩 倉 溶 接 工 業 所 )、 HAMINCと は浜松医療先進ク レープ (Hamamasu Medに al nnovaJve Croup)を 意味する。 橋 本 裕 司 さん (橋 本 エ ンジエ ア リング )。 中嶋裕 嗣 さん は「浜 松 には輸 送機 器 のノ ウハ ウを持 つ企 業が い くつ もあります :そ うした賛助企業を募 ることで、 4社 を核 と ECOmpany Data した輸を広げ、浜松地域全体の発展 につ 協 同組合 HAMING事 務 局 なげたい」と語 る。“ やらまいか精神"が 根 静岡県浜松市南区飯田町155橋 本螺子 (株 )飯 田工場2F 電話 :053-4685815 付 く浜松エ リアで新 しいエネル ギーが結 http:〃 www ham ng wingjp/ 集しつつある。 9 0苺i⋮
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