協同の杜だより平成27年9月1日第252号

第252号
「協同の杜」JA研修所
一般財団法人
地域協同社会研究センター
990-2375 山形市東古舘 123 番地
平成27年9月1日
TEL 023-643-1238/FAX023-643-8621
http://www.nokyo.or.jp/kensyu/
E-mail [email protected]
8 月 7 日、県内 13JA等から 29 名の参加を得て、J
A常勤理事研修会が開催されました。
この研修会は、JAの経営者として必要な知識の習得
を目的としたものであり、はじめに、JA山形中央会阿
部副会長が開講の挨拶をした後、宮城大学食産業学部の
三石教授から「『食と農を基盤とした地域に根差した協
同組合』の経営戦略」と題し、食と農の現状分析や今後
の経営戦略についての講演がありました。また、先進事
例として、JAはが野(栃木県)の黒子常務理事から、
イチゴをはじめとする野菜産地づくりなどの取り組み
について報告がありました。
受講者からは、考える際の視点や具体的な実践の例と
して、参考になったという声が多く聞かれました。
8 月 18 日(火)、県内 17JAから監事および監事会事務局
あわせて 79 名の参加を得、上期の監事研修会が開催されま
した。
研修では、はじめにJA全国監査機構山形県監査部からJ
Aを取り巻く情勢(TPP、監査機構の監査法人化等)につ
いて報告した後、元JA全国監査機構監査企画部の高梨暉已
氏が、
「JA監事監査の進め方」と題して講演を行いました。
講演では、
「監事監査規程(例)」
「監事監査基準」に則っ
た監査の進め方のほか、組合の経営管理態勢の監視役として
の監事の役割や、監査を円滑に進めるための留意点等につい
て詳しく説明がありました。
受講者からは「改めて監査の重要性や、監事の権利・義務
について再認識した」
、
「監事として職務を遂行するうえでの心構えや知識を得ることができた」、
「監事
としての原点に立ち返る研修となった」といった感想が寄せられました。
また、研修に先立ち開催された山形県農協監事協議会総会では、役員の改選が行われ、新会長にJA
山形おきたまの渡部博雄代表監事、新副会長にJAみちのく村山の星川新一代表監事、JA新庄市の今
田浩徳代表監事、JA鶴岡の佐藤敏幸代表監事の三氏が選任されました。
なお、下期の研修会は、平成 28 年 1 月 7~8 日に開催されます。
認証試験研修会(中級)
一般社団法人 山形県警備業協会様
~~巨木を訪ねて~~
その七
~片谷地の一本杉~
山形盆地には不思議と田んぼの真ん中に一本杉が点在します。雪の多い地
方では数少ない常緑樹であるため、きっと自然に対する畏敬の念と、豊作へ
の祈りを込めて、植栽保護してきたのでしょうか?
東北文教大近くの田んぼとサクランボ畑に立っている片谷地の一本杉もその
内の 1 本です。
今では、山形新幹線と県道51号線に挟まれ、付近の様相は一変しましたが、
じっと時代の変遷を見守ってきたことでしょう。
JA山形中央会が主催する主な研修会・試験等は次のとおり
・認証試験研修会(上級)
9月 7日(月)~9日(水)
・JA職員統一採用試験(第2回)
9月16日(水)
(一般財)地域協同社会研究センターの事業は次のとおり
・協同の杜ゲートボール交流教室・代表者会議
9月 8日(火)
あんなに暑い夏も過ぎ去り、空は入道雲から秋の雲に変わり始めました。枝豆にそうめん、スイカと
食卓を賑わした食材も秋のものへと交代していく季節です。
いよいよ芋煮会のシーズン到来です。野外に漂う醤油の香りが、我ら山形人のDNAをくすぐります。
かつては都会人からは「芋を酒の肴に飲めるか?」と揶揄されたこともありましたが、いまではすっかり
居酒屋でも定番メニュー。
塩分カロリー何するものぞ。うまいものはうまい。さぁ芋煮を腹くつぐなるまで食うぞ!!