単価契約による消耗品の供給契約事務処理要綱 (趣旨) 第1条 この要綱は,地方独立行政法人岡山市立総合医療センター(以下「法人」という。)が 行う消耗品の供給に関する単価契約に係る一般競争入札(以下「一般競争入札」という。)の 参加資格(以下「参加資格」という。)その他一般競争入札の実施に関して, 地方独立行政法 人岡山市立総合医療センター契約規程(以下「規程」という。)に定めるもののほか,必要な 事項を定めるものとする。 (定義) 第2条 この要綱において,単価契約とは,継続的に消耗品の供給を受ける契約を締結する場合 において,あらかじめ供給数量を定めることなく,将来の売買にかかわる基本的事項(単価, 供給期間,納品場所等)を定める契約をいう。 2 この要綱の対象となる消耗品とは,原則として,年間を通し業務上供給を必要とするもので あって,一般競争入札を採用することが効果的であると認められるものをいう。 (参加資格) 第3条 一般競争入札に参加しようとする者(以下「入札参加者」という。)は,次に掲げる参 加資格要件を充足しなければならない。 (1) 対象物件と同種類の消耗品購入等について取り扱いがあり,岡山市有資格者名簿(以下「有 資格者名簿」という。)に登載されているものとする。ただし,平成26年4月以降に法人 と取引の実績がある場合は,登録の有無を問わないものとする。 (2) 岡山市指名停止基準に基づく指名停止又は指名留保期間中でないこと。 2 法人は,前項に定めるもののほか,必要があると認めるときは,一般競争入札に参加する者 に必要な資格要件を定めることができるものとする。 (入札の方法) 第4条 一般競争入札は,規程第10条第2項に定める書留郵便による入札書の提出の方法によ り行うものとする。 2 一般競争入札は,入札(見積)書(様式第1号)を提出するとともに,契約責任者が指定す る形式のデータを契約責任者が指定する方法で提出するものとする。 (参加資格確認申請書等の作成) 第5条 入札参加者は,あらかじめ一般競争入札参加資格確認申請書及び参加資格の確認のため に必要な書類(以下「申請書等」という。)を作成しなければならない。 2 前項に規定する申請書等の書式は,インターネット上の法人のホームページからダウンロー ドし,又は消耗品購入等の担当課(以下「担当課」という。)において交付を受けるものとす る。 3 法人は,必要があると認めるときは,申請書等の作成について説明会を実施することができ るものとする。 (仕様書等の閲覧等) 第6条 対象となる消耗品の仕様書は,規程第3条により公告した日から入札日の3日前まで配 布するものとする。 2 入札参加者は,仕様書等に関して質問があるときは,公告において指定する期間内に,担当 課に対してインターネットを利用した電子メール又はファクシミリにより質問をすることがで きる。 3 前項の質問があったときは,法人は,公告において指定する日から入札日の前日まで質問内 容及び当該質問に対する回答をインターネット上の法人のホームページに掲載して閲覧に供す るものとする。 (落札者決定手続等) 第7条 一般競争入札に係る落札者の決定については,予定金額以下の範囲で最低価格を提示し た者を第1位落札候補者とし,審査を行った後,失格等に該当しなければ,落札者として決定 するものとする。 2 前項の第1位落札候補者が失格した場合,次点者を候補者とし,審査を行うものとする。 (契約情報の公表) 第8条 一般競争入札に係る契約情報については,インターネット上の法人のホームページに掲 載して閲覧に供するものとする。 (入札の延期,中止,取消し) 第9条 法人は,一般競争入札において,事故が発生したとき,不正な行為があったと認めると き,その他必要があると認めるときは,入札の延期若しくは中止又は入札の取消しをすること ができる。 2 入札開始前に入札参加者(無効札となった者を除く。)がない場合は,入札を中止し,入札開 始後に有効な入札書を提出した者がない場合は,入札を不調とするものとする。 (入札保証金及び契約保証金) 第10条 入札保証金及び契約保証金については,単価契約の性質からこれを徴収する必要はな いものである。 2 単価契約による場合は,前記第11条第1項により契約保証金を徴収しないことから,契約の 相手方の責めに帰する理由により単価契約を解除した場合の違約金及び損害賠償について,特 に留意するものとする。 (その他) 第11条 この要綱に定めるもののほか,一般競争入札の実施に関し必要な事項は,法人が別に定 める。 附 則 この要綱は,平成27年8月28日から施行する。
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