イエス クリーン マイ 北石狩 YES ! clean米生産部会 これからの農業を 見据えた取り組みを 据えた取り組みを 昨年、発売した甘酒「父ちゃんもう一本」( 左 ) オリジナルブランド米の「父ちゃんもう一俵」( 右 ) 当別町の基幹産業は「農業」で 病気や害虫問題も予想より少なく ばと思いますし、今後 PR にも力 す。豊富な種類の穀物・野菜など て「これならやっていける」と思 を入れていこうと考えています。 が生産されていますが、私たちの いました。現在は、16 名の生産者 主食となる「米」も管内有数の生 が部会員として同じ農薬・肥料を 産量を誇っています。今回はそ 使用し、互いに情報交換を行いな の「米」から農業を元気にしよう がら米作りに取り組んでいます。 いなむらひでき お話を伺いました。 が減少している 後継者 現 実 問 題 か ら、 と活動している北石狩 YES ! clean 米生産部会 ( 稲 村英樹部会長 ) に 農業を守りたい 自信を持って生産 いかに当別の農業を守っていくか を考えた時に、農業者同士のつな 地産 地消を推進したいと がりや情報共有を強めていくこと いう気持ちからこの が重要になると考えています。現 取り組みを始め、認知度も少しず 在の取り組みはそのきっかけ作り 3 年に北海道が全国に 平成 つではありますが上がっていま ともいえます。単純に生産・出荷 先駆けて提唱したク す。札幌市内の飲食店や小売店 をするだけの農業は厳しい時代を リーン農業 ( 環境保全型農業 ) と で取り扱っているほか、町内の 迎えつつあります。一歩先を見据 は、農薬や化学肥料の使用を最小 飲食店 2 店舗で使用しています えて仲間と共に頑張っていきたい 限に抑えながら、たい肥等の有機 が、まずは町民の皆さんにも小売 と思います。また、町民の皆さん 物を使用することにより、環境に りし、地元の米を自宅で食べて欲 にもぜひ YES ! clean 米を食べて 配慮しながら安全・安心な農産物 しいという思いからオリジナルブ 私たちを応援していただけると嬉 の生産を目指す取り組みで、今で ランド米「父ちゃんもう一俵」を しいです。 は各市町村で進められていてま 発売しました。希望されるお客さ す。当時、農協青年部の副部長を んには月に一度、ご自宅に配達も していた私が「当別町でもクリー しています。もっと YES ! clean 「父ちゃんもう一俵」 、 「父ちゃん ン農業をやってみよう」と同じ青 米の認知度を向上させたいと思い もう一本」は、JA 北いしかり本所 年部で賛同してくれた仲間と、2 新たに甘酒も商品化しました。私 (23-2530)、ふれあい倉庫 (27-6600) 年間試行として取り組んでみたの たち生産者の思いとおいしい当別 にて購入することができます。 が始まりです。実際のところ稲の 米をぜひ食べて感じていただけれ (1 月 20 日取材 ) 全道的な取り組み 2015 年 2 月号 7
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