南海電鉄、イメージキャラクター「ラピートルジャー」発表 KANSAI OOH NEWS ~2015.2~ 南海電鉄は2月16日、イメージキャラクター「ラピートルジャー(rapi:tldier)」を発表した。 同社では現在推進中の中期経営計画「凛進130計画」において、「観光・インバウンドビジネスの推 進」を基本方針の一つとして掲げている。また、関西国際空港を利用する外国人旅行者が増え、鉄道 を利用する傾向が高まっていることから、訪日外国人旅行者にアピールする目的でイメージキャラク ターを作った。 イメージキャラクター「関空戦士 ラピートルジャー」は、空港特急「ラピート」をモチーフにしたヒーロ ー。ラピートのスピード感と力強さを表現し、顔部分側面に付いている「前照灯」が実際に点灯するほ か、座席シートと同じ柄の豹柄マントを背負う。ベルトは駅係員や乗務員のネクタイをイメージし、バッ クルは南海電鉄のコーポレートシンボルを模している。ベルト側面の車輪「ホイールカッター」は、手裏 剣のような武器になるという。 ユーチューブで、「ラピートルジャー誕生」の動画配信も始まった。大阪ミナミを足掛かりに世界征服 をたくらむ「怪人ゴキブラー」が出現。その動きを察知した大阪秘密警察が対怪人用サイボーグとして 「ラピートルジャー」を生み出した、という設定。なんば駅からラピートで関西空港に駆け付けたラピー トルジャーが、関西空港駅でゴキブラーと戦う。 今後、国内外で開催される外国人旅行者向けイベントなどに登場し、空港特急ラピートの利用を呼 びかけていく。2月25日~3月1日にタイで開催の国際旅行フェアでデビューの予定。デビューに合わ せて、特急ラピート1編成(500004組成)の車体にラピートルジャーのステッカーを掲出する。 戎橋筋商店街に無料Wi-Fi設置、ミナミの街にアクセスポイント続々 KANSAI OOH NEWS ~2015.2~ 戎橋筋商店街に2月18日、「Osaka Free Wi-Fi」のアクセスポイントが設置された。 「Osaka Free Wi-Fi」は、大阪に来る外国人観光客などに向け整備が進められてい る無料のWi-Fiサービス。利用者はアクセスポイントの電波が届く場所でスマホやタブ レットのWi-Fiをオンにし、「Osaka_Free_WiFi」または「Osaka Free Wi-Fi Lite」に接 続した上で、メールアドレスを入力し注意事項に同意すれば無料でインターネットに接 続できる。 利用可能時間は、空港やターミナル駅、商店街などの公共施設に設置されている「 Osaka_Free_WiFi」が1回あたり30分間(何度でも再接続可能)、店舗などの民間施 設に設置されている「Osaka Free Wi-Fi Lite」は同15分間(1日4回まで接続可能)。 昨年12月22日時点で、「Osaka_Free_WiFi」が96拠点にアクセスポイントが420カ所 、「Osaka Free Wi-Fi Lite」が1635拠点に整備中を含め1635カ所設置されている。 月間認証数は昨年11月の時点で19万6188回と右肩上がりで推移して おり、駅施設での利用ベスト3は、1位=新関西国際空港(1日平均603 回)、2位=南海なんば駅(同568回)、3位=地下鉄なんば駅(同236回) 、商業施設のベスト3は、1位=「TSUTAYA戎橋」(同222回)、「梅田庭 園展望台」(同111回)、「ドン・キホーテ道頓堀店」(同97回)と、ミナミエリ アでの利用も多い。 戎橋筋商店街では今回、「春節」(中国の旧正月)の大型連休による訪 日外国人客増加を見込み、「Osaka Free Wi-Fi」のアクセスポイントを7 カ所設置。千日前通りの北側に3カ所、南側に4カ所、アンテナを設置し た。 同商店街と隣接する道頓堀商店会も先ごろ、「Osaka Free Wi-Fi」の 設置を決めた。南海なんば駅、地下鉄なんば駅から戎橋筋商店街、 TSUTAYA戎橋、道頓堀商店会と、無料のWi-Fiサービスが面で広がる 全国でも珍しいエリアになる。 フェスティバルゲート跡地にドン・キホーテオープン/阪神梅田本店、スナックパーク営業終える KANSAI OOH NEWS ~2015.2~ フェスティバルゲート跡地にドン・キホーテオープン 大阪市浪速区のフェスティバルゲート跡に2月27日、「MEGAドン・キホーテ新世界店 」がオープンした。昨年12月にオープンしたパチンコ店「マルハン新世界店」の建物2階 にテナント出店した同店。大阪市交通局が保有していた同所は2009年、マルハンが一 般競争入札で落札。マルハンが2013年に「韓流テーマパーク」の計画を発表していた が、「日韓関係の冷え込みによる韓流ブーム低迷を受け、安定的な施設運営が難しい と判断」したことにより、1階はパチンコ店、2階は量販店に計画変更していた。 売り場面積は5112平方メートル。大阪市内はインバウンドが活況なこともあり、免税 コーナーを広く設け、日本のキャラクター品や特産物を多くそろえたという。従来のドン・ キホーテで取り扱いの少ない生鮮・総菜も導入する。休憩スペース「Donki LOUNGE( ドンキラウンジ)」、幸福の神様「ビリケン」と同店のキャラクター「ドンペン」の記念撮影 スポットも。今回の出店で大阪府のドン・キホーテグループ店舗は23店舗(MEGA業態 は6店舗)となった。(営業時間は9時~翌5時) 阪神梅田本店、スナックパーク営業終える 阪神梅田本店地下1階の軽食コーナー「スナックパーク」が2月17日、営業を終える。 「阪神名物いか焼き」やオムライスを販売する「玉子丸」、ファストフード店など、16店舗を 集積する同コーナー。1957(昭和32)年に開店した「阪神名物いか焼き」は一日平均約1 万枚を売り上げる人気商品となり、カレーやオムライスなどを安く立食スタイルで味わえ る同エリアは、百貨店の中にありながら庶民の味を提供する場として多くの人に親しまれ てきた。 同店では1月21日から2月17日まで建て替え前の全館バーゲンを行い、2月18日から 20日の3日間は、売り場移設のため全館休業。2月21日からは東側を閉鎖し、売り場を 約4割縮小して営業する。スナックパークの16店のうち、「阪神名物いか焼き」「浪速のお 好み亭」「御座候」「元祖ちょぼ焼」の4店は、同店西側の旧デイリーフーズコーナーあた りに移設し、21日からテークアウトのみで営業する。これら以外の「マクドナルド」「駅そば 」「オムライス」「グリーンティー」「さぬききしめん大吉」「ジュース」「立ち喰い寿司古市庵」 「たこ焼き道頓堀くくる」「阪神チャーメン」「豆腐茶屋がんこ」「豆太郎」「旨訶ラーメン」は、 残念ながら終了となる。移設後のコーナー名称は「店舗数が少なくなるので名称もコンパ クトに『スナパー』にする」という。(営業時間は10時~21時) JR西日本、大阪駅南側タクシー乗り場を移転-新設歩道橋整備に着手/阪急梅田駅のコインロッカー、7割が KANSAI OOH NEWS ~2015.2~ 「PiTaPa」対応に-西日本初の空き情報検索も ■タクシー乗り場が移転する南広場西側の完成イメージ JR西日本は2月16日、整備を進めている大阪駅南側広場のタクシ ー乗り場を28日に移転すると発表した。 同社では、2004年から進めてきた大阪駅改良・開発プロジェクトとし て、JR大阪駅御堂筋南口近くの広場東側のバスターミナルとタクシ ー乗車場が混在していた部分を分離して整備。阪神梅田本店、阪急 うめだ本店、南広場などをつないでいる梅田新歩道橋と、サウスゲ ートビルディング2階をつなぐ歩道橋も整備し、鉄道、バス利用者の 安全性と利便性、駅周辺施設との回遊性向上を目指す。 現在の御堂筋南口近くのタクシー乗り場は27日の駅の営業終了後 に閉鎖し、28日早朝から桜橋口近くに移転。御堂筋南口側の広場で は、バスターミナル、歩道橋の整備に着手するが、バスターミナルと しての使用を継続する。歩道橋は2016年秋ごろ完成予定。 阪急電鉄が2月26日から、梅田駅の改札内外に設置しているコイ ンロッカーの約7割を「PiTaPa」対応キーレスロッカーに刷新する。 同駅では今回、構内に16カ所あるコインロッカーのうち543個を PiTaPa対応キーレスロッカーに刷新。PiTaPa利用時はカードで支払 いができる上、PiTaPaカードがロッカーキーになり、カードをかざして 荷物の預け入れや取り出しができる。 現金での利用は荷物の預け入れの際に発行されるQRコード付き のレシートがロッカーキーになり、QRコードをかざすことで解錠でき る。これまでにもPiTaPa対応ロッカーは15台ほどあったが、それらも ■コインロッカー空き状況検索画面 新しいロッカーに入れ替える。 同ロッカー導入にともない同駅では、コインロッカー空き情報検索システムを西日本で初めて導入。1階高速バス乗り 場前や3階アズナス横など4カ所にモニターを設置するほか、スマートフォンやパソコンを使い、同社の公式サイト「阪急 電鉄 鉄道 駅ナカ 沿線おでかけ情報」から検索することもできる。 アプリのダウンロードなどは不要。どの場所にどの大きさのロッカーが空いているかを確認することができるという。
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