第7章 - 環境工学研究所 WEEF

マグネット
・ アクチュエータ
・ ドライバを 内蔵 した赤外線
言機 の
:壺 I)
―
塑
¨
FETに よるHプ リッジ
エレベータ マクネッ ト
アクチュエータヘ
マグネッ ト アクチ ユエータ ドライバとスピー ド コン トローラを一つの PICに 内
蔵 した 3チ ャネル赤外線受信機 を紹介 します マグネ ッ ト アクチユエー タもスピー
ド コン トローラと同様 ,PWM信 号でコン トロールします
オリジナルのプログラムはイギリスの Andy Brkett氏 によつて ,C言 語で書かれたも
ので ,PIC1 2C508A(509よ り少 しメモリの容量が少ない品種)用 です
オリジナルのプログラムをそのままコンパイルしても日本メーカの送信機の信号タイミ
ングにマ ツチしない ことと ,本 書で紹介 している受信機 と PICの 出カ ピンの割 り当てに
違いがあるため ,筆 者 が国内 3社 の送信機で使えるように ,ま た本書で紹介 しているほ
かの受信機と互換性が保てるようにブログラムの一部を変更 しました
第 7章
マグネ ッ ト・ アクチュエー タ・ ドライバ を内蔵 した赤夕1線 受信機 の製作
7.l C言 語 と CC5X Cコ ンバイラ
オ リジナ ルの ソー スは ,CC5X
C Compilerを 使 って コ ンパ イルす る こ とが で きます CC5X C
cOmpnerは ノル ウェのB Knudsen Dataネ トの コンパ イラで,CC5Xの フ リー・エ デ ィシ ョンがlt供 され
てい ます この バ ー ジ ョンをf■ って lKワ ー ドまでの コー ドを コンパ イルす る こ とがで きるので ,イ ン
ドア・ プ レー ンで lt用 する受 信機 のプロ グラムを組むの には 十分です
比較的 頻繁 に バー ジ ョン
ア ップ され るの で ,最 新版 の CC5X C Compiler Freeを B Knudsen
・
ペ
Data社 のホーム
ー ジか らダウ ンロー ドして くだ さい。 マ ニ ュ アル もダウンロー ドす ることがで き
ます
http://www bknd.cOm/cC5x/index shtml
このコンパ イラは MPI´ AB
す
アセンプラの MPASMを
vcrsk)n630以 降で,MPI´ AB統 合環境の中で使月jす ることができま
ltう のとまった く変わらない使い方で,Cコ ンパ イラをltっ ていること
を意識させません
ダウ ンロー ドした ら解 凍 して くだ さい 解 凍 した フ ァ イルの 中 の INSTALL TXTに
使 い 方が ,1い
てあ ります が 難 しい こ とは あ りませ ん これ か ら説 明す る とお りに設 定 す れ ば使 える よ うに な
ります 。
CC5Xコ ンパ イラは 専用 の イ ンス トー ラが な く,適 当 な フ ォル ダを作 って ,そ の 中 にす べ て の フ ァ イ
ル を コ ピー して使 う よ うに な って い ます _ア ン イ ンス トー ルす る と きは
,作 った フ ォル ダを 肖J除 す るだ
けです 通常 は c:YPrOgram Filesの 下 に cc5xと で も して ,cc5xフ ォル ダに解 した べ ての
凍
す
ファイルをコピー します.f/:業 用のフォルダをc:YProgram Fllesycc5xの ドにprojects
とでもして作ってお くとよいでしょう。これから先の説り]は 上記の設定で進めて行きます MI)LABの
インス トールについては,付 録 Dの 「初めてのPICプ ログラミングJで 詳しく説l月 しています
準備として,付 属 CD‐ ROMの led― test
?
cと
いうc言 語のソース・ ファイルを先ほど作 った
● け 日
F""
lc
\P,oe.r
I
r.rvc5r\soFd
H4 I
l:-o@;T
oK lczdl
図 71 プロジ ェク ト名とプロジ ェク ト・ デ ィレク トリを指定
「
24
proj ectsフ オルダにコピー しておいて ください このソース フアイルは,付 録 Dの 「初めての PIC
プログラミング」で取 り上げている,ア センプラで書かれた発光 ダイオー ドの点滅 プログラムをC言 語
で書 きなお したものです 興味のある人はソース・プログラムを比較 してみて ください
●
CC5Xコ
ンバイラを MPLABで 使 う
MPLABで CC5Xを 使えるようにするための設定がい くつかあります。まず MPLABを 立ち上げます
図 71は ,■ ed―
Yprojectsデ
設定 します
testと
い うプ ロ ジェク ト名 を新たに作 って ,C:Yprogram
イ レク トリで作業 を行 う設定 をす る ところです
FilesYcc5x
デ イ レク トリはIBroWSelボ タ ンで
設定が済 んだ ら10K〕 ボ タンをクリ ック します
次 に,図 72の ように,IConfigurelか らlSelcCt Device]を クリックして, ターゲ ッ ト・ デバ イスを
選択 します (図 7.3).
デバ イ ス選択が おわった ら,IConigurelか らIConfiguration Bitslを 選択 して コンフ ィギ ュ レー シ
図 72
デバ イス選択 ヘ
H CЮ Ch:pPЮ 9′ amme,Tool Supp。 1
o円 OSTART PuS O MPuり [C02
o PRO MATE1
(, MPし O PH3
MI●
0 PICkti
ЮChip DebugOerToO Supp。 ■
O MPし ● SlM
O MPI"`CD 2
o MPtAD SiM30
MPШ
脚
10●
2000
F中
OK
図 73
Qa」
Ⅲ●
1
ターゲ ツ ト・デ バ イスの選択
,25
第 7章
マ グネッ ト・アクチュエー タ・ ドライバ を内蔵 した赤外線受信機 の製作
ョン
ビッ トの設定 を行 い ますが,今 口Iコ ンパ イルする ■ed―
すでに コンフ ィギ ュ レー ション
ここで,ひ とまず ソース
test cの ソース・プロ グラムには
ビッ トの設定 を 書き込 んであるので
ファ イルの 内容 を説りJし てお きましょう。 リス ト71は ,PIC12F629の
test cの 全 リス トです
#pragma config l=OX2184が コンフ ィギュ レー ション
ためのプ ロ グラム
,
ここでの設定 は省略 で きます。
ッース ■ed―
ビッ トの設定部分です
ここでは
タイマ だけを ONに してい ます。 この 部分 はあ とで説〕jし ます
では次 に,IProjcCt]か らIScleCt Language Toolsuitelを 選択 します (図 74)
パ ワー
ア ップ
図 751こ 示 す よ うに , IActive To01suite]に IB
リス ト71
Knudsen Data CC5X]を 選 夕(し , IToolSuite
LEDが 05秒 点灯 、05秒 消灯 を繰 り返すプ ログラム
″インライン アセンプラをMPASMと 違和感
″な く使えるようにするための
//ヘ ッタ フアイル
″ コンフイギュレーシ ョン ビッ トの設定
#include hexcodes h′
#pragma config l= OX2184
V° id{delay(unsigned
10ng ni■ ■lsec)
uns8 i′
do {
″ウエイ ト リ
レーチン
″ de ay umeの 調整はMPLAB
SIMて 行 う
//8bt unsigned(MIN O IИ AX 255)
TMRO ‐ Oi
while (TMRO ( 6■
)
}While (__ mlllisec > o),
fOr (1
‐
Ol i
く
255, 1++)
fOr (1
‐
0, 1
く
207′ i++)
}
void main(void)
//メ イン
{
#pragma update_RP
■
絆asm
DW
CALL(Ox3ff)
#endasm
OSCCAL = Wi
TRISIO ‐ Ob Oooo oooo,
OPTION_REC = Ob oooo oo■
CMCON ・ Ob 0000 01■ ■
IIpragma update RP O
CPIO ‐ Ob oooo oooo,
,
for(′
′) {
CP104 ‐ ■′
delay(500),
nOp2(),
CP104 = Oi
}
}
,26
delay(500)′
■
,
″ 初期設定
″ Banklに 切 り替え
″ インライン アセンフラを使 つて
//メ モリの最終番地をコール
″ インライン アセンブラの終了
″ OSCCALレ ジスタに内部発振周波数
″ 校正値をセ ッ ト
″ すべてのポー トを出力に設定
″ TMROの プリスケーラを 116に 設定
ノ/コ ンパ レータ未使用
//BankOに 戻る
〃 ゼロで初期化
″ メイン ループ
″ CP4を H ghに してLEDを 点灯
//499 997ms
//タ イム調整
//CPOを Lowに してLEDを ,肖 灯
ノノ499
997ms
P′
o ert Wセ
。7d
¨
¨
一
呻
¨
Op● ●
Cbse
,1● ■
"PrOrt
CL“
Dold
Bo10 0pl oト
Ftt m¨ rtF,疇 s
Savo Proす oot
Sさo ProFci ns
測 O Flた sto P`ol∝
t
●
Rrmovo Flo Fron P′ 。●
1
B7.4 lslect
LanguageToolsuiteli*frEEi.\
Ⅲ
A.n€lodone
?
● け 日 助
lB Krudeh oala CC5(
MPASM
MPL NK
tc―
│
H¨
87.5
1
0K
CCsx C Comoller
tlllt
Contcnts]で は CC5X C Compilcrを 選Jく します ILocationlに
と表示 されるので ,10KIボ タンをクリックします
C:YProgram Fllesycc5x EXE
次に, イ ンクルー ド ファイルのパ スを設定 します。[ProjecJか らIBund op● onsIで lPrOject]を 選
択 します
図 76の よ うに,IInclude Path,$(INCDlR)lの イiに あるIBrOwSelボ タンで イ ンクルー ド・ ファイル
が 置 かれて い る CC5Xフ オル ダを選択 します ところが この パ スにはスペー スが 含 まれて い て ,こ の
ままの設定 ではパ スが通 りません
図 77の よ うに,ス ペ ー スの 前後 をダブ ル
クォー トで くくって あ
げる必要があ ります
,27
第 7章
マ グネ ッ ト・ ア クチュエータ・ ドライバ を内蔵 した赤外線 受信機 の製作
│
│
B¨
│
●●
ヽ
高ハ
にЧ
"輌 '“
t麟 りP● h,日 30R,
1市
,ヽ
│
t‖ oSoⅢ P小
““
MttЯ }
3…
“
い
図 76
│
P」 即‖0哺 I
I S‐
Ha■
J
│
│
│
ビル ド・ オプ シ ョン設定画面
,ndude Pah$『 NCDIR}
C \Ptogtafn"
図 77
"Flles\cc5x\
パ スの スペ ース をダブル
ク ォー トで くくる
図 78 プ ロジ ェク ト・ ファイルにソース・ ファイル を追加
ボ タンをクリック してか ら10K]ボ
I適 用〕
タンをクリックして, ウ イン ドウをFllじ ます。
これでいつ で もCC5Xコ ンパ イラを MPLABで 使 うこ とがで きます 早速 led test cの ソース
プログラム を読み込んで ,コ ンパ イル して教 ま しょう。
ここか らの手llEは ,ア セ ンプ ラの ソー ス プ ロ グラムを読 み込む と きと同 じです (図 78)
C言 語で書かれたソース・ プ ロ グラムを表示 した もの を図 79に 示 します IPrOjectlか らIBundlを 選
,2●
□L 國■ い
Dげ
Preom_
t ●力鳴暉
い
「
│`?
日
gmf.崎 wm.・ ぃぃ
口 げ 口 恥
由
闘 ―t● 、1‐ ●
― S仰 ,c● Fles
.Ⅲ 壼 Iフ
lol‐ test c
性 衝 F,● s
の Fd F,に 、
[b`o`γ
.■ .り ,:│
││:t,・
│ │
,l
十
た
I
F‖ os
',││ │ │.
tい ko`Sclり ls
1●
●,■ . =・
│[1,I‖
,li_ t
・ IJ,1● │, 1 1・
│
i =lil
‐
` ││ │││.:
,│ │`= イ│ll]
11-,
:=:
「「
(│ュ
│││―
│
1
十
│せ
]│
1:
PD2F629
図 79
'■ │ │
「
IJ , 1:
「‖
│、 │
ュ
ム
.= u.1. t,..1:‖
1,111■ .=,・
=││
1,,I
│(││
,コ
,■
■ ●
よ '
:││・
,11:t'せ
,
ロ
「
追加 したソース・ プ ロ グラム を表 示
Bu,rc lV.r€ioF contror lFtnd tF Fir-.
Fle 疇d― lec:va
^
Fle ed t● ,t o3m
Fle いo― test lst
Fle Ld te,tcoご
F , │●
FL
ot●
J-lest oec
しょ test her
o(42〔 。le wo`“ 14%,
●Est m● led OOD[S12E o(`● J opt,m2讀 On 40 oode v● ●
rds`4,
RESTRICTONS o● ●
o mmero● l usa=e"p es as Jescr be」 )n lle reodm=txt
C lFfoafdh F es*ccbtYDloEcrs*ted-iesr HEX
SuCCEEDED Thu範
`261510022004
図 710 ビル ドに成功
赫
択するか IF101キ ーで ビル ドが実 行 され ます (図 710)
.ji前
砺乃E洋
ヽ
…
ビル ドが成功 しましたが ,エ ラーがあるとエ ラー・ メッセー ジ
エ ラー・ メッセー ジ行に カー ソルを合わせ てマ ウス をクリックすると, ソー ス プ ロ グラム
にテス ト済 みなので 今
「1は
1口 │で
が出 ます
の エ ラー行 が 人4tさ れ ます
が生成 され ます
ビル ドに成功す ると PICに 書 き込むため の led― test hexフ ァイル
図 710で は ドか ら2行 ‖に′
L成 された HEXフ ァイルが MPLABに 読み 込 まれた こと
を示 してい ます
ここか ら先は MPLAB
SIMを
ltっ
て
,
MPASMで
ビル ドした HEXで の シ ミュ レー シ ョンと まった
く変わ らない操作感覚 で , シ ミュ レー ショ
ISynlbOncI表 示 を選択す ると,HEXフ
(図 711)
ち
了ィ
勇↑羞≦ヨIIlll五 墜夕されたコードもよJれ 剥
最後に コンフ ィギ ュ レー ション・ ビッ トの 設定山i
nlで
, プ ログラムで設定 された内容が どの ように反
729
第 7章
マグネッ ト アクチュエ ータ
ドライバ を内蔵 した赤外線受信機の製作
いた Edi V‐ い‐1 晏 露
Dけ
貼
`0
?
6こ
mけ
譴凛。
D
口 げ □ 恥
DD
tl il
|TEID
F“¨0”ЮCHレ
3Ю“飩7
。o
。。。
。0
。mm
。Wmm0
叩0
0
0oo
o0¨0
図 7 1l IViOWlか ら[Program Memorylを 表示
ytw i可 。
t ●¨ 0 "。 IIommo子
。
“
?
│`[│、
I a5mr
図 712
:
│:│[, │
coni
it
口 げ □ 恥
i.il8J
∞耐ture wい ●" Heぃ
。 "■
00日
画
│.t
i
コ ンフ ィギ ュ レー シ ョン・ ビ ッ ト
図7.12
映 されて い るか を確認 してみ ましょう IConfigurelか らIConiguration Bitslを 選択 した画1■ ゞ
です
ファイルで 設定 した Ox2■ 84と い う1に が Configuratk〕 n Bitsウ イン ドウのlValuClに 反映 さ
れて い るのがわか ります その 内容 は4i側 の Categoryと Settingに よ 4ξ されて い ます 内部発振 11路
ソー ス
タイマ をONに 設定 してある以外 はすべ て OFFの 設定になってい ます
度 11定 した内容はプ ロ ジェ ク ト・ フアイルに保
簡 単に C`;語 による開発 の流れを紹介 しましたが , 一
をlt用 して ,パ ワー
ア ップ
存 されるので,次 回 C`:語 のプ ロ ジェク ト フ ァイルを開 くと,「 l lllJ的 に CC5X C Compilcrを ltう よ
うに設定 され ます
,30
フ.2
P:Cダ イ レク ト・
ドライブ赤外線受信機
8ビ ンの PICを 使 った受信機では,電 源に接続す る 1番 ピン (賄 )と 8番 ピン (`、 、
)を 除 い て,残 りの
6ピ ンを人ll力 として 11う ことがで きます 4番 ピンの CI)3を 人力 と して使 うので ,残 りの 5ピ ンが‖
,″
│
ここで は, スピー ド コ ン トロー ラの PWヽ 1出 力 に 5番 ピン (CP2)を ltい ,7番 ピ ン
(CPO)と 6番 ビン (CP)を 使 って ラダーリ
‖のマ グネッ ト ア クチ ュエー タをiF接 ドラ イプ します lnl様
力にltえ ます
に,3番 ピン (Gl))と 4番 ピン (CPi)を ltっ てエ レベー タ用 のマ グ ネ ッ ト ア クチ ュエー タを直接 ドラ
イブ します
PICの 出カ ポー トに直接 マ グネッ ト アクチュエ ー タをつ なげれば, ドラ イバの 素子を実装 しな くて
すむため,中 f量 に作れ ます ただ し,PIcの ポ ー ト許容 1[流 の ll限 か ら200Ω 以 11の コ イル を使 い ます
[1路 Ⅸを図 713に 示 します
マ グネッ ト アクチュエ ー タを含む電 子卜
1路 を DC― DCコ ンバー タで 「
ケ
サ
1:し た 5Vの 1[月 :で ドライブ し,消 費電流 の 多いモー タは,[池 lElll(37V)で ドライプ します
+3?V
―
CND
- 1
∪
N」
L74H300A
[lE CH.
P!C12C509A
⊥
十
MO「 OR
Ct
Ol lRLML2502
図 713 PICで 直 接 マ グネ ッ ト
ア クチ ュエ ー タ を トラ イブす る受信 機
PiCの ボー ト出力で直接 マクネ ッ ト アクチュエータ を トライフするので、ポ ー トの許容出力電流 を25mA以 下に抑 えたいため,直 接
つな ぐことので きるコイルの抵抗値 は200 Ωll上 に しなけれはならない 赤夕1線 受光素子 は 回路図の品番以外の ものでも使 える
図 714 基板 の部 品配置 図
片面 プ リン ト基板に部品 を実装 できるようにパ ター ン
を考 えて作 った0チ ャネルの受信機 で 2組 のマクネッ
ト ア クチュエー タ ドライバ とス ピー ド コン トロ
ーラを内蔵 している
□彙』
=3,
第 7章
マ グネ ッ ト・ ア クチュエー タ・ ドライバ を内蔵 した赤外線受信機 の 製作
写 真 71 PiCで 直接 マ グ ネ ッ ト・ ア ク チ ュエ ー タ を ドラ
イブす る受信 機 例
丸 ピン・ ツケ ッ トの ツケ ッ ト ピンを使 って、すべ ての周辺部
品 をビン接続 できるよ うに した 少 し前に作 った受f8機 で,最
新の部品配置図 と若干異 なり 基板ま側 で lヵ 所 だけGNDを ジ
ャンパで配F.│し ている
写 真 72 PICで 直 接 マ グ ネ ッ ト ア クチ ュエ ー タ を ドラ
イプす る受信 機例
プ リン ト基板 を使 わない で、軽量 に仕上 げることを目標 に組み
立 てた受信機 3チ ャネルの赤夕1線 受信機 で 赤夕1線 受光素子
は広範囲か ら信号 を受 け取 ることができるよ うに ,レ ンズ を肖1
り取 った 受信機 の重量 は0620
プ リ ン ト基板 の パ ター ンを図 714に ,パ ーツを実装 した外観 を写真 71に /1Nし ます
写真 72は , コ
ネク タをつ なげ,イ L卜 がった外観 です
Gド フ.3
0Pア ンプ・
ドライブ赤外線受信機
PICの ポ ー ト許容電流 を L卜 1る lltllt抗 のマ グネッ ト ア クチ ュエー タを ドライプす る 方法 の つ に
OPア ンプをltう 方法があ ります い1路 図を図 715に 示 します
l lllの マ グ ネ ッ ト・ アクチュエー タを ドライプするのに 2対 1の OPア ンプが必 要 になるので.3チ ヤネ
ルの受信機 では,エ ルロンとエ レベー タ チ ャネルで 4組 の OPア ンプが,必 要 にな ります 4n‐ flの OPア
ンプが 1個 の パ ッケージに収 め られた 14ピ ン・ ハ ー フ ピッチの ICが 小型軽 ilで ,・ i4信 機 にflう のに
通 して い ます。 ここでは,人 手性 の 良 さか らM A XIMの MAX4020を ltっ て い ますが ,人 手で きれば
ANALOG DEVICESの AD8534が 性能籠iで れてい ます
,
ll・
M AXIMの MAX4020は ■ 120mAの 前=容 電流があ りますか ら,50ζ 2ぐ らいのllt抗 か ら ドライプで
写真 73
,32
0Pア ンプ搭載受fE機 の表面
写真 74
0Pア
ンプ (MAX4020)搭 載受信機の裏面
_
´
IN=_
十 INA十
L/:;
_
V )..
IN.・ _
t,Otり
L
01.`
lRLML2502
BOT「 OM
VEW
図 715 0Pア ンプ・ ドライバ を内蔵 した受信機
4個 の OPア ンプが 1個 のパ ソケージに収められているので 配線 がシンプルにできる 電流が流せるので,50Qぐ らいのマグネ ッ
ト‐アクチュエータからドライフすることができる 赤外線受光素子 は,回 路図の品番以タト
のものでも使える
き ます
写真
73と
写真
74に 部 品 を 実 装
した 外 観 を 示 し ます rj ttiに 部 品 が 載 っ て い ま す
C:フ .4 FETド ライブ赤外線受信機
般的なマ グネッ ト ア クチ ュエー タの構成 は コ イル とマ グネッ トだけで, ll御 口1路 をもって い ませ
′
によって舵 /11を コン トロール します PICで 直接 アクチュ
■イ
1:機 の PICか ら出力 される PWM信
ん
7」
エー タ
コ イル を ドライプす る場合は,200(2以
1の
コ イル を
l」
い ますが ,大 きな トル クが必 要な場合
は,抵 抗1貞 の低 いコ イル をイ
史って大 きな電流 で ドライプする必要があ ります その ような場 合 に トラ ン
ジスタあるい は FETに よる Hプ リ ッジ回路 をltっ た ドライバ 回路 をltい ます 図 716に ,1路 Iズ │を /1.し
ます
,図 718に は、 プ リン ト版 の パ ター ンを示 します
写真 75は 部品を実装 したよ山i,写 真 76は コ ネクタと受光 素 rを つ ない だ全 itで す なお,図 719
には,利 り
││し た FETの 概要 を説 り│し ま した
図 717に は,Hブ リ ツジのIIJ作 を説りjし
■ ま とめ
Futaba,Sanwa,JRの 各社送信機 のパ ルス仕様に合 わせた,各 ネLの 受イ
::機 の HEXフ アイルをサ
‖意
しました PICラ イタをイ
セって PIC12C509Aに 1:き 込めば,マ グネッ ト ア クチ ュエー タを ドライブ
で きる軽量な受イ
1:機 を作 ることがで きます Futaba,Sallwa,」 Rで はそれぞれに送信機 で作 られるパ
,33
第 7章
マ グネ ッ ト・ ア クチュエ ー タ・ ドラ イバ を内蔵 した赤外線受信機 の製作
ND07001 0× 4
Qi]RLML2502
図 716 FETド ライバ を内蔵 した受信 機
4個 の DuJ FETを 使 って2組 のマグネ ッ ト・ア クチュエー タを ドライブしているが,最 も効率の良いマグネ ッ ト アクチュエータ
・ アクチュエ ータから ドライプで きる 赤外線受光素子 は,回 路図 の品番以外の ものでも
ドライバ といえる 500程 度のマグネッ ト
使 える
図 717
FETを
使用 した Hブ リッジ回路の動作
300か ら1000ほ どのマグネッ ト アクチュエータのコイルを ドライプするには十分な,超 小型の Dua FET(P型 とN型 が 1組 になっ
ている)を 2個 組み合わせて,シ ンプルなHブ リッジ回路 を構成する
ルスの チ ャ ネル順序が異な りますが ,ス ロ ッ トル・ チ ャネル.エ ルロン・ チ ャネル,エ レベ ー タ・ チ ャ
ネルの 出カポー トを共通 に してあ ります
.
興味ある人は,Andy Birkett氏 のオ リジナ ル・ ソー ス・ コー ドも,CC5X
て解析 してみて くだ さい。
第 7章 の CD― ROM収 録内容 を表 7.1に 示 します
.
,34
Frceコ
ンパ イラを使 っ
□
□
響日掛
図 718 プ リン ト基板 の部 品配置
左側の基板表にはPCと Dua FETを 4個 はんだ付けし 右側の基板裏にDC OCコ ンバータとモータ
けする 基板の4ヵ 所に穴 を開けてImい 線で豪表 をつなぐ
写真 75 DuJ FETを 使 って Hブ リッジを組 み込ん だ受信機
FETの 出力にJSTコ ネ クタの コンタク トを取 り付 け マ グネ ノ
ト・ アクチュエータの取 り外 しができるように して,受 lE機 を
はかの飛行機 で共用 できるように した
図 719
NDC7001Cの ビン配 置
ドライブ用の FETを はんだ付
写真 76 FETを 組み込ん だ受信機 の全景
2個 の赤外線受光素子 を背中合わせに使 って 広●
B国 か らの信
号を受けられるように した
ND07001 Cは FA RCH LD製 の Dua FET O,は 、最大定格 が60V,051A、
が40
02は 最大定格 が60V -034A,ケ
ゲ ー ト ツース間電圧 4 5Vl寺 の ドレイン ツース間 ON抵 抗
ー ト ツース間電圧-45V時 の ドレイン‐ソース問 ON抵 抗が 750と なっている
,35
第 7章
マ グネ ッ ト ア クチュエ ー タ・ ドライバ を内蔵 した赤外線受信機 の 製作
表 71
CD ROMリ
スト
フォルダ名
ファイル名
│ゴ
収録 内容
¨
オリ
ルc,i,「 ソー ス プ ログラノ、
'ナ
(i'I(:12C508A'
Lじ I)点 敲テ ス トC.:.1ヽ
ツース
プl,グ ラノ、
II'IC 12「 629'
LEI)点 武 テ ス トliEXフ ア イル
llcttt三
1'lC12F(,2,'
rutaba月 1■ ィ̀i ttC,i,‖ ノース
(PI(:12C5()9A,
lrxュ ](12[(
1ヽ
_,.t
*,,.,,.
プログラム
Haba'日 ■イ
,i ttIIEヽ ファ イル
I PIC 12C50,)ヽ
│
San、 a‖ 1'イ ,1性 C,│.1ノ ース
(I'I(12C509A,
Sanヽ a月 1■
(PIC12C5(),ヽ
`.i ttIH:Xワ
プtlグ ラノ、
アイル
)
iι
x」
,,機 (],1111ノ
JR'‖ モイ
11'lC12C5()11ヽ
301' t
'
:ギ :昌 91「
=―
(′
じre
JR月 1'11機 Hじ Xフ
ー ス プロ グラ′、
アイル
ヽ
I'1(12C5(),′ ヽ
)
│
IIxa l反 転パラーンLif
I瑞 だ鮮ゴ
;甲
l'lCダ
イレクト ドライブ■イ
,1機 プリン ト パ ターン
`ターン
FETド ライブモイ
.:機 両山プリン ト ′
用語解説
◆ デ ィスアセンブル (disassemble)
機械 ,「 で 書かれたオブジェク ト コー ドを,ア セ ンプ リi;:「 でitll・ された ソー ス コー ドに変換するこ と
コラ ム
最 も軽量 な赤 外線 受信 機
ス ピー ド
コ ン トロー ラ とマ ク ネ ッ ト
ア クチ ョ
ドラ イバ を 内 蔵 して ど こ まで準 化 で きる
`串
か jL及 して作 ‐
,た ホ 外線 受 1,;機 が写真 7Aで す
エー タ
11新 の 6ビ ン PIC]0「 200を llっ て r径 4nl nlの ヘ ー
シ 、 モー タリ│ス ピー ト
マ グネ ッ ト
1し
1に
ラ ダー の
ア クチ ュエ ー タを ドラ イブ して い ます
は 07Hの リチ ュー ム
十 'ち 化 の た め に DC
`串
ります
コ ン トロー ル と
DCコ
プ リン ト
ボ リマ it池 を ltい ます
ンバ ー タ11路 をイ略 して あ
は 0 16nlnlと ‖ 手の ガ ラス
'tlltに
エポ キ シ
をllい .赤 外線受 光素 rも 呵市しな ■ り中チ
'1枚
軍化 しま した プ リ ン ト基枚 の 完 成 itが 007g,赤
「
外線 受 光素 rが 004“ です
冒36
写真 7A
0119ま
で軽量化 した赤外 線受信機