化学平衡

PH-2-Ⅱ-03
化学平衡
担
笠井
当
者
一般目標
(GIO)
到達目標
( SBO s )
受 講 心 得・
準備学習等
事 後 学 習・
復 習 等
オフィスアワー
前期
必修
1 単位
博子
化学物質(医薬品を含む)をその性質に基づいて分析できるようになるために、物質の定性、
定量などに必要な基本的知識を修得する。
【酸と塩基】
1. 酸・塩基平衡を説明できる。
2. 溶液の pH を計算できる。
3. 緩衝作用について具体例を挙げて説明できる。
4. 代表的な緩衝液の特徴とその調製法を説明できる。
5. 化学物質の pH による分子形、イオン形の変化を説明できる。
【各種の化学平衡】
1. 錯体・キレート生成平衡について説明できる。
2. 沈殿平衡(溶解度と溶解度積)について説明できる。
3. 酸化還元電位について説明できる。
4. 酸化還元平衡について説明できる。
5. 分配平衡について説明できる。
6. イオン交換平衡について説明できる。
教科書を基本に他の資料から引用した内容もまとめて解説します。授業で配布するプリント
も併せ、理解に努めて下さい。
練習問題を解いてみると、どこがまだ理解できていないのかが把握できます。理解の足りな
い箇所の勉学をさらに進めてください。
授業のある金曜日の 16:00-18:00.
授業の形式と各回の内容
授業の形式
回
第 2 学年
項
講義形式で行う。
目
1
2
3
4
化学平衡とは
酸・塩基平衡(1)
酸・塩基平衡(2)
酸・塩基平衡(3)
5
酸・塩基平衡(4)
6
7
8
9
10
11
12
13
錯体・キレート生成平衡
沈殿平衡
酸化還元平衡(1)
酸化還元平衡(2)
分配平衡
イオン交換平衡
内 容
化学平衡の基礎概念,平衡定数
酸と塩基の定義,共役の概念,水素イオン濃度 pH
解離定数,水のイオン積,弱酸・弱塩基の pH
塩の pH,緩衝液と緩衝作用
Henderson-Hasselbalch の式, 緩衝液の pH, pH による分子形・イオン形の
変化
配位子,錯体の構造,錯体生成反応と安定度定数
溶解度, 溶解度積, イオン効果, 分別沈殿, コロイド
酸化還元反応と電子の関わり合い, 酸化還元電位
Nernst の式, 酸化還元平衡定数
分配係数, 弱電解質の分配係数と pH との関係
陽イオン交換樹脂と陰イオン交換樹脂
まとめ
まとめ
成 績 評 価
の方 法
成 績 評 価
の基 準
教 科 書
萩中
参考書 など
「物理(改定第 2 版)」
(薬学ゼミナール)
定期試験の成績で評価します。
定期試験の成績が 60 点以上を合格とします。
淳「ベーシック薬学教科書シリーズ
分析科学(第 2 版)」(化学同人)