田村 早苗 (736) 森林管理論

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森林管理論
1年
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講義
担当者(部屋番号)
Introduction to Forest Management
田村 早苗 (736)
【 授 業 目 標 】
資源の劣化や環境保全要請の高まりの中、森林への期待は多様化し、その管理においてもひとり森
林所有者や農山村のみに委ねられた段階から社会的な協力体制の下で行う段階に入っている。本講義
は、日本の森林を対象に管理の仕組み、過程、方法について学び、今後の森林管理のあり方を考える
上で必要とされる問題認識と基本的知識の習得を目標とする。森林の利用・管理を歴史的に概観し、
現状認識および将来像を考察するための視座とする。その上で、森林管理の現状と課題を政策と合わ
せて把握する。
【 授 業 方 法 】
1 レジメを配布し、講義形式で行う。
2 森林問題をテーマに全員でディベートを行う。
3 森林・林業界の第1線で活躍する専門家を招き、県内の現状について理解を深める。
【 授 業 計 画 】
1
世界および日本の森林資源
2
森林の機能
3
日本における森林利用の史的展開1
4
日本における森林利用の史的展開2
5
日本における森林管理の史的展開1
6
日本における森林管理の史的展開2
7
森林管理の現状と課題① 森林・林業基本法と森林法
8
〃 ② 国有林野制度と経営 1
9
〃 ③ 国有林野制度と経営2
10 〃 ④ 民有林の所有構造と生産構造
11 〃 ⑤
木材産業をめぐる諸問題
12 青森県の森林・林業の現状と課題
13 ディベート1
14 ディベート2
15 ゲストスピーチ
講義時に資料・レジュメを配布
し、テキストに代える。
受講態度と出席状況を総合して評
価する。
教 科 書
参 考 書
評 価 方 法
「平成14年度および15年度林業白
書」
「林政学」半田良一編 文永堂出
版 1990年
留 意 点
30