Ⅱ 2015 年度事業計画 自 【真宗保育理念】 真宗保育理念】 総合テーマ テーマ】 【総合 テーマ 】 基本認識】 【基本認識 】 2015 年 7 月 1 日 至 2016 年 6 月 30 日 「本願に生き、ともに育ちあう保育」 「ともに生き ともに育ちあう保育を実践しよう」 2015 年 4 月、国の「子ども・子育て支援新制度」が始動した。設立以来、幼稚 園、保育園、認定こども園が対等に加盟してきた当協会では、組織の形としては 混乱もなく、逆に施設ごとに温度差が生じるような事案については円滑な情報交 換を実現したが、一方で、今回の制度の改正が、「児童福祉」「保育」「幼児教育」 というような子どもたちに関わるキーワードについて、再認識を迫られるほどの 大きな改正であることもまた共有しておかなければならない。 特に、新制度の柱でもある「幼保連携型認定こども園」が“教育機関”として 位置づけられたことは非常にインパクトが大きく、将来的な児童福祉施設や幼児 教育機関の在り方のみならず、子どもたちが育っていく環境全体に至るまで言及 するような大きな課題を内包している。 例えば、経済協力開発機構(OECD)が提唱する世界的な教育の潮流にも、 「コン ピテンシーの育成(コンピテンシー:単なる知識や技能だけでなく、技術や態度 を含む様々な心理的・社会的なリソースを活用して、特定の文脈の中で複雑な要 求に対応することができる力)」が大きく取り上げられていることは注目に値する。 実際の研究においても、小学校との接続の中で乳幼児期の「教育」を考えるとい うようなテーマが見られ、そこでは“今一度、乳幼児教育・保育における「子ど もをみるということ」の真の意味が問われている”というような課題提起が積極 的に行われている。その状況は、まさに真宗保育の実践において課題としてきた ことに共通する内容が多いのである。 そのような情勢からも、今年度は、具体的には「教育としての真宗保育の実践」 という新たな視点も加えて、下記の重点施策を中心にした取り組みの再構築を行 い、着実に成果が見える歩みとしていきたい。 また、「大谷保育協会に関する規程」(真宗大谷派達令)に基づき当協会の特別 会員と位置づけられる真宗大谷派の青少幼年教化事業との関係は密接に保ち、真 宗の教え(仏教精神)を基盤にした宗派事業の充実をめざしていく。今年度は、 宗派の「真宗教化センターしんらん交流館」が設置されることもあり、教化面、 学事面での連携も視野に入れながら着実に進めていく。 【重点施策】 重点施策】 ① 新制度のうごきを見据えた真宗保育の実践の具体化 新制度への変化を柔軟に受けとめ、現時点においての真宗保育の実践を再構築 すべく協会の事業に取り組む。園の仏教行事の持ち方というような園の保育、幼 児教育の一部という受けとめにとどまらず、日々の「子どもをみるということ」 の真の意味を問い直す真宗保育の実践を「真宗保育カリキュラム」の活用などを 通じて具体化する。 あわせて、新制度の性格から、自治体の体力や対応如何で、加盟園の運営に格 差が生じることが予想されるため、相互扶助的な取り組みにつながるよう情報交 換、意見交流の場を積極的に確保し、協会内の連携を保っていく。 ② 新たな研修テーマ「そだつ」による事業の開始 基本認識に示したような新制度にともなう課題の重要性も踏まえて、新研修テー マは「そだつ」とする。今年度は、第 16 回全国真宗保育研修大会(2015 年 7 月 18 ~19 日:福岡市)において、前テーマの総括とともに新テーマを発表し、その後は テーマをひろく周知する機会を各地に設けていく。 あわせて、第 2 期こどものうた事業も新テーマへの取り組みの一環として公募を スタートする。 ③ 「保育心理学会」(仮称)の設立に向けた取り組みの促進 新制度によって、今まで以上に学校教育の枠組みにおける幼児教育が注目されて いる。その現状から、保育心理士会としては、将来的な「真宗教育」的な位置づけ の理念構築にまでつながるような、学術的な研究の広がりや保育者のキャリアアッ プに結び付く活動の具体化が望まれるところである。 そのためにも、懸案となっている保育心理学会(仮称)設立に向けた準備を一歩 すすめ、保育心理への学びが、子どもたち一人ひとりに向きあうなかで対処的な 関わりを超えて、保育者自らの学びとなっていくよう、新しいプロジェクトを立ち 上げスケジュールを具体化する。 Ⅰ 幼児教育、 幼児教育、保育内容充実向上事業(公益目的事業) 保育内容充実向上事業 Ⅰ-1 調査研究事業 真宗保育の実践が、実際の保育現場での共通理解において行われるよう、そ の表現の仕方、その課題の深め方について調査研究する。 またこの研究結果を頒布事業、研修事業、資格認定事業に反映し、各事業の 論理的な整合性を図る。 (1)基礎研究 ① 諸研究機関並びに学識研究者とともに真宗保育における課題、保育原理、カ リキュラムについて学術的アプローチをおこない、体系を整え、保育、子育て にかかわる人々への普及を促進する事を目的に「真宗保育理念構築会議」「真 宗保育研究所会議」を引き続き開催する。 今年度は「真宗保育カリキュラム」vol.3 の発行につとめる。 ② 真宗大谷派学校連合会大学部会による「真宗保育研究会」に当協会の担当者 及び研究所員が参画し、研究会の運営と内容の探求に努める。 期間:2016 年 2 月 1 日(月)~2 日(火)(予定) 会場:未定 (2) 臨床研究 ① 臨床心理士会や学校心理学会などが学校現場で活躍し、かつ保育の現場に対 応すべき人材の養成などを検討していることを鑑み、保育心理士の学問的根拠 を明確し、保育心理学会の設立を視野に入れた調査研究を昨年度に引き続き実 施する。 その土壌育成のため第 8 回保育心理研究会を開催する。 ・第 8 回保育心理研究会 期日:2015 年 12 月 20(日) 会場:大谷大学(予定) 講師:未定 ② 保育相談及び育成指導 研究事業及び研修事業、認定事業で蓄積された技術や知識をもって、各保 育施設における保護者への子育て相談及び・保育者の育成指導を行う。 各保育施設において、相談・指導が円滑に行えるよう、協会HP内に掲示 板を作成し、保育心理士間の情報交換を促進する。 Ⅰ-2 教材 教材・ ・書籍・ 書籍・研究誌頒布事業 研究事業及び研修事業、認定事業の成果をもとに、子どもが安心して生活で きる保育内容の充実を図るための教材を、ホームページやパンフレット、研修 等を活用して頒布に努めるが、今ある教材も含め効果的な教材頒布の方法につ いて検討する。 また、園児の絵画を募集し、真宗本廟(東本願寺)や京都駅地下ギャラリー に展示し、作品の一部で「しんしゅうこどもかれんだー」を作成し市民に子ど もたちの姿を伝える。 また、保育者の質の向上に資する機関紙や書籍等を頒布し、子育てに関する 情報提供を行う。 昨年度に引き続き真宗保育ブックレットシリーズ 2 冊、真宗保育カリキュラ ム vol.3 の頒布を目指す。 (1)保育教材の頒布 ① 各教材の頒布 既存教材については前年度程度の頒布を行う。 教材・物品名 合掌人形 しんらんさま うでわ念珠 青 子ども用 うでわ念珠 青 大人用 うでわ念珠 ピンク 子ども用 うでわ念珠 ピンク 大人用 念珠 念珠袋 (内 念珠・念珠袋セット) おつとめちょう 真宗保育者手帳 ※ 真宗保育のカリキュラム入門 八女ちょうちん こどもニュース 7 しんしゅうこどもかれんだー 真宗保育の源流をたずねて 真宗保育カリキュラム vol.1 真宗保育カリキュラム vol.2 こどものうた①「誕生」CD ◆真宗保育ブックレットシリーズ 真宗保育ブックレットシリーズ 2.アイヌ民族文化と子育て 3.本当に大切なこと(一楽真) 4.なぜ浄土なのだろうか(中川皓三郎) 5.いのちの教育のすすめ(田代俊孝) 6.真宗保育の名で育てたい子ども・人間(加藤守孝) 7.あそび(宮城顗) 8.敬うとは何か(加藤祐伸) 仕入単価 320 円 124 円 134 円 124 円 134 円 105 円 235 円 - 40 円 480 円 240 円 107 円 87 円 205 円 186 円 1,827 円 859 円 258 円 仕入予定数 1,000 3,000 5,000 2,000 2,000 1,000 1,500 - - - - 250 各 1,500 8,000 - - - - 頒布予定数 500 3,500 2,200 1,700 1,200 1,100 1,300 - 2,000 20 50 250 1,000 7,700 30 100 100 100 200 円 105 円 115 円 145 円 134 円 127 円 138 円 - - - - - - - 10 250 30 30 30 30 80 9.宗祖としての親鸞聖人に遇う(池田勇諦) 10.真宗と保育(一楽真) 11.いのちありがとう(真城義麿) 12.(2014 年度中刊行予定) 13. (2014 年度中刊行予定) 50 円 105 円 151 円 - - - 1,000 1,000 1,000 (2)新教材の発行 ① 「真宗保育カリキュラム vol.3」を発行する。 真宗保育の諸課題について編集し、2015 年秋頃発行。保育現場及び教育機 関、研修会での活用を推進する。 ② 保育心理士養成講座等で活用できるようテキスト・教材の編集・作成を行う。 ③ 新たな保育教材及び教材パンフレットの発行に向けた検討を行う。 ・会議は月 1 回程度開催する。 Ⅱ 幼児教育、 幼児教育、保育関係者の 保育関係者の資質向上事業(公益目的事業) 資質向上事業 Ⅱ-1 研修事業 研修会においては、幼児教育及び保育関係者の資質向上を目指す。参加者の経験年 数に応じ、新たな視点・新たな視野を発見することにより、子どもが安心して生活で きる保育の実践に望めるよう研修内容をより深める取り組みをすすめる。 また、第 16 回全国真宗保育研修大会(福岡)において、2011 年度より 4 年間研鑽 してきた研修テーマ「誕生」を総括並びに、新テーマ「そだつ」を提案し、テーマの 周知と各支部でのテーマに基づく研修の奨励を行う。 「誕生」を通して、あらためて受けとめさせていただいた、人間が生きていくうえ で最も大切な「いのち」、その「そだついのち」に、どう関わっていくのか。 「寄り添うとは」「主体性のそだちとは」など、研修を通して学び、すべての保育 現場で実践が確かなものになるよう研鑚に努める。 ・各研修事業企画会議を年 2 回程度開催する。 (1)研究会・研修会事業 ① 第 16 回全国真宗保育研修大会(運営:九州連区 事務局:久留米支部) (対象) 協会加盟園保育従事者・保護者・保育に関心のある方 (期間) 2015 年 7 月 18 日(土)~19 日(日) (会場) ホテルオークラ福岡 (講師) 基調講義 吉元 信暁氏(九州大谷短期大学仏教学科准教授) 記念講演 芹沢 俊介氏(評論家) (募 集 人 数) 350 名 ② 新任研修会 新任職員が園に従事して持つ戸惑いや疑問を通して、保育の新たな視点を 学ぶ。また、仏教行事をとおして子どもたちに伝えようとする意義を知る。 (対象) 1 年目の保育者 ③ (期間) (会場) 2015 年 10 月 23 日(金)~25 日(日) 宗務所・大谷大学湖西キャンパスセミナーハウス (テ ー マ) (講師) そだつ 藤元 雅文氏(大谷大学講師) (募 集 人 数) 30 名 第 59 回仏教保育大学講座事前研修会 (期日) 2015 年 7 月 10 日(金) (会場) (参 加 者) 浄土真宗本願寺派宗務所 仏教保育大学講座指導員・生活指導員 ④ 第 59 回仏教保育大学講座(真宗十派共催・本願寺派当番) 誰しもが数年、保育を経験すれば自分の保育に対して限界やさまざまな悩 みが生じる。それらの事柄に向かいあえるよう親鸞聖人の教えに耳を傾け、 自らの保育経験を省みる。 少人数のグループ討議をするなかで、保育者自身の自己発見をすることに より保育観や保育姿勢を確認し深める。 (対象) 2 年目以上の保育者 (期間) 2015 年 8 月 1 日(土)~4 日(火) (会場) ホテル「洛兆」・龍谷大学 (講義) 季平 博昭氏(浄土真宗本願寺派人権問題啓発委員会事務局 長・本願寺派法光寺住職) (讃 歌 指 導) 萬田 一樹氏(相愛大学講師・おんぷっち保育園理事長) (募 集 人 数) 120 名 ・大学講座委員会を年 2 回開催予定 ⑤ 主任・中堅保育者研修奉仕団 保育を実践していくうえで、主任・中堅保育者の位置づけは非常に重要で ある。同朋会館を会場に、親鸞聖人の開かれた真宗の教えを聞き、真宗保育 の視座を現場保育者に伝え実践していくことを確認する。 (対象) 主任・中堅保育者(保育経験 5 年以上) (期間) 2016 年 6 月 11 日(土)~13 日(月) (会場) 東本願寺同朋会館 ⑥ (講師) 未定 (テ ー マ) (募 集 人 数) そだつ 15 名 表現研修会 日常の保育活動(身体表現、言語表現、絵画表現など)が、人間存在の表 現としてどのように展開されていくか、各々の活動の理論を聞き深め、実践 をとおして体感する。 (対象) 保育者 (期間・会場・講師) (テ ー マ) そだつ (募 集 人 数) ⑦ 未定 40 名 支部と共催し全国各地で大乗仏教の精神に基づいた子育て支援及び保育に 関する研修を開催する。(年 1 回、各支部、連区で実施する) 開催にあたっては「そだつ」というテーマ設定のもと研修を行っていただける よう働きかける。 Ⅱ-2 資格認定事業 保育心理士の資格認定を行う。 保育心理士が学びの対象としているのは主に、全体の 6%ともいわれる、い わゆる「気になる子どもたち」である。クラスに 1、2 名は発達上の問題を抱え た子どもがいるということは、どこの施設でも直面する課題であり、特別な状 況ではなくなっている。また、 「気になる子どもへの対応」そのものも特別なこ とではなく、保育の基本、原点を学ぶことになる。 真宗保育の理念を踏まえ、保育心理士としての学びを通して、広く園児全体 を見渡せる眼を持つことを目指し、より専門的な保育者の資質向上に務める。 国や地方自治体との連携に資する保育心理士数の増員と確保、保育心理士空 白県の早期解消。より安定的な運営の為に受講料等の改訂。 2013 年度から 2 種資格の有効期間を設けたことに伴い、引き続き 1 種資格へ の誘導を促進するとともに会費徴収の向上を目指す。 (1)保育心理士養成講座 【本部主催分】 ① 京都会場【会場:真宗教化センター しんらん交流館】 第 15 期保育心理士養成講座《第1~4、認定式日程》 期 間 2015 年 8 月 19 日(水)~23 日(日) ② 九州会場【会場:九州大谷短期大学】 《第 1・2 日程》 2015 年 7 月 4 日(土)~5 日(日) 《第 3 日程》 2015 年 11 月 15 日(日) 《第 4・認定式日程》 2016 年 1 月 30 日(土)~31 日(日) ③ 東京会場【会場:求道会館(東京都文京区)】 《第 3・4 日程》 2015 年 7 月 11 日(土)~12 日(日) 《認定式日程》 《第 1・2 日程》 ④ 2015 年 11 月 14 日(土) 未定 名古屋会場【会場:同朋大学】 期 日 2015 年 7 月 25 日(土)、11 月 7 日(土)、12 月 5 日(土) (2)保育心理士フォローアップ講座 保育心理士資格は 5 年間の有期資格であり、その資格更新のためにフォロ ーアップ講座を開催する。講座開催地域を広げるため、連区、支部とも共催 して行う。 (3)連区、支部研修会での単位取得講座の開催 「保育心理士養成講座」を全国規模で展開するため、連区、支部より申請 があった場合に共催し、単位取得講座として認定する。 (4)その他 ① 認定に関する諸会議 【保育心理士認定委員会】 年 2 回程度開催、期日・会場 未定 【保育心理士会集会】第 8 回保育心理研究会と併催 会場:大谷大学 期日 未定(2015 年 12 月中旬~翌年 1 月予定) 【保育心理士講師集会】 年 1 回程度開催、期日・会場 未定 【保育心理士会幹事会】 年3回程度開催、期日・会場 未定 1.2015 年 7 月 2 日(木) 【エリアマネージャー会議】 会場:真宗大谷派宗務所 期日:未定(2015 年 12 月中旬~翌年 1 月予定) ※第 8 回保育心理研究会前日に開催予定 ② 保育心理士(2 種)養成校との協議会 会場:宗務所 期日:2016 年 2 月(予定) Ⅲ 啓発 啓発・ ・広報事業(公益目的事業) 広報事業 保育者、保護者等子育てにかかわる人、団体等に情報を発信し、子育て支援 の一環を荷う。当協会の活動を一般社会に公開し、研修事業等への参加を呼び 掛けるとともに、子育てや心の課題に関する情報を提供する。 (1) ① 機関紙等の頒布 保育・幼児教育関係諸団体、保護者、関係官公庁、会員に頒布する。 月刊誌「真宗保育」第 395~406 号を頒布する。 「巻頭コラム」は、今後、協会内外から「真宗保育」についての意見が発 信されるコーナーとする。 また、幼児関係者からの寄稿「子どもたちの今」については、乳幼児に関 する研究や活動に関わるさまざまな分野の方に協会の活動について趣旨を 伝えながら執筆依頼し、課題提起をいただく。 ② 「こどもニュース7」第 11~14 号を発行する。(※2015/4 現在第 9 号まで発行済) 対象を青少幼年層に広げ、加盟園のみならず、寺院教会の子ども会等での 浸透を図る。 ③ 機関誌「ほいくしんり」 (大谷保育協会編、エイデル研究所発行)を頒布する。 (年 1 回以上) (2)協会ウェブサイト ホームページの運営 引き続き、ホームページを管理し、情報を掲載していく。保育制度の変化の時 期にあたり、一般向け、加盟園宛それぞれへの情報発信について内容を検討する。 (3)園児絵画展 子どもたちの絵画を公募し、駅ギャラリーや真宗本廟(東本願寺)に展示 し、不特定多数の方々にご覧いただくとともに、情操教育の基礎となる仏教 (真宗)精神に触れていただく。 期 間 2015 年 11 月 13 日(金)~12 月 1 日(火) 会 場 真宗本廟(東本願寺)および京都駅前公益地下ギャラリー 出 展 全国加盟園園児及び絵画展示場所近隣の幼稚園・保育園等 (4) 東日本大震災への対応 当協会の支援内容について引き続き「こどもニュース7」等において被災 地とつながる方々の連載を通して課題を共有する。 (5) ① “こどものうた”事業 広報 ひきつづき第 1 期“こどものうた”事業から生まれた歌の広報を行う。ま た、広報の取り組みを点検し、第 2 期以降の募集に反映する。 ② CD制作 2017 年 3 月を目途に第 2 期CD制作・頒布し、歌の普及に努める。 ③ 第 2 期“こどものうた”制作 2017 年 3 月CD制作完了を目途に第 2 期“こどものうた”制作プロジェ クトを設置し内容、制作スケジュールについて検討する。 ④ 第 16 回全国真宗保育研修大会コンサート 第 16 回全国真宗保育研修大会におけるコンサートを開催する。 出演予定者・陽香(はるか) 参照 http://www.harutora.com/ 第 1 期こどものうたCD化の際「この星に生まれたわたし」のうたを担当 していただいた陽香さんを招いて、大会 2 日目のモーニングコンサートを 行う。 (6) リーフレット等の啓発誌頒布 継続して保育心理士に関するリーフレットを加盟園及び行政、全国の教 諭・保育士養成校に頒布し、 「保育心理士」の名称や役割、機能などの周知徹 底に努める。 (7) その他啓発事業 ① 「真宗本廟報恩講」及び「真宗本廟春の法要」期間に各種教材やリーフレッ トを真宗本廟参拝者等に頒布する。 ② 「子どもの森づくり運動」への参加 NPO法人子どもの森づくり推進ネットワーク主催による、子ども達の森 づくり運動への協力団体としてに希望園が参画し、自然保護の意識高揚に努 める。(現在、7ヵ園の加盟園が参加している) Ⅳ 加盟園交流事業 加盟園交流事業(相互扶助等事業) 「子ども・子育て支援新制度」についての情報交換、施行にともなう協会加 盟園の動向についての把握に努める。加盟園交流研修会において、全国支部よ りご参加いただく設置者・園長・後継者との情報交換や交流を行う。また、 “こ どものうた”制作を通して、協会としての音楽教材を普及促進し共有すること を通して子ども達の宗教的情操を育む。 (1) 人材発掘のための取り組み ① 加盟園交流研修会での周知 設置者・園長に加え、後継者も参加する加盟園交流研修会において、協会 の活動内容等について周知する。 ② 人材プール機構の設置 各部の事業内容により協会各支部に引き続き依頼を行う。 (2)加盟園交流.研修会 協会やそれぞれの園、地域を取り巻く時代環境の情報を交換する。また、 講演、加盟園訪問などを通して真宗保育理念を確認し共有する。 (対象) 理事・園長・設置者 (期間・会場・講師) 未定(鹿児島支部を予定) (募集人数) 50 名 (3)加盟園加入促進 未加入の真宗大谷派関係幼稚園、保育園、こども園に働き掛け加盟園の増 加に努める。 総務部と広報部が連携し協会の概要が一覧できる「公益社団法人大谷保育 協会要覧(仮称)」(パンフレット)を作成する。 (4) 各種保育団体との渉外 各種会合、記念式典等への参加を通じて、各種保育団体との情報交換に努 める。 (5) 真宗大谷派青少幼年センターとの情報交換 “こどものうた”制作を通して、宗門の子どもに関する施策事業と連携、 共同事業などの方向性等の情報収集に努める。 (6) ① その他事業 表彰 ア.保育功労者表彰(全国真宗保育研修大会時に行う) イ.永年勤続表彰(全国真宗保育研修大会時に行う) ウ.感謝状 会員の園職員が退職するときは、各園より報告を受け感謝状を送る。 エ.祝電・弔電 加盟園が記念行事等を開催した場合は祝電を送る。また、加盟園の設 置者・園長などの功労者が逝去された場合は弔電を送るとともに加盟園へ 伝達する。 ② 入園式・卒園式への祝辞 各加盟園の入園式・卒園式へ理事長名の祝辞を送る。 ③ 各園での記念式典への感謝状 園設立周年行事などに際して、園や協会に対してご功績ある方々に協会名 で感謝状を送る。 Ⅴ 管理部門 協会の総務(経理・労務・人事等)を遂行し、組織運営の充実を図り運営の 安定と活動を支えるとともに、公益社団法人として公開すべき情報(電子公告) をWEBを中心に適時公開する。 幼児教育・保育団体としての当協会の活動を広く世間に知らせるため、 「公益 社団法人大谷保育協会要覧(仮称)」(パンフレット)の作成、入会手続きの整 理、加盟園メールアドレス等の情報収集を行う。 (1)管理業務の遂行 物品販売作業の軽減(特に請求書・領収書発行作業、在庫管理)を図るため、 販売管理システムの活用を図る。 (2) 協会IT環境の維持、運営 公益法人として公開すべき協会の情報を(電子公告等)公開し、社会的責 任を果たす。また、協会のITインフラの維持運営を行う。また、協会保有 データの保全と機密性を維持するとともに適時改善する。 (3)採用情報提供システムの施行 保育士、幼稚園教諭等施設職員不足に対応するために、当協会の全国組織 の特徴を生かし、Uターン就職及び真宗保育を望む学生に採用情報を提供す る仕組みを試行する。 (4) 常務理事会に関する事項 年3回以上必要に応じて開催 (5) ① 役員会等に関する事項 理事会に関する事項 ア,第 8 回(事業報告・決算承認) 期 日 2015 年 8 月 26 日(水) 会 場 宗務所 年2回以上必要に応じて開催 ウ.第 9 回(次年度予算・事業計画) 期日・会場 未定(2016 年 5 月を予定) ② 総会 第4回 期 会 (6) 日 場 2015 年 9 月 10 日(木) 宗務所 諸会議に関する事項 ① 正副部所長会 年1回以上必要に応じて開催 年間活動計画の策定と活動状況の報告を行う。 ② 総務部会に関する事項 年 10 回程度開催
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