石田波郷記念館だより 第28号を見る

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★皆様からのご応募
お待ちしております!
※「江東区」の写真・絵であれば、区外の方
のご応募も受付いたします。
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大西みつぐ
写 真 家。深 川 生 ま れ。大 阪 芸 術 大 学 客 員 教 授。
1985 年荒川河口を舞台にした「河口の町」で第
22 回平凡社太陽賞受賞、1993 年「遠い夏」ほか
により第 18 回木村伊兵衛写真賞。写真集・著書
に「wonderland」ほ か。個 展 企 画 展 多 数。 లඵ਱ส࣢
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大谷弘至
俳句結社「古志」主宰。
1993 年に長谷川櫂を中心として発足した「古志」
を引き継ぎ、現・主宰となる。
小林一茶および幕末・明治の俳諧を研究。句集に
『大旦』( 角川学芸出版 )。
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﹁こ ど も 江 東 歳 時 記﹂の タ イ ト ル
は も ち ろ ん、石 田 波 郷 の﹃江 東 歳
時記﹄から来ています。
波 郷 に よ る 写 真・俳 句・随 筆 で
綴 っ た 江 東 の 風 物 詩 は、昭 和 の 江
東区がどのような街であったかな
ど も よ く 分 か る た め、資 料 と し て
も大変貴重です。
既 に 失 わ れ た 景 色 が ほ と ん ど で
は あ り ま す が、反 対 に、今 で も 当
時の面影を残している場所もあり
ま す。﹃江 東 歳 時 記﹄を 片 手 に 地 域
ガイドブックとし
を 再 発 見 す る ・・・
ても、読んで楽しい一冊です。
砂 町 文 化 セ ン タ ー・石 田 波 郷 記
念館では、﹁江東歳時記﹂
をテーマにし
た街歩き講座
や展示を行い、
好評を博して
います。
石田波郷
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髙田正子
俳句結社「藍生」会員。俳人協会幹事。季語と歳
時記の会理事。句集に『玩具』
(平成六年)、
『花実』
(平成 17 年、第 29 回俳人協会新人賞)、
『青麗』( 平
成 26 年、第 3 回星野立子賞 ) 著書に『子どもの
一句』(平成 22 年)。
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石田波郷記念館では、
次世代育成事業として
こどもたちを対象とした
俳句事業に積極的に取り組んでいま
す。
改修工事が始まる平成二十五年まで
は﹁ジュニア俳句大会﹂を毎年開催し、
区内・区外を問わず、約七千句もの投
句をいただいていました。
そして今年度は、新たなこども向け
俳句事業として、俳句と写真で綴る﹁こ
ども江東歳時記 二〇一五・夏﹂を開
催します。﹁江東区﹂の写真や絵 人
( 、
もの、植物、動物、風景など、制限は
設けません と
) 、その作品に関連する
夏の俳句を募集しています。地域を愛
す る 心 と、俳 句 文 化 の 次 世 代 継 承 を
願った事業です。
○●選者紹介●○
発行日
平成 27 年 6 月 20 日
発行元
江東区砂町文化センター
〒136-0073
東京都江東区北砂 5-1-7
電話:03(3640)1751
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※記載資料の転載・二次使用はご遠慮ください
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掛軸「柿食ふや命剰さず生きよの語」
書籍 『江東歳時記』
『江東歳時記』ポスター
掛軸「七夕竹惜命の文字隠れなし」
『江東歳時記』波郷直筆原稿(マネキン)
色紙「手花火を命継くこと燃やすなり」
『江東歳時記』波郷直筆原稿(精工舎)
惜命の伺
書籍『清瀬村』
『江東歳時記』取材資料(精工舎パンフレット、直筆メモ)
村上麓人画『江東歳時記』未使用スケッチ 2 点
『清瀬村』校正原稿
波郷直筆メモ(病のことなど)
書籍『風切』
療養慰問俳句会ノートおよび会計報告
書籍『雨覆』
写真「病室の石田波郷」
俳誌『鶴』
めるみてをり手術前」
俳誌『松涛 1 月号』
書籍『惜命』
『療養だより』
棟方志功『惜命板書巻』
東京療養所内地図
『惜命』直筆校正原稿
福永武彦より波郷の妻・あき子宛書簡
書籍『春嵐』
結城昌治より波郷宛書簡
書籍『酒中花』
書籍『仲のいい死体』、『没落』(「石田波郷様」のサイン入)
書籍『酒中花以後』
棟方志功筆 額「風鶴」
『酒中花以後』直筆原稿
波郷私物(眼鏡、手帳、万年筆、帽子)
『見舞籠』
波郷直筆 枡・皿
『見舞籠』直筆原稿
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色紙 「俳句は、生活の裡に、満目季節をのぞみ、蕭々又朗々たる打坐即刻のうた也」
短冊「ひとたびは夫還り来よ曼珠沙華」ほか
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※「清瀬コーナー」は 7 月末まで
となります。今回のだよりでご紹
介した「胸の中のピンポン球」も
同時期に終了となります。この機
会にぜひお見逃し無く!
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8 月より新展示を行います。
「石田波郷をめぐる人々」コーナー
に、交流のあった人々の書簡を中
心に展示を行います。
また、季節に合わせた夏の句・そ
して秋の句の展示も行います。
この機会にぜひお越しください。
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石田波郷の胸の中に入っていた合成
樹脂。随筆に書かれている通り、無色
透明のA、酸素の気泡が無数にあるB。
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石田波郷記念館では、両方所蔵してい
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ます︵現在公開中︶。
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四月より、展示室の一
角に﹁清瀬コーナー﹂を
短冊「花園に水
短冊「吹きおこる秋風鶴を歩ましむ」
設け、俳句資料だけでは
書籍『鶴の眼』
なく、波郷の人生に深く
胸の中のピンポン球(合成樹脂)
関わった﹁病﹂に関する
書籍『石田波郷句集』
貴重な資料を展示してい
短冊「遠く病めば銀河は長し清瀬村」
ます。
波郷愛用カメラ類
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