第6号 - 山形県立新庄北高等学校最上校のホームページTOP

山形県立新庄北高等学校最上校ふれあい通信
平成26年(2014年)度
最上校だより
教育スローガン “地域に支えられ、地域を支える最上校”
第 6 号
3月24日 No.145
TEL 0233-43-2349
www.shinjokita-h-b.ed.jp
春3月、20名の卒業生が巣立ち、
4月には、29名の新入生を迎えます。
春は別れの季節であるとともに、新たな出会いの季節でもあります。
3月3日は毎年、最上校の卒業式の日です。今年度は63回目の卒業式となりました。この日は見事なまでの
春の晴天の下、20名の卒業生が学び舎を巣立って行きました。就職する生徒、大学や短大、専門学校へ進学
する生徒、道はそれぞれに異なっても、最上校でつちかった学力や助け合い・思いやりの精神などを糧に、新し
い環境で精一杯羽ばたいてほしいと、関係者一同願っております。
当日は、お忙しいところ、高橋重美町長様、菅俊郎町議会議長様をはじめとするご来賓の方々のご臨席を賜
りました。また今年度も、最上中学校吹奏楽部の皆さまには、校歌・生徒会歌の伴奏のほか、はなむけの友情
演奏をいただきました。地域の皆さんのこうしたご支援に対し、心から御礼を申し上げます。
さて、卒業式から1週間後には、高校入試が行われました。今年度は29名の中学3年生が受験(出願30名の
うち1名辞退)し、全員が合格しました。出願者30名超えは2年連続となり、近年では初めてのことです。
入学式は4月8日(水)に行われ、町内外から29名の生徒を最上校に迎えることになります。最上校の新しい
歴史を作るパワーになってもらえるものと、生徒・教職員、関係者一同、期待しています。
佐藤寛稔校長の式辞
高橋重美町長様の御祝辞
背筋の伸びた卒業生の姿
1、2年生も「修了式」を経て、新たな旅立ちです。
3月20日(金)に今年度の「修了式」があり、1、2年生に向けて、佐藤寛稔校長が式辞を述べました。校長は、
精勤賞受賞者が大勢出たこと、町制施行60周年への協力や「高校生子ども議会」などで地域の方々から認めら
れたこと、2年生の落ち着きと成長ぶり、1年生パワーが学校全体に刺激を与えたこと、3年生の難関突破や進
路実現など、今年度の最上校を振り返りながら、生徒の努力を讃えました。
続いて、来年度への期待として、授業における教え合いや、クラス皆で勉強に取り組んでいこうという雰囲気
づくりなどを通した、「高め合う集団作り」について述べるとともに、これまで折に触れて全体に伝えてきた、「最
上校の学校文化」について、あらためて訴えかけました。「最上校の学校文化」とは、「福祉、ボランティア」の中
心である「助け合い、思いやりの心」であり、「地域を支える最上校」とは、人や地域の役に立とうとする心が目指
す姿である。こうしたことを発展していってほしいと述べました。
さらに、社会に出ればつらいこと、苦しいことにも出会うが、逃げずに乗り越えていく力が必要になる。つらいこ
とから逃げずに挑戦する、周りの人と協力する、こういうことに皆で取り組んでほしいとの期待を伝えました。
最後に、急逝された御友人のことに触れ、命がまことにはかないものであること、だからこそ、今日、この一瞬
一瞬が大切であり、明るい未来を思い描いて今を生きることが大切なのだと、最上校の全員に訴えかけました。
「第2回 学校評議員会」が開催され、
貴重なご意見や励ましの言葉をいただきました。
さる2月19日(木)、今年度第2回目となる「学校評議員会」が開催されました。最上校の学校評議員は6名、
五十嵐 隆一様、石原 英一様、笠原 栄様、佐藤 隆様、佐藤 正市様、田宮 千加子様(以上 50 音順)です。
当日は、お忙しい中にも関わらず、4名の学校評議員の皆さまより御出席いただきました。
会議の席上では、各校務分掌の担当職員より、今年度の最上校の取組みについて報告させていただいたあと、
質疑応答や協議が行われました。学校評議員の皆さまからは、会議の席上いただいたほかに、最上校の今年度
の教育活動全般に関して、文書でも評価をいただきました。最上校では、学校評議員の皆さまからの評価のほか
に、生徒、保護者、地域住民の代表者の方々からも学校評価アンケートを通して評価をいただいており、集計結果
を学校評議員会において報告しました。
学校評議員の皆さまからいただいた評価に、教職員による自己評価を加えたものを、「学校評価書」としてまと
めました。「学校評価書」の要点を次に記しますので、ご意見やご要望などがございましたら、ぜひ、最上校にお知
らせくださいますよう、お願いいたします。なお、「学校評価書」は、最上校のホームページにもアップしますので、
そちらもあわせてごらんください。
【平成26年度 最上校「学校評価書」から】
●教職員による自己評価ならびに学校評議員の皆さまによる評価
A: 十分達成できた/とてもよく評価できる
B: ほぼ達成できた/おおむね評価できる
C: あまり達成できなかった/やや評価できない
D: 達成できなかった/まったく評価できない
1 教育方針
2 学習指導
3 進路指導
4 生徒指導
5 健康安全
6 地域連携
学校経営
その他
教職員による
C
C
B
C
B
B
自己評価
学校評議員
B
B
A
B
A
A
による評価
●学校評議員の皆さまからいただいたご意見の一部
◇子どもたちとかかわってくれている地域の方々より、「学習に対し貪欲さが感じられない」との話が聞かれ
ます。大変でしょうががんばってほしいと思います。
◇ 研修の場を多くし、議論することにより、教師の資質向上につながり、生徒を指導するにも効果が期待で
きると思うので、ぜひ実施を。
◇ 生徒一人一人の個性や特性を十分に把握し、小規模校ならではのキメの細かい進路指導は大きな成果
を上げている。
◇ 「地域に支えられ」「地域を支える」という最上校生の良さが随所に見られた。今年は最上町が誕生して
60周年という節目の年を迎え、記念行事が多く開催されたが、それらの成功の陰には常にスタッフとして
最上校生のはつらつとした姿があり、多くの町民から称賛の声が寄せられている。
◇ 今後もボランティア活動への参加も子どもの主体性を大切にして、自ら進んで活動に参加させてくださる
ようお願いします。
◇ 町のにぎわいづくりには、最上校生の若い力がなくてはならない存在。
私たちは「地域に支えられ、地域を支える最上校」を実現し、
なお一層 地域の皆さまに愛される学校にしていきます。
平成27年度も、どうぞよろしくお願いいたします!