都留高 SSH 通信 - 山梨県立都留高等学校

SUPER SCIENCE HIGH SCHOOL
No.3
2015.9.7
都留高 SSH 通信
◆SSⅢ フェロー講演会
講師:Ali BOYALI
産業技術研究所
第 1 回目は5月29日(金)、第 2 回目は 6 月 26 日(金)
演題:
「Turkey,Australia and Life as an Academic」
第 3 回目は 7 月 10 日(金)に行われました。
第 1 回目は、トルコから Ali 博士を招いてフェロー講演会を実施しました。トルコの有名な
観光地や食べ物を詳しく紹介していただき、実際にトルコに行ってみたいという生徒も多く見
られたようです。講義内容は、セグウェイの遠隔操作についてでした。現在、茨城県筑波市が
日本で唯一公道をセグウェイで走ることができ、様々なデーターを集め、いずれは全国で使用
できる準備をしているという話をお伺いしました。人工衛星を使い、遠隔操作で多くのデータ
ーを集めることができるシステムは非常に興味深いものでした。
It was very interesting lecture. Segway is very usuful.But I think it is a little dangerous.We need to use it very carefully.
I want to take an interesting lecture like this. (3-4
女子)
第 2 回目は、エジプトから Gamal 博士
講師:Gamal M ElMasry
を招いてフェロー講演会を実施しました。
Suez Canal Univ.,Egypt-Toyohashi University of Technology,Japan
エジプトで有名なスエズ運河が出来るまで
演題:「Spectral Imaging for Quality Evaluation」
の苦労と、非常に計画的に完成したスエズ
運河について詳しく知ることができました。Gamal 博士の講演の主要な研究は分光画像の解
析についてでした。始めに分光画像の仕組みについて説明をいただき、そしてその分光画の画
像解析がどのような分野で実際に利用されているかについて講義をいただきました。
高級果物
店では果物の値段を決める時に細い針を刺して甘さなどを測るそうですが、
分光画像を使うこ
とにより、
直接触れずに撮影するだけでコンピューター上に甘さなどを色分けして表示ができ
ることや、魚市場では、その魚の油の乗り具合いが色分けすることができるなど、非常に興味深い研究でした。
I thought his research was very interesting.This mashine is very convinient for us. I hope this techniques will be used all
over the world. In the future we can eat untouchable fresh and delisious foods. (3-5
男子)
第 3 回 目 は 、 ナイ ジ ェリア か ら
講師:Oluwasesan Adegoke
Adegoke 博士を招いて実施しました。
JSPS
Prstdoctoral Research Fellow Laboratory of Biotechnology,Shizuoka University,Japan
なかなか馴染みの少ないナイジェリア
演題:「Nanocrystal Quantum Dots in Chemical and Biosensor Desing」
の政治や宗教、生活などを、生徒は興
味深く聞いていました。講演の内容は
ナノサイエンスとナノテクノロジーについて、生徒にもわかりやすく説明していただけました。分子デザ
インの分野で色を分子に付けることにより、ウィルスを追跡するなど、研究することが容易になることな
どが学べました。博士の研究は医療の分野でウィルスをナノレベルで解明していくものですが、生徒達は
最先端のナノ技術を知ることにより、日進月歩で発展していく科学技術に更なる興味を抱いたようでした。
It was very intersting for us to know Nano technology.I hope this technology can save many people.Because speakers are very
nice to explain, I really enjoyed this lecture.(3-5
男子)
◆SSⅠ&Ⅱ 科学館 WS
7 月 11 日(土)12 日(日)の 2 日間、山梨県立科学館においてワークショップが行われ、約 90 名の生徒が参加しました。
最初のオリエンテーションで「今日の君たちは、我々職員と同じだよ」との、科学館担当者か
らの説明をもらい、いきなり一般のお客様に対応しなければなら
ない場面では、緊張からか、声も小さく、上手くしゃべれない生
徒が多く見られました。しかし、徐々に接客にもなれてきてから
は、説明や工作などにも工夫を施し、多くのお客様を喜ばせるこ
とができました。1日を終えた生徒の表情には、疲労よりも、達
成感・満足感があふれていました。
おもちゃを作る事によって科学を身近に感じてもらうことができたと思う。机の置き方やどうやって教えるのかなどを色々な
ことに考えを及ばせることができた。(1-5
女子)
どんな風にしたら子ども達に理解してもらえるかを考えながら行動できた。1つの作業に対して真剣に取り組むことの大切さ
が学べた。また、そこからいろいろな工夫をすることもできた。(1-2
男子)
難しいことをいかに簡単に説明するか、小学生に楽しく科学を学んで貰うためにはどうすれば良いのか工夫しながら、楽しく
コミュニケーションをとる方法を見つけることができた。今回学んだ事を今後に生かしたい。(2-3
男子)
◆SSⅠ 大学訪問研修
8 月 19 日(水)に 1 年次生による、上野原市にある帝京科学大学での大学訪問研修が行われ
ました。大学訪問研修では物理・化学・生物の 3 分野に分か
れて研究室を訪問し、実際に実験・観察に取り組みました。
物理では、光のスペクトルや電気抵抗の実験、液体窒素を使
った実験をしました。化学では、メチルオレンジの合成と化
学発光の実験を行いました。生物では、微生物についての講義と顕微鏡での観察、菌から作った
ヨーグルトの試食などを行いました。初めての大学での本格的な講義や実験・観察に、生徒はと
ても興味を持ち、これからの進路選択の参考になったのではないかと感じました。
物理:光の実験では、普段意識していないがしっかりと法則に当てはまるように曲がりおもしろかったです。また、温度変化の
実験では、抵抗の変化を見たり液体窒素で風船を凍らせるなど、新しいことを知ることができて良かったです。(1-4
男子)
化学:メチルオレンジの合成は学校の授業では使わないような器具を使えた。取り出した結晶が少なかったので、リベンジした
いと思った。試験管内の化学発光は、触媒を混ぜたり、温めたりすることで、反応が早くなる事が分かった。(1-4
女子)
生物:菌と聞くとただ単純に汚いイメージでしたが、様々な種類があり、食べものに使用されていたりして身近なものだと感じ
ることができた。最後に試食できたヨーグルトはとてもなめらかでおいしかった。(1-3
女子)
◆サイエンスセミナー 「電子顕微鏡講座」
8月8日(土)に本校にて、サイエンスセミナーが行われました。今回も昨年同様、地域の高校生に
も聞人を開き日本電子株式会社より卓上走査電子顕微鏡を 2 台お借りして、ミクロの世界をのぞき見
ることができました。生徒は、硫黄の結晶の形の違いや昆虫などに興
味を持って観察していました。見本として持参して頂いた花粉の形の
多様さには、自然界にあるアートは人間には作れないものだと感じる
ことができました。また、グループ研究で扱っているものも観察する
ことができ、今後のグループ研究にとっても有益な行事となりました。