第3号 平成27年6月8日 4月の入学式から既に約2か月が経過して6月となりました。蒸し暑い日々が続いていますが、 元気に充実した学校生活が送れていますか。中学生の生活から岩国高校生としての生活に完全に切 り替わっているでしょうか。6月という時期は学校生活に慣れ、新しい人間関係ができ、少し気持 ちの緩みが出てくる時期です。また、運動部の皆さんにとっては新チームが始動し、1年生も2年 生と共にチームを担う中心的立場に立つとともに、学習面においても授業内容が高校生のレベルに 深化していく時期でもあります。何となく惰性で毎日の学校生活を送っていると、部活動でも勉強 でも周囲の人に取り残されてしまうということになりかねません。勉強も部活動も学校行事も、一 つ一つの活動を大事に、そして誠実に取り組んでいきたいものです。 第1回考査の反省を踏まえて 高校生活で初めての定期考査である第1回考査も終了し、第1回考 査の成績表を担任の先生から受け取ったことと思います。結果はどう だったでしょうか。中学生の頃までは、全教科80点以上が当たり前 であったかもしれませんが、岩国高校の定期考査では中学生の時のよ うな点数を取ることが難しかったかもしれませんね。 大切なことは、中学生までのような勉強時間と勉強に対する取り組 み方では、岩国高校では通用しないということを自覚し、毎日の予習 →授業→復習のサイクルを確実にこなし、週末課題や小テスト にも真 摯に取り組み、平日で2~3時間、休日で4~5時間の家庭学習時間 を継続的に確保していくことです。第1回考査で思うような成績が取れなかった人も、上記の ような学習に対する取り組みを続けていけば、必ず第2回考査では成績がアップするはずです。 今まで見たこともないような自分の成績順位を見て、落ち込んでいる暇はありません よ。自分 の力を信じて、第2回考査に向けた取り組みを早速開始しましょう。また、中学生までの学力 貯金で、思いの他良い成績が取れたという人・・・油断しているとあ っという間に成績は下降 してしまいますよ。6月頃からいよいよ本格的に、高校生としての勉強がスタートするのです。 第2回考査以降は、もう中学生までの学力貯金では通用しないということをしっかり自覚しま しょう。 第2回考査の時間割と考査範囲の発表は6月19日(金)です。試験は6月27日(土)か ら始まります。第1回考査の反省を踏まえると、遅くとも試験がスタートする2週間前の6月 12日(金)には第2回考査に向けた本格的な試験勉強を開始すべきです。第2回考査はもう 目の前です。第1回考査の反省を踏まえて、全力で取り組んでいきましょう。 以下は先輩たちが定期考査を振り返り、「良かった点」「良くなかった点」「改善点」の3 点から意見を寄せてくれたものです。参考にしてください。 ○良かった点 ・たくさん問題を解いた。 ・授業中や家庭学習で集中できた。 ・提出物は全てこなせた。 ・計画を立てて実施できた。 ○良くなかった点 ・勉強を始めるのが遅かった。 ・勉強する教科・科目に偏りがあった。 ・勉強の効率が悪かった。時間を無駄に過ごした。 ・やる気に欠けていた。 ○改善点 ・もっと早めに(2週間前から)テスト勉強を始める。 ・全範囲の復習をするようにする。 ・すべての教科をバランスよく勉強する。 ・成績の悪かった教科を徹底的にやる。 ・集中して授業を受ける。 ・毎日の予習や復習など、日頃からコツコツ勉強する。 高雅な気品 1年生の皆さんは岩国高校の校風を知っていますか。「文武両道」 、「質実剛健」、「高雅な 気品」です。この中でも特に「高雅な気品」を校風にしている学校は全国的にもまれです。「高 雅な気品」を備えた岩国高校生であって欲しいと思いますし、今後もこの素晴らしい校風を継承 していってもらいたいものです。 しかし残念ながら、皆さんの日々の服装や生活態度を 見ていると、「高雅な気品」を感じるこ とが難しい場面を目にすることがあります。例えば、暑くなったためか、シャツをしっかりズボ ンやスカートに入れずに外に出してだらしない格好で学校生活を送っていたり、スカートのベル ト部分を折り返して丈を短くしてスカートを着用していたり。そのような姿からは全く「気品」 というものを感じることができません。岩国高校の先輩たちがこれまで継承してきたこの「高雅 な気品」という校風に誇りを持ち、ぜひ高校生らしい さわやかな服装で毎日の生活を送ってほし いと思います。そして、そのような姿こそが本当にかっこいいのだと気付いてほしいものです。 7月7日(火)進研記述模試 ○進研記述模試を受験する意義 国・数・英の学力を、全国、県内、校内と比較することで、高校生としての 自分の学力を客観的に把握する。※昨年度受験者数 483,113 人 ○進研模試受験に当たっての学習サイクル ①模試を受験する前に、進路研究を行い、志望校について考える。 ②教科ごとに、具体的な目標得点を考える。 ※今回の模試は・・・国語100点(60分)数学100点(80分)英語100点(60分) ③全力で模試を受験する。 ※解答用紙に解答を記入する際、後で自己採点ができるように、問題用紙に自分の解答を書いて おく。 ④模試を受けたその日のうちに自己採点。 ⑤模試を受けたその日と翌日で、模試で間違った箇所の復習を行う。その際、解答解説の冊子をし っかり熟読して活用すること。教科ごとに模試の振り返りノートを作るとよい。自分が間違った 問題を左ページに記入し(または間違った問題のコピーをとり左ページに貼る)、右ページに その問題を解くために必要な公式や解法のポイント等を記入する。正しい解答も右ページに記入 しておく。 ⑥成績結果が返却されたら、自分の弱点教科や弱点分野についてしっかり把握する。そして再度、 自分が間違った問題や弱点分野に関する復習を模試振り返りノートに行う。 ⑦模試結果が返却された1か月後に、自分が模試で間違った問題が本当に解けるようになっている かを確認するため、3度目の復習を模試振り返りノートに行う。 主な行事予定(6月~8月) 6月19日(金)第2回考査時間割発表 ※7月下旬・・・三者懇談会(全員) 6月25日(木)大掃除 7月21日(火)~7月30日(木) 6月27日(土)~7月3日(金)第2回考査 7月15日(水)文化祭(校内展示・企画等) 7月16日(木)文化祭(合唱コンクール等) 7月19日(日)野球応援(1年生全員参加) 7月21日(火)~8月26日(水)夏季休業 夏季進学講座前期(希望者) 8月17日(月)~8月25日(火) 夏季進学講座後期(全員受講) 8月19日(水)広島大学オープンキャンパス
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